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新キャラも登場し、さらに賑やかになった続編。
前だけしか見ない太一は今作でも全力で突っ走りまくりで、ちょっと落ち着いてほしい…と本気で思ってしまうくらい騒がしかった(笑)
そして航平の気持ちを知ってからの太一が、自分の気持ちと向き合わないところにめちゃくちゃヤキモキしました。
やりたい事を見つけたら一直線で大学を辞めるくらいアツい人なのに、なぜか航平に対しては後ろ向きというかウジウジ気味で、こんなときこそ全力でぶつかっていってよ…!と思わなくもなかったですが。
モヤモヤするところも全部いい具合に繋がっていくし、そんな日々があったからこそより大切な存在だと気付けたのだろうなと納得できる結末が素敵でした。
太一と一緒に居るようになってすごく人間らしくなり、自分らしく生きることをためらわなくなった航平がより輝いて見えて。
そのどれもが太一との出会いが始まりだったことを思うと、さらに尊さが増して見える不思議。
出会ったことこそが運命のように思えたのでした。
絡みはほぼ無しでBLっぽさも薄いけれど、エロを求めるにはまだ熟していないふたりなのでそれも納得できます。むしろエロが無くて良かったのかも。
相変わらず深いストーリーで、"普通"とか"当たり前"の中に居ると見えなくなってしまうモノを伝えてくれた幸福論でした。
特に太一と会えたからこの人生で良かったって言って泣いてるシーン、、まじで泣いた( ᐪ ᐪ )
太一と会えて航平が少し明るく前向きになったんじゃないかなって感じたけどそれもなんかグッとくる。
しかも太一が航平の笑顔を見るために大学辞めてまで会社に入ったのびっくりすぎる!愛でしかない!
太一が自分の気持ちに気づくまではもどかしいけど、両思いになるまでもなってからも前巻より糖度爆上がりで萌えた(՞っ ̫ _՞)♡
新登場のマヤちゃんも最初すごく強めな子だな〜って思ってたけど難聴の方しか分からないような悩みを抱えていて、航平のことを好きになるかと思ったら太一に救ってもらって泣いてて、、感動しました;;
私、太一の天真爛漫さと新キャラのマヤちゃん苦手だわ〜。これくらい強いキャラがいなきゃ話が動かないんだろうけど、何だかなーって思う行動や言動が多いんだよ。
太一くん、人の自転車乗って壊すとか仕事に誘われて大学中退しちゃうとか半年航平くんに連絡しないとか、雪で転けてそのまま寝そべっててトラックに轢かれそうになるとか、子どもを守るために火傷しちゃうとか。ありえん。
ホント猪突猛進。あと先考えない。
そのくせ、航平に彼女が出来たかもしれないってなるとクヨクヨしたりさぁ。
航平くんずっと我慢してるんだからさぁ、次の巻ではいい目にあわせてあげて?(無いんだろうな)
違う世界に飛ばしてあげたい。
ラブラブイチャイチャさせてくれる作者さんの世界に、って思うほど不憫だよ。イケメンのいい子なのに。
シーモアで購入
全く修正いりません。そんなそぶりは一切ないです。
ボリュームのある一冊で、内容もかなりドラマチックでした。
2人の関係がなかなか進展しないどころか、かえって離れていってしまいそうでモヤモヤもだもだハラハラさせてもらいました。
太一が将来に向けて、しかも手話の関係の仕事を始めた事で2人の関係がこれからもずっとずっと続いていくんだろうという予感はあるのに、とっても不安でした。
そういう点では2人の気持ちにシンクロ出来ていたのでしょうね。
同じ難聴という障害をもつマヤの出現で、航平の気持ちが引き出されていたのも良かったと思います。
中でも、もし耳が聴こえていたらっていう人生を想像する事は何度もあるけど、太一に会えたから今の自分で良かった…って言う場面、月並みですが感動しました。
就職して半年も連絡し合わないなんて拷問過ぎる。控え目過ぎる。もどかし過ぎてジタバタしてしまいそうでしたが、両思いになれた場面は嬉しさ倍増でした。
久しぶりに良かったね、良かったね( ;∀;)って気持ちになりました♡
両思いになったからには進展が気になりますね。
エロなしでも全然BLだと前作のレビューにも描きましたが、両思いになって付き合うとなったらやっぱり少しはイチャイチャして欲しくはアル。
続編は期待していいのでしょうか。
朝チュンでもいいからあったら良いな。