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表題作レムナント 4 -獣人オメガバース-

ジュダ
α,獣人,ダートの番
ダート
Ω,教会で暮らしていた元孤児,ジュダの番

その他の収録作品

  • これは初夜ですか?
  • あとがき

あらすじ

獣人×オメガバースジュダ×ダート編!
待望の第4巻!!累計50万部突破!

トネリアの従者により、痛めつけられ飢えた獣のいる山奥に打ち捨てられたダート。
ジュダへの強い想いだけで屋敷へ戻ろうともがくダートだが、
追い打ちをかけるよう通りがかりの男たちに慰み者にされ力尽きてしまう。
一方、怒(いか)るジュダはトネリアのもとに訪れ…!?
ついに、ふたりの想いが噛み合い止まっていた時が動き出す――。

作品情報

作品名
レムナント 4 -獣人オメガバース-
著者
羽純ハナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
獣人オメガバースシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784866572628
4.4

(113)

(63)

萌々

(38)

(9)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
17
得点
496
評価数
113
平均
4.4 / 5
神率
55.8%

レビュー投稿数17

「ありがとう…」と呟いてしまった、満たされる4巻

ああーーーーこの瞬間、待ち望んでた…!
読んでいて「やっと…!」と声が出ました。

7巻まであるこちらのジュダ×ダート編ですが、
この4巻が一つの区切りの巻なのですね。

ついについに、意地を張らず心から愛し合い、
言葉でも表現し合って抱き合う二人の姿に感無量です( ; ; )
もう、もう、「神」一択。。

トルネアの従者に攫われ動けないようにされ、山に捨てられてしまったダート。
なんとかジュダのもとへ戻ろうと這いずり回り、馬車を見つけるものの
乗っていた者達に蹂躙されそうになり…

体が拒否して戻してしまったことで”番持ち”だと分かり
未遂のまま見捨てられたダート。

しかし、そんな彼を抱き上げてくれる力強い腕があってー


と続きます。


そこからはもう、待ち望んだ”光”の展開…!
ベラの所在を隠していたことを素直に謝るジュダ、「愛して」とやっと言えたダート。

クールな顔とは裏腹に喜びに尻尾がブンブンしてるジュダが、ジュダが、
可愛いよーーーーーっ…!
ケモミミ尻尾大好きな自分は、ニヤけて蕩けました(๑˃̵ᴗ˂̵)♡

あと、二人の”キス”って、自分の覚えてる限りでは初めてじゃないかな!?
もう、心臓ドンドコドンドコ、大興奮です//

7巻まであるということは、あと3巻分、
二人の愛の生活が(きっとまた困難もあるだろうけど;)見られるってことですね…!? 嬉しすぎる。

二人の愛の結晶も登場するのかな。
戻ってきた発情期に加え、
ダートの”妊娠できなく(しにくく?)なった身体”がどう変化していくのかも、
気になるところです。

なんかなんだか、本当に心から満たされる4巻でした。
羽純先生ありがとうございます…!
何一つ文句なし!の、「神」一択です・:*+.


★修正:tnトーン(先っぽがセリフで隠れてるverと、白短冊ver)(電子シーモア)

0

No Title

このシリーズ、一気読みしちゃいます…!

前巻でようやく自分の気持ちに正直になれたふたり。しかし子を成さないダートを襲う暗殺の手!
何とか自力でジュダのもとに帰ろうとするも襲われそうになり…!また他の男にヤラれちゃうの?!と思った矢先、期待通りにジュダ登場!
自分の気持ちに素直になったジュダはイイね!
迷いがない!
子どもができない身体だってことだけど、前作巻末ではもふもふ2匹抱っこしてたし、これからはハッピー展開を残すのみか♡?!

0

こっからどうなるの?

叔父の従者にクスリを盛られ、街から遠く離れた山中に置き去りにされたダート。もう少しいろいろあるかな?とも思いましたが、意外とすんなり解決。無事にジュダに救出される。おそらく、そんなに大きな国?地域?ではないから、ジークフリード家の力を持ってすれば、バーネルード国内での人探しはそんなに難しくないのかな?

4巻では、ジュダとダートがそれぞれの苦しみを知り、自分だけが相手に捨てられることを恐れていたわけではないのだと知る。

成長したダートがすごく色っぽくて、ドキドキします。ウィルとフリオも恋仲なのかな?と思うのですが、、どうでしょう?

最愛の妹、ベラとの再会も果たし、かなり話がまとまってきた様子。この後5巻でどのような展開が待ち受けているのか、、(子どもが生まれることは分かっているのですが!)。

とっても面白いし、キャラクターも魅力的なのですが、全体を通して展開が早いせいか、少しストーリーが浅く感じるのが残念です。ここからの展開に期待します。

1

甘い(*´ω`*)

4巻も波乱の幕開けなのですが
やっとジュダはダートを心から信じ、
ダートもジュダの為に帰らなくてはと思います。
1巻からの心の変化に感動しっぱなしです(;_;)

ダートとジュダが再会して、
ジュダはちゃんとダートに思っていることを伝えて
ダートもジュダに自分の気持ちを伝えて
あぁ…やっとこの二人は心でもつながることが出来たんだ…と
本当に最高のフィナーレだなぁと思いました。
(ここで終わらないのですが)

気持ちが通じ合ったからなのかダートに発情期がきて
そこからは甘々でした(;_;)
ずっと待ってたこの甘々な時間(;_;)


いつも仏頂面のバロンもなんだかんだダートが好きなんだなぁと
今回泣いてるバロンを見て思いました。
愛されたいって思っていたダートだけど
ちゃんとジュダにもバロンにも愛されてるじゃない!(*´ω`*)


ベラのお話も進展があってやっとダートと会うことが出来て
ほんとによかったなぁ…とこの1冊で何回思ったことか…。

描き下ろしも最高の一言で
今までの辛い展開を埋めるような勢いで甘いです。
素直になったダートの破壊力がすごいです。
あぁ…ほんとここまで読んで良かったです…!!!!

1

良かった~!

この作品、電子で単行本が配信されるのかなり遅い気がします…。
でも、待ってたかいがありました!

結論から……やっと想いが通じ合いました;;
すれちがい…長かった…
ジュジュ呼びには大興奮です。もう、このシーンだけ何度も読み返してます。

エロが多めでラブラブ度ましまし!だけど一気に話が進んだ感じで読み応えありました。

さて、紙では5巻が発売されていますが、電子で集めたいので今度はいつまで待たされるのかドキドキしています。
でも、4巻で終わりかと思ったから続いててよかったー!
これからどうなるのか、電子派のみなさん一緒に待ちましょう。

5

「狼の求愛凄い…。」熱情も絆も。ひとまずは一区切り。

トネリア卿の部下の策略に嵌まり、何処か分からない場所に打ち捨てられたダート。
ここからダートの大冒険が始まるのかと思いきや。探しに来たジュダに見つけられ、割とアッサリ救われます。ホッ。
でも。アッサリし過ぎな気も。ダートにはこれ以上辛いめに遭って欲しくは無いけれど、大冒険は期待しました。
再び愛情と絆を確かめ合うジュダート。さらに、さらに、粗悪な抑制剤のせいで不妊だったダートにも激しい発情期が‼︎
そして行方不明になっていた妹ベラとも再会。ダートに事が及ば無い様に、ベラを安全な場所に匿っていてくれたジュダとウィル。それに、妹が見つかれば、ダートは自分の元を離れてしまうのでは、という意外にもジュダの純情を見て、ダートも久しぶりにホッコリとした気持ちになります。兄を取られた様な気持ちになっていたベラも、そんな2人を祝福。つつがなく大団円を迎えます。けれど、ここはまだ一区切りとの事で、物語はまだまだ続くそうです。

「ペンデュラム」のルアード × カイ とは違い、色っぽい「レムナント」は、ジュダートの濡れ場も見どころ。『狼の求愛凄い…。』と、色っぽく乱れるダート。
『まだ素直になるのは戸惑うけど。』と、胸の内に秘めながらも、互いの絆を確かめ合うように。熱を貪り合うエッロエロ。

名家であるジークフリード家の一員、ジュダの番として正式に認められたダート。
描き下ろしには、これからは寝室も共にするとの事で。「これは初夜ですか?」
これまでも散々身体を重ねて来た2人なので、今更なんですが。やっぱりここから仕切り直す、なんていうジュダにとっても、意識せざるを得ないダートにとっても。格別な夜。
のけ反るダートがエロい。エッチいです。
これから沢山、幸せになってね。
2人の子供が生まれる「プチミニョン」まで、もう一波乱あるのかな。
ルアードとカイの間にも子供が生まれるみたいなので、その2人のお話も楽しみです。

甲斐甲斐しく世話を焼くバロンにもほっこり。ダートを無事確保したとの一報を得て、直ぐに迎えに行くというバロンを押し留めるジュダ。だってダートとまず、水入らずでエッチしたかったんだもんね、というジュダの本音が可愛い。
ジュダ、口も悪くて厳ついんですけど。バロンだって呆れるくらいダートにメロメロ。

4

愛し愛され一区切り

レムナント1、2巻まではお話に付いて行くのが精一杯だった私。
これは原作ありきのコミカライズ?(違う)何ページか読み飛ばした??ダートが急に短髪になった!あぁ、時間が経過したって事か…と、物語は目的地に向かって行っているのに置いてけぼり感が否めず(・_・

そんな私でも3巻からちゃんと萌えました!
すれ違いにすれ違い、互いに意地を張りに張りまくったジュダとダートですが、魂の番なんですもの、愛し合って無いワケがない(^^)♡
お互いの気持ちを確認し合ってからのお話は、あまあま。最高でした。

フリオ(ダートと同じ教会育ちのオメガ)が、ダートと11年振りに再会したって言葉が3巻にあるのですが、フリオが居なくなってからすぐにジュダとダートは出会うんですよ……そんな長期間拗れてたのかと度肝抜かれました。笑


一区切りつく4巻でレビューしても意味が無いかも分かりませんが、私の様に1、2巻で挫けそうになった方!3巻からはご褒美ターンですので是非、4巻まで読んでみて下さい♪

5

完結?

いやぁ、ジュダとダート、ようやく幸せになれましたね。ジュダが助けに来てダートを抱き締めたとき、ダートが夢の中で小さい頃に戻ってジュダに抱き締められてほっとしている図がなんとも癒されました。前半こそハラハラさせられましたが四巻は本当に二人のご褒美回でした。ダートの体も心に反応してくれたし、恐るべしオメガの体。

背表紙にウィルとフリオが描かれていますがこれは次のカップル誕生の布石でしょうか?ウィルはいい人だけどベータだからオメガのフリオと結ばれるのはなかなかハードルが高そうですが運命の番のハードルを乗り越える二人の話に期待します。

4

長かったよ…!!!

紙本
修正…光、白短冊
カバー下…なし
あとがき…あり

0

はぁぁぁ、よかったー。

 1巻を読んだ時、これは全巻揃えないと読めないやつだ、と思い、最終巻の発売をずーっと待っていました。
やっと読めました。全巻一気読みです。
はぁ、よかったーー。

 3巻ってば、めっちゃ気になるところで終わってたんですね。
いやー、私ぐわーーってなってたはず。

 やっと自分に正直になってほっとしたのもつかの間、ダートがいなくなってしまう。
安否が分からないばかりか、自分から出て行ったのか、連れ去られたのかも分からない焦燥の中で、ダートへの想いを再確認して気持ちを固めるジュダ。

 なんとしてもジュダの元へ帰るんだ、とあきらめていないダート。
通りすがりの人に襲われそうになって拒絶反応が出て苦しい中、その苦しい反応ですら「アイツの印、ちゃんと残ってる」と嬉しそうなダートが切なかった。

 1ページ使った、ダートを見つけて抱きしめるジュダの姿、がとっても好き。
ジュダの表情がいいなぁ。

 フリオともちょいちょい会えて幼馴染としての変わらないやり取りができるし、妹のベラともこれからは会おうと思えば会うことができて。
ベラからキレイになった、とからかわれるくらい、ジュダから愛されて、素直に愛していける。
番として正々堂々横に並んで歩んでいける。
心の底からダート、よかったねー、と思ったのでした。

5

満足だけど

ようやくこんがらがっていた糸が解けました。

ダートが拐われて終わった前巻から、待ち焦がれてました。

お互いに素直になってからの2人の関係が甘々でとても良かったです。
ダートに発情期も来たし、妹の事もフリオのこともひと段落つきました。

プチミニョンがあるからお子が産まれているのは分かるんですが、漫画は一区切りなの?もっと読みたいんですが!!

ノベライズはもちろんの事楽しみですが、もっと続き読みたいです。
 
番外編でも良いから先生お願いします。

3

これが見たかった♪


あー、良かった!良かった!
とにかく、良かった!
この瞬間を待ちわびておりましたー(^^)

ジュダさん、良く探してくれました!
3巻ではジュダが気持ちをぶつけてくれましたが、4巻ではダートからもちゃんと、気持ちをぶつけてくれて、これでやっと2人のイチャイチャが見れて幸せです。
ダートのしっぽがパタパタしてるの、可愛かった。

そして、ずっと探していたベラとも再開できて、これで色々一段落ですね!
うーん、ジュダとダートの素敵なお話だった♪

あれ?でも、レムナントって、これで完結…?
あとがきに、『4巻目で一つの区切りを迎えた二人ですが~』って、あるけど…区切り=完結なの?
それとも、ただ区切りがついただけで、まだちょっと番外編みたいなのでレムナント続くの?
あれれ?気になる~

8

只々、幸せになって良かったね。

もう、どなたでもご存知といいますか、獣人オメガバースものです。
私が人外ものが平気になった恩人のような作品なのです。

大きくてフワフワな身体、ダートが彷徨ってるときに疲れて「戻ったらあいつの毛皮に埋もれて、死んだように寝てやる」て言ってて‥あ~、私ももふもふしたい!!ってそこが一番共感いたしました!

3巻でめっちゃ面白くなったんですよ!
ダートがジュダに向かって頑張ろうとしだしたとき‥よっしゃ〰!!って感じで‥で、4巻‥確かに頑張ってたんだけど、思ったよりあっさり再会しちゃったかな‥何日も経ってる?とどのくらいさまよったのか‥結局ジュダが来ちゃったし‥っと私は、もう少しダートの頑張りが見たかったというか、ちょっと物足りなかったかな?

でもあのケンカップルがここまで甘々♡になるとは‥。
上手くまとめてくれたとは思います。
何にしてもやっぱりハッピーエンドが良いですね(๑´`๑)♡
良かった❣良かった❣
長かったけど、発売の感覚が早かったので飽きずに読めました。

次は子供達のお話読みます!
1ってまた続くのか‥(^v^)
まあ、ひとつが終わっても次の楽しみがあって!ハナ先生、読者を上手く楽しませてくれますね〰。

でも、ペンデュラムのお二人は‥どこいった〰!
ワタシ的にはあのカップルの方が好きだったりするのでもっと出して欲しいです(泣)

4

独りじゃない、これからは(本当は今までも)

良かったねぇ…
3巻で遂にジュダが腹を括り、だがダートは策略に落ち、さあどうなる⁉︎だったわけだけど。
この「レムナント」のジュダとダートは、元のお話である「ペンデュラム」にてすでにしっかりと伴侶になって子もなしていた姿があっての言って見れば過去編なので、やっと収まるところに収まったな、と。
逆に4巻分を費やすのは長かったな、というのが正直なところ。
助かったダートはもう意地は張らず、2人は真に愛し合う番になる事が出来ました。そして愛が通じ合えば途絶えていた発情も起きる…のですね。
気になったところが一点。
顔のアップのようなコマが多くて全体に単調だった気がする。
獣人の表情の描き分けはかなり難しいと思うのですが、ダートの方もあまり表情の動きが無かったかな…もっと弾けるような笑顔も欲しかった。

本作でこの2人も一段落ですが、私の興味はジュダの母上…「男」ですよね…?
ジュジュの強く美しいママのラブストーリーが読みたいな。

2

普通でした

オメガバース懐かしいという感覚になりました。
ここまでずっとシリーズ化されているオメガバースはないような気がします。
やっと結ばれて良かったです。というか終わって良かった。
大団円を迎えジュダとめでたく結ばれたダートは非常に可愛かったです。でもまったくケンカップルじゃなくなったのがちょっと寂しくはありました。
それよりも妹のベラと再会できたのが嬉しかったです。

※辛口コメ
この作者さんの描かれる漫画はどんな話だったっけ?と毎回忘れます。ストーリーは重みや事件はありますが、掘り下げたりとかはせずサラッと物語が進んでいくので薄っぺらいです。
個人的にもう一度読み返したくなるような作品ではないです。
非常に顔漫画です。少女漫画的ではありますがあまりにも位置描写がないので、ここはどこなんだと常に疑問です。
このシリーズのカバーは全部似ていてどれが何巻だかパッと見わかりません。

とりあえず一段落して良かったです。ジュダもダートもずいぶん丸くなったものです。

6

個人的にただただ充足感で胸がいっぱい

はぁぁぁぁ(;///;)~333
読んでる最中、何度天を仰いで悶えたことか…。

ずっとずーーーっとすれ違い続けて意地張って。
そんな2人の関係や環境がフルスロットルで変化する。
ようやくッッッ、ようやくです…!!!
充足感で胸がいっぱいになりました(;///;)

良かった。
ジュダもダートも素直になれてホント良かった。
ホント…ホントに……うううう(;///;)
いや、もうね、これ以上の言葉が出なくなる。
良かった!良かった!良かった!!


さて。
3巻ラストにダートは拉致され打ち捨てられました。
ジュダの元に帰らねばと、その想いだけで右も左もわからぬ道を進みます。

一方のジュダはトネリア卿に怒鳴り込んで改めてダートへの強い想いを宣言し、
行方のわからないダートを探し求めます。

そんな中でジュダは、
ダートが妊娠できない体になっていたことや
誘発剤を使って発情がない状態を誤魔化していたことを知りーーーと展開していきます。


私は発売前にあらすじを読んだ時、ゾッとしました。
ジュダへの気持ちが強くなってるダートが暴漢に…!?考えたくもない!!(怯)
となったのですが。。。

遠く離れていても、ジュダが、番の印が、結果的に守ってくれるのですね。
拒絶反応で苦しみながらもジュダとの繋がりを実感して涙するダートにもらい泣き。
一番最悪な状況にならなくてホッとしました。

その後無事ジュダとダートは再び会えるのですが、
長年すれ違ってた部分を会話で少しずつ埋めていくのですね。
ずっと抑えてた感情が一気に溢れ出すのです…!!!
これはもうようやく重なる気持ちに感極まって泣ける。
そんでダートが可愛すぎて可愛すぎてッッ。

ダートはジュダに「あ…、愛して」と言うのですが、
私は「あ…」の一呼吸入るのにキューンとなりました。

臆病になって逃げ回ってたダートにしたらこの言葉を発するのに勇気が必要だったはず。
そんな心からの言葉を受け取ったジュダの表情も返す言葉もすごく良くて悶えました。
多幸感すごい。レムナント最高!ってなります。

またジュダの強い感情を感じるのもギュンと胸を鷲掴みされます。
番を大切にする「狼の本能」「狼の求愛」にニヤニヤが止まらない…!!

拉致事件でバロンの愛が見られたのも良きでした。
ダートは特権階級の屋敷の中で中々自分の居場所が作れなかったけれど、
いつのまにか"自分の家"として自然と収まってたのですねぇ…(;///;)

子供の頃から"家"や"家族"に憧れていたダート。
よくやくジュタと家庭を作る場所に辿り着いたんだなと思うとジーンと胸が温かくなります。

描き下ろしは16Pもあって初夜エッチ♡でした。
ダートが可愛くて可愛くて萌え禿げたので音声化が楽しみだ~!( ´艸`) ♡

ベラやフリオの件も解決して、
え!これ最終巻?レムナント終わっちゃうの!?
と思うようなラストですが今回は一区切りだそうで。
あとがきによると一応まだ続くっぽいです。
個人的にはレムナントの世界観を延々とみていたいので続くのはうれしいですヾ(*´∀`*)ノ

7

甘々の大団円に萌えます

『ペンデュラム -獣人オメガバース-』のスピンオフ作品である『レムナント -獣人オメガバース-』の4巻目。

オメガバースものは作家さまによって世界観が若干異なりますが、今作品はΩは搾取され侮蔑の対象となっています。そのためドシリアスな雰囲気に満ちた作品ですが、今作品はジュダ×ダート編は一区切りついた感じ。

2人の想いがやっと通じ合い、甘々の大団円でした。







ジュダの叔父であるトネリアはダートを受け入れていませんが、そんなさなかに彼の従者によって引き起こされたダート拉致事件。ジュダは必死でダートを探しますが、一方のダートもまた、ジュダのもとへ帰ろうと奮闘している。

と、ここまでが前作で描かれていたストーリー。

山奥に打ち捨てられたダートには帰るすべがない。
そんな中、ダートのいるところに人間たちが偶然やってくる。彼らに救いを求めるダートだけれど、ダートがΩと気づいた男たちによって凌辱されかかり―。

と、今作品もドが付くほどのシリアスムードで始まります。

が、意識も朦朧とし力尽きようとしているダートを救いにやってきたのはジュダ。

ダート拉致事件という凄惨な事件を乗り越えて、二人はやっと自分の想いに素直になる。前作で伏線がありましたが、4巻目でやっと、と言っていいでしょう。甘~い二人の姿が堪能できます。

よくある展開というか王道の流れではあるのですが、やっとくっついた二人に一安心。そして萌え。

4巻丸ごと萌えと甘さが詰まってますが、中でも個人的に最も萌えたのが、ダートを抱くときにフリフリ振れちゃうジュダのしっぽ。スパダリさんが見せる可愛いしぐさに萌えツボをこれでもかと刺激されてしまいました。

セックスの時はバックが多く、まるで闘いのような行為しかしてこなかった二人が、甘い言葉をささやきながら致すセックスシーンが、とても綺麗で優しかった。

今までもちょいちょいと登場していたジュダ×ダートのお子たちですが、うんうん、この甘々な二人なら確かにすぐ子が誕生しそうな、そんなほのぼのなストーリーに仕上がってます。過酷な過去持ちさんで「妊娠できないかも」と思っていたジュダに、さらなる幸せが早くに訪れてくれることを願って。

全巻でダートの幼馴染のフリオは見つかっていましたが妹はまだ登場せず。

が、今作品で妹ちゃん登場。
彼女の想いもきちんと描かれています。今までわがままな困ったちゃん、のイメージしかなかった彼女ですが、彼女の想いが描かれていることでそんなもやもやが払しょくされました。

ジュダ×ダート、だけでなく、彼らに関わる全ての登場人物たちが幸せになっていて、まさに大団円。

これでこのシリーズも終わり…?とちょっと悲しい気持ちになりましたが、あとがきで羽純先生が「まだまだ描きたい妄想がある」と書かれていらっしゃいますし、帯にも「レムナント」のスピンオフ『ガーラント』が11月、12月連続刊行されると書かれていてテンションが上がりました。

にしても、表紙のジュダの美人さん度が1巻から巻を重ねるごとに上がってる。
今まで妹とフリオを守るために自分を犠牲にし続けてきたジュダが、ダートという伴侶を得、そして愛され、幸せに満ちてるからなんだろうなー、なんて思うと、気持ちがほっこりと温かくなりました。

11

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