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僕らの食卓 ~おかわり~ 2

bokura no shokutaku ~okawari~

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表題作僕らの食卓 ~おかわり~ 2

上田 穣
大学4年生
穂積 豊
24歳、社会人

その他の収録作品

  • 種くんの番外編
  • おまけまんが

あらすじ

2023年に実写ドラマ化された「僕らの食卓」の待望の続編「僕らの食卓 ~おかわり~」待望の第2巻! おにぎりをきっかけに出会い、付き合い始めた豊と穣。 二人にとっての「初めて」を一つずつ経験していくなか、季節は移り、一緒に住む相談をするように。 しかし、豊に片思いをしていた大学時代の同級生・神崎と会ったことで、ちょっ と不安になってしまった穣は焼きもちを――!? 心がふんわりあたたかくなる、ハートフルラブをお届け。

作品情報

作品名
僕らの食卓 ~おかわり~ 2
著者
三田織 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344856028

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4.8

(112)

(103)

萌々

(7)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
16
得点
546
評価数
112
平均
4.8 / 5
神率
92%

レビュー投稿数16

手紙とかチャーシューとか

あぁ、本当に読んで良かったっていつも思うよね三田織先生の作品

稔の自称元彼の退場の仕方はちょっと寂しいけど、あの目はちょっとさ、諦めてんのに見せつけられてそれでも信じることはないって感じなのかな

そんでさ、兄の手紙さ、豊はあんなに怯んで構えてたのに、あんなの手紙ですらないじゃん
良かったのか悪かったのか
稔と種は結びつきが強すぎるけど、豊と兄のは彼らはやっぱり兄弟じゃないんだなって思わされた

種、お兄ちゃんらしい顔になったよね
育って行く
これまで稔を温かく忙しくしてくれててありがとねって感じ

車椅子を押すのは経験だけじゃなくて、稔が向いているってことだと思うし、それも種だけのにいちゃんとして過ごした日々もマダムチャーシューのところで全部実るんだろうな
チャーシューのラーメン大好きみたいな、それで良いのかよってとこ、良いな
不自由な人も、傷付いた人も、傷付けた人も誰も全面的に良く過ごすなんてなくて、みんなただの人

僕らの食卓は本当にもう少し栄養を〜て思わされるんだけど、特におとうは元気に種を育ててくれないと困るし
でも普通の人達なのが良いんだよな
もう少し栄養摂って安心させて欲しくはあるけれど、それは私のエゴだし
彼らに私は一切関係ないし

神崎くんは豊が稔と飯食ってる時点でもうさ、上田家のおかげで誰かと飯食えるようになったことをさ覆すのは難しいから
でも、友達になれそうで良かったよな

0

ずーーーっと勘違いしていました…!読後の今、すごく後悔をしつつもそれを上回る溢れ出る感情に包まれます

サイト内でのランキングもさることながら、脅威の神率!!(7/5現時点でランキングは1位‼そして105件の評価があっての神率90.5%!!!!!)
いよいよ気になる度が限界突破で手に取らせていただきました(´ ˘ `*)ゞ

無印~今作までをまとめて失礼します

…実は勝手に年の差ありの年下攻めで、受けの連れ子での育児系BLかな?って無印巻の表紙を見た時に判断してしまっていて、、、その時はそんなに年下攻めで育児系は読みたい気分ではなかったので、あらすじも作品情報も見ずにスルーしてしまっていたんですよね、、、

今回無印巻から読んで、、、
私の盛大な勘違いを悔いる事になった訳ですが…l||li(っω`-。)il||l
こんなこっぱずかしい勘違いを曝け出したとしても読んで良かった!!!というこの読後の温かくて湧き上がるような強い気持ちを絶対にレビューに残しておきたい!って心が素直に思いまして…(*˘︶˘*).。.:*
シンプルですが、、、本当に素晴らしいシリーズを読みました!そしてずっと読んで行きたいシリーズに出会えました!と言う事は絶対に言いたいです

正統派な育児BLではないけれど「家族BL」の側面は十分にあると思います
私が勝手に勘違いした受けの連れ子だと思った天使は攻めの穣くんの小さな弟くんの種くんでした←ホント~~~にこの子が天使過ぎて胸がギュンギュンしまくりました‼‼‼
そんな上田兄弟には男やもめのおとうがおります
あと、ご近所住みですがばぁばも居ます♪
みんな仲良しでみんな温かい!!
なので兄弟要素も家族要素もあるんですよね(๑❛ᴗ❛๑)

そして大事なのが、決して種くんがBL的展開の引っ掛かりにはなっていない事
きっかけやそれこそ2人にとっての「種」になる事はあっても、種くんの存在が壁になったりする事が一切ないのもすごく素敵です
あたたかい…!本当に癒されます(ღ˘͈︶˘͈ღ)

続いて勘違いその②の年下攻め、、、ここは正確には勘違いではないのですが、、、1学年違いなだけで、私が思っていたような大きな年の開きはなかったので割と「年齢の差」がストーリーに絡むような事もなかったです

この2人、少しずつ少しずつ時と気持ちを重ねて行き近付きます
「彼氏」というより「恋人」という言葉が本当に似合います
今回も豊が道端の猫ちゃんに差し入れの肉まんを狙われるのですが、猫ちゃんに向かって「これは僕の恋人にあげるやつだから 君のじゃないよ ごめんね」って話しかけてるんです
すごくこういうちょっとした言葉選びにもキャラらしさ、この作品らしさが感じられて〝しっくり〟来ます
そんなふとした瞬間に遭遇する日常感もすごく素敵

そしてこの巻で最も心が震えたのは穣の就職のエピソードに象徴される「報われる事の奇跡」です
自分では言いにくい本当は頑張ってる姿だったり、逆に普通にしていた当たり前の事が誰かを喜ばせていたり、、、
”誰かが見ていてくれた、知っていてくれた”というさりげない奇跡がとても琴線に触れ、穣の涙に私も涙してしまいました

作画で表現する柔らかさと、言葉で届く誠実さが真っすぐに響きます
本当に素晴らしいシリーズです
読んで良かった!!!

だいぶ後発組での参加となりましたが、これからもじっくりゆっくり彼らの築く家族と恋人のカタチと在り方を、そして無印巻で見た3人の姿になるまでを見守りながら心を温めていけたら嬉しいです(ღˇ◡ˇ*)

1

No Title

大好きなシリーズものです。
前作までのお話が、とても好きだったので、こちらもよみました。

大学4年生の「上田 穣」と、社会人の「穂積 豊」とのお話です。
あることをきっかけにして知り合ったふたりが、ゆっくりと、恋を育んでいく様子が描かれていて、たのしくよむことができました。

全体的に、ほのぼのとしていますが、泣けるようなシーンもあり、素敵な作品だとおもいます。

「種くん」の成長ぶりも、じっくりと描かれているのが、よかったです。

1

温かさに満ちた世界に心が満たされます

チャーシューマダムにヤラレました!!
きっと色々と不安もあったと思うんです、穣
そんな穣をどれだけ温かく包んでくれた言葉でしょうか
今の穣だけでなく過去の自分をも受け入れたくらるようなマダムの言葉
帰り道に涙腺が崩壊して思わず泣いてしまった穣の背中にこちらの涙腺も大決壊しました
本当に素敵で温かいシーンでした

無印巻の穣の出張がココに繋がって来るのか~!という嬉しさもあり何か色々胸がいっぱいになる展開でした

しかもここで終わりじゃなかった!
種くんの成長が素晴らしく、だけどやっぱり変わらず「弟」であって穣は「お兄ちゃん」
本当にこれでもか!って位に泣いてしまいました

この先もまたみんなに会いたいです
本当に素敵なシリーズだと思います

5

変わっていくけど変わらないもの

「僕らの食卓」シリーズも3巻目。付き合った穣と豊の秋と冬の物語です。
穣と豊の間にはいつも種がいます。出会いのきっかけになった穣の年の離れた弟である種がいることでふたりの物語に、さらにいろいろなワクワクやドキドキを見せてくれるのがこの物語の楽しさのひとつでもあります。

「二人で暮らそう」と前巻で終わったので、今巻は一緒に暮らすお話かと思いきや……。
種が大好きなにぃちゃんと離れて暮らすことを理解できず、「ゆたか にぃちゃん とらないで」と号泣したら豊も一緒に泣いてしまいます。ふたりはみんなにとって一番いい方法を考えることにします。こういうところも「やっぱりやめよう」とか「しょうがないよね」とならないところが思いやり溢れたふたりらしいですよね。

なかなか同棲が進展しない中、豊の大学の元同級生に偶然再会します。豊のことを「ゆー君」と呼ぶ神崎は、距離感0でどうも豊のことが好きでした。そんな神崎の告白と涙にもんもんとする穣。豊が魅力的だから他の人に取られたらって心配しちゃうんですよね。

そして穣の誕生祝いにふたりきりでキャンプに行きますが、楽しい旅行のはずだったのに穣が嫉妬したり空回りのいたずらをしたりして豊が怒ってしまいます。ここでふたりを仲直りさせるのはやっぱり料理!失敗をふたりの知恵でアレンジして美味しく食べます。これでこそ「僕らの食卓」ですよね。食卓では幸せが溢れるのがこの作品のよさ。
この作品には、とてもゆったりと贅沢な時間が流れている感じがします。辛いことも苦しいこともたくさんあったふたりだけれども、出会って好きになって互いを信じ合ってこれからずっとふたりは一緒にいるんだろうな、と感じられる素敵な作品です。

また、バイト先で穣を認めてくれていた女性が穣の今までのことを肯定してくれます。とても素敵な言葉でした。自分の経験をプラスに受け入れてくれる大人が親しい人以外にいるって嬉しいですよね。
豊も大人になり穣たちという帰る場所があることで、子ども時代の苦手だった兄へのわだかまりも薄れていきます。
ふたりはそれぞれ一緒に過ごすうちに逞しくなり、心も満たされて、周りの人ともいい関係を保てるようになったりします。これは3巻通してふたりの日々が描かれたから読めたんだと思います。1巻だけで終わらない物語のよさですね。

今巻も種の成長が著しいです。幼い子どもは日々、変わっていきます。にぃちゃんと離れたくないと泣いたりおもらししてにぃちゃんを泣きながら呼んだりしていたのに、最後に穣が就職後に研修で数か月会えなくなると伝えると自分のことよりも穣の心配をします。
これからどんどんふたりも家族も周りも変わっていくけれど、ふたりにとって変わらないものもあります。これからもずっと一緒に仲良く変わっていく季節の中にいるふたりが想像できた、幸せな終わりになっています。

5

感動と癒しと、優しい気持ちになる素敵な作品

大好きな作品の続編、ありがとうございます。
本作も、涙あり、笑いあり、優しくて、ほっこりする。
自分にとって、とても大切な作品となりました。

種くんの成長が著しくて、驚きました。
お母さんを亡くした種くん、日々お母さんをそばに感じながら、優しい家族に囲まれて、成長していく姿はたくましい。
少し前まではまだ甘えて可愛かったけど、かわいさそのまま、ぐっとお兄ちゃんに成長していて、親戚のおばちゃんのような気持ちになりました。

誰も悲しまない、みんなが幸せになる方法を探そう、なんて優しい世界。

穣が研修で離れることを種くんに話す場面では、涙腺が崩壊しました。

みんなそれぞれ支えあって、家族になって、失敗しながら悩みながら、成長していく。
穣も就職して頑張って、豊に至っては、グングン料理の腕前が上がっていて、愛する人たちに美味しい料理を振る舞っている。
そして、2人の関係も、豊がブレず、穣を支える場面があって、みんな強くなっていました。
豊の泣き顔を見ると、ついつい涙が出てしまいます。

たくさん泣いて気持ちが浄化されて、さらに幸せのお裾分けをいただいて、こんな読後感最高です。
またどこかで会えるかな。
素晴らしい作品をありがとうございました。

5

みんな優しい世界

三田織先生の描くお話はいつも優しさに溢れているなと思っていますが、シリーズ3作目も暖かいお話でした。
豊に穣、そして二人のまわりの種くんにおとん。
大きな出来事が起こるわけではないけど、日々の暮らしが丁寧に描かれていて癒されます。
今回は二人で一緒に暮らそうと話していたけど、種くんがとても寂しがるからゆっくり考えていこうということになったり、恋人も大事だけどその家族も同じくらい大切で、いつの間にかもう豊も穣の家族の一員のようになっていて。
そして穣の就職活動が思わぬ方向へいって、しばらく離れて暮らさなくてはならなくなったり。
ゆっくり進んでいく二人の関係が心地良いです。
喧嘩もするけどちゃんと仲直りして一緒に眠る。
離れてしまっても二人は大丈夫だと思うけど、続きが楽しみです。

6

ホロっとするけどずっと心が温かい

始まり方からもう泣けてしまいました
まさかの種くん始まりとは・・・!!
こんなにも愛されてるBL家族キャラも少ないのでは?と思う位に大好きなキャラです、種くん(*´▽`*)
上田家の日常を肌で感じられるようなページに「普通」のありがたさを感じて、そして最後の1コマで上田家ならではの事情が見せる優しい切なさに胸がキュッとして気付いたらもう一泣きしておりました

この2巻、ホロっとさせられてしまう箇所が多いのでティッシュは必須かと思います
だけど悲しい涙ではないので心配せずに温かさに触れて欲しい!!

おかわり1巻からの流れで「同棲」になるのかな?と思いましたが、その前段階で色々な日常のドラマを読ませてもらえた事でまた深くこの世界を身近に感じて愛を浴びまくりました

続いて行く日常
遠距離恋愛だけでなく遠距離兄弟もどのような時間を過ごすのか?是非とも続きをお待ちしています

5

胸がギュッとなりました

待ってましたのおかわり2です。

豊は強い人。
少し前まで孤独だったと思えないほど愛を与える人だと思います。
むしろ、孤独だったから、母性?父性?がダム崩壊状態なのか?
ステキな人ですよ。全く。

種ちゃんの稔の研修のくだり。泣いた。
なんていい子なんだろう。
かわいい。かわいすぎる。
なんでも買ってあげたい。
「僕らの食卓」のラストを思い出すと少しニンマリしてしまう。

稔のヤンチャっぽい可愛いところも好きだし。
おとうとおばあちゃんもみんなステキなひとたち。
こんな物語を読ませていただき、感謝だなと思います。

4

変わりゆく日々のあたたかさ

作品のあたたかさが伝わる表紙が本当に好きで、毎回表紙を見るのも楽しみにしているシリーズです。
爆弾おにぎりを一緒に頬張る穣と豊にほっこり癒され、早速ほのぼのした気持ちに。

前巻終わりの流れから、穣の就職が無事に決まって豊との同棲編が見れたりするのかな?なんて思いつつ読みましたが…
"日常"というものはそんなに簡単には進んでいかないものだな。と、改めて実感させられた『おかわり 2 』でした。

上田家と過ごす日々の中で強くなっていく豊と
日に日に成長していく種の姿はすごく微笑ましくて、何気ない一つひとつのやりとりに微笑ましさを感じます。
そしてふとしたときに見える葛藤を抱えたままの穣の胸の内にはピリッとした痛みがあり、
切なかったり感動したりというメリハリのある展開に、もう涙腺ゆるゆるです(笑)

全部がうまくいくことなんて少なくて、でも悪いことばかりが起こるわけでもなくて。
そんなままならないように思える毎日でも小さなキッカケは転機になるし、支えがあれば乗り越えられる困難もあるんですよね。
身の回りにある『当たり前』をもっと大切にしよう。と、穣と豊に教えてもらえた気がしました。

この先もふたりはどんな成長をしながら変わらぬ日常を送るのか?楽しみでしかたないです。
今作もたくさんあたたかな気持ちにさせてもらえて本当に嬉しかった…!
また彼らに会えるのを楽しみにしています。

3

家族としても恋人としても成長していく2人が愛おしい

穣の就活に直面し不安や未来への期待などから色々と変化が生じた続編2巻でした。
全体的には和やかでにぎやかで楽しく癒される雰囲気なのですが、その中でそれぞれの過去や気持ちの変化に切なくなる瞬間があったなあという印象です。

個人的にとても印象に残っているのは気持ちを疑われ怒る豊と不安になってお兄ちゃんを求める種くんでした。
基本的に穏やかなイメージのある豊が穣に押されただけかもと疑われたときに動揺することなくまず怒ったことにこんなに好きなのに疑われるなんて心外だという気持ちがすごく伝わってきて嬉しくなりました。

そして種くん。いつも豊豊で穣とバチバチしている印象が強いのに不安になったときに甘えたいのもカッコ悪いところ見せられるのも穣なんだなぁと思うと心臓がぎゅとしました。そりゃ生まれたときからずっとそばにいるんですもんね…そしてそんな種くんをお兄ちゃんだからこそちょっと軽く見てしまう穣に対してちゃんと向き合うように促してくれたり、種くんのそばにいることを大事にしてくれる豊。穣の恋人が豊でよかったと心から思いましたし、豊ももう家族だなとしみじみ思いました。

本当にずっと見守っていたい2人、そして一家のお話です。
穣新天地でもがんばれー!!

5

宝石のような日常。

1年以上ぶりの続巻に、嬉しくて胸が一杯になった新刊です。おにぎりをきっかけに出会って付き合い始めた大学生と会社員の、温かい食卓を囲みながら繰り広げられる恋と家族のお話…第2巻になります。

お付き合いしてから1年経ち、一緒に住む相談をするまでに愛情が深まっていました。豊さんに片思いしていた元同級生に会って嫉妬からすれ違うこともありましたが、ちゃんと向き合って想いを伝え合える関係が素敵ですね。

そんな2人ですが、一番心が温かくなるのは家族を大切にしている所です。同棲の話が出ても、弟のために急がずに最善策を考えていって。優しいおとんと可愛い弟込みで、そこに豊君がいるのが当たり前の日常が尊いのです。

豊君と種ちゃんの会話にはホッコリして笑って、穣君と種ちゃんの会話には感動して泣いて、2人のイチャイチャにはニヤニヤが止まらずに萌えて、1冊で忙しかったです。

読後は感動で胸が一杯になって、全てのシーンが印象深くて、何度でも読みたくなりました。1年後でも2年後でも待ちますので、また大好きな彼らに会えると嬉しいです。


2

唯一無二の絵と言葉

お待ちしておりました!

楽しみにしていた新刊を昨夜3冊読むつもりが、いちばん楽しみにしていたこちらを読んだら胸がいっぱいになって、ずっと余韻に浸ったまま安眠でした。

語彙力がなくて毎回同じことしか書けないんですが、本当に三田織先生の絵と言葉は唯一無二で、心の最も深いところに優しく触れてきます。

本誌でも少し拝読していたのですが、やっぱり神崎くん切ない......
神崎くんも幸せになってくれ!という気持ちです。

今巻は穣が不安定になりがちで、豊はそれに対して自分の芯をしっかりと見せていました。
穣も空回りしながらも頑張って、更に愛が深まって。
その流れが、とても三田織先生らしいと思いました。
先生のどの作品もそうなんですが、「慰める」より「背中を押す」という感じなんですよね。

相変わらず種くんも可愛くて可愛くて、今巻では種と穣の愛の深さも感じることができました。

ずっと大切にしたい作品です。
いつも本当にありがとうございます。

4

僕らの食卓 ~おかわり~ 2

今回もとても素晴らしいお話でした
種くん可愛い
成長著しい
けどその成長に少し寂しさを感じます

今回も二人の仲はゆっくりしっかり深まっていって感動でした

就職活動の大変さが辛い
そして、ちゃんと季節が移ろいでいくのが素敵です

日常がとても丁寧に描かれていて、愛おしいです

新しい登場人物も素敵な方でした
二人のヤキモチがいつも可愛くて素敵
同い年なのに、社会人と学生のもどかしさもあってすごく時間が進んだ感じがした2巻でした

3巻もとても楽しみ
ずっと追いかけたいです

6

ずっとずっと、何度でも、”おかわり”したいシリーズ

はー……もう、星、20ぐらい付けたい。。

読後の今、余韻に浸っています。

大好きで、電子も紙でも揃えて持っているシリーズ、
「おかわり」の第2巻。

季節が秋から冬、そして新たな春…と巡り、
それぞれの決断と、旅立ちの描かれた濃密な読み応えある一冊でした。
途中、何度か涙してしまった..

まずなんといっても、種くんが!!
あの、ちっちゃかった種くんが、なんと七五三を経てついに小学生に!
(小学生になるよー、というところで終わっており、
実際の小学生姿は映っていないのですが)

同居を提案した穣、離れることに不安を覚え泣いてしまう種くん、
そんな種を見て涙する豊…

それぞれが自分の幸せ、相手の幸せを考え、
最適な道を見つけようと頑張る(でも、決して無理しているわけではない)姿に
心打たれます。

”誰かと一緒にごはんを食べる”ことが出来なかった豊が、
こんなに笑顔で穣や種たちと
美味しくて楽しい食卓を囲んでいること、

もう、シリーズ1冊目の最初の頃を思い出すと、
その変化に泣けてきてしまいます。。嬉し泣きだー...

シリーズ1冊目といえば。

穣×豊、二人を結びつけるきっかけになったあの”爆弾おにぎり”が
また出てきて嬉しかった…!

穣のしばしの旅立ち、その大切な場面で、
豊と種くんが一緒に作った、愛情の込もった大きなおにぎり。

「じゃ、豊…」と穣が言いかけ、ふと見つめた時の
豊の涙に、私の涙腺も崩壊しました、、

シリーズ通して濃厚な性描写はなくとも、
二人が見つめ合う時のその目線、
優しいキス、そんな描写だけで心が満たされます。

そんな甘いシーンもありつつも、途中少しのすれ違いも。

今回は豊の学生時代の友人・神崎との再会をきっかけに
穣がヤキモチを焼いたり、不安になったり。

それがきっかけで、楽しいはずの”お祝いキャンプ”が
気まずい雰囲気になってしまい、読んでるこちらもハラハラドキドキ。

豊が穣に告げた正直な言葉、気持ちがストレートに刺さります。

その後、当初の予定とは違い”串焼き”スタイルになったお肉を
笑顔で一緒に頬張る姿、ホッとしたし、
幸せが溢れていてたまらない気持ちになったよー…!

穣と豊、二人を結びつけて笑顔にしてくれるのは
いつだって一緒に食べること、二人の食卓(+種くん☺︎)なんですね・:*+.

印象的なシーンは色々ありますが、
特に穣の研修出発前、二人一緒に自転車を漕いで
日の出を見に行くシーンが強く強く、心に響きました。

白黒の画面から、底冷えする朝方、
オレンジに輝く朝日の色やその暖かさまで感じられて、
しばらくじっと画面を見つめてしまいました。

この日 二人で見た朝日は
多分 走馬灯に出てくるだろうなー


その独白まで、全部が全部美しいシーン...


迎えた春、そしてこれから迎える夏(穣が帰ってくる!)に、
穣・豊・種の三人は、またどんな顔を見せてくれるのかな。


描き下ろしも、漏れなく素敵でした。
きゅんとするけれど、穣くんー!早く夏になって戻ってきて!と切なくもなる
お話。

穣が残していった服を着てぎゅっと抱きしめ、
今日はこれを着て寝ようー
と決める豊。(泣かないで;)

同居の話はいったん保留、そしてしばらく離れ離れになってしまう
二人だけれど…
迎える再会の夏は、三人それぞれにとって
楽しくて嬉しくてたまらない夏になると良いな…

そんなふうに思いながら(&涙を流しながら)
本を閉じました。

ずっとずっと、何度でも、”おかわり!”をしたくなってしまう
最高に素敵な家族の物語。
本当に大好きです...(*´˘`*)


★修正:なし(描写なし)

7

優しい物語

読み終えて暖かい涙が止まりません。
BLの枠にとらわれずに沢山の人に読んでほしい物語です。

穣が会社見学に行き理事長さんの言葉に涙を流すシーンでこちらも涙が溢れてきました。

読後は愛と家族と信頼と、色んなものが全て優しく世界を彩って行く気がします。

続編もあることを願って楽しみにしています。ずっーと待ちます。

7

この作品が収納されている本棚

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