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表題作ラブネスト 下

八島旭,38歳,建築士でバツイチ
穂積匡人,30歳,システムエンジニア

その他の収録作品

  • ラブネスト後日譚
  • 思い出は蜜の味
  • カバー下「ラブネスト登場人物裏設定」
  • カバー下あとがき

あらすじ

旭の弟・恒生が現れたことで、状況は一変し……⁉︎
あんたじゃなきゃ、ダメなんだ。

想うだけなら許してほしいーーー。

旭への恋心を自覚した匡人は、捨て身の告白で旭と一夜を共にする。告白の返事は保留のまま、表面上は変わらない関係を続けていたが、以前とは違う旭の甘い態度に匡人の心は期待で揺れた。
しかし、旭の弟・恒生が現れたことで状況は一変。
なぜなら彼は、かつて荒れていた匡人がいたずらに罠にはめ、恋人と別れるように仕向けた相手で……。
「チェンジワールド」スピンオフ、完結編!

作品情報

作品名
ラブネスト 下
著者
南月ゆう 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
サヨナラゲーム
発売日
電子発売日
ISBN
9784403666834
4.6

(413)

(312)

萌々

(67)

(18)

中立

(5)

趣味じゃない

(11)

レビュー数
30
得点
1887
評価数
413
平均
4.6 / 5
神率
75.5%

レビュー投稿数30

No Title

昔の恋人に裏切られてから人を試してカップルクラッシャーだった匡人、旭と出会ってまた恋する気持ちを思い出していくがまさかの壊した相手が旭の弟とか…。お互い過去に傷を抱えているけどそれを超える恋で良かった。ナルさんのおかげでもあるかな...

0

包んで包まれて

サヨナラゲームを読んだとき、匡人のやってることに嫌悪感を感じてしまって、『匡人の話は読んでも感情移入できないかもなぁ……』と敬遠していたラブネストシリーズ。
しかし、チェンジワールドを2回目読んでいてふとひらめきまして、『南月先生が書いてるなら絶対に面白いのでは?』と。
これが作者買いなのでしょうか。
結果としては大満足、とりあえず電子書籍の割引フェアでポチリ無印上下をポチり、2ndは定価で購入させていただきました。

(↑ここまで下書きに保存してあったやつ、ここからは半年経過し下書きを書いた頃よりもっとずっぶずぶにBL沼にハマったマチ520がお送りします。)

ラブネスト無印では徹底的に穂積さんが懐柔されていきます。(言い方よ…)

チェンジワールドまでは穂積さんのこと全然好きじゃなかったのに……今ではもうほんとに大好きになってしまいました。
無印で注目したいのは、八島さんの懐深さと、心を開いた穂積さんの誠実さです。
八島さんに惚れちゃって、中盤は藁にも縋る勢いで八島さんを絆そうと頑張る穂積さん。そこものめりこんで読んでしまうんですがやはり、八島さんの弟が出てきたあたりから二人の真価を発揮してますよね。
二人とも互いを大事にしたい!!!その気持ちが強すぎて遠回りしちゃってるのがもう……人間らしいというか愛しいというか(当人たちにとってはそれどころじゃない)

ほんとに感動したのを覚えてるのが、最後の方の穂積さんの、ナルさんにたきつけられて思いがあふれてしまう展開のとこですね。
なんですかこの全受容of全受容は。
恋愛関係の2人の告白とか気持ちを述べるシーンにおいて、こんなに衝撃を受けたのは初めてでした。
びっくりする八島さんと一緒に私もしびれてましたよ……
過去の恋で傷ついた穂積さんを包んでいる八島さんっていう構図かと思いきや、八島さんのことそんな風に大事にしていく覚悟だったのね穂積さん。
初めて見たときは余韻が抜けなかったのを覚えています。

自分が傷つく前に他人を攻撃したり、臆病になってしまっている穂積さんのキャラが、誰とは明確に言えないにせよ「ほんとに居る人間の人間らしい特徴」って感じで、いたるところで「うんうん、そうなっちゃうよね」と私の頭にもすとんと入り込んでくるストーリーでした。
とか言いつつ、感情をこんなにさらけ出すひとばっかなのも、最終的にハッピーエンドになるのもフィクションだからこそなのですが。

まとまりもよく、今でも読み返す大好きな作品です。

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幸せになってねっ!!!!

上巻は「ふんふん、こんな感じね」っという感想で「萌」だったんですが、、下巻!追い込みがすごい!!萌と愛が詰まっているっっっ

あんなにやさぐれていたホヅミくんがこんなに可愛くてキュンキュンな性格だったなんて、、愛の力はすごいなあ

可愛らしい見た目に反して男らしいイトーとは真逆で、見た目はタチネコどっち?なヤンチャ系なのに、傷つきやすくて、本当は誰よりも愛されたいホヅミ

アサヒと出逢ったことで、どんどん素直になってるし、心の枷が取れていくようで、見ていてこっちも浄化されました

2ndも購入してるので、読むのがたのしみです♡

1

色々乗り越えて…

下巻です。
上巻のラストの不穏な影。
旭の弟ということは分かってたんですが、まさかそういう関係だったとは予想外でした。
匡人は恒生だけじゃなくて、他にも恨み買ってそうだなぁ。危うい。

恒生は兄がもう辛い目に遭って欲しくない一心だったんでしょうけど、ナルはどうしたかったのかな。
旭の事も匡人の事も大切に思っての行動には思えなかったんだよなぁ。
バックグラウンドを含め、謎な人物でした。

旭が恒生に、匡人の事を語るシーンがとても好き。
からっぽだった心に入り込んだ匡人への愛しさに溢れていて、ジーンとしました。

お互いの存在があるから、過去を乗り越えて幸せになれたカップルは見ていて気持ちが良いですね。
何処に住むかより、誰と住むかが大切でしょうけど、旭が設計した愛の巣に住んでる2人が見たいです。

描き下ろしのイチャイチャにナルが現れるシーン、絶対自分なら萎えると思うので、続けられる2人がすごいなって妙に感心してしまいました笑

続編も待機してるので楽しみです。

0

雨降って地固まる

あの、チェンジワールドで憎たらしかった匡人がすっかり恋する受けちゃんですねw(穂積と匡人は別人かと思っちゃうくらい)
そういえば、さみしがりらしいから甘えたなのか。いいぞ、甘えっ子好きよ。

上巻からナルがしちめんどくさそうな人だなと思ったら、全部事情を知っててコウが帰国するとか…コウて子もこれまためんどくさいw

ナルもコウも旭のためと思って匡人の邪魔をするけど、いい迷惑ですよね。肝心の旭の気持ちを確かめもせずに。こういう理不尽な邪魔はすごいイラつくw 100パー自分たちの思い込みで迷惑以外の何ものでもない。少しでも「旭のため」になることなら理解できるけど単なる押し付け。てか、旭のためと思いながら、つまりは自分本位。
ま、波風を立てて2人がくっつくための役割なのでしょうがないですね(これもあるある)

ナルの過去エピソードも旭との関係を描くために必要だったんでしょうが、メイン2人がなかなか進展せず正直、そこはいいから2人の進展を見せてよ、と思ってしまいました。

匡人が過去にしたことのツケが回ってきた、ブーメランとも言えるわけですが、それが早いうちに来て逆によかったのでは、と思います。
そこをスルーしてなかったことにしたりしていたら、いつか歪みが出てきたり、きっとうまくいかなかったと思うから。

匡人が旭をあきらめて落ち込んでいる時、郁央と要祐と会って、郁央と匡人が2人で話している時、要祐が影でそっと見守っていたのは要祐やるな!と。

とにもかくにも、2人がくっついてらぶらぶなところが見られてよかったです。
2人のやいやい言いながら息の合ったやりとり、らぶらぶ甘々なところは大好きです。
「匡人の感度は愛情の深さに比例する」との設定通りエロかったですし。

ラブネスト2ndも楽しみに読みます〜。

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