電子限定書き下ろしSSつき
強くてかっこいい真耶がくっつくのは誰だと思ったらまさかの央太だった。激変ぶりがすごい。そしてなかなかのヤンデレ。テフロンから鉄フライパンにこっそり変えとくとか芸が細かい。周りのことばかり大事にしていて自分のことは省みない真耶、自分の存在意義を感じられず拗らせてたけど、央太がいてよかった
このシリーズでは「愛の巣」「本能に従え」「夜明けを待て」を読了してます。「本能に従え」で真耶が出てきて、このキャラ好きだわ絶対受けだな、って思ってたら、本作を見つけたので読み始めた。
真耶が想像の一億万倍意地っ張りでびっくりした。こんなに気が強いと思わなかった。央太からの気持ちを全面無視。拒絶。
相手の気持ちじゃなく自分の生い立ちや置かれた立場しか考えてない。これが結構終盤の終盤まで続くから、あまり萌えがない。
唯一萌えたのは、央太の店に並んでた時に、央太が真耶に声かけたけど央太だと気付かず会話してたシーン。
恋人になってからは、尽くしてくれる央太のことをとことん考える真耶。
午後休を取ってまでして、四苦八苦して下手くそな料理を作るのがかわいい。
もっと早くくっついていれば甘々を味わえたのに。
ムシシリーズ8作目!
今回は央太×真耶カップルです
お話はみんなのヒーロー真耶様が30歳にして今の仕事を降りることになり、自分には何も残っていないーーと思っていた矢先、自分に恋焦がれていた央太と再開するお話。
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これはもう、央太が10年前に会った時から見違えるほどかっこよくなっててそれが読者的に熱かったなあ☺️しかもパリで認められたパティシエで独り立ちして日本にお店を開くって、もうたまらんやつだ( ´_ゝ`)
真耶は央太が見違えるほどかっこよくなって、周りから愛されてる事に置いてけぼりを食らった気持ちになり突き放すけど、突き放しても諦めてくれない央太に..っていうところも安定に良きです
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普段冷静で高貴にみえる真耶の人間臭さや外面の印象と実際の内面のギャップが印象的な作品だと思います
最後らへん央太が打算的すぎてちょっと怖くも感じたけどまあいいでしょう。央太×真耶に幸あれ〜
執着年下溺愛(なのに非童貞というのも大好き)攻め×高潔美人受けが単純に好きです。央太の真耶兄さま呼びがすっごくいい!僕×僕CPなのもツボでした。
シリーズの各作品に少しずつ登場していた真耶の振る舞いが伏線になっているかのようで、長く続くシリーズものならでは。
本音を言えば真耶なら、こんなにぐるぐるしないでも、もっとはやく答えに辿り着きそうだなと。
央太も言う通り、今までの主役陣と違って真耶て家族にも周りにもバリバリに愛されてるんですよね。それでなおなんだかうだうだ言ってるところに、贅沢な人だなぁと思ったり、彼ほど聡明ならもっとシンプルに賢く立ち回れないもんかねと思ったり。
彼にもそういった柔らかく脆い部分があるということで。央太的にはむしろ恋人到達はかなり早かったという印象だったようだし。
このシリーズで樋口先生が繰り返し使う"◯十路"、多すぎてなんだか気になるのは私だけだろうか。
芹野くん、突然「はらんじゃいそう」とか言い出して、学園のいわば上司の前で何を言ってるんだと引いてからずっと引いてしまった。
萌〜萌2
ムシシリーズ8作目?これを読みたいがためにシリーズ突入、ようやく到達。忘れない1冊には違いないので萌2にしました。マヤマヤは好きだし、はぴえんなのだけど、なんだかツライなあという気持ちになった本編260Pほど+後日談25Pほど。
メス優位な種族ヒメスズメバチ起源種の家に生まれた真耶。当主だった母を幼くして亡くしたため長らく当主代理を務めていましたが、姉が結婚して当主になり結婚相手が越してくる前に、実家を出る予定です。一大企業である実家は社会貢献の一環として星北学園の運営にかかわっており、姉を助けるために副理事を務めている真耶。清く正しく美しく+強くという言葉そのもののような生活で30歳になっても色恋話は一切ない日々。ある日、渡仏し修行していた2歳年下の央太が帰国するので、皆で集まろうという話が翼からあり・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
澄也×翼(1作目のカプ)、真耶の姉、芹野(星北学園の教師)、兜(愛の罠・・の攻め)ぐらいかな。澄也ちょっと頑張る。
**イタイと思ったところ
これまでに出てきたマヤマヤって、高潔で強くて綺麗だったので、単なるツンなのかと思っていたのです。でもそうじゃなかった。高潔で強くいなければならない理由が、私には痛くて辛かった。あからさまなニグレクトの方がまだ分かりやすく、怒れば良いって思えるのだけど、彼の生まれ(女が当主になり、男は要らない)が母、そしてマヤマヤの心の足かせになっているなんて、誰に対して怒ればいいのか分からない。怒りのやりどころがなく、辛く切なくキツカッタです。たとえどのような生まれであろうが、やっぱり生きている意味があると最初に教わるのは親からなのか、親ってそんなにそんなに責任重いのかと改めて思い、イケてない母としてはごめんなさいと百万回子供に謝りたくなる気持ちでした。
攻めの央太は、1作目でぴーぴー泣いてたような印象が強かったので、あらまああの子がこんな粘着質強引イケメンに・・と少し驚きです。まあ粘着する理由もお話読んで納得ですが。
ラブな部分じゃないところで盛大にメンタル落ち込んで、ちょっと萌え上がれなかった部分がありますが、お話としてはやはり非常に印象深く、忘れない一作であることは間違いなかったです。普通な印章のカプとは少し違いますが、二人でなんとか折り合いつけて幸せにやっていってほしいです。マヤマヤの幸せを本当に願う・・・なんだかんだ言って、やっぱりマヤマヤ大好き。