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表題作是(10)

不死身の人形師 和記
力一の3番目の紙様 真鉄(まがね)

同時収録作品愛を告げる日

玄間 言霊師(不動産屋)
氷見 玄間の紙様

その他の収録作品

  • 第四十九話 桃源郷
  • 第五十話 生神
  • 第五十一話 羽翼
  • 第五十二話 春、満ちて
  • 第五十三話 真鉄
  • 第五十四話 本能

あらすじ

紙様(かみ)を創り、言霊師(ことだまし)の上に君臨してきた和記(わき)。
しかし、和記にも対等に付き合った言霊使いがいた。
和記が初めて紙様を捧げた三刀(みとう)家史上最強の男・力一(りきいち)。
ふたりの出会いは、和記が飛び込んだ滝のしたで、力一が和記を拾った所から始まった……。

和記の大切にしていた箱に眠る真鉄(まがね)も登場する『是─ZE─』最終章、和記篇開幕!!

(出版社より)

作品情報

作品名
是(10)
著者
志水ゆき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
発売日
ISBN
9784403662959
4.3

(100)

(55)

萌々

(24)

(18)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
21
得点
427
評価数
100
平均
4.3 / 5
神率
55%

レビュー投稿数21

はじまりのお話

やっときました。
ちらほら今までに名前は出てきていた[力一]や彰伊と琴葉の母[千乃]など、三刀家と和記の出会い編。和記や力一達って年を取らないって言ってるから、何者かはわかんないけど、普通の人間ではないんだろうな。

白紙になった阿沙利を復活させたら別人格ではなくそのままの阿沙利が戻ってきた事が面白くない和記。紙から自分が作り出した紙様が主人に尽くして仲睦まじい姿に寂しさと虚しさを感じてる。
和記がくつろぐ定位置は、真鉄の眠る長持。引きずってるのが一目瞭然。

それが10巻と11巻で紐解かれていきます。

死ぬ気で落ちた滝で助かった和記。力一と出会い生活を共にする事で生き甲斐や楽しみを見出していくも、やっぱり寂しさをずっと抱えてる。
力一の周りには和記が作った紙様、阿沙利と近衛それに妹の宇多、娘の千乃がいる。宇多と千乃には紙様の白波瀬がいる。
力一の傷を受ける為もう一体紙様を作成したらうっかり狼の牙と人骨を混ぜてしまった真鉄が出来てしまったから、ここから和記の執着が始まってしまうんだな。
真鉄の元になった狼は、孤独だった和記の良き慰めの存在だったんだけどある時よく思わない村人達に殺されてしまったんよね。
もうどうでもいい気になった和記が狼と共に飛び込んだ滝が力一と知り合った場所に繋がっていく。

あぁ、周りはみんな楽しそうで幸せそうで自分だけ孤独って拗らせおじいちゃんな和記。
飄々としていて達観してるのかと思いきやいじけてるんですわ。可哀想ではある。

にしても、わざわざ玄間と氷見に「阿沙利は元に戻った。お前はダメだったのになー」なんて意地悪な事言う?玄間は大人な対応だったし、「これが俺の氷見だ。至上の紙様だ。」なんて啖呵切って帰るだもん。氷見感激してしまうよ。

描き下ろしは、三刀家帰りの玄間と氷見のラブシーンです。帰りの車で盛り上がって「帰ったらたくさん可愛がってください」って氷見言うてたもんね。
帰るなり濃厚なキスからお口奉仕。我慢出来ず氷見に顔射からの挿入。
事後に、切ない顔で「愛してます」と言う氷見にドキッとする玄間。それはいい意味ではなく白紙に戻った氷見を思い出させたから。3巻の白紙になる前の氷見の表情とそっくりです。
嬉しい言葉なはずなのに、しんどいなぁ。

紙本で購入
見えてます。この作品は修正がされててもナチュラルなのが良き。

0

ここで『是』なのかぁ。

まずは大好きな氷見と玄間ですよ(≧∇≦)
阿沙利が記憶を保持したままで帰ってきて、絶賛やさぐれ中の和記。
またしてもネチネチと嫌味三昧の和記に対する玄間が良かった~。
惚れ直すね"(ノ*>∀<)ノ
その後の車の中もいいし、書き下ろしは更にいい(´∀`)
ありがとう♡大好きだよ(>ᴗ<)


ここから始まる和記の思い出、過去編。
名前だけ出てきていた力一との出会い、紙様を作る事になるまで。
確かに魅力的な人ですね~。
唯一心惹かれた紙様である真鉄。
桃源郷のような世界の中で、和記の孤独感を感じて寄り添ってくれる存在。
今でも和記が後生大事にしている箱の中で眠る紙様。

それにしても、題名が『是』である事が、ようやっと分かりました。
先生、凄いですね(≧∇≦)

0

是の意味。「是」(10)

ついに大元の、本当に語りたかった物語が始まった感ですね。
やはりというか、和記はなぜか年を取らない男で。
同じく人ならざるみたいな力一の登場。

今また読んでも錯覚してしまうんだけど、この段階で十分現代なんですよね。
てっきり江戸の古い時代から?みたいな運びに見えるけど。
和記も力一も「倫」を外れた男です。
だけど力一はなんだかラテン系みたいで、和記も随分と楽しそう。
力一との出会いで式神/紙からヒトガタを創る「人形師」になった和記だけど…

…と、はじまりの阿沙利・近衛、そして今の分家筋たちへの紙様をどんどん作って…
しかし、綻びの予感。
和記に懐いていた狼。
その狼の牙を知らずに入れて作った紙様の真鉄。
川に流れ着いた怪我人。

この頃阿沙利は随分力一に素っ気なかったのね。
近衛は気のいいにいちゃんみたい。
そして、和記は本当に楽しそうだった。
ここに来るまでの9巻分をかけて、力一という大きすぎる存在、そして彼と共に形作られていった「言霊師と紙様」という関係性/世界観を紡いできた…
そんな10巻目だと思う。

1

三刀家を繁栄させた男の凄さ

 三刀家がどんな風に今のような状態に落ち着いていったのか、その始まりの歴史を知ることができて、とても興味深かったです。力一の言霊や精神力の強さは、他に類を見ないほどだったんですね。和記が特に突っかかることもなく、彼のどんな言動も穏やかに受け入れていたのが印象的でした。力一の紙様となった、阿沙利、彰伊、そして真鉄。1人の紙様と関係性を築くだけでも大変なのに、3人もの紙様を持った時点で、力一の凄さが分かりますよね。ただし、真鉄は和記にも懐き、その寂しさを埋めようとする。和記と真鉄の関係性もとっても気になります。

1

和記 編

久々に出てきた氷見ちゃんが可愛い。氷見ちゃん派ではない私も可愛いさにやられてしまう。

和記×真鉄(まがね) 編…というより 力一/和記 編でしょうか。ついに物語の始まりが明らかになります。この淀みきった出自がいいですね。墓はあばくし人は殺すし。1〜9巻で起こった全ての登場人物の畜生さ溢れる振る舞いが、そりゃあ大本がこの様ならそうなるわなと、納得させられます。
この漫画の登場人物は皆、結構悲しい目にあってますが、それもこれも人を殺さば穴だらけって感じで。道理の通った殺人ばかりしているとは思えないですし。
でも、その汚さが結構好きです。その代わりみんなもっと痛い目にあえばいい笑

0

桃源郷

『是』この言葉がとうとう出て来ましたね。

和記もやはりただ者ではありませんでした。どうりでどの時期も容姿が変わらないなあと思ってました。

琴葉と彰伊の祖父の力一との出会い。力一の娘と妹。
和記も生きることに飽いて死のうとしたところを力一に助けられ、言霊師であることがわかり紙様を作ってあげる。
それはだんだん人形になり個性を持ち。

なついていた狼の骨か牙が混ざったのでしょうか?狼の紙様が生まれて真鉄になりました。
真鉄だけは和記にも特別なのでしょうか。抱いてしまいます。
しかし紙様を性能別に生み出す、すごいですね。

みんなで里を作り桃源郷になり楽しい時間を過ごします。

そんな時滝に黒髪の傷ついた男が。何やら不穏な予感が。もしや力一の妹の夫になるのでしょうか?
気になります。

和記の正体は?和記も力一も年を取らない、死なない。不思議ですね。でも力一は彰伊を助けたのが一因となって亡くなったらしいし晩年が気になります。
そして真鉄の体をいつまでも手元に置いている和記も。

0

すべての元凶。ことの起こり。強く発せられる言霊、「是」

物語のすべての始まり。タイトルの「是」。言霊師とその紙様が抱えてきた業の秘密が初めて明らかにされる…。その世界観にまず圧倒されます! 言霊師はともかく、空蝉の世を眺め、ただひたすらに傍観していた和記は、この世のものでは無かったのでしょうか。時代感も不思議で。桃源郷に流れ着いた和記が出逢った男こそすべての元凶、ことの起こり。三刀 力一。最強の言霊師。
村社会のおぞましさに耐えかね、妹、宇多を守り、娘、千乃を育てる為に。村中を殺戮し、言霊で金を稼ぐ力一。しかし、その顔は悪業に染まる陰鬱なものでは無く、太陽のような大らかさでもって、初めて和記を笑わせてくれた明るいものであった。「娯楽と希望を与えてくれるなら、俺はあんたに尽くす。出来るかい?」と問う和記に力一は力強く応じる。「是だ。」神のごとく紙人形に命を吹き込む、人形師の生誕。
強い言霊を持つ力一の為に。人のなりをした紙様を傷つけることに躊躇い、多少の罪悪感を持ってほしいと願い、言霊の乱発抑止になれば…、と和記は3体の紙様を作る。初めは阿沙利、次により頑丈で大きな近衛。そして、真鉄…。
真鉄は前世で和記を庇い、死んだ狼の牙を誤って混ぜてしまった為に半獣で生まれ出てしまった。その美しい姿に和記は心を奪われ、「さびしい匂い」がするからと寄り添う真鉄を「番いになれ」と、抱いてしまう。「力一と一緒に和記を守ってやる」と言う真鉄に和記は何を思うのか。

9巻で奇跡の生還をした阿沙利にショックを受けた和記が、記憶を失くして再生した氷見をいびって八つ当たりするのですが、玄間が男らしく反撃します。「これが俺の氷見だ、至上の紙様だ。」
その言葉を受けて、「描き下ろし」では、その言葉に報われたと感激する氷見の愛おしさ溢れるエチシーンが♡ 本編に色気が足りないからと描かれたサービスらしいのですが。元より玄間はいつでもどこでも氷見を抱きたいので、そりゃもう大発奮です。玄間の大きな腕の中で乱れる氷見は本当に可愛い!「愛しています。」という素直な言葉は玄間にとって 一度目の氷見を失くした哀しい言葉なので、玄間を不安にさせますが、氷見は愛を告げずにはいられないっていう、とても甘くて優しいショートストーリーとなっています。

0

最終章の始まり

主の身代わりに傷を負う紙様と、言霊使いたちとのラブストーリー、第10巻です。10巻と11巻は、謎の多かった和記編になります。

生きることを絶望していた和記が、出会った不思議な男・力一。最強の言霊師で、一族全員から疎まれていて、一族全員を殺した力一。
和記も、過去にしてきた悪行のために、いつしか年を取らなくなって。
お互いに、化け物のような自分と似ていると思って、二人は絆を深めていきます。

そして、力一のために作った紙様の阿沙利と近衛。その後に、もっと力一の負担を軽くするためにと作った真鉄。

その真鉄は、昔一緒に過ごして可愛がった野良犬の骨が混ざっていて、和記の特別な存在になっていきます。この真鉄が、元ワンコなせいか、懐っこくて可愛いです。おまけに、元の記憶のせいか、言霊様がいても和記に懐いているし。嬉しそうに、番になってずっと和記の傍にいると言う様子にキュンキュンします。
和記が初めて見せる、真鉄への執着も良かったです。

力一の仕事も順調で、みんなで平和に過ごしている時に、謎の男たちを見付けて、気になるところで11巻に続きます。

1

あの子は天国に行けたのかなあ

紙様は再生すると元の記憶を無くし生まれ変わるのが不文律。
しかしそれを打ち破ったのが、前巻での彰伊と阿沙利でした。

そんな二人に信じられないものを見る目を向けていたのは、人形師の和記。
今回は彼の過去話です。

名前だけはずっと出ていた、先々代三刀家当主の力一との出会い。
そして、その出会いから言霊の返しを受ける紙様が登場することとなりました。

この巻、わたしの泣きツボである、悲しくなるので出来たら読みたくない動物が登場しております。
狼…好き過ぎるの…(涙
ただこの狼ですが、志水さんは動物を描くのが苦手なのか、若干おかしな感じではあります。
ありますが、泣ける〜。これでもっとお上手だったら号泣しちゃうよ…
ああ、嫌。
出来ればもう読みたくない、悲し過ぎて。
そんな狼の牙が元で生まれた紙様が真鉄。
これは手違いだったのですが、その真鉄への尋常でない和記の執着が始まるわけですね…そして相変わらず続く(苦笑

次巻はいよいよ最終巻。

1

最終章

怒涛のようなシリアス展開が続いての十巻突入です。
冒頭からハッピーな感じで安心しました。

でも、最終章だから何かはあるんですよね。とドキドキしながら読みました。

大昔にタイムスリップした感じで、何百年前?と思ったけど……そんなに前でもなくて、力一や和記の回りだけ時が止まって見えました。


1巻から10巻まで読んで思ったのは、だんだんエロさが増してる。
まず、性器とか描かれてなかったのに今はもう型までわかる。
これが、約6年の歳月ってやつですかね。(最近の作品は修正が多くなってきてるけど……)

1

物語も終盤へ

ついにあの箱の中身、真鉄が登場します。
真鉄は人間の骨からではなく狼の骨からつくられたので、ケモ耳・尻尾が生えてたりして、動作なんかもケモノっぽいところがあります。

あと冒頭で登場した、近衛を楽しそうに弄る通常運転な阿沙利の様子に思わず笑みが零れました。

書き下ろしの「愛を告げる日」は、いつもの如く甘々な玄間×氷見のイチャラブ話です。
本編の方で和記に意地悪されてましたがそれをものともしないようなラブラブっぷりです。

0

和記はいくつだ??

人形師:吉原和記×紙さま:真鉄です。

いよいよ、ずーっと謎に包まれていた和記の話です。
ていうかこれって獣姦になるんですかね??
真鉄は紙ですが、今までの紙さまは100%人間の骨を使っていましたが、
真鉄だけは近衛のせいで人間と犬の骨が混ざってしまい、獣人みたいになっていました。

と言っても、可愛らしい耳と尻尾がある程度でしたがw

ちなみにその犬は、和記が力一と出会う前に仲がよかった犬でした。

あと私が思ったのは、和記が何故、紺には甘いのって真鉄に少し似ているから
なのかなぁ~って思ってしまいます。
もしくは紺と真鉄は実は同じ骨の素を使っているのでは?とか・・・

あと、紙さま全員、力一が皆殺しにした一族なのか?とか・・・
意外にも3世代前の話だったとか・・・。←勝手にもっと何十世代も前の話と思ってたw

そんでまたしても気になる終わり方をしてくださいましてww
今回もリアルタイムで追いかけていた方はさぞかし気になっただろうなーって思います。

1

10巻目

出てきました。人形を作った和記のお話。
和記が人形を作るようになった事情などがすべて解る作品です。
そして、時々出て来ていた「力一」とは
どういう関係でどういう人だったのか・・・
それが解る一冊となっていました。
そして、力一、和記、真鉄の3人の切ない関係も。

でも、この一冊でこの内容が完結しているわけではなく、
次巻に続いてます!

そして、終わりには玄間と氷見カップルの
えっちぃ姿が出てきます。

この巻の一番のお気に入りは
口下手兄弟の目で会話・・・これですw

0

和記って何歳??

紙様を作り、言霊師の上に降臨してきた和記。
そんな和記にも対等に付き合った言霊師がいた。
それが三刀家史上最強の男で、紙様である阿沙利・近衛の最初の言霊師である三刀力一。
そんな2人の出会いのお話です。
ほんとこの力一、和記に負けず劣らず凄い男です。

三刀家の生い立ちわかっちゃいます。
紙様がどのように出来ていったのか、そんなところも分かっちゃいます。
はじめっから紙様がいたわけでは無かったんです。
最初はホントの紙で魔除け?みたいなことしてたみたいです。

この巻に出てくる犬が大きなカギを握っているようで…。
和記って犬好き??
その犬の牙と人間をブレンドした紙様「真鉄」。この出会いが和記の運命を変えるようです。

2

ついに和気編♪

ついに始まった和記編です。
和記と力一の出会いから始まる物語。
力一さんったらなんて人タラシ。もちろん紙さまたらしでもありますが。なんていうか罪な男です。色んな意味で。

紙さまの誕生も描かれます。
生まれた時から阿沙利は阿沙利だった。そして近衛は昔から不憫だった(笑)

和記の想い人?真鉄が予想に反して野生児な元気っ子でびっくりしました。
しかも犬耳!!(や、狼ですが)かわいいなあ。

予想外の年の差カップル。次で完結かあ……
少しさみしいですが、続きが楽しみです。

9

和記編ですね。

10巻です。
読むまではそれほど和記や力一に思い入れもなかったので軽い気持ちだったのですが、読み始めるとどんどんお話に引き込まれていきました。
雑誌で時々読んでただけだとやっぱりちょっと物語はちゃんとわからなくて。
ちゃんと読んでみると面白かったです。

和記と力一の関係性。
和記と真鉄の関係性。
それ以前の和記の過去。
いろいろと謎が明かされていって。
和記の真鉄に対する想いとか。
とにかく続きが気になる感じでした。

が。
個人的に今回のコミックスで好きなのは本編の氷見と玄間かも。
和記のやつあたり?に付き合わされてるシーンがなんだかとても好きです。
おまけ?のイチャラブも好きなんですが、本編の方が好きかなぁ。
というか、氷見が自分の想いを表すところが好きなのかも。
それで玄間もなんか驚いたというかキュンてなってたりするし。
そういう玄間の反応も好きです。
そういう意味ではおまけの氷見の告白に肩口に顔を埋めてしまう玄間は好きです。

それからペーパー。
購入者特典ペーパーの方は3人の紙様ネタ。
力関係が非常にわかりやすい(笑)
近衛はそんな役割、そんなキャラだと思う。
リミテッドバージョンの方は阿沙利と彰伊の関係性みたいな。
彰伊が真面目ゆえに面白キャラのように見える(笑)
そして、阿沙利は1枚も2枚も上手な扱い上手のような。
でも、そんな人間くさい?彰伊が好きです。

4

謎の男・和記篇

前巻から、阿沙利が完全復活した理屈をずーっと考えてました。
特に氷見との違い。
復活直後に粘膜接触すれば、氷見も完全復活したのかしらとぐるぐると。

さて、和気の過去編。
過去と言ってもものすごく遠い過去。
和記がここまで特異体質だとは・・。
長生きで巡業するあたりが八百比丘尼みたい。
「疎開先」「家も人も焼け焦げた」(←終戦直後?)+「還暦を迎えて」とあるから現120は超えているのは確実?
滝に落ちてた和記を偶然拾った力一。
この力一も、相当頑丈な男ですねw。
普通一人殺っても重症なのに、
紙様なしで里の人間全員殺しても力一は生きてる。
やっぱりそこは元祖言霊師だから?
また「是」の由来や紙様の作り方もわかります。

そしてなんといってもメインディッシュは「真鉄」の登場です!
いやー、真鉄かわいいーー×3!!無邪気!元気!エロい!
絡みのシーンがすごくいい顔する。かなりテンションあがりました。

前巻のラストで横たわっていた真鉄はやっぱり復活させるのかな。
巻末にまた新しく傷の男も出てきてまだ過去編続きそうだけど、
最終巻、駆け足で終わらせないでねw。

「愛を告げる日」
玄間と氷見のサービスショット。
おお、顔射かよ!
2人の甘くてエロエロな日々ですw

4

和記スキー・玄間スキー・オヤジスキーにはたまらない1冊

どこから手をつけてよいやら・・・の10巻ですが!!
とりあえず チャッチャラ チャラ チャラ ラ チャッチャッ~ ♪
 本日のメニューは 『紙様の作り方』 でございます。
 皆さん。メモとクワのご用意はよろしいですか??
では、クワを担いで墓地へ参りましょう!! な~んて、1巻当初から謎のナゾだった紙様がどうやって作られるのか!が、ついにわかりましたね~。
 力一の人となりもわかりました。10巻は謎解き盛りだくさんですvv にも関わらず、ナゾが深まる10巻でもありました。 最後に出てくる顔の傷の男はだれ?? 
 いえいえ、その前に私の大好きvな和記は、いったいどうしたいんだろう。諦めていた先を、見出してくれた力一。その力一の願いを叶えてやりたい。力一の笑顔が、男っぷりが、好きな和記(もう惚れボレしちゃってますvvv)。力一の為に作った真鉄。まあ、可愛がっていた狼君の骨が入っちゃって、予定外になっちゃったけど・・。で、真鉄が力一に懐くのも、どうやら心がモヤモヤ!! とことん、ワガママで淋しい男、和記です。外道もさることながら、ケモ耳出した真鉄ちゃんとの絡みシーンは、さっすが和記様wwwww 真鉄の姿が獣に戻ったとしても行為を止める気はない!!! 外道・非道・畜生にも程があるvvvステキです!!獣であっても頂いちゃうそうですvv もうそうなった日には絡みでなくて、交尾だなっ。 
 濡場の少ない巻だったので、志水先生が玄間と氷見を、ガッツリたっぷり描き下ろしてくれた10巻。 和記スキ、玄間スキ、オヤジスキーの輝かしいこの巻。 
 
  ここにきて、『是』愛読者の方がに聞いて見たい!!
 志水先生が緻密に、それぞれの愛し方を変えて表現されている濡場ですが、
次の3人どの殿方がお好みでしょうか・・・・

 氷見はなにもかも俺の者 啼かしていいのも俺。問答無用に中出しする、玄間!!
 相手は紙様(ペーパー)、阿沙利に負担を掛けたくないように、中出ししない、彰伊!!
 ケモ耳でた真鉄が、獣の姿になっても全てを食べつくす、和記!!

 いや~~~自分で悩んだ結果、・・選べれません!!! どれもステキすぎてwwwww
 現実の男どもには無いものを表現されてる。それは、欲するということ。この3人共通して、愛しい相手を欲して止まない!!求めて止まない!! 女性は、この強引な押しの表現弱いんですよ。読者の欲しいところを存分に見せてくれる志水先生には土下座ものです。 最終章“和記編”ですがまだまだ序章。 3月号Dear+は、またまたナゾ??が増えてしまいました。 ほんと目が離せないですv 

10

mimita

菜乃さま

 はじめまして!コメントどうもですv
 彰伊ですか~~wwww いいですよねvv阿沙利をホント大事にしてるってところが紳士的で、Hは意外と激しいくせに、中出ししない紳士らしさがたまりません。
 玄間はコミックスを読み返して見る限り、中出し率が非常に高い男なのです!ですが、氷見が倒れたり、いなくなったりすると、とんでもなく焦りまくるぐらい、実はオヤジのくせに一番お子様かもしれませんね!

菜乃

mimitaさん
私は彰伊の愛し方が一番好きです!相手は紙製なんだから、やはり湿らせないように気遣わないと…。
玄間って、初代?の氷見に風呂場でご無体をして、慌てて和記の所へ運んだりしてましたよね。今では、よほど念入りに(^_^;)後始末をしているのでしょうか?

力一の「是」に鳥肌!!

とうとう終盤戦に入ってきましたね。

ここにきてタイトル「是」の意味
阿沙利、近衛、真鉄の誕生
今まで名前は出てても内容が明らかになってなかったものが
だんだんと見えていくにあたっての高揚感が凄い!!

特に力一が言った「是」には鳥肌!!

そして今回も最後に実に意味深なキャラ2人の登場と
真鉄に対する和記の気持ちが気になって気になってどうしようもない
(><)/
立ち読みすべきか、コミックスを待つべきか!!

これらが後1冊で終わりかと思うと何だか寂しい…
阿沙利のいう奇跡が和記にも起こるといいなぁ。

玄間×氷見のところは今回も2人の絆を見せ付けてくれてます。
積極的な氷見も見れて、玄間ではないけれど
本当に愛おしいキャラであります。

4

ついに

そろそろ佳境に入ってきましたねぇ。
アサリの話がようやく落ち着いて、気持ちも落ち着いててきたところだったんですが、またガツンと落としていただきました。
これから来るであろう展開が頭の中をよぎって涙が(ノД`)゚+。
心が痛い。また1から読み返したくなりました。

お話は、和記さん。
ようやくというか、ようやくですね。
同じ紙は戻らない。固執していたそこの理由が明らかになってきます。
そうか、そうか、そうなのかよぉ(´ДÅ)ょゎょゎ
牙が出てきたあたりからもぉね、見てられない。
表紙みて、「なによwこんどは骨太カップルwww」とかはしゃいでごめんなさいorz

長い人生で唯一魅せられた存在。
二人のその後やいかに。

描き下ろしは
これでもか!なエロダク。
目も当てられませんwww

2

真鉄登場!

もう、言うことありません!
いよいよラストへ向かって色々と解き明かされていくクライマックス「和記編」
紙様と言霊師の信頼関係にやっかむような、最初から憎たらしいひねくれ者の印象の和記は、絶対孤独に違いないと思ってはいたのですが、阿沙里が白紙になったのに記憶を残したまま再生したことに、和記が苦しみ八つ当たりする理由、それが真鉄につながることだったとは!
前巻で長持ちの中に真鉄がいましたよね、あれってきっとまだ魂を入れる前の状態。
この巻を読んで、阿沙利の再生の話を読んで、和記のためらいがわかりました。
きっと、そうに違いない。
和記は怖いのだ!
まだそこまで話はいってないですが、この10巻を読んで、それを予感させたのです。

力一は森羅万象全てを感じる男だという、漫画のたかが絵なのに、それがすごくよくわかります。
言霊師という強い特殊能力にかかわらず、悲観せずに明るく前向きに生きている。
何だろう、迫力が違うんですよね。
すごいなーと志水さんの力にうならせられます。
悪業の罰なのか、この世に絶望して希望さえも失って死ぬこともできない和記にとっての希望の光になりえた力一だったとは思うのですが、
和記は彼等から安らぎと癒しを与えられたとは思うのですが、一番奥深いところにある孤独を埋めることは出来ていなかった。
力一に出逢う前、厭世から廃小屋で暮らしていた時に出逢った狼。
無垢な眼で慕ってくる健気な姿、恩返しをする律儀さ、その狼とのひと時だけがこの世を捨てたくても捨てられない、人間の醜さに嫌気がさしている和記にとっての一番欲しかった愛であり、関係であり、安らぎだったのかな。
だから、狼が殺された時もう死にたいと身を投げたのだと。
死にたくても死ねない和記と、同じ力一。
なのに、生き方は光と影のようでした。
その狼の骨から作られたのが真鉄だったとは!!
まさかの設定に、驚愕でしたが、これって絶対アリだよね!ってすごくすごく納得したのです。
和記の孤独が明かされる度に胸がつまってきてしまいます。

真鉄にケモミミ尻尾設定というのがビックリ!でしたが、思わずイヤンカワイーv
「オレと番になるか」の問いに「ずっと一緒にいる、力一と一緒に和記を守ってやる」
彼は、狼だった頃の和記への感情をうっすら持ち続けていた、そんな部分がすごくあったかかった。
真鉄が獣に変身してしまっても、行為をやめようとは思わなかったという、和記にとっての真鉄の存在というのは、何より特別であったと知らされるシーンでした。
和記が言わなかった二つの言葉、一体何だったんだろう?
ラストには、和記が身を投げた滝で再び人が上がって。
ラスト1巻で収集つくのか?
まだ終わってほしくないよー!!とまた夏までじれったく思うのでしょうw

今回は、紙様の誕生秘話みたいのが見られて、「不思議発見!」って感じもあってよかったです♪
近衛は酒蔵と交換で生まれた紙様だったのねw

本編でエチが少なかった分、番外で弦間と氷見のラブラブ~v
ゴチソウサマですね、毎度毎度、本当、この二人のラブっぷりは鈍だけ見せられても飽きないくらい、大好きですv
「神評価」は、最終巻になったら出そうと思います。

4

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