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表題作DOGS infight

斉藤 誉,元上司,警察庁のエリート,30歳
矢島千紘,丸ノ内署生活安全課の巡査部長,29歳

その他の収録作品

  • EASY(描き下ろし)
  • カバー下:登場人物の細かい情報のご紹介、小ネタ集、あとがき

あらすじ

警視庁丸ノ内署、生活安全課所属の巡査部長・矢島千紘の恋人は、元上司で警察庁のエリートの斉藤 誉だ。
常に冷静で落ち着いているように見える斉藤だが、実は独占欲の塊で、嫉妬深く、矢島には常にない執着を見せる。
矢島にすれば、斉藤と体の関係はあるが、つきあっているかと聞かれると肯定しきれない。
そんなある日、誉の兄に呼び出され!?

エリート犬(斉藤)×野良犬(矢島)のパーフェクトラブ登場!!

作品情報

作品名
DOGS infight
著者
里つばめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
シリーズ
GAPS
発売日
ISBN
9784813032328
4.6

(406)

(313)

萌々

(57)

(20)

中立

(5)

趣味じゃない

(11)

レビュー数
36
得点
1858
評価数
406
平均
4.6 / 5
神率
77.1%

レビュー投稿数36

はぁ良いわぁ

新刊の上下巻を読む前に買い忘れていたこちらを電子書籍で購入しました。斉藤さんが移動になって何やら寂しそうな矢島さんが良い!斉藤さんを前にして素直になれないところに凄く萌えました!

てっきり斉藤家は官僚一家なのかと思ってたら、全然違っていて、あの胡散臭いお兄さんの他にもう1人いて三兄弟だとは思ってもいませんでした。

旧時代的な父親とは三兄弟とも折り合いが悪そうで、跡継ぎの座を巡って争うのではなく押し付け合い…斉藤さんがお見合いの席に引っ張り出されてモヤモヤする矢島さんがやはり素直じゃない。

気持ちはちゃんと斉藤さんにあると思うし、思いは強くなってるのに反比例して素直に気持ちを伝えられないもどかしさに萌えた巻でした。

個人的に斉藤さんに乗っかることでしか気持ちを伝えられない矢島さんが不器用で可愛いです。

2

男前な受け最高!

DOGSシリーズの中で1番好きな作品です!
(こちらはgapsのスピンオフですがgaps未読です。)
このDOGSシリーズが大好きです。
変態執着スパダリイケメン攻め上司とノンケ男前硬派な年下受けです。
どちらも180cm以上という高身長CP。
基本ラブコメでCP以外のキャラ(後輩香川、兄の要さん、ナンパしてくるイケメン被疑者)も個性的で楽しいです!
説明セリフが少ないところや絵があっさりしている所も好きです。
受けがとてもタイプなのでずっとこのままでいてほしいです。

3

皆さんの熱いレビュー

ここはあえて違うことを書きたい。
なんでCDでないのおおおおお???

0

矢島の閉店大サービスが!

前作は斉藤さんの恋心に動揺しつつ
受け入れる矢島くんでしたが
今作は矢島のターン!

「終わったんなら失せろ」って言われてからの
デートの提案!ポジティブ!
水族館に他の来館者ゼロて。
この世界に2人っきりという心理描写かな?
全員サメに食われたのかな?
要お兄ちゃんに「愛人でヨロシク」からの
矢島の閉店大サービスが
エロくて嬉しいけど悲しいという
なんかもう感情が追いつかないよ!

水族館の時もだけど
斉藤さんが矢島を見る目が
「あぁ〜!めっちゃ好きぃ〜!」ってなってるの
今作は多いんですよ。

会議前に矢島を
エレベーター前まで追っかけてくる
シーンがあるんだけど
ここで斉藤さんから
声かけないって演出がニクい!
斉藤さん振られてるから
矢島からのセリフ待ちなのよ(多分)
乙女か!

監禁美容師くんの家に
着いてっちゃった理由…!
これは嬉しい!ぜったい嬉しいやつ!
あと矢島くん自衛隊の制服なんて着たら
いろんな人たちが寄ってくるよ。
式典の制服姿で斉藤さんに狙われた上に
表紙裏では剣道着の襟にも
手を掛けられているんだから。
男の夢のロマンの塊かよ矢島さん。

すぐ好きとか言わないあたりD組の
サイコーたる所以よね。
G組は言葉でのコミュニケーションが
もう少しあるよね。
お姉ちゃん持ちの弟だから?
男兄弟だらけのD組さんは
「まずはカラダを使って落とす!」という意識を
強く感じます。

読み切りのroutineで見える
斉藤さんの末っ子ぶりが最高。

片桐も長谷川さんも末っ子かぁ…

4

甘くない二人のお話。

前作は事件メインだったけど、こちらは一話+三話+一話になってるからか、お仕事よりBLメインな感じでした。
一話目は水族館デート。それだけでえ゛!?となる二人が笑って平和に過ごしてるのが良いです。斉藤が殺し文句言いまくりなのもすごい。なんだかんだ仲良しで安心しました。
二~四話は斉藤家の跡継ぎ問題。お別れまでの流れがベタといえばベタだけど、最後にヤってばいばいって、八島にもセンチメンタルなところが?と驚きました。というか八島もわりとちゃんと斉藤のこと好きになってるのね~と分かって良かったです。
最後のシーン、八島が諦めたときに放つセリフは毎回すごく萌えます。こういうやりとりがあるたびに里さん作品にハマっていってる気がします。大好きだ!
五話はストーカーな斉藤とそれを普通に受け入れる八島。もはやプレイの一環…とあてられた気分になります。楽しそうで何よりです。
気になったのは片桐。ジムでの様子を見るに、この二人の関係に気付いていないんですが、気付いたときにどうなるのか(特に八島が)、とても楽しみです。

3

最初に読んだ時と違う...

DOGSはかなり昔にパラパラと読んで、ほとんど何も印象に残ってなかったのですが、最近久しぶりに読み返して「え、こんなに面白かったっけ?」と最初に読んだ時と全然違う感想になりました。なんでなんだろう...不思議です。
矢島がとにかくエロくて色っぽくて可愛いですね。
男たちにモテまくるのも分かります。
斉藤も矢島のルックスに惚れているように見えるし。
今後、斉藤が矢島に執着するようになった理由とか明かされたりするのでしょうか..
次巻が待ち遠しいです...

3

不器用執着攻めっていいですね

なんだか不器用なところが萌えますね。

素直じゃない矢島。そんな矢島に高圧的な態度しかとれない斉藤。

結局相手が一番大事で。

しかしよく署内でできるよなあ。GAPSもそうだったけど、職場はやめて~こっちがハラハラするよ。

斉藤の見合い話に身を引こうとする矢島。そんな矢島を許せない斉藤。
斉藤なりに気持ちを伝えてるのになあ。
水族館デートの斉藤の台詞にしびれました。

単独行動で容疑者の部屋に行ってしまった矢島。
そこに乗り込む斉藤。

愛されてるのになぜ自覚がわかないのかな?

0

ざっくり大味に感じてしまうのは私の力不足

お互い意地をはったり、素直になれなかったり、憎まれ口を叩くけれども、離れがたく大好きな存在になっていったということなんですね(ざっくりすぎるまとめ)

斉藤が異動して連絡してこない、ついでに来たからヤるだけなんだろ、と拗ねる矢島の気持ちはわかる。
斉藤もいちいち説明しないし。でもきっと1週間矢島に会えず触れられず我慢していたのではないかと思われ。

里先生作品は説明が少ないので、あっさり大味に感じてしまうところがあり、その分解釈の余地があるので、その辺を読者に委ねられていて、そこも先生の作品の楽しみ方の一つだと思うんです。
が、私はどうもあっさり大味だなぁ、たぶんこういうことなんだろうけども…どうなんですかねぇ、でとどまってしまい。深く理解して作品を楽しむまでに至っていない、力不足でざんねん。

なので、表面上の、矢島が少し髪が伸びてちょっと幼く見えてかわいいなぁとか、矢島はデート的なことがしたいのか、とうれしそうにする斉藤には萌えだな〜と、そこら辺では楽しめる。

斉藤の矢島への執着度がアップしていて、愛が深まっているなと思いつつ、頼りにもなるよねと。
矢島は強面で武闘派だと思っていたけど(そうだろうけど)腕力では(でも)斉藤には敵わないんですよね。私は矢島が好きなタイプで攻めでいてほしかったので、その辺もざんねん。
組み敷かれて萌える性癖もあるだろうけど。斉藤が受けでそれをされる方が個人的には萌えました。

1点気になったのは、会議室であんなに暴れて椅子を壊したりして問題にならないの?と。あれだけ大きな音がしたら誰か聞きつけるだろうし、椅子や壁?が壊れたらバレるでしょう。でもそこは斉藤たちがやったってとこまではバレない、バレたとしてもうまく処理するてことなんですかね。

2

2作目でございます。
矢島さんが雌化しちゃって少々寂しい。
もこデス(´・ω・`)や、いいんだけども。

前作は、わりかし強引な感じで結ばれた二人でございますが
今作は甘めでエロめな展開目白押しでございます。
とてもとてもオイシイ1作なのであります。
ちょっとめんどくさくて、矢島さんのこと愛しちゃってるぽい
先輩と合体してその後の話。
気持ちを確認しあうことから距離が近づいていく感じがすごく良い。
愛をはぐくむ、育てるそんな雰囲気を感じました。
体力有り余ってる二人の濡れ場も多くてそこもオイシイ。
受け身であることを受け入れてポジションにこだわらないところも好き。
自分から強請るとかさらに好き。
時と場所は選びなされとはおもうけどw

3

コレですよ、コレ!

前作あまりハマれなかったのが嘘のよう。
めーっちゃ面白かったし、萌えまくった!

そうよ、そうそうデートしたりHするなら自宅で心置きなくいたせばいいのですよ!
まあ変わらず職場でもいたしとるわけですが笑
自宅に居ても邪魔入るし。

斉藤兄に、結婚を勧めるように言われた矢島が荒ぶって、自分から誘うのがヤバかった。非常にエロかったです。
強気×強気のぶつかり合いが良いですね。

飲み屋で声をかけられた男の家にすんなり矢島がついて行くので「えー」と思いましたが、理由があったのですね。ちょっと安心した。

お互いに好きとか甘い言葉を言わないのに、態度から溢れ出ちゃってるのがツンデレ過ぎて…♡
この2人が甘々にデレちゃう時が来るのだろうか。
見たすぎる。続編希望します!

2

これぞケンカップルの最高峰。

これはですね、もう好きすぎてずっとレビューが書けずにいました。だって原稿用紙2、3枚になりそうで(子供の読書感想文?)。
書こうと思って本を開くとのめり込んでしまう。そしてまた新たな気付きがあり、「あ、そういうことね!」と一人で盛り上がる。この繰り返し。
この作者さんの良いところで、台詞が少ないからより妄想をかきたてる…。見事に沼にはまりましたわ…。

話は斎藤さんが異動して一週間、全く音沙汰なしで少しやさぐれてる矢島から始まります。まず前回のラストで矢島は斎藤さんにやられまくってるので、体がなんというか、反応しちゃうんですよね。突然現れた斎藤さんに目が釘付けになってるし。
斎藤さんは署長に用事があったって言ってますが、絶対無理やり用事を作ったと思う。本庁に異動したばかりでかなり忙しかったと思うので最短でも「一週間」だったんじゃないかな。

矢島は一週間連絡がなかったって拗ねる割には斎藤さんとの関係を恋人とは思ってないようで。斎藤さんに付き合ってるって言われてうろたえるんですよね。でも自分では意識してなくても、相手から好意を向けられてそこで初めて気づく。ここからは「(斎藤さんの部屋に)こたつを買おう」とかちゃんと恋人らしい会話になるんですよね。

そして今回の見せ場、矢島が別れを切り出します。お見合いする斎藤さんを思っての行動なんですが、当然斉藤さんは納得いかない。本庁での会議前に席を立った矢島の後を追います。
ここのシーン、矢島を見つけてすぐに「おい!」とか声をかけるかと思いきや、矢島が切り出すまで何も言わないんですよね。これってあの俺様斎藤さんがためらって言えなくなってるんじゃないかと思って。ほんの一瞬のためらいだけど、別れを告げられた後だから、矢島に対して強気に出られない斉藤さんだったんじゃないかと思いました。ま、その後すぐ胸ぐらを掴んで「(別れを)取り消せ!」と迫ってますけどね。

結局は事件で追ってた被疑者も捕まり、矢島と斎藤さんも仲直りします。その後のroutineがすごく好き!ちゃんと恋人同士なんです。剣道で長兄に負けた斎藤さんに(兄貴に負けて拗ねるなんてガキかよ)って思うんですが、長男の矢島に、三男の斎藤さんの気持ちは分かりますまい。
その車の中で矢島の首筋にかじりつく斉藤さんですが、少し服をめくってちゃんと見えないところに跡つけてる…!見えるところにつけるな!って絶対矢島に怒られたんだよね(笑)

そして矢島がもう色っぽい!!ちゃんと声も出してるしちゃんと感じてる。まさかこんな矢島になるなんて、斎藤さんは思ってもみなかったんじゃないかな。これは手放せないよ。

願わくば永遠に二人を見続けていたい。斎藤さんは矢島の家に入ったことあるのかな、食事の時とかどんな会話してるのかな、お泊まりはするのかな、そして未来はどうしてるのかな。ずっとずっと二人が一緒にいることを切に願います!

3

斉藤さんは、溺愛・執着・嫉妬に独占欲を隠しもしない

里つばめ先生の描くマンガはスタイリッシュでオシャレ。もちろん装丁もそうなんですけど、リーマンや組織の中で働く男を描かくのもとても上手だし、スタイリッシュなんですよね。

もちろん、斉藤もイケメンで超オシャレ、スマートで仕立てのいいスーツ着て、仕事もできるエリートで、頭もいい。実家も超お金持ち。こんな人、現実にはいないような、ほんと絵に書いたようなスパダリ要素を持っている。
一方で矢島はまぁ、よくいる警察官。男気もあるしかっこいいけど、至って普通の人。

でもね。でもですよ。
斉藤さん、すっげーかっこいいジャイアンなんですよね、完全に(笑)しかもそれを本人も隠しもしない(笑)
矢島は地味かもしれないけど、仕事も真面目だし、男らしくて常識人。友達になったら絶対助けてくれるし情もあって、そゆとこかっこいいんです。
そんな男に心底惚れてる斉藤誉。斉藤さん、男見る目ある(笑)

こんなに好いた男を自分のものにしたら最後、もう、その溺愛と執着たるや、すごいです(笑)それも無自覚(笑)
そゆとこに、この作品には斉藤誉ガチ勢がたくさんいるのだと思います(笑)

今回久しぶりに読んで、皆様のレビューを読んでいたのですが、その中のみみみ。様のレビューの中で、斉藤誉のジャイアニズム思考、清々しいほどの独占欲との記載があり、それを読んで、「それだー!!」とめっちゃくちゃ激しく同意しました。その作品解説力に脱帽し、斉藤誉=すっげーかっこいいジャイアン、がめっちゃピッタリハマるなと思いました。みみみ。様、すごいです!!

水族館デートのときの「相手なんかお前がいれば十分だ」
そのあと、斉藤さんの自宅での濃厚で甘々なセックス。

なんすか、これ(笑)超ー甘々じゃないですか!斉藤誉のデレがすごい!

矢島が斉藤さんのお兄ちゃんから横槍入れられて、色々考えちゃって仕事中に転んで倒れて病院で目を覚ます場面。ちゃーんと、お迎え来てるんですよね。いったいどうやってその情報を得たのかわかりませんが、もう溺愛。

矢島は何も言わないんですよね。こういうとこ、男らしいというか、矢島らしいというか。でもちゃんと何かおかしいと察する斉藤さん。
「こういうの今日で最後にしようぜ」って言われたあとの斉藤さんの顔。そのあとすぐに、お兄ちゃんに電話して、問い詰めるときのかっこよさ。

このあとの、エレベーター前での矢島とのやりとりにはゾワゾワ。
「説明したうえで取消せ 昨日の発言をな」
「兄貴じゃなく俺に従え」

でたー!ジャイアン斉藤!矢島の気持ちを聞くよりも、俺が認めるわけがないだろう、とジャイアニズムが炸裂。矢島に選択肢すらも与えない。さらに、閉まろうとするエレベーターのドアを思いっきりガシャン!!って開けて、無理やり会議室に拉致する斉藤さん。もうここの場面の斉藤さんの執着と独占欲といったら、ほんとにすごい。1度手にしたら最後、絶対誰にも触れさせたくないし、どこにもやりたくないって気持ちがだだ漏れで、矢島もここまでの執着を見せる斉藤さんにびっくりしただろうな…。

最後は事件の被疑者宅に入った矢島を救出する場面。終始頭にお怒りマークがある斉藤さん(笑)
駐車場でのふたりのやりとりに萌えが炸裂!!

「次 男の部屋に入ったら俺が鎖で繋ぐぞ」
矢島、気をつけて。この人、本当にやるから(笑)

お互いに好きとははっきり言い合わないところが2人らしくて、でもちゃんと愛を確かめあって、2人の関係が少し前進したなと思いました。超かっこいいんですよね、この時の斉藤さん!!

休日で矢島にハグしようとする斉藤お兄ちゃんに、竹刀でバシっと肩を叩いて一言。
「触るなと言っただろ」

ひえー。斉藤さん、わかっちゃいたけど、今回のいろいろがあって、ますます矢島溺愛が進んで、もう自分の目が届かないところに置いておきたくないとか思って、執着半端なくなってしまったら、どーなるの…?矢島、がんばれ(笑)読者の私は、もっとやれと思っています(笑)

最後は濃厚でねちっこくて、斉藤さん大満足のセックスでこの巻は終わり。斉藤誉、恐るべし…(笑)

前作のときは、なんで斉藤さんがここまで矢島に入れ込むのか、正直わかんないところもあって、わりとドライで大人の関係だしなぁ、なんて思っていたのですが、自分の見る目のなさに撃沈。私の中で、斉藤誉をきちんと理解できていませんでした。そもそも、矢島を狙ってるときから、矢島への執着、半端なかったですもんね、斉藤さん…。

というわけで、まだまだ続きが読みたいこの作品。斉藤誉の他人の目なんか気にしないほどの溺愛ぶりをもっと見ていたいです。

13

可愛くない男が可愛く見えたら恋の始まり

GAPSでは脇役だった、無骨で無愛想な警察官矢島が主人公。
矢島とその上司だった、傲岸不遜でオレ様なキャリア警察官誉の物語です。

前作はくっつくまでの話だったのですが、今作はくっついてからの話。

くっついてすぐに誉が異動になり、全然連絡がない割に合えば即セックスで身体だけの関係かよ!からの初デート。

両思いなんだな、付き合ってるんだなと納得したと思ったら、坊ちゃん育ちの誉に持ち上がる見合い話。しかも誉本人は隠しているし、誉のお兄さんからも妙な横槍が入ったりする。
矢島は矢島で容疑者にちょっかい出されたりするから、もう大変!

…てな話の流れで、そもそも前作でも、全然好きじゃないのに無理やり身体の関係を持っちゃって、なのに何故かくっついちゃって、という、話の筋やキャラ設定だけ追うと、ザ・BLテンプレートだなという感じ満載なのですが、テンプレなのに全然退屈しない、それどころか読んで楽しいのは、テンプレの味付け、色付け方が独特で、それが魅力的だからだと思います。

なんだろう、まずセリフが上手いのですよね。

極めて戯画的なオレ様キャラの誉が、地味〜に初デートで浮かれていたり、実は真剣に矢島のことを愛しているということを読者にわからせるさりげないセリフ。
見合い話を知って別れる前に最後のセックスをと積極的に行為を求めてくる矢島に対し、そんなこととは露知らず、矢島に求められて浮かれ気味の誉がしみじみというセリフ。

矢島が他の男に迫られた事に焼き餅を焼いた誉が機嫌をなおすきっかけになったセリフなどなど。
そういう愛の告白的なセリフがいちいち捻りがきいていてうまいのですよね。
読んでてジタバタしたくなるくらい。
この辺はここでネタバレすると勿体ないので是非読んで欲しい!

それと描写の塩梅も実に巧み。
お洒落に全く興味ないし、色っぽい事も気の利いたこともなにも言えない、キラキラとは程遠い、ガサツで無愛想な矢島が、それでも、誉(やその筋の男)から見るとたまらなく美味しそうで可愛いのだな、というのがわかる描かれ方や、横暴でオレ様な誉の、思わず絆されちゃうような子供じみた可愛げの描写など。
知らずにやけちゃいそうな程良い甘さなんですよね。

絵自体も、警察官としてちゃんと鍛えた身体の2人の姿や、剣道シーンも道着や汗などの描かれ方が非常に色っぽくて素敵でした。

この2人の話、もっと読みたいな。

9

1巻に比べて激甘

◾︎斉藤×矢島 警察官

冒頭から甘い〜〜〜有難うinterval
ああいう卑屈なこと言う人苦手だな〜と思うのですけど、ああいう返しをする斉藤課長(もう課長じゃない)が花丸だったので、矢島良くやったって気持ち。斉藤さんは変わらず強引で、色気振りまいてます。

矢島の腰つきも、胸から腹の筋肉のつき方もエロ…
このタイプの男がバリバリに受けって事実が里先生感謝、拝む、尊い…って気持ち。強い男が強い男に組み敷かれて「唆るお前が悪い」とか言われてんの、こういうのよ!こういうの見たい!!

冒頭から甘いなと思ったら、ずっと甘かった。激甘でした。前巻のような2時間ドラマにBL要素が挟まれてるというよりは、BL漫画に警察要素がうまく追加されてる、萌レベルの高い1冊でした。
互いに大好き最早愛してる(冗談めかして言ってるけど、本気混じってるでしょ絶対)って分かりあいながらすれ違って見せたりするの…罪……

6

あの〝俺様〟がデレてやがります。

GAPSのスピンオフ作品で、DOGSのつづき。

相変わらず、公私入り乱れて矢島を溺愛しちゃっている斉藤。
職場で致しちゃってるし、矢島が潜入捜査で男の家に入ろうものなら嫉妬して突入しちゃう。
俺様の鑑のような斉藤様です。

しかし、今回は矢島の〝愛〟も感じられます。
これまでは斉藤の一方的に愛しちゃってる感がありましたが、
矢島もきちんと斉藤が好きなんだなと感じられる場面がたくさんありました。
たとえば、斉藤が栄転してから連絡が全然こないのを拗ねていたり、
デートを早めに切り上げようとする斉藤に「なんだやらねえのか」と無意識に誘っちゃったり、
斉藤とのお付き合いに積極的なんです!
一見ドライだし、いかつい見かけによらず、可愛いところがあります。
こういうところが斉藤を魅了しちゃうんでしょうね~。

斉藤は斉藤で相変わらずの俺様っぷりではあるけれど、甘々な空気がダダ洩れです。
矢島がかまってほしい素振りをみせれば、好きなところに連れってってやると言って
水族館デートしちゃうし、矢島がケガをすればお迎えに行くし、
手作り料理を食べたいと言われれば用意するし(反則技ですが)、
翻弄しているようで案外矢島に翻弄されちゃっているのかもしれません。

今回は斉藤の結婚話で2人はプチ危機を迎えます。
矢島は斉藤(兄)から斉藤に結婚を勧めるようお願いされてしまいます。
それを受けて斉藤に別れを告げる矢島。
なんかここの矢島が男前なのですが、同時に健気な嫁にみえてきます。
斉藤(兄)もこうなることをわかってて矢島に頼むのだから人が悪い…
もちろん、斉藤はそんなこと了承するはずもなくお怒りになられ、
ここぞとばかりに鬼執着をみせストーカーっぷりを発揮します。
でも、これがなければ本当に2人は別れてしまっていたかもしれないし、
拒絶されながらも、体裁も気にせず付きまとった斉藤の愛はでかいなあ。
これでようやく正真正銘、両想いだなあとニヤニヤしながら読み終えました。

10

1番好きです!

1番好きな作品です。
なんというか、全部すき(*´∀`*)ノ

執着愛あふれる俺様な攻めと、全然可愛らしさなんてないんだけど、めっちゃ可愛い受けとのかけあいが神。

好きとか甘い言葉はほとんどないのに、言外にあふれる
この愛はなんなんだー!

この2人の、のっていないエピソードを考えるのがすき(笑)どうやって、部屋に誘ってんのかなー?とか、
朝はどうやって一緒に出勤してるのかなー?とか、
寝る時におやすみのチューして寝てるのかなー?とか、
誉さんは矢島の部屋行ったことあるんかなー?とか、
片桐と長谷川さんと4人でダブルデートしてほしー!とか!

めちゃめちゃ好きな作品すぎて、すっごーく続きまってます!出るといいなぁ(o^-^o)

BL本は数々読んだけども、この本が私にとっては
1番なのは多分変わらないです!

15

好きだなんて言ってねーだろ

最近、ハマっている里先生のエリートシリーズ。
GAPSのスピンオフ作品です。

主人公は警視庁丸ノ内署 生活安全課所属の巡査部長 矢島と元上司で本庁に異動になった斉藤です。
矢島は、GAPSのイケメン王子こと片桐聡の幼馴染です。今回は片桐が1回登場します。
警視庁のノンキャリ(地方公務員)組で、長身の短髪に、性格もいかにも刑事らしい野良犬タイプ。

斉藤は実家が事業を営んでいて、かなりの資産家(お手伝いさんが複数いる)です。兄2人も財務省のエリート官僚と医者で、本人も警視庁のキャリア(国家公務員)組。おまけにイケメンで、ケンカも半端なく強く、人に命令されることが「死ぬ程嫌い」なオレ様です。
ちなみに、斉藤の現在の役職は不明です。

里先生の作品はどれもストーリーも面白く、絵もスッキリしているので、とても読みやすいです。
今回は斉藤のお見合いがメインですが、監禁事件も絡んできます。
斉藤家の当主(お父様)と次男も初登場します。長男は前作から登場しています。
斉藤(三男)斉藤家の事業を継がせたい長男は、恋人関係である矢島を呼び出します。
長男から「斉藤に結婚を勧めて欲しい」と頼まれた矢島は別れると宣言しますが…。

今回も斉藤のパワハラっぷりは健在です。
いや、これはパワハラではなくて、完全に独占欲ですね。
なんと、本庁の会議室の壁と椅子を破壊しました!!
ぜひ、作品でご確認ください(笑)
個人的には、この後どうやって処理するのか?会議室に監視カメラは付いてないのか?
すごく気になります。

最終的には、斉藤のお見合いもある意味うまくすり替えし、監禁事件も無事に解決します。(ちなみに、監禁事件の犯人がちょっとカッコいいです)
この事がきっかけで、矢島も斉藤に対する恋愛感情を自覚したのではないでしょうか?
駐車場でのやりとりは素直になれない矢島が可愛く見えます。
もしかしたら、斉藤のキャラがますます濃くなってきているからかも知れません(汗)

本編以外にINTERVAL / ROUTINE / EASY が掲載されていますが、どれも斉藤の独占欲が楽しめます。
INTERVALでは水族館デート、ROUTINEでは袴姿、短編のEASYでは斉藤の頭をなでようとする矢島が見れますよ!

相変わらずの「攻め」の強引さにビックリしますが、いつだって「愛」がある故の独占欲=執着心!
矢島はもう逃げられそうにもありません(笑)
ぜひ、このままシリーズ化して欲しい作品です。

6

最高でした

最高でした‼︎
里先生ほんと好き

この二人はお互い想い合ってて、相手からの好意もある程度自覚してるのに、確実じゃ無いからと拗ねるところが本当に可愛い

可愛いのに、しっかり大人の男なんですよ
そのギャップが本当に最高

二人ともカッコイイし、仕事も出来るし、完璧で、恋愛だって充分満足のいく間柄のように見えるのに、確信がないだけでこうも可愛いくなれるものなのかしら
お互い譲らないのに、お互いに大事にし合ってる、ほんとに素敵なカップルです

この一冊は本当にオススメです

5

斉藤の直裁な態度と表情がタイプ

 やっぱり私は片桐と長谷川より、こっちの2人の方が好きかも。年上の斉藤は威圧感をもって迫ってくることも多いので、矢島がすっかりひれ伏していてもおかしくなさそうなのだけど、彼はまったく物怖じせず常に斉藤と同等、あるいは斉藤以上の立場に立つことすらあるんですよね。もちろん刑事という職に就いていることもあるでしょうけど、目付きも鋭さを忘れず、斉藤に喰われるだけの男には絶対にならないという強さを感じさせてくれるところがたまらないです。

 強いて残念な点を挙げるなら、今回は一応事件には巻き込まれますがすんなり解決されてしまうので、もう少し事件の存在が濃くても良かったかも。刑事同士で上司と部下という組み合わせが素晴らしいので、その設定を今回も存分に楽しみたかったかな。巻き込まれ方が面倒ごとにならない程度に抑えられているのが気になりました。あとは女性の描き方も、もう少し馬鹿そうに見えないよう描いてくれた方が好みです。でも、メイン2人の関係性については満足です。愛してると言われてもぞっとしてしまったり、車内でキスされても絆されずに相手の心中を冷静に指摘して車を降りられる矢島が、刑事として、大人の男としての器をどんどん成長させていっているようで見応えありました。

2

表紙は引き続きおしゃれですね

「GAPS hanker」に続いてこちらも神評価の嵐ですね。
そして…
私はこちらでも乗り切れなかった…
なんで?なんで?と何度も読み返してみて…
うん。忖度なく書いてしまおう。
「ストーリーがわからない。」
というよりもっとはっきり言ってしまおう。ストーリーが無いんじゃないか⁇
これがまだ長く続く作品で、その一部としてこの巻は「つなぎ」なんですよ、というならそれはそれでわからなくもない。だがしかし。
思い起こせば前作の「DOGS」でもジャーナリストの警護の話がうやむやになってたよな?
ただ斉藤と矢島との「恋人関係」が深まるよ〜!だけですか?
とってつけたような片桐も、はじめ誰だかわかんなかった。姉貴が結婚の言葉でやっと、あ、片桐かって感じ。
で、とっても背景が白いのね。エロシーンはロバート・ロンゴの絵を思い出しました。逆に芸術的かもしれん。

9

執着攻め代表・斉藤誉さん

前作に続き里つばめ先生ありがとうございますーー!!!


キャリア×ノンキャリに立ちはだかる壁と言えばそうです!!
キャリアの結婚問題です!!

そこからの攻めを想って身を引く受け→そんなの許すわけない執着攻め

私、この展開が死ぬほど好きなんです。
好みどストライクな斉藤にテンション上がりすぎて死にそうになっている所に
大好きな斉藤による大好きな展開で…もう…最高です!!ありがとうございます!!
斉藤の「そんなの許すわけないだろう」展開が好きすぎて、泣いた…。

「こういうBLが読みたかった!」というストーリーが目の前で展開されている幸せ。
全てのページの斉藤が好きすぎて好きすぎて好きすぎて…。
斉藤誉というキャラクターを生み出してくれた里つばめ先生にいつかありがとうと伝えたい…。

DOGS infightは斉藤のお見合い話と矢島の囮捜査がメインなのですが
巻頭に収録されている短編「DOGS INTERVAL」がすごく素敵です。
斉藤誉が恰好良過ぎ!!!!!
異動して一週間、なんの連絡もしてこなかった斉藤が丸ノ内警察署にやってきます。
廊下ですれ違った矢島が「どーも」と素っ気なく立ち去ろうとするのですが
斉藤誉がそのまま行かせるわけがないのです!

会議室に連れ込み、性急に体を繋げる二人。
職場でしてる二人が凄く好きだから嬉しい…。
素直になれない矢島が斉藤に向かって「署長にゴマするついでにスッキリできて」と
斉藤にとって自分は性欲処理の相手みたいに言うんですけど
それを聞いた斉藤の怒った顔が最高に「執着攻め」なお顔をしているので
最高過ぎて好きすぎて本気でお腹痛くなってきました…。
あぁぁもう斉藤恰好いいよ!!!
連絡が無かったことに拗ねていた矢島も可愛いです♡

この後初めてのデートの後に斉藤の自宅に行く二人。
唇を重ねながら斉藤の部屋を見た矢島が「殺風景な部屋だな」と呟きます。
それに対しての斉藤の言葉が「何が起きるか分からないからな」なんですよ…。
ここ、二人が警察官で「時には自分の命を投げ出して国民の命を守る立場にある」という現実を
突きつけられて切なくなりました。

この後の矢島の台詞が、私はどんな愛の言葉よりも甘く聞こえたんですね。
二人らしい、矢島らしいというか…。
『俺がいるのに死ぬこと想定してんじゃねぇよ!』じゃない所がいい。
命を落とす危険のある職業だから、物を増やさないなんて悲しすぎるよね。
こたつでも、扇風機でも、ホットプレートでも…。
これから斉藤の部屋が生活感あふれる物で溢れかえればいい…
そしてそこにずっと矢島がいればいい…。
そんな風に願った素敵な短編でした。

メインのストーリーは理由も言わないまま簡単な別れの言葉で自分の元を去ろうとする矢島を
これでもかと執拗に追いかけまわす「執着攻め代表・斉藤誉さん」なお話になっております。
会議のために本庁を訪れた矢島を激しい攻防の末にやや強引気味に抱いてしまうのですが
この時の苦しげな表情がほんっっっっとにいいんです…!!!!!
電子書籍だとちょうど100ページ目です。ずっと眺めていたい…。
つまり全ページの斉藤誉がこれでもか!というほど恰好いいわけです。
冗談抜きに斉藤誉が恰好良過ぎてお腹いっぱいで今日一日お腹が減らなかったです。実話です。
BLでダイエット出来そうですよ。

今回矢島が自分が囮になって被疑者の家に潜り込むのですが
颯爽と助けに来る斉藤誉の恰好良さと言ったら…!!
筆舌に尽くしがたい!!ただ語彙力がないだけです!!すみません!!
DOGS infight、斉藤誉濃度が濃すぎてクラクラしました。

はぁ~。でも、ほんと久々です。
ここまで本気で心から面白い!好き!って思える作品と登場人物に出会ったのは。
すごい幸せな週末を過ごすことが出来ました。
執着攻めがお好きな方は今すぐ買って読んでいただきたいです!!

31

斉藤さん・・・矢島好きすぎ♡

言葉足らずな斉藤。素直じゃない矢島。
悶えまくり!!!最高でした♡

異動した斉藤と会えず連絡も無かったのに
署長に用があり丸ノ内署を訪れた斉藤にいきなり会議室連れ込まれてエッチ!!
仕事で来た”ついで”扱いにされて憎まれ口をたたく矢島が可愛過ぎました。。。

自分たちの関係が分からずもやってるところに
さらりと斉藤の付き合ってる発言♡
つきあってたんかい!!!(私の心のツッコミ)
もぉなんなのこの人たち!!


今回は斉藤家の跡取り問題で
前作も登場した兄に斉藤さんの「結婚」をほのめかされ
そっと身を引こうとする矢島。。。
やしまぁぁぁぁぁぁぁ!!

勿論、離れていくなんて斉藤さんが許しません♡

可愛い程に愛し合ってるのに
恐ろしい程に素直じゃない二人のじれったさが
たまりませんでした!!

22

いやーん♡ エロあま後日談。斎藤兄超烈に要らんことします‼︎

ちょいと難解な事件を扱う前作とは違い、その後の甘あま後日談♡ で、丸っと貫かれています。
一応事件もあり、毎度の様に スパダリみ溢れて救けに登場する斎藤さん‼︎ カッコ良すぎ‼︎
そして、そんなカッコいい斎藤さんに惚れ抜いているのに素直に言えない矢島。というか、斎藤さんが掴みどころ無さすぎて、今一つ踏み込めない。斎藤さんは勿論、そんな事は些かどうでもいいので、矢島へのその溺愛っぷりを隠しもしません。いいね‼︎ それまたカッコいい‼︎

掴みどころ無いのは長兄の要兄さんもそうで。何ですか、この三兄弟は揃いも揃って優秀過ぎて、父の事業を継ぐ気は無い。父も最初から自分の事業を継ぐ者はこれと決めておくべきだったんです。
1巻を読み返すと、長兄の要さんは離婚間近と書いてある。飄々として掴みどころが無い、という以上に離婚する様な男を信用して無いんですよね、お父様は昔の人だから。なので、次男、三男を結婚させて後を継がせたい。医師である次男は断ったというが、なら 末弟に無理強いするのは如何なものか。
お人形さんの様な病院長の娘と次男はアッサリ上手く行きそうな気もします。が、父の後継はしないだろうな。入婿で病院継がされそうだし。父の困窮は続く…。いやもう、要兄さんが継げばいいじゃんね。
ところで、誉を懐柔したいが為に矢島に近付いた要兄さんが、矢島の周りにホステスを侍らせて、「ああそうか、失礼」と、パチンと指を鳴らして「こっちだよね。」と、イケメンホストを侍らせてるコマが好きです。わぁ♡ 矢島は元々片桐のお姉さんが好きで、ノンケ。斎藤さんだから惚れてしまったのであって、ゲイでは無い。斎藤さんに抱かれてから多分、色気が増し増しになってしまったので、やたらと男に声をかけられて危ういのだ。なので、斎藤さんは気が気じゃ無い。矢島の周囲を全て敵認定していて、それも凄く可愛くて萌えます♡
とにかくつくづく変なこの兄のせいで、まだ斎藤さんと確固とした絆を感じられない矢島は揺さぶられてしまいます。勿論、斎藤さんが手放すわけ無いから、安心して見てられるんですけどね。

本編にちょっとだけ片桐も登場します。何でだっけかな?と、今見直したら「姉貴が結婚するって。」とわざわざ矢島の行きつけのジムに報告しに来ただけだった。まぁ、長谷川さんの行きつけでもあるけれど。この二人が幼馴染というのもなんか可愛い。矢島はとかくヤベー奴に絡まれ易いのかも。

『GAPS』の最新刊にて、片桐の雄み溢れる‼︎ 溢れてしまうエチが描かれていて、ビックリしたんだけど、斎藤さんも負けじとネチっこくサカっております‼︎ いやーん♡ ヤベーヤツのエッチ、ネチっこい。
里先生の描く、寄り目 + チロリと出ている小さな舌。最初凄い違和感を感じてもいたんですが、今はその…、それだけでも充分エロいなぁって感じます。斎藤さんは、矢島を前にするとどうしてもサカってしまうけれど、それは性欲だけでは無くて、どうしようもなく愛しさを感じてしまうんですよね。鍛えられた2人の身体もとても素敵です‼︎

描き下ろしの小さなエピソードもニクい!
ところで、これまた続いて行くんでしょうか。小さな事件散りばめながら、そうね、いよいよ同棲スタートしちゃったりして。斎藤家の後継者問題も片付いてはいないので、次巻も楽しみに待ってます!

0

永遠に終わらないでほしい

『GAPS』のスピンオフ作品であり、『DOGS』の続編です。

前作より、異動になった斎藤と離れ、矢島がさみしく思っているであろう事は手に取るように分かります。
里先生の作品は 、セリフがなくても話の流れが分かるくらい表情が豊かです。

今作では濡れ場が多く登場しますが、矢島が完全ネコ化していてジムでトレーニングしていてもバーで飲んでいても、声をかけてくるのは男ばかり…
それだけ色気が増しているということであり、そこも今作の見どころだと思います。
矢島に溺れる斎藤と共に、存分に楽しませていただきました。

今回、斎藤に見合い話が持ち上がり身を引こうとする矢島だけど、兄を使って上手く逃れる斎藤。
きっと、今後も斎藤はどんな手を使ってでも絶対に矢島を手放さないでしょう。
そう思わせるほどの愛と独占欲がありました。

GAPSの2人も好きですが、カップリングとしては男くさい斎藤と矢島の方が萌えます。
決して媚びない2人が、とにかく格好良かったです!

まだまだ全然読み足りません!
ぜひ続編をお願いします。
そして、斎藤の兄2人も気になる存在です…

26

ブログでやれやというほどに長い…

前巻でどっぷりハマってしまったDogs、待望の新刊!!
ごめんなさい、つい先週読んで萌え転げ落ちたばかりなので実はそんなに待ってないです。
でもこの数日間が長くて仕方なかった!!
読みたくて読みたくて震える…とはこのこと(禁断症状)

そんなDogsジャンキーにありがたーい素晴らしい1冊でした!!
もう…ね、何回読んだことか…。
興奮のあまりゴリラが咆哮をあげるが如く…近所迷惑になるのでクッションに受け止めて貰いました。

前巻に比べてラブ度が格段に上がってます。水族館デートとかね、恋人らしいことしてます!!
斉藤さんが異動して1週間、離れたらお前のことばかり考えそうだ、なーんて言ってたくせに連絡のひとつもよこさないからちょっとおこな矢島くん。
と思ってたらいきなり現れて会議室に連れ込み強引にえっち。
矢島に飲みに誘われてた香川くん、待ちぼうけで可哀想…(--;)
寄ったついでにヤっただけじゃねえかとキレる矢島を上手いこと乗せてデートに誘う斉藤さん。
このデートがまたいいんだ!!
矢島が声出して自然に笑ったときの斉藤さんの嬉しそうな表情ね…ラブですわ♡

この後のおうちエッチの流れも最高すぎて…
ねちっこく責められすぎて「おかしくなる」と言う矢島に「唆るお前が悪い」とさらに責め続ける斉藤さん。
快感に耐える矢島が可愛すぎてこっちがおかしくなりそうだ、とか内心思うわけですよ…はあ〜堪らん

斉藤さんキスとか行為の最中に矢島のこと見すぎなんですよね!!
分かるよ、どんどん可愛くなっていってるもんね…
斉藤さんに抱かれすぎて妙な色気が出ちゃったせいか男がめっちゃ寄ってくるようになっちゃったし…。

今巻では斉藤家の跡取り問題が浮上し、前巻でも登場した長男の要さんは斉藤さんにお見合いを勧めますが相手にされず。
そこで矢島に今の関係は続けたまま形だけでも政略結婚をするよう斉藤さんを説得してくれと頼みます。
しかし別れを決意した矢島は最後に自ら誘ってフェ〇に騎乗位に大サービス。
このえっろい矢島を怪訝に思いながらも嬉しそうな斉藤さん。
突然告げられる別れに納得できるわけがなく、執着心丸出しで追いかけます。
無理矢理挿入からの焦らしプレイ、しかし矢島も負けじと煽ります。
焦れた斉藤さんが続けようとするも触らせない矢島、そのまま喧嘩別れに…。
ものすごい殺伐とした修羅場なのに…萌えて仕方がない腐女子の性…。

この後もまあ色々あってちゃんと仲直りするんですが、矢島のピンチに殴り込んでくる斉藤さん、男を監禁しちゃうヤバいお兄さんから見てもさらにヤバいやつだと直感で悟るんですね。
正解!!
あと矢島を心配して真っ先に斉藤さんに連絡した香川くん、ナイスアシストでしたね!!
仲直りのシーンもね、やり取りは全然甘くないのに見てるこっちはものすごく甘ーーーーーく感じちゃうんですよ。
もうこのCPのやり取りずっと見ていられる!!

前巻の最後で
斉藤→→→→→→→→→←矢島
位にはなってましたが今巻では
斉藤→→→→→→→→←←矢島
位まで進展した気がします!!
斉藤さんは矢島のこと絶対手放す気ないし、矢島もなんだかんだで惚れちゃってますよね。

あと要お兄さん絶対矢島のこと気に入ってるでしょ。
だから触らせたくないんでしょ斉藤さん‪w
真ん中のお兄さんはまだよく分からないけど、兄弟で趣味が似てるのかしら。
とにかく美味しいシーンだらけで今巻も盛大に萌え散らかしました!!
まだ続きますよね…もっと読みたい!!
あ、コタツは絶対置いたほうがいいよ斉藤さん!!色々使えるからね…ムフフ

所謂王道BL的な作品に萌えられず、勝手に肩身の狭いような気でいましたが、そんなことはどうでも良くなりました。
BLはファンタジー、夢を見、理想を追い求めればいいんだと。
これだから腐女子はやめられない。

41

永遠に見ていたい!

これぞ神作品!
BL漫画の中で一番好きな作品です。二人の不器用愛に萌えまくりです!
GAPSスピンオフ、DOGSの二冊目。待望の二巻、待ってました!GAPS中毒の方多いですが、私は完全にDOGS中毒。こんなに何度もBL漫画を読み返したことは今までありません。本当にもう、この二人ときたら恋愛下手で愛おしすぎ。

一巻ラストで(体は)くっついた二人ですが、矢島はこの関係をなんと呼べばいいのかわからない。
でも一週間ですよ?たった一週間斉藤さんが連絡くれないだけでモヤっている様子はどう見ても惚れてるでしょー!と突っ込みたくなります。鈍感すぎて自分の感情が何なのかわからないなんて、可愛い矢島!
その後喧嘩して、要するに体だけだろ!って拗ねる矢島に「デートしたいのか?」って察する斉藤さん。はー、素敵です。手に入ったら終了じゃなく、いつでも矢島の気持ちに寄り添おうとしてくれる。こういうところに年上彼氏の包容力が出るのですね。斉藤さんスパダリ度がダダ上がってる…!矢島は矢島で、あんなに受けらしくなかったのに、可愛さ度合いがぐんと上昇!これも斉藤さんに執務室で愛でられまくった影響ですかね?
どこにデート行きたいかって斉藤さんに聞かれて水族館。可愛いがすぎるし斉藤さんの一言に思わず見せる矢島の笑顔がもう…普段仏頂面なだけにキュンキュンします、斉藤さんも私も。珍しく斉藤さんのビジネスじゃない笑顔も見られて嬉しい一話。
あれだけヤりまくってるのに手を繋ぐ描写にギュン!とします。ああ付き合ってるのね、この二人。
一話だけでこの萌えです……!
メインストーリーは初めから濃厚なベッドシーン。夜の矢島、堪りませんね!そりゃ斉藤さん溺愛だわ……まさに溺れてる。矢島ってすごくエロかったり可愛らしい声や表情をするわけじゃないのに、とても男を煽る素質がある……クるものがある。組み伏せて泣かせたくなる。

別れを予感させながらのベッドシーンは本当に切なかった。積極的に求めてくる矢島に訝しみながらも嬉しそうな斉藤さん。そんな彼を見詰めて愛おしそうな&苦しそうな表情をする矢島、見てて涙が出ました。別れ話のせいで動揺して怪我までしちゃう矢島が可哀想で要兄さん恨みます(しかし憎みきれないキャラ)。
最後まで素直じゃない二人だけどそこがいいし、それでも伝わってるのがこの二人らしくてカッコイイ。安易な言葉はいらないですね。

矢島は一見可愛い要素全くないのに(失礼)、本当に男にモテる(斉藤さん気が気じゃないね!)でもわかるなー、なんというか斜に構えた立ち振る舞いがいい。真正面から見据えるんじゃなくて視線だけこっちに寄越す感じが色気がある。それでいて世話焼きなのがGAPSや描き下ろしやペーパーから読み取れて、もう斉藤さんは離れられないと思う。大好きすぎて。顔には出ないけど脳内はいつでも矢島のことで一杯のはず。怪我した時は即お迎え行ってあげてるし。自分は分刻みのスケジュールなのに!
本当にお似合いの二人、これからも波乱の予感しかしませんがお互い大好きなのはダダ漏れなのでさらなる続巻楽しみにしています。

あ、言い忘れましたが斉藤さんがめちゃくちゃ格好良い!顔面が美しい!攻めに色気はあまり感じない質なのですが、斉藤さんは色気が凄い。雄の色気が溢れてます!ベッドシーンでのガンガン攻める抱き方、でも余裕のない顔も見せるし、とにかく男の色気をご馳走様です!
しかし彼は夜の営みが相当ねちっこい(笑)一回につき3時間4時間やってるんじゃ……?矢島に「なげぇよ」「しつこい」って言われてたし。初めての時も一時間くらい矢島のお尻慣らしてたよね。丁寧に抱くタイプだと言っておこう。おかげで開発されまくりだろーね矢島は。

描き下ろしの膝枕、良かったぁ。心配して本庁に訪ねて&文句言い合いつつ膝枕。オマケに頭を撫でてあげようと(未遂ですが)する矢島……いい嫁……!Twitter発売記念カットでもブツブツ言いつつ団扇で仰いであげてる……いい嫁……!!
斉藤さんは暑いだなんだ言いつつ矢島にくっついていたいのね…なんだこの二人、目に見えない糖度がすごい!

一番萌えたのは「今度の休みコタツ買いに行こうぜ」のシーン。素直になった矢島はなんて可愛いんでしょうか。優しい…これからも斉藤さんのそばに居てくれるつもりなんですよ彼……なんていい子。

はぁ……斉藤さんの営み並に長い感想すみません。吐き出せてスッキリです。

キャラもストーリーもとにかく素晴らしい。
この二人を永遠に見ていたいです!

46

斉藤さん。とにかく斉藤さん。登場シーンですでにキュン死。

斉藤さん…斉藤さん〜!!!
登場シーンからしてかっこよすぎて、まず開始15Pまでを10回読みました。次のシーンもまた10回(水族館デートーー♡)
そんな繰り返しで、これは受験勉強か!ってくらい細かく読み倒して、とても漫画一冊読むのにかかる時間とは思えない時間を記録してやっと読了。
作品自体好きだけど、評価のうち80%は斉藤さん萌えから成り立っていることを告白します。

前回はお仕事中心だったDOGSですが、このinfightでは結ばれた後の2人の恋愛がたーっぷりと描かれています。
エロも盛りだくさん!
里先生の描くエロなので直接的な局部描写などはないのですが、それが逆に、ビジネス漫画に出てくるセックスシーンのような〔リアルな男のプライベートを覗き見ちゃった感〕があり、ドキドキしてしまう。
アングルに工夫されていて修正も必要ないため、白抜きや白線のない紙面からは、エロ本的なエロさのないエロスが漂っています。

お仕事BLとしての色が濃かった前巻のよさとはまた違う、大人BLのよさが詰まった一冊でした。
でもやはり、前巻の背景あってこそのラブやエロなんですよね。
ただイチャイチャしているだけでは物足りなくて、2人の人物像がはっきりと見えた上でのこの繋がりにグッと来るんです。

今回は斉藤の兄弟ががっつり登場し、後継問題からお見合い話が飛び出したり、矢島のもとへ斉藤と別れるようお願いしにきたりと、2人の仲を引っ掻き回してくる役回りに。
矢島も斉藤への気持ちは自覚しているのですが、自分から抱かれに行ったあとに「こういうの今日で最後にしようぜ」と言って、一方的に斉藤に別れを告げます。

これ、俺様好きとしては、ものっそい矢島に共感するかも。(矢島が俺様好きなわけではないんですが)
俺様な男って強くて余裕があるように見えるから、そういう相手からはいくら求められても愛されても、なんか信用しきれない&するのが怖くて、「これ以上ハマりたくない」「あとで痛い目にあうかも知れない」と勝手に防衛本能が働いてしまう。
こういう風に考える時点で実はもう完全に落ちてるんだけど、今ならまだ引き返せるかも…と、傷が浅いうちに逃げ出したくなっちゃうんですよね。

矢島だって十分強くてかっこいい男なんですよ。
だからこそ、そんな矢島にそうまで思わせる斉藤さんのオーラって凄い。凄すぎる!

斉藤はデレないから伝わりにくいんだけど、矢島への愛と執着はかなりのもの。
前巻でもそうだったけど、エッチだって本当に丁寧で、時間をかけて、自分の挿入が目的ではないことは明らかなんですよね。
でもなんせ甘さがない。
矢島の立場からしたら、わかりにくいことこの上ないと思う。

でも、それでも、
「セックスしたい」のはもちろんあるけど「“矢島”としたい」んだってことを、矢島は安心して信用していって欲しいなーー!

終わり方は唐突で、このシリーズらしいと言っちゃらしいんですが、これは当然続くものだと期待してよいんですよね??
里先生、何卒よろしくお願いいたしますm(_ _)m

カバー下にはファンには嬉しいプチ情報と、2人の自然なプライベートカットが載っていますので、お見逃しなく♡

30

【鈍感ツンデレ受け】独占欲と嫉妬にまみれた2人

「GAPS」シリーズのスピンオフ作品の「DOGS」が満を持して2冊目。GAPSシリーズの新刊が6月1日に発売されたばかりなので2ヵ月連続で里つばめ先生の新刊が読めることに感謝です。


まず、このcpは帯にもあった「嫉妬&独占欲エリート攻め×鈍感野良犬受け」っていう感じです。
前作のネタバレになりますが、攻めは受けと同じ警視庁丸の内署の課長でしたが今回からは本庁に異動になってしまったところから今回のコミックスの話に続きます。


ザックリネタバレするならば職場がバラバラになってしまったからこそのすれ違い、斉藤家(お金持ち)の見合い問題など様々なことで今回も盛大に矢島さんが振り回されてるっていう感じですね(笑)斉藤誉の兄も前回から長男は登場していましたが、今回からは次男も参戦。次男はハッキリいって今回のコミックスを読んでみてもまだまだ存在が未知数だったのでもしかしたら今後の展開にも長男ともども関わってきそうな予感がしますね。まだ斉藤家後継問題は解決してませんので……。(続編があると正式発表されてませんが、たぶんありますよね?)

この2人は本当にお互いが好きすぎて正直怖いくらい独占欲で溢れているのが個人的にグッときました。里つばめ先生の作画がお互いを求めて求めて愛したくてたまらないみたいな思いのぶつけ合いみたいな感じなのが伝わってきます。

正直里つばめ先生の描かれる性行為ってそこまでエロくない印象があるんですが、性行為の描写ではあえて人物に意識的にトーンを入れたり、体位や構図を工夫することで不思議と濃厚なセックスになっているんですよね。修正をあまり入れることなく体位や構図、表情だけでここまでエロく描けるのは前回のGAPSのレビューでも描きましたが里つばめ先生だからこそできる技だと思います。

あのセックス中のトーンがなかったら、このコマがなかったらそこまでエロくならない。けれども、その工夫があることで濃厚でお互いを貪り合うような情熱的なセックスになるのが最高です。

ストーリーとしては斉藤さんの独占欲と矢島さんの鈍感なツンデレ(?)に注目して読んで頂けると楽しんでいただけるかなと思います。



p.s
カバー裏に2人の意外な特技が載っていたんですが2人共意外すぎて「嘘だろ!?」と思って5回くらい戻してはめくってましたが書いてある内容は全く変わっていませんでした。皆さんは2人の意外な特技なんだと思いますか?

20

大好きな要素たっぷり

個人的嗜好の話になりますが、私三度のメシと同じくらい刑事受けが大好きで、刑事攻めも好きなんです。刑事は強い人が多いので男前受けが多い。エリート犬×野良犬(国家のね)最っ高です。

この受けの矢島はGAPSの長谷川さん(不能姫)もスポーツクラブで感動してた位、腹筋がすごくていい体している身長180センチ。でもこのDOGS第二弾では斎藤課長に抱かれすぎたせいか色気ダダ漏れになって総受けみたいになってる所がさらに良い。

課長が本庁に異動になって1週間たっても全然連絡ない、と矢島がいじけてたら、署内でナイフを持って暴れる被疑者から矢島を守るためにいきなり登場。ダーリンかっこよすぎです。スポーツクラブで知らない男にナンパされた時は酷い親友聡が登場。結果的に守ってくれます。

斎藤のお兄さんズもツンツンしてるけど可愛い矢島に意地悪しながらも興味深々だし、プードル後輩も危険なイケメン変態男に拉致された矢島の防犯カメラ映像を見て「先輩が鎖で縛られてたらどうしよう!」と大心配してすぐに斎藤課長に連絡し、犯人の家にはスパダリ課長が乱入し…私の萌えオンパレードでどうしようかと思いました。矢島の男へのモテオーラがすごい。

1巻より2巻の方が濡れ場が多いしキスもいっぱいしてます。最中の矢島は気持ちよさそうで超可愛かったです。萌えすぎて胸がギュっとなりました。何度も。

でも斎藤長兄には「弟と別れなくてもいいけど結婚したら愛人で我慢してね」みたいな酷いことを言われ、可哀想な男前刑事はブルーになっています。体は重ねても恋人と言うにはまだちょっと曖昧な関係の2人。続編是非是非読みたいです。色気たっぷりの刑事さん2人をもっと見たい。

33

変わらずアツいぶつかり合いでした!

GAPSにDOGS…タイプの違うカップリングが楽しめる、甲乙つけがたい作品ですが、
個人的には、この2作品4人の中で一番好きなのが、俺様執着溺愛攻めの斎藤。
そして、俺様執着攻め片桐、硬派ツンデレ受け矢島、ほだされ受け長谷川と続きます。
どちらも脇キャラが個性豊かなのも魅力なので、脇キャラ交流もして欲しいくらい…
切り離して読むことができない、とてもおいしい大好きな作品です。

DOGSはメインの二人が強いので、後輩のプードル犬が特にかわいらしくみえてしまう。
仕事の話もしっかり描かれていて、刑事の二人の姿も並行して楽しめるのがいいですね。

今回、斎藤家がクローズアップされ、お見合いでの3兄弟勢揃いシーンがありましたが、
前回に引き続き、長兄のサラッとした腹黒感がいいスパイスで大活躍…
もつれる二人にドキドキしてしまいました。

医者の次兄が一番イケメンで優しそうな良い人に見えましたが、
斎藤家なので裏があるのかな…今後も楽しみなキャラです。

何より、メインの二人が相変わらずアツい!
斎藤の言葉にしない執着と溺愛に、こちらも素直になれない強気の矢島がたまりません。
斎藤の本意が解らない矢島の拗らせ具合が、強気でカワイイ。
そして、言葉にするといじけて聞こえるのが、これまたたまらん!

硬派な矢島が甘えるなんて、ハードルが高いですよね。
それでも拗らせた態度でデート希望を推察する斎藤、さすがキレる警視庁のエリートです。
矢島も変な意地を張らずに、しっかりデートしているのがやっぱりカワイイ。

今回は斎藤がけっこう言葉にして、矢島へのデレをだしているのが前回との違いです!
サラッと恥ずかしい事を言っております…。
「相手なんかお前がいれば十分だ」ちゃっかり手を握る斎藤…なかなかのやり手に赤面の矢島が><

斎藤との関係に戸惑いつつ、斎藤の結婚話もあり距離を取ったことで
斎藤の意外な執着を知り、自分の気持ちにも気付く…
初めから終わりまで、矢島の心理描写の過程が、言葉は少ないんですが何度読んでもいいです。
斎藤は自分の気持ちに素直に、矢島に対して言葉や態度で溺愛しているんですが、
もともと愛の言葉を囁くタイプではないので、その辺りで生じるズレが更にいいですね。

今回は水族館デートの二人のやりとりも良かったんですが、
一番萌えたのが、車でがっついた斎藤に怒り電車で帰る矢島…
帰れば斎藤が車で先回りしている事を見越している矢島が、小憎らしいかわいさです!

DOGSはHシーンがエロい…アツいぶつかり合いに、アングルと言葉がエロいなぁ。
ケンカの後の元さやHは斎藤の攻めが冴えてました!里先生の描く寝バックはエロい!

そして、この二人の言葉のやり取りが大人なのか、子どもなのか、
普通に好きや愛してるではない、
直球じゃない裏返しの言葉が、DOGSらしくてカッコいいですね。

GAPSもDOGSも、まだまだ続いて欲しい!
DOGSのアツい男のぶつかり合いが今後も楽しみです。

23

いやいや、これは斉藤さん溺愛物語ですよね

あああ~!
ほんとに堪りません!
GAPSのスピンオフとはいえ、めちゃくちゃ存在感ある斉藤と、矢島…

斉藤の執着 矢島への強すぎる愛が素晴らしいですよ!
前回も、矢島は凄く求められて、まあ~署内でやりまくられていましたが、この度も濃厚です~!

現在は、職場が違うに斉藤の執着気味な矢島愛が溢れています!

もう離れていられないのです。

矢島も、斉藤の残した痕跡を署内で感じてしまい。
でも、自分達の関係に対して困惑しています。
まあ、斉藤がいつもいつも、半ば強引に矢島を抱いちゃうからね…

とはいえ、優しく愛を語られても、矢島は混乱しちゃうでしょうし、斉藤の執着攻めが正解なのかもしれません~!

相変わらず、ぶつかり合うふたりのえっち。

これはこれで、大変よろしい。
ただ、違うのは矢島が最中に洩らしちゃう喘ぎ声でしょうか。
なんだかんだ、矢島は斉藤が好きなんですよね!

スパダリですよ、斉藤。
矢島のピンチに、すぐ乗り込んだり。

なのに矢島に対しては上手く立ち回れず、振り回されたり。
大事な仕事の場ですら、我を忘れてどストレートな求愛をしたりと、なんつーか可愛い。これは矢島も色々許しちゃう。

単行本の帯に、
斉藤の隠れ溺愛発覚!!!
って有りますけど。
いやいや、隠れてませんよね~❤
いや、隠してんのかな、そもそも❤

ほんとに、たまらなく濃厚なふたり。
続きも、ぜひともお願いしたいと、切に思いました!
しかし、矢島がエロくなってて、ほんとによろしいかと…!

27

斉藤さんは前巻から矢島溺愛だったよ!!全然隠れてなかったよ?!

帯に「斉藤の隠れ溺愛、発覚!!!」とありますけどね、斉藤さんの強火担としましてはね、何を言ってるの?ってまず言いたい。
前巻から矢島のこと超溺愛してたじゃん!
矢島が佐々木の警護をすることになった日から矢島に何かあったらすぐ動けるように署に寝泊まりしてさぁ〜、
お兄ちゃんがちょっとでも矢島に触れようもんなら机蹴り飛ばすぐらいガチギレしてさぁ〜、
極め付けに「手元に置けば満足するかと思ったが逆だったな」って、オイお前まさか職権乱用したのか?って問いたくなるようなことまで言ってたよ?

そこんとこ先に突っ込んだうえで・・・
斉藤さんの矢島溺愛がさらに加速する2巻です( ´艸`)

ちなみに表紙デザインが同じでややこしいですが、GAPSとDOGSは別カプのお話です。
GAPS未読でDOGSから読み始めても問題ないのでお好きな方からどうぞ。
DOGSシリーズは、「DOGS」→「DOGS infight」の順で。


私が思う「DOGS」の萌えどころはズバリ、ジャイアニズム思考のエリート(斉藤)が見せる「独占して当然だろう?」的な独占欲!
これがねー、なんつーか清々しくていいんですよ。すんごい独占欲なんだけど、歪んでないっていうか。迷いもなくて、ほんと清々しいんです。
包み隠さないところも好き!この独占欲はグッときます♡

で、この2人って里つばめ作品にしてはめずらしくするっとエッチしてるし、続編がどういうお話になるのか全然想像つかなかったんですが、GAPSとは逆パターンと言いましょうか、エッチはいっぱいしていても矢島の気持ちがいまいちついてきていなかったよう。
斉藤さんのあの溺愛っぷりが、よりによって本人にあんまり伝わってなかった・・・!
性欲処理相手だと思ってるもよう。なんでや!
矢島〜鈍感かよ〜〜〜
【ダダ漏れ×鈍感】そうきたかw
ハッ…もしかして「斉藤の隠れ溺愛、発覚!!!」って、ようやく矢島が知ることになるっていう意味??
ともあれそんな鈍感矢島のおかげで、前巻ではちょっと見え辛かった斉藤さんの内心(主に焦りや嫉妬)が見え隠れするのがたいへん萌えでした♡
オマケに前巻にも出てきた長兄が何かと邪魔をしてくるので、余計に斉藤さんの人間味が輪をかけてダダ漏れなのもオイシイです( ´艸`)
仕事では対等っぽく見えてたけど、仕事じゃなくなると斉藤さんもお兄ちゃんには勝てないんだね。
(ちなみに真ん中の兄も今巻には初登場してます。斉藤三兄弟揃い踏みです。)

しつこいけど、この2人今巻でもエッチはいっぱいしてます。
矢島にはいまいち伝わってないけど、斉藤さんのエッチは愛情過多でたぶん相当ねちこい。
いやもう、矢島よ、なんで性欲処理だと思う?!
斉藤さん気の毒すぎて同情するしかない。。

この2人なんていうか、すんごいじわじわと萌えてやばいです。
読んでるこっちからするとどっからどう見ても甘いのに、2人揃って天邪鬼というか甘くなりきれない感じがなんかすんごい萌えるの。
言葉でうまく説明しきれないのがもどかしいなぁ。とにかくなんかすごい萌えるんだ。
2人して絶対「好き」って言わないのもいいんだよなぁ。ニマニマしてしまうーーーー!
鬼焦らしプレイの里先生、今回はもしかしてそういう焦らしプレイだったりしてw
二読、三読・・・繰り返すごとにどんどんお腹の底に萌えがじわじわ溜まっていくような感覚。もどかしい‼︎ 爆発させたいよー!

まだ続くかな?続きますよね??続きますように!


※紙本カバー下あり(キャラ紹介&小ネタ集)

39

ガチンコでぶつかり合う事で、見えるものがあるのです。

毎回サブタイトルが深い意味を持つシリーズですが、今回は「infight」。
そう、接近戦です!
相手の懐に入って、ガチンコで殴り合う事で、分かりあえるものがあるんですよ!!

実は前作ですが、個人的には甘さが足りない上に、二人の関係が理解し難いって事で、あまりハマらなかったんですよね。
が、今回は来た来た来たーーー!と。

かつて無いほど二人の心が近づくんですけど、ここが如何にも彼等らしいんですよね。
この時のやりとりがもう、神懸かってんですよね。
決して「好きだ」と言ってるワケでも無いのに、愛の告白シーンにしか見えて来ないって、どういう事ー!
この二人で、「甘すぎるーー!!」と萌え転がる事になるとは、想像もつきませんでしたよ。


で、今回の大筋としましては、斉藤が異動になって一週間ー。
突然現れて強引に抱く斉藤に、この関係が性欲処理だと、矢島は怒りを覚える。
すると、その怒りを受け「デートがしたいのか」と、矢島のリクエスト通り水族館に連れて行く斉藤。
矢島の中で、「何か」が変化がするんですね。
そんな中、斉藤の兄に呼び出され、斉藤に結婚を勧めるように頼まれてー・・・と言った所になります。

今回、実は斉藤が、かなりの甘さを発揮しちゃいます。
水族館に行けば「付き合って最初に行くところの王道だしな」と、付き合ってる事をアピール。
また、「あんたモテないだろう」と思わず笑った矢島に、「お前がいれば十分だ」と告げるー。

えええーーーー!
前作では、あんなに分かりにくかったのに!
なんか、ちゃんと愛が伝わってくるじゃないかよと。
いや、宇宙人だと思ってたら、実は地球人で意思の疎通が出来て感動みたいな。
だって前回、私には本当に理解不能だったんですよ!!
斉藤がオラオラすぎて!!!

と、なんだか甘い、いい雰囲気になってくる二人。
しかし、ここに現れるのが斉藤の兄。曲者です。
事業を継がねばならない斉藤は、結婚しなければいけない事を話す。
更に、矢島は愛人として付き合っていけばいいと告げられるー。
そこで、矢島は斉藤と離れる事を決意し・・・と続きます。

これ、何と言っても萌えちゃったのが、別れを告げられた斉藤の反応だったりします。
こう、いつも余裕綽々って感じの彼が、初めて二の句が告げない状態になる。
更に、凄まじい執着を見せる。
いやもう、殴り合いからの無理矢理エッチですよ。

これ、実は斉藤だけじゃなく、この時の矢島の言動にもシビれちゃって。
こう、身体から陥落させよう的に、斉藤が焦らすんですよね。
すると、「いらねーよ、そんなもん」と、彼の目の前で自身を慰め出す矢島。
「物欲しそうな顔をしてるのはそっちだろ」と、斉藤に触れさせない。
うおおーーーっ!
こんなガチンコのぶつかり合いみたいなエロって!
斉藤の歪んだ表情に、萌えまくっちゃうじゃ無いかよ。

と、ここまでも相当萌えるのです。
が、本当の萌え処は、更にここから。

スレ違い状態で一人酒を煽る矢島に、声をかけるイケメン青年。
自宅で飲み直しを誘われると、何故か付いて行ってしまい・・・と続きます。

矢島まさかヤケになって、この優男についてっちゃったの!?
と、矢島の行動に若干違和感を覚えたんですよね。
が、オチで思わずニヤリと。
そう、こちら刑事ものなのです。
矢島は、意外と優秀な刑事なのです。

そしてそして、ここからが神展開。
しつこいですが、かつて無いほど二人の距離が近づくんですよ~!
このエピソードをキッカケに!!
抱き締めて「(好きだと)言えよ」から始まり、「絶対言わねー」。
で、ここからの一言一句が、もう甘さしか感じない!
全然素直じゃ無いセリフなのに、何でこんなに可愛いのか。
そして萌えちゃうのかー!!

まぁそんな感じで、今回、二人の関係が大きく変化します!
斉藤の執着や独占欲なんかは前回と同じですけど、そこに意外な溺愛や甘さが加わって。
ついでに、ガチンコのぶつかり合いと言った恋愛模様にも、超シビれちゃうんですよ。
これぞ、男と男の恋愛だよなぁと。

前作で、二人の関係が今一理解出来なかった方も、今作では萌えまくる事と思います。

45

要兄さん暗躍

まだまだ斎藤家の問題で波乱ありそうですね…1巻より殺伐度が増しているけど糖度もかなり増している…そんな感じでした。
この二人大好きなので続きを物凄く期待しています!
1巻の頃はGAPSの二人の方が大変そうだなあという印象でしたが
infightを読んでからだとこっちの二人は散々やる事やってるのにまだ色々先行き不安になる印象が…
INTERVALの水族館行くところがすごくいい…矢島の笑顔もですが「相手なんかお前いれば十分だ」はしびれました




14

生きてて良かった!!!!

もう6/1からずっっっっと7/1の発売日を待ってました!!!!!!今まで読んできた数あるBLコミックスの中で断トツ1位です!!矢島受けが癖すぎてヤバいです。まさか矢島達の続きが読めるなんて、本当に生きてて良かった涙
DOGSを毎日読み返してましたが2巻目の矢島は色気増し度が半端なさすぎじゃないですか!!これも斎藤さんからの日々の愛の営みの賜物なのかと思い知らされました。本当に里つばめ先生が今こうしてこの作品を描いてくださったという現実が尊い…。
本当に人生の幸せを噛み締めております。これからもこの2人の続きがあったら…トゥービーコンティニューですな!!

21

噛み付いちゃう二人、最高

紙本
修正…見えない描写
カバー下…キャラ設定、あとがき
カバー折り返し部分…コメント

2

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