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表題作GAPS apples and oranges

片桐聡,30歳,社内憧れの王子様だが裏の顔はクズ
長谷川直幸,37歳,聡の上司で常識人

その他の収録作品

  • Drop(描き下ろし)
  • カバー下:登場人物の細かい情報のご紹介、小ネタ集、あとがき

あらすじ

長谷川直幸、37才。
部下の片桐の二面性を知って以来、猛烈に迫られるものの、落ちそうで落ちない!
が、危ういものを感じている常識人。
片桐聡、30才。顔よし、頭よし、性格よし、男女問わず、社内憧れの王子様。
けれど、プライベートでは競馬を愛し、汚部屋に暮らし、隙あらば長谷川を口説く社会性欠如のクズ。
そんな二人の前に現れた新王子・三浦に振り回され、長谷川ついに陥落!?
GAPSマニア、待望のシリーズ最新作登場!!

作品情報

作品名
GAPS apples and oranges
著者
里つばめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
シリーズ
GAPS
発売日
電子発売日
ISBN
9784813031871
4.6

(345)

(253)

萌々

(71)

(15)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
24
得点
1597
評価数
345
平均
4.6 / 5
神率
73.3%

レビュー投稿数24

シリーズ一番の萌えがキたかも!?

シリーズ三冊目。長谷川は落ちたんだか落ちてないんだかどっち!?と思いながら読み始めました。あの番外編後、結局長谷川は逃げ出したんですね。でもほだされてる自覚はあるらしく、一人でぐるぐるしてました。
玲央は今回も活躍してて、二人の絡みを見せつけられそうになる刺激的なシーンが!片桐の躊躇のなさが怖い!(でもそこが好き!) 本当にヤってしまいそうなキャラだから、長谷川の怯えが伝わってきて、こちらもドキドキビクビク。
で、その後がめちゃくちゃ萌えました!長谷川の告白から、気持ち的には落ちてるけど素直になれない理由が分かり、そりゃそうだ…と納得させられ。そんな長谷川への片桐の返しも最高でした!
最後の二人のまとまり方もすごく良いです。長谷川にとっての精一杯がココなんだなって分かる感じとか、長谷川一人に絞って片桐にクズなりの誠実さが見られる感じとか。とにかくいろいろたまりませんでした。
大好きなシリーズです。

0

2021年最後のレビュー

GPAS三作目の今作。この巻は特に片桐が長谷川を大事にしてる感じが描かれてて良かったです。
長谷川は男として片桐に組み敷かれる事に葛藤はあるようだけど、スパダリ片桐に完全に靡いてる感じ。片桐がベットサイドで長谷川に話しかけるシーンは正に王子と純情でウブな姫という感じ。長谷川は回を重ねるごとにどんどん姫っぽくなってる感じがします。片桐がそんなウブな姫を辛抱強く待っててあげてるのが見てて萌えます。最後のシーンはなんだかロマンチックで素敵ですね。

0

余裕なくなってる感じがいい

読む度に萌えが増します!!
もう何回読み返したか分かりません。

前回から登場してた当て馬三浦のおかげで片桐の余裕が無くなってます!
やらないんで顔にかけさせてくださいって片桐が言うんですけど、片桐って所有欲と独占欲強いですよね笑

その後の大好きな俺に触られてるっていうのが大事なんですよって言葉、これもはや洗脳だなって思いません?前回のRISKY DAYSでも思ったのですが、俺のこと好きだからとかそういう言葉をよく言うんですけど私は洗脳だと思います笑

相変わらず片桐と長谷川さんの攻防は続くのですが今回は片桐が余裕無くして、んじゃせめて腰振らせて下さいって言うんですよ!
それでも長谷川さんが本気でやめろって言えばやめるんですよ。片桐はクズだけどちゃんと待てができる男ですね。素晴らしいです。

片桐と長谷川さんって何気プラトニックな恋愛してますよね!それと里つばめ先生の描くお話は仕事のこととかリアリティがあって読んでいてすごく楽しいです!

読むなら時間のあるときに、全部一気に読んでしまった方がいいと思いますよ!何度も読み返したくなると思います!

1

期待値高すぎた…かな

おもしろいっちゃあおもしろい。オフの片桐はかっこいいし、片桐に迫られる長谷川は色っぽい。
長谷川が片桐のことを好きになっていても、そうそう簡単に受け入れられないのはわかる。そこはまあいい。

でも、大人気シリーズだからと期待しすぎましたかね。ずっと言って申し訳ないけど、里先生作品はちょいちょいひっかかるところがあって、しかも頻繁にw これが相性てやつなんですかね。

レオにキスされそうになった長谷川は水をかけて拒絶する。本気で嫌だったら本気で抵抗するてことですね。
にしても、休日にいきなりレオに自宅に来られて怒るどころか誘いに乗るのが、ほんとに流されやすいんだなと。

このレオがクセモノなのはわかるけど、いちいちスマホで写真撮ったり、あげく長谷川に盗聴器仕掛けるとかドン引き。
長谷川の本音を引き出したかったから、と片桐がラブホにいる写真を長谷川に送ったと言うけど、何が目的?仮にも上司だし、片桐は怖い奴とわかっているのに。単に愉快犯?痛い奴?長谷川が素直になるために刺激する役目てことはわかるけど、不自然に感じて。

レオに比べると片桐がマトモに見えてくるw
上半身の裸がやけに陰影ついていて筋肉が強調さらているのもちょっとおもしろくてw

修羅場に矢島が偶然居合わせるのもご都合主義ですよね。

長谷川が、ラブホで片桐に迫られて
「女と寝た後でよくできるなこんなこと」
てその前に、レオの前でこんなことできるわけない!とかそういうことじゃないの?とか

上司と電話中に、エロいことされている片桐の名前を呼ぶのも迂闊すぎるし

下にされんのがあんなに恥ずかしいと思わなかった…!!て、え?前にもされてませんでした?もちろん途中までだけど、今回と同じ感じじゃなかった?とか

すみません、いちいち引っかかってしまって。
でもま、ここまできたのでシリーズ最後まで読みます。

0

半落ちかな?いや、完落ちです!

相変わらず最低で魅力的なクズ王子片桐です。
一方で不能姫は二巻目末で片桐のテクでED解消?したっぽくて、一人で試みるもやはり無理だったご様子。

昔好きだった女性に会ってもときめくどころか、片桐の事を考えてたりして…これはもう半分は落ちてますね⁉︎
悔しいけどクズ王子の策略通りー/(^o^)\
レオも応援してんだか、邪魔してんだかいい具合に引っかき回してくれて、なんだかんだ美味しい展開に。

ついに気持ちを認めちゃった長谷川さんが可愛らしすぎてキューンでした。完落ちと判定しましたが良かったですか?
ただ、身体はまだ許さない長谷川さん。
心の準備が必要なんだよ!
4巻目乞うご期待!ってやつですね?

あーやっぱり面白いな。展開もそうだし、セリフのやり取りのリズムとかが読ませます!
一巻のレビューであーだこーだ言ったけど、面白いもんは面白い!って思っちゃってる自分が居ます。

2

万能すぎる王子

来たる10/1に向けて読み直し中なのですが、3巻が記憶に残ってた内容と食い違っていてびっくりしてます。
あれ?こんなでしたっけ?

2巻ラストで長谷川の息子さん的存在が復活したものの、「大好きな俺だから勃ったんですよ」という呪いの言葉が効いてますね。
もはや常識人の長谷川はいずこ…です。

「ふつうの会社の先輩後輩でいたい」という長谷川の理性の壁が…。
昔好きだった女性との再会でも心が動かないのに、三浦無理矢理連れて来られたサッカー観戦で、自分がトイレに行っている間に逆ナンされてる片桐に意地を張り、三浦が盗撮したラブホでシャワーを浴びる片桐の画像に苛立ち、あああああ、負けてる!流されてる!もうよろめきまくってる!!

そんな状態で、昔好きだった女性のストーカー化した元夫(?)に刺されそうになったところを助けられたら…、もう…、そうなってしまいざるを得ないのでしょうね…。スーパーマンすぎる、片桐…。
三浦のおかげで秘書課の彼女と別れた片桐も、今まで以上に遠慮なく攻め込んでくるし、もはや理性の壁はあってないようなものになってます。

余裕の攻めにぐらんぐらんしちゃう受けが苦手なわたしには、この巻の長谷川がどうもだめでして。
だってもはや感情の動きが恋する乙女化してませんか?
街中で声をかけてきた片桐の遊び相手に嫉妬して、サッカー観戦で逆ナンしてきた女子に嫉妬して、三浦に「男紹介しろ」と言っているのを聞いてショックを受けて…。これってもう完全に好きなひとに対する感情の動きですよね。

片桐が余裕なうちに長谷川が落ちた記憶がなかったんですけど、落ちてましたね。
定期的な読み直し大事、という教訓を得ました。

0

直幸さんで打ち止め!

里つばめ先生のエリートシリーズ。
『GAPS』『GAPS RISKY DAYS』の続編です。
同じ会社の上司と部下が繰り広げる恋愛攻防戦!

仕事は充実しているけれど他がいろいろ気になるお年頃の上司 長谷川 と 仕事では憧れの王子様でもプライベートはクズの部下 片桐のお話。

前作では、片桐とベッドでイチャイチャしていた長谷川。
とうとう最後まで?!と思ったら、どうやら長谷川は直前でかわしたようです。
片桐が1人で処理していました(汗)

今作も当て馬レオくんが登場します。
レオくんが良くも悪くも絡んでくるので、なにかと片桐の起爆剤になります。
おかげで、片桐の独占欲がどんどん強くなってる気がします…。
一方、レオくんは浅く広い人脈と無駄にポジティブな性格が遺憾なく発揮されております。

後半では、長谷川が傷害事件に巻き込まれてしまいます。
そんな長谷川の危機を助けるのはもちろん片桐王子です。
犯人に全く怯まない片桐はカッコいいですよ♡
愛する長谷川のためなら何でもするでしょう。
この事件では『DOGS』の主人公で、片桐の幼馴染みの加藤も登場します。
加藤は警視庁丸ノ内署 生活安全課所属の刑事です。
ちなみに『GAPS』でも登場しています。
この時はまだ処女だったんだろうな…。

最後は、長谷川がまたもや片桐に押し倒されますが「頼むから時間をくれ」とお願いをして、Hは今週末に持ち越されます。
片桐も「今週末楽しみにしています」と期待しています。
長谷川はもう逃げられない?!

完全に片桐に絆されている長谷川。
長谷川が片桐に惹かれているのがわかります。
おすすめは、片桐が長谷川に「本当に(浮気)してもいいんですか?」と意地悪を言うのですが、長谷川が「イヤに決まってんだろ」と、答えたシーンです。
長谷川がたまらなく可愛いですよ~。
片桐もすごく優しい顔をして長谷川を抱きしめます。
ぜひ作品でご確認ください(笑)

次巻に続きます!

2

シリーズ3巻目

前二つ萌2にしてたのですが、今読み返したら大変面白かったのでRISKY DAYSは神にしておけば良かったな。ひとつ前の単行本の描き下ろしを見ていないと繋がりが分かりづらい仕様になっています。

倫理観のバーが作家さんと違うっていうのは結構あって、里つばめ先生もそんな中のお一方です。正直片桐には最初ドン引きだったのですが、漫画が面白いのでしっかり買い続けてる。

仕事のできる37歳年下受けの時点で結構ポイント高いのですが、片桐が異常な倫理観のおかげで上司に軽率に手を出すあたりが意外にも違和感ないのもよかったりする。
大人の男ならまぁそこそこ大人の男に抵抗できると思いますが、絆され長谷川さんですからねそこは。もう絆されてますからね。特にこの巻、長谷川さんが可愛すぎる!37歳なのに目が大きくなってきた気がする。片桐を見る目がさ!もうさ!

ストーリー展開も、なるほどそういうことだったのね!って面白さもあり、ラストは萌的ピークもきて、充実の1冊でした。

休日出勤の休の字が体日になってるのは修正されたのかな。

3

喜んで焦らされましょう。

もはやクセになりすぎて、裏のクズ顔なしでは
片桐の魅力が感じられなくなってきました。

今巻では三浦が前回に増して暗躍します!
初っ端から長谷川さんをサッカーに誘い出した
(このときの若いイケメン2人に挟まれて座るおっさんの図が
三角関係っぽくてなんか萌える)と思ったら、また引っ掻き回して!!
長谷川さんの元へ、片桐の元へ、チョロッチョロしやがって(笑)
片桐に「男用意しろよ」と命じられれば従い、え?もう片桐の舎弟なの?状態です。
三浦は長谷川さんに想いを寄せていると思っていたんですが
(だって長谷川さんにキス迫るし、長谷川さんの感じる姿を赤くなって凝視しちゃってるし)、
わざと片桐が女性と浮気しているような写真を撮って長谷川さんに送信して、
煽ったりして、キューピッドってことでいいのかな?

でも、この浮気疑惑(結局は誤解なのだけど)といい、
行く先々で女の子に口説かれている片桐に注がれる
長谷川さんの視線がなんとも健気で切ないんですよね・・・。
片桐はモテるし、女好きだし、性欲の塊だし、自分は男だし、おっさんだし、
そりゃ女の子には勝てないって、自分が身を引くってなっちゃうよね。
ここ辛い・・・。
せっかく片桐に惹かれている自分を自覚しつつあるのに、その度に女の影がちらつく。
でもね、長谷川さん、大丈夫なんですよ!
片桐は長谷川さん一筋だし、実は長谷川さんのことを想って
きちんとけじめつけようとしてるんです!
て脇役Aになって長谷川さんを励まして、安心させてあげたい。

近づいては離れを繰り返すじれったい2人だけど、
ある事件をきっかけに遂に想いが通じあっちゃいます!
この事件でもまた長谷川さんが窮地に陥り、片桐が身を挺してかばい怪我を負ってしまいます。
前巻のパチスロの帰りにかつあげされそうになったときもそうだったんですが、
片桐はホント迷いなく長谷川さんを守るよね、とここだけは感心してるんです。
きっと、災害に見舞われようととナイフもった暴漢が襲いかかってこようと、
片桐は絶対にまず長谷川さんの安全を第一に動くのだろうな、と。男前だなあ。
そして、長谷川さんに怪我を心配されて嬉しそうにしていますよ、ニマニマ。

その後、怪我の看病を口実に片桐宅へ。
そこで彼女と別れることができた、これで長谷川さんは自由の身、
「だからもう俺のこと好きつっても大丈夫ですよ」と言われます。
それに対して、好きとは言わず、
どうせまたすぐ次の女ができる、別に浮気したきゃすればいい、
と、ついつい予防線を張ってしまう長谷川さん。
片桐「本当に(浮気)していいんですか?」
長谷川「---・・・イヤに決まってんだろ」
う、うわぁああああああ!!!
長谷川さんてば「知るか」とか「好きにしろ」とか言うのかと思ったら、
イヤなんだって~~!本当に彼女と別れるの待ってたの!!?
顔真っ赤にして、遂にデレてくれました!!!かわいすぎだよおお!!!
おめでとうーーー!!嬉しいよーーー!!!
長谷川さんも素直になれてえらい!
片桐も受け入れてもらえてよかったね!やっぱり男は誠意だよ!
でも、結局また最後までできなかったね~(笑)
それでも、いいんです!
もう最後のこの2人の幸せなやりとりでお腹いっぱいだから!
喜んで焦らされちゃいますよ!
最後まで、のお楽しみは今週末(次巻)へ!

4

理想の年下攻めとはかけ離れているんだけど…

※GAPS hankerのネタバレも含まれています※

何度読んでも、片桐は私の理想の攻めとはかけ離れています。
今でも3巻の「男用意しろよ」からの流れは、ここだけ見ると大嫌いなんです。

長谷川さんの事が本気で好きで誠意を見せたいなら
陰で画策して彼女が他の男にいくように仕向けたりしないで
自分から「別れよう」ってちゃんと面と向かって言ってきなよ。
それからでしょ!!長谷川さんに好きっていうのは!!
しかも後輩に手配させるって…!ちょっと!!いい加減にしなよ!!!

って思うとこなんですけどね。片桐以外だったら。

片桐は彼女と付き合ってる気はなかったんですよね。
「付き合わないならヤラせないって言うから」発言は呆れましたけど。
最初から片桐は自由の身だったんです。
片桐本人は。
自由じゃなかったのは、片桐を好きな自分を認められない長谷川さんの方で。
あれは、長谷川さんを自由にするために必要な事だった。
何度も読み返すと、読み返した分だけ、あのシーンが良く見えてくるんです!
あのお風呂場のシーン好きです♡

こう思えるのは1巻から4巻まで通して読んでるからです。
4巻のエピソードになりますが、三浦に嫉妬してる片桐…あれ好きなんですよね~~♡
三浦相手に!!写真なのに!!たかが写真なのに!!!

酷い男だし、クズな言動も多いんだけど、
読めば読むほど「ちゃんと本気で長谷川さんに惚れている」のが分かる。
好きなのに上手くいかない。伝わらない。信じてもらえない。
自分に惹かれてるのに一歩踏み込んできてくれない長谷川さんに苛立ちが募る…。
それゆえの余裕の無さとか、切羽詰まってるんだなって思える。

私の好きな年下攻めとはちょっと違うけど、
年下攻めの可愛さもちゃんとあるんですよね♡
とは言え4巻の「飽きたな」発言は今でも許せないけどね!
言っていい事と悪い事があるのよ!片桐!!

2巻で感じたのが「恋の始まるハラハラドキドキ」感だとしたら3巻は「焦れ焦れ」ですね。
長谷川さんは片桐に対して本気になるのが怖いという気持ちからか
何とか普通の上司と部下の関係に踏みとどまろうとしてるけど、自分の中の不安や嫉妬、独占欲はもう気付かない振りをするには大きくなりすぎていて…。

会議室の外から片桐とレオの会話を聞いてしまって誤解するシーンは
長谷川さんが自分の中に芽生えた感情が嫉妬だと認めたシーンだと思います。
自分が拒み続けているせいで、片桐が他の相手で欲を発散するって誤解する長谷川さん…。
気付いたのね!自分の中の独占欲に!!
「止める権利なんて俺にはない、でも…!」とか思ってそうな片桐さんに悶えました…♡

2巻が一番好きなんですけど3巻も読めば読むほどいいです~♡
小林さんの離婚相手に言った言葉はあの場所では「お芝居」になってますけど
片桐の本音ってところがまたいいですよねーー!!!!!!
「その人は俺のだって言ってんだよ」
好き…この台詞…!!!

古川慎さんの声で聴きたいです!宜しくお願いします!!

6

片桐大好き

このシリーズ大好きです。
シリーズ3作目は、apples and oranges…どういう意味の副題なのでしょうょうか?

今回も片桐に振り回される長谷川とレオに振り回される片桐に萌える。
クズ王子だけど片桐大好きなんですよね〜
ダメダメなのに憎めないし、こんな人に本気で好かれたら大切にしてくれそう。

今回も落ちそうで落ちない長谷川だけど、愛される乙女心と男としてのプライドの狭間でもがいている感じです。
焦らしに焦らす姿が片桐を尚更燃えさせるのかもしれません。
しかし、今回は長谷川は片桐に少しの嫉妬と独占欲をみせ、最後は素直に片桐への好意を示します。
そんな長谷川にきゅんきゅんが止まらない!

片桐も生まれて初めてちゃんと女と別れて、長谷川に対して誠意をみせます。
やり方は相変わらずクズですが…
片桐はちゃんと長谷川の事だけが好きだと思いますし、それが伝わって欲しいと願います。
早くくっついて欲しいけどこの焦らしをずっと見ていたい自分もいて、結局は長谷川に振り回されてしまっています。
それは、片桐も同じなのかもしれませんね…。

4

超絶寸止めプレイの虜です。

はぁ〜ビックリした!
1ページ目に騙されて、やっちゃったの〜〜!?と叫びそうになったよ。確かこの巻でもまだのはず。
知ってても騙される、前巻『MELT』からのこの流れ。
心臓に悪いです先生。やめて…

…と冒頭では思ったんだけど、一冊読み終わって一言。
いや、ここまで致さないって、逆にすごくないですか!?
長谷川さん、もう完全ほだされて愛しちゃってますよね。
でもラブホでフェラまでされて、尚帰る。
毎度、いいところまで行っても、ちゃんと拒んで帰る。
深窓の令嬢レベルな長谷川さん。
男のプライドと乙女な恋心の間で揺れ動く長谷川さんが、もうたまらんのです。
いやでも、作家側としては相当な覚悟とビジョンがないと、これ描けないと思います。
もし私が作家なら、かなりのチキンなので、
(そ…そろそろやっとく?やっとかないとまずい??)
って怖気付くわぁ〜〜^^;

私は最新刊情報が少し入っているので、今のこの状況を楽しんでいるんですね。
超絶美味しいメインディッシュが待っている!と思うと、延々と提供されるアペタイザーを味わう時間も至福のひとときです。
なんせ底なしの胃袋ですから。

でも、先の見えない状態で、この一冊を発売時に読んでいたら、同じ評価はつけなかったかな?とも思います。
まーだー?と思ったかも知れない。
そのくらい激しく焦らしてくれます。
焦らしどころか寸止めプレイ。

あー、でもすっごく良かった!
脇役の働きも素晴らしくて、次巻への期待溢れるラストには萌え狂いました。

どうしよう〜〜最新刊読むのが怖い〜〜。
心の準備が必要じゃないの?これ。

15

ふたりをいつまでも見ていたい

さりげない描写やセリフにいろいろなことを考えさせられました。

たとえば冒頭の片桐の「絶対ムリすよ。俺が上手いからだもん」というセリフ。ものすごく前のめり。落ち着け、片桐、落ち着いて考えればわかるはずだ、「絶対ムリ」とか言って「そうだな」と同意が得られるはずがない。仕事の交渉や女の子を口説くんだったら相手がどう受け止めるか常に冷静に計算して外さないであろう片桐が、ここまで見えなくなるなんて。初巻で「余裕なくて」と言ってたけどかなり重症ですね。

そして長谷川さんが小林さんと電話でランチの約束をする場面。電話を切ったあと、小林さんは笑顔のままなんだけど、長谷川さんはすぐ真顔に戻る。この表情の違いに、明日の約束をすごく楽しみにしている小林さんと、そうでもない長谷川さんの二人の温度差を感じる。
長谷川さんは本当に今は小林さんに何も感じていないんだなと。この状況(昔好きだった人がまたすぐ会いたいと積極的にアプローチしてくれる)って、自尊心がくすぐられたり嬉しかったり、心が動く方がふつうだと思うんですけど、長谷川さんはそうじゃないんですね。すごく一途で、好きになるとその人以外は目に入らない人なんだと思う。
こういう人にとって、片桐は自分と違いすぎてまず人間として理解できないし、まして恋愛対象として好きになるなんてこわくてたまらないだろうなと思う。そりゃ「お前なんか好きになりたくない」と言うし、心が動いても全力の理性で抗うよねと。

最後の場面で長谷川さんが「お前のことだからどーせすぐ次ができるんだろ」と言うのも、いくらかは本心だと思うんですよね。でもだからこそ、不安がなくなったからではなく、不安を抱えてでも、傷つくリスクを負ってでも片桐と前に進もうという決意だからこそ、胸を打たれる。
そして、想いを受け入れてもらった片桐の顔が、王子なんですよね。装ってるんじゃなくて、自然に穏やかな王子の表情になってる片桐が、本当に幸せそうでかわいい。

14

長谷川さんの葛藤に萌え

シリーズ第三弾。
巻を追うごとに片桐の狂気は薄まり、今回普通に俺様系イケメンに感じました。
セフレらしき女子と間が悪くエンカウントしたりレオの携帯投げてぶっ壊したり相変わらずなところもあるんですが、長谷川さんのために興味もないサッカー観戦に来たりまじめに休日出勤したり、一途でかわいいです。

前巻に引き続きレオが二人の仲を引っ掻き回すわけですが、レオはただ面白いとこが見たいだけなのかな?
長谷川さんならいけるって言ってたのは別に本気じゃないんだろうか。
ただの賑やかしなのか当て馬なのかが微妙なとこです。雑誌では新シリーズが連載されてますが、レオはどうなってるんだろう。

そして今回の爆萌えシーン。長谷川さんが膝抱っこされながら男のプライドについて語るシーンです。
ここものすごく萌えました。
『お前より長く男として生きてるんだよ、そんな簡単に受身に回れるか』ですよ。年上受けの良さが詰まったセリフです。
それに対する片桐の『受身と思わなきゃいいんですよ、こんなかっこいい俺に奉仕されてると思えば気分いいでしょ』って…天才すぎる。この自信満々なところがもうかっこよすぎる。
なかなか靡かない長谷川さんにヤキモキしますが、こうやって長谷川さんの内面を垣間見るともう萌えてたまりません。最高!

とってもよかった三巻ですが、作中の時間経過が遅すぎるのはちょっと気になりました。
話は盛り盛りなのに、漫画の中ではたった三日くらいしか経ってないんですよね…。
あと長谷川さん災難に遭いすぎでかわいそう。

3

ガードは間違いなく緩んできた

 長谷川、まだまだ焦らしますね。何度かそういう状況になりかけますが、またしても全部寸止めです。ここまでくると、片桐の我慢強さに盛大な拍手を送りたいくらいです。でも、37という歳にして初めて持った同性との関係、しかも自分が挿入される側、結婚するのに良さそうな女性との出会いも他にありながら結局片桐に戻ってしまう事実、これらを一気に受け入れるのには時間がかかっても当然かもしれません。むしろ、早々に絆されて受け側に回ってしまう男の方が架空の存在なんだ、なんて思い直して読みました(笑)。

 行為こそ最後までいかないものの、片桐への好意は認めるシーンもちょくちょくあり、そういった場面での照れる長谷川は本当に可愛かったです。三浦はやはり本気で長谷川を狙うつもりはないようで、2人の仲を邪魔したり、時々上手くいくように行動したり、あくまで楽しんで見ているだけのようです。片桐が三浦にまったく遠慮せずきつく当たるのが面白いので、これからも時々何かしらしでかすことを期待しています。今度こそ最後までやりきる2人を見られるよう祈っています。

6

オリジナルな世界観

なんと言うか…
面白いんですけど、いわゆる「BL」の面白さとは違うのですよね。
だってまだヤらないし。
いや、別にヤるだけがBLの面白さじゃないよ。にしても、いくらなんでも3冊目でもまだ寸止めだという展開はなかなかない。
しかも片桐は生まれながらの性格破綻。
と言っても1作目の異常性は少し薄れて、「関わるとヤバイひと」くらいには薄まった感はある。
一方レオもおかしい。
いわゆる「常識人」の長谷川には、こんな話の通じない相容れない人間が2人もプライベートにも侵食してくるのは物凄いストレスだろうなぁ。
ノンケ男のリアルで正常なおののき。
こういう世界観は「GAPS」のシリーズでしか見たことない。だからすごい。
ならこの世界観「好き」か?と言われると、正直100%は好きじゃないんだけど。
会社では王子キャラで慕ってきて、プライベートでは強引に迫ってくる片桐に翻弄され、もう決壊しそうな長谷川さん。
無理!無理!と寸止めかましてるけど、実際には落ちてる感じ。
でもね、やっぱり現実にしてしまうのとまだしてないのとの間には物凄い溝があるのよ。
ここはもうひとつ、長谷川さんに逆襲して欲しい。落ちないで欲しい。既成事実作らないで欲しい。
そして片桐は何か思いもよらぬ穴に落ちて欲しい。くはは。
あ、あと私レオみたいなひと大嫌いです。なんか天罰下らないかな……

2

長谷川の中に渦巻く「男同士ならではの葛藤」。片桐は果たして崩せるか。

電子化待ち遠しかった〜〜〜
ここでも焦らすか!って思いながら待ちましたよまったくもう〜

1巻目「萌」、2巻目「萌×2」ときまして、3巻目。いや、もうこれ「神」でいいわ。だって私すっっっごいハマってるもん。今まで評価渋ってごめんなさい!!ってなりました。
もうねー、気持ち的には神100個くらい付けたい、頑張ってる片桐に。
片桐の忍耐力と挫けない頑張りに片桐萌えがめちゃくちゃ加速した第3巻でした。
あまりに寸止め食らい続けててなんかもう片桐(と片桐のtnk)が気の毒になるレベル…!
クズ王子ザマァって思っていたのももはや遠い昔、今や片桐が早く本懐を遂げられるようにと願っております!!!

と思う一方で・・・
この巻で一番どこが私の萌ツボにズボッとハマったかというと、長谷川がここまで渋る理由を明かした場面から先なんです。
この長谷川の気持ちを読んじゃったら「長谷川さんもうそろそろ素直になっていいんじゃないの?」なんてことも言えなくって、う〜めっちゃジレンマ。。
長谷川さんは「男」だから、愛されるのが当たり前の女性のようには片桐を受け入れられないし、プライドが色んな方向から待ったをかけてしまっているんですね。女子が純情ぶるような意味合いで片桐に寸止め食らわせ続けている訳じゃあない。
自分がBLに求めてる「男同士ならではの葛藤」ってまさにこの内面の葛藤なもんですから、長谷川の葛藤をじっくり読んでいたい気持ちがやっぱり勝る訳です。
それになにより、そんな長谷川に対して片桐がこれまた自信家王子にしか言えないようなキザいセリフを次々吐くのもやっぱり萌えですからね!!( ´艸`)
あんな百戦錬磨っぽいセリフ吐きながらも、長谷川の反応を見ながら「これはダメか…」「お、これは効いたか?」みたいになってる片桐の陰の努力っつーか必死さがね、めちゃくちゃ萌えなんですw
里さんはリバもありえる作家さんだし、私はリバ大好きな読者だけど、この2人に関しては「いっそリバればいんじゃない?」って気持ちは不思議と全く湧いてこなくて、長谷川さんが受け入れるのをやっぱり見たい。だから王子にはあのキザさを武器に根気よく頑張ってもらうしかないかな。
そもそもBLを攻め視点で読む読者(=私)的には、長谷川さんのこの攻めゴロシなキャラまじで堪んないですからね!!!この人ほんと無自覚の最強だから!受けでいてくれないと私の萌えが行き場を無くしてしまう!!

描き下ろし「Drop」、タイトルといい、長谷川の反応といい、ついに来たか?!(でも寸止め)な展開ですが、さて次巻どう展開するのかな??
楽しみです。


最後に今回のサブタイトルの「apples and oranges」から思ったことをひとつ。
「リンゴとオレンジはどっちも同じ果物だけど、別物だから比較するもんではないよ」ってのがこの定例句の意味合いではあるんですが、そこには「リンゴとオレンジは別物だけどどっちも「果物」」っていう大前提があるからリンゴとオレンジな訳ですよね?apples and dogsじゃ意味を成さない。
・・・ってことを頭に置いた上で、メインタイトルの「GAPS」の意味を改めて考えた時、片桐みたいに二面性がある人を見ると外面のいい表側を「嘘の顔」、裏側を「本当の顔」って言っちゃうところがあるんだけど、実際はどっちもその人の本当の顔だよな…っていうなんかものすっっごい今更ながらの気づきがありまして。当たり前だけど、仕事に真面目なオンの片桐もクズなオフの片桐もどっちも片桐だよなっていう。
1巻の序盤で片桐の二重人格っぷりに戸惑う長谷川に対して、片桐が「俺だって普通ですよ(中略)俺の場合は姉の影響でオーバーなだけですよ」って答えるあのセリフなんかも受け止め方が何気に大きく変わりますね。

【電子】レンタ版:修正-、カバー下×、裏表紙×、レンタ限定特典(1p)付き

14

余裕こいてる風に見せておいて、実は必死。

イケメンの性(サガ)。いつでも余裕こいてる風、その実必死‼︎ ってところにこんなに萌えるとは⁈ 片桐の昼の顔、女子社員がキャーキャー言う スマートな王子っぷりは、一見腹黒のオフの顔にもやっぱり健在で。虎視眈眈と長谷川さんを追い詰めていても。無精髭面でも。ワイルドでカッコいいんですよね、この人は‼︎ 長谷川さんに「俺のこと、大好きなのバレて恥ずかしーって顔」見せろ、なんて。どんなけ自信満々なんだよ⁈ これは王子の、特権階級ならでは。
そうは言っても。生来がズボラで、モテてても。「どーでもいい、その女(秘書室の彼女ね。)とは付き合ってない。」という認識だとしても! 長谷川さんが気にしてるだろうからと、玲央を使って彼女に新しい男を当てがっておいたり。玲央をして「必死っすね!」と言わしめるほどに、綿密に事を運んでいる様でいて、実際はなりふり構っていられないのだ。前作で長谷川さん自身の『…ってなんだそれ、好きだって言わせたい女みたいじゃねーか。』っていう想いも、多分お見通しなんだけど。長谷川さんのお望み通り、身辺整理を頑張ってるあたり、可愛いじゃないか 片桐!ジリジリとして、遅々と進んでいない様でいて、本当に長谷川さんの嫌がることはしないって事でのキス止まりっていうのも王子らしいと思います♡
今回は長谷川さんの同級生が襲われそうになる現場に居合わせたりして、少し大きめの事件有りでしたけれど、日常の、というより小さな事件の積み重ねでどんどん距離が近づいて行ってるのも、ドキドキを加速して行ってるなぁーと。ストーリー展開にオシャレ感すら感じさせます。
刑事事件ということもあり、久々に矢島巡査部長の友情(⁈)出演も。この人と片桐のやりとりは面白いのでまた顔見せて欲しい。(出番少なくて寂しい。)
一方で、好きになったのか、興味本位が強過ぎるのか、何なのか。お邪魔虫、玲央の動向も謎過ぎてちょっと笑えます。盗聴器って、もはや変態じゃん…。彼もまた残念なイケメン王子。(童貞だしね。)スマホ取り上げられてたり、盗聴器割られたり。片桐の手に掛かれば、彼のイタズラなんてヒヨコみたいなもので、全然敵いっこ無いんですけど、どういうわけか絡んで来る。

とにかく、こんなに必死に王子様に迫られれば、今度こそ腹くくらないと!次は長谷川さんが男を見せる番ってね。

0

長谷川さんの可愛さ爆発!!

皆さん同様神評価をつけたかったんですが、次への期待も込めて!!でも、気持ち的にはほぼ神です‼
今回も非常に面白かったです‼
1作目から読んでいますが、ここまでくると焦らしが逆にクセになってしまい、もうやるならとことん焦らして結ばれて!!と思わずにはいられません(笑)

クズだけどいちいちカッコいい片桐に、地味にでも確実に絆されてる長谷川さん。
そしてその2人の間をウロチョロしてる玲央くん。
特に今回はこの玲央くんがかなりいい動きをしてくれたので片桐、長谷川さんのまた新たな一面を見ることができました‼ラブホの件(特にドアを開けてから)はもう最高でした、ありがとう玲央くん!!

そして長谷川さんの表情が今作が一番可愛くて早く結ばれて欲しい‼でもまだまだ焦らして欲しい‼とジレンマに陥りながら終始ニヤケっぱなしで読みました(笑)
私も次作が楽しみで仕方ありません‼

4

安定の面白さ。

面白かったです。今回は三浦がかなり良い働きしてたと思いました。片桐となんだかんだと息ぴったりだったし、抜け目ないようでまだまだ片桐には敵わないのがいいですね。長谷川も悪足掻きやめて、素直になって来ましたね。ますます目が離せなくなって来ました。新刊出たばかりなのに、もう次の刊待ってますよ。片桐は王子でもクズでもカッコいいし、本当に長谷川が好きなんだって分からないようでいて分かるのが萌えますね。里先生上手いなあ。

10

読者に対する焦らしプレーが上手すぎる

最新作が出たと言う事で、GAPSから読み直しapples and orangesまで読み終わりました!
良い…ほんと良いです…。
アラサーアラフォー男性がモダモダしてるのがホントいい!
そして片桐のクズ偽王子っぷりも相変わらずいい!リアルでも片桐タイプのONとOFFが真逆な人って女性に相当モテるよね…
作者さんとても的を得てらっしゃる…
ただシリーズ1作目よりもクズっぷりが無くなってきている…大人になってる?長谷川さんに合わせてる?と感じる。
 
今作最初の方で、片桐がレオに出した指令「男用意しろ」ってのがあるんですよ。
それが私的には片桐の心情的にもとても見どころでした。


なんだかんだで亀の歩みだけど、この2人きちんと着実に心もカラダも進展してるんですよね。
今回も、鼻血出しながら、または半目になりながら、それかヨダレたらしながら楽しめる作品です!
是非是非期待してください!

13

男のプライドの問題なのです!!!

超絶いい所での寸止めがお約束化してきたこのシリーズ。
なんかもう、逆に寸止めに得も言われぬ快感を覚えるようになって来ました。
でも、ボチボチ我慢のメーターも振り切れそうなので、一刻も早く最後までヤっちゃって!!!!!

で、今回もめちゃくちゃ面白かったです。
相変わらず片桐は清々しい程のクズっぷりだし、三浦はコロコロ立ち位置を変えては煽ってくれる。彼はリバーシブル系当て馬ですよね。
そしてそして、ミリ単位でジワジワ絆されて来た長谷川。
長谷川の!! 今回、「男」だからこその揺れる心情に萌え転がりました。
「乙女」だからじゃない!! 「男」だから一歩が踏み出せないんですよ!!!


内容ですが、前作に引き続き、三浦に良いように振り回されて煽られる長谷川と片桐。
3人でサッカー観戦に向かった所、長谷川が席を外した間に女性に声を掛けられます。
離れた場所からそれを見て、自分は居ない方がいいとソッと帰る長谷川。
帰宅途中にかつて好きだった元同僚の女性と偶然再会しー・・・と言ったものです。
作品のキモになるのが、片桐に(誤解ですが)女性の影を感じ、また思いを寄せていた女性と再会し、長谷川が自分の気持ちを見つめ直す事でしょうか。

まずですね、ホント三浦がいいように二人の中を引っ掻きまわしてくれます。
雨に降られて仕方なく三浦とラブホに入る片桐。
そんな片桐の裸の写真を、サッカー観戦で知り合った女性といるように見せ掛けて長谷川に送りと言った具合に。
前回、彼は長谷川と片桐のどちらに横恋慕してるのか分かりにくかったのですが、今回は分かります。長谷川ラブです。多分。
彼は彼でいいキャラなんですよね。ラブホで片桐を押し倒そうとして、逆に反撃されてのしかかられ、青くなってたり。
何だか憎めない。


そして肝心の二人の恋愛部分ですが、なんのかんのと横やりが入りつつもジリジリと進展。
今回ですね、いつもの如く嫉妬した(煽られた?)片桐から押し倒されるのです。
そこで組み敷かれた事に強い拒否感を見せる長谷川。
ここでの、二人のやりとりが死ぬほど萌えまして!!
そう、今作では帯に乙女化する不能姫となってますが、乙女だから抱かれる事に恐怖心を抱くワケでは無いのです。
男だから!! 自分より年下の男に!!! 組み敷かれる事が受け入れがたい!!!! そう、男のプライドの問題なのです!!!
ここでの片桐の台詞がホント最高でして。くっ!! こう来たかと!!!
またこのやりとりですが、なんと片桐の膝の上に長谷川が向かい合って座りと言う、膝抱っこ状態でやってんですよ。いやもう、なんだこの神シーン。


あとですね、最後に描き下ろしがあります。
私は雑誌を購読していないので、どこまでが本編でどこからが描き下ろしかイマイチ分からないのですが。
ただここで、二人は結構際どい所まで進みます。
長谷川が結局ストップをかけて寸止めですが。
ただ、一線を超えて無いのにめちゃくちゃ萌えます。長谷川の台詞がいいんですよ~。もうホント、片桐のみならず読者もどんだけ振り回してくれるんだ。片桐もこんな反応を見せられたら、しぶしぶでも止めるしかないよね・・・。
この片桐を振り回すんだから、実は長谷川が一番最強なんじゃないでしょうか。

と、大変萌えまくりで今回も楽しく読めました。
でもいい加減、片桐のみならず読者の生殺し状態もなんとかして下さい。次巻ではぜひ二人のエッチを最後までお願いいたします!

25

レオが暗躍

はぁ〜、面白かった。いつもこのシリーズは期待を裏切らないです。
いや、裏切ってるのか?今回も寸止めで終わります。うぅじれったい!
今作はレオのクズっぷりが顕著です。長谷川さんが好きなのか片桐に興味があるのかハッキリしませんが、とにかくいろいろちょっかいを出してきます。それに焚き付けられて長谷川さんが片桐に落ちそうになるのですが.....。片桐はハイスペックなので男女ともにモノにできなかったことがないのでしょうが、長谷川さんはさすがにイイ年齢のストレートなのでなかなか体を許してくれません。当然です。けれど片桐が身を挺して自分を守ってくれたことに感動して(負い目に感じて)とうとう自ら歩み寄ります。
片桐はなかなか手に入らないものを意地になって追いかけているように見えなくもありません。長谷川さんのどこに魅力を感じているのかわかりにくいからです。思いを遂げたら満足して長谷川さんをポイなんてことがないように祈ります。次巻も非常に楽しみです。


8

待ちに待った新刊

発売日を待ちに待ってコミックを入手しました。
電子版でも追いかけていたので、あらすじは知っていたのですが、1冊になったのと書き下ろしが楽しみで楽しみで!!
封入ペーパーも書店により違うものが入ってるみたいですね。
ちょっとは進んで、2人の距離も近づくのがなぁ~とハラハラしないけど、表情にドキドキしながら毎回楽しみにしています。
少しずつ、表情が和らいでる長谷川さんがいいですね~

でも、ただじゃ終わらないのがこのGAPSですね。
続編も始まっていますし生暖かく見守りたいと思います。
(駅のホームで読んでしまってニヤニヤがとまらなかった…アブナイヤツ)

6

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