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幸せが、ふえました。
1巻は、夫婦とひーくんの3人の話。
2巻の今作は弟が誕生し、ひーくんがお兄ちゃんになるお話と、受けの故郷へ帰るお話。
もう温かすぎますこの家族。
例えるなら真冬のストーブのような、コタツのような…。
ぬくぬく、心地よい温度にホッとする。
世の鬱憤すべてを浄化できるんではないかと思うくらい、癒されます。
受けの故郷帰りでナイーブになっちゃう受けを、尊重して見守ってくれる。
帰る場所を作ってくれる旦那…ああ、最高です。
さらに弟が誕生したことによって、ほかほか度二倍!!
周りの人もまとめて愛しい!と思えた二巻でした。
読み返し。
『ただいま、おかえり』シリーズ第二弾です。
2巻の最初は陽が産まれる前のお話です。
陽が産まれる前にバースについて真生が思い悩んでいたのを知りました。
そんな真生の気持ちを理解する弘…さすがです…。
陽がちゃんと望まれて産まれてきてよかった…!(;_;)
ひーくんは兄になったことによって色々頑張るのですが
やっぱり子供だから…ね…(*´▽`*)
なんかほっこりしました。
ひーくんはほんとに良いお兄ちゃんだし
真生と弘はほんとにいい両親だなぁって。
家族でのお話が主なのですが、子供たちが寝た後の夫婦の時間が甘くてたまりません(*´▽`*)
直接的な性行為の描写はないんですけど、胸がいっぱいになるぐらい満たされます(*´▽`*)
2巻もいろんなお話が詰まっていて幸せいっぱいになるのですが、
今回のメインは真生の地元に行くお話です。
そこで真生の過去が少し明らかになります。
辛いタイプのオメガバースを感じて辛かったけど、
真生に弘がいてくれてほんとに良かったと思いました。
弘ってほんとにいい旦那さんだなぁっていつも思ってたけど
やっぱりすごく良い旦那さんです。
大きな愛で真生を丸ごと包み込んでくれるんです。
波乱もあったけど無事乗り越えることが出来て良かったです…!
そしてお母さんもちゃんと真生を大事に思ってたのが伝わってきました。
大切にする方法が少し間違ってただけなんだなぁって。
可愛い息子だったことに違いはないんだなぁって。
お母さんの手紙を読んだからこそ
今真生に弘がいて、輝がいて、陽がいて良かったって思いました。
スパダリ愛妻家子供達大好き、藤吉弘と劣等感を持つ美人な、藤吉真生。
輝(ひかり)を中心に賑やかで笑顔が絶えない藤吉家。
隣りの家の平井祐樹(ひかりのマブダチ)に松尾知泰(弘の幼なじみで同僚)とともに。
真生のお腹には新しい命が、ヒカリが少しずつ自分が兄になる自覚や、真生の中では、アルファでなくても、周りから祝福されて産まれるのかと、ネガティブを発動して不安に。
そんな、不安を取り除くスパダリ愛妻家弘といつもニコニコヒカリ。
ヒカリはお腹の子を絵本の中の太陽と一緒だと言って、、、、。
弘の両親とも関係改善にもヒカリが一役。
幸せも笑顔も両手いっぱいに。
前作に続き、温かい家族愛のお話で、とても癒されました。
今回は輝が兄になるべく、奮闘するお話です。
純粋に健気にがんばる輝を見て自分もついつい応援していました(;;)
また真生が避けつづけていた地元への帰省のお話もありましたが、輝のお話からは一風変わった考えさせられるお話でした。
個人的にそのお話の中で出てくる、真生のいとこの和彦君に凄く惹かれました。
最初は感じの悪い印象でしたが最後には根はいい人だったんだなぁと。
昔からの言いつけは信じずとも頭の隅にはあって、ずっと真生のことは考えて暮らしてきていたんだろうな、と暖かな気持ちになりました。
描きおろしまで、まるっと幸せな気持ちになれるハートフルストーリーでした!
色々乗り越えての平和な日々。
はぁ~~、いいなあ。
頑張って向き合って義両親ともうまくいって、あんなに歩み寄ってくれて。
妻を何より大切にしてくれる夫。夢のような旦那様です。数々の台詞に愛を感じました。
子育てもほのぼの、じんわり、可愛くて。そんなちびっこや世話する真生を眩しく見つめる夫、弘。
はぁ~~良かったね!
もう自分と正反対でうらやましくて、ハートフルBLなんですが、つい羨ましくて良いなあと溜息つきそうになりながら読みました。
そして家庭にここまで関わってくれる友人もいて。
頼もしいですね。