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表題作DEADLOCK 2

ディック・バーンフォード,29歳,同室の囚人
ユウト・レニックス,28歳,元麻薬捜査官

あらすじ

刑務所に潜伏するテロリストのリーダー・コルブスの正体を探る──
同僚殺しの冤罪を晴らすため、密命を帯びた麻薬捜査官のユウト。
対象者の調査を続けていたある日、仲間のミッキーが起こした騒ぎで
懲罰房に入れられ、高熱に倒れてしまう!! 意外にも優しく看護して
くれた同房のディックに、ユウトはついに己の素性を告白するが──!?

作品情報

作品名
DEADLOCK 2
著者
高階佑 
原作
英田サキ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
DEADLOCK
発売日
ISBN
9784199606373
4.5

(109)

(70)

萌々

(27)

(10)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
13
得点
489
評価数
109
平均
4.5 / 5
神率
64.2%

レビュー投稿数13

2巻までの感想です

BのLはまだほんのり程度ですが、ストーリーとしておもしろいです。
テンポ良くさくさく進むのが心地いい。

ユウトの蹴りがかっこよかった。
アクションの絵もいいですね。
空手の有段者な感じが出ていて、映画の一場面のようでした。

ユウトとネトが仲良くなり、信頼されるくだりもいい。
それによりユウトはひどい目に遭ってしまいますが。
それを知ったディックが激怒するのか悲しむのか…どんな反応をするのか楽しみです。

ディックとネトの関係も気になるし。
ディックはやっぱりコルブスなのか…や、それだとおもしろくないかなとか考えるのも楽しいです。

ユウトはすっかりディックに惹かれているようだし。
ディックは最初からユウトを好きだったのではないかと見ております。
ユウトが無防備で危ないから怒って注意したり。
何かとずっと気にかけてますもんね。
ディックの本心を知るのが楽しみです。
次巻でその辺が見られるかな。

0

ハラハラ

相変わらず贅沢な一冊でした。
挿絵を担当した作家さんがコミカライズを描いてくれるなんてすごいですね!
しかも大好きなデッドロックシリーズで。
しかしこのペースだと小説一冊にコミック何冊かかるかな。

今作も息をつかせぬ展開で。ハラハラします。いや、知ってるんですけどね。

ユウトが独居房に行くことになって。うんうんそうだった。隣の房の囚人とおしゃべりするようになって仲良くなったら、なんとリベラ本人で!

ますますディックの心配事が増えますね。
ユウトもディックに特別な感情が芽生えて。
もっと知りたい、話を聞きたい、支えになりたいって頭がいっぱいで。気持ちの正体に気が付くのはまた後で…。

そして最後にあの事件が。わりと巻き?で描写を少なく描いてあり、読み手のダメージも考えてくれたのかな?

0

ネトにもかなり惹かれる

 この2巻から大分盛り上がってきた感じがします。ユウト自身も刑務所内の環境に慣れて、仲間達に馴染んできたからかな。ディックとも時々壁は感じるけれど、基本的には穏やかな会話をしてくれることが増えて、BLとして面白いなと思えるシーンも増えてきました。マシューは痛々しい事件に巻き込まれてしまって非常に残念ですが、ミッキーもネイサンも親身になってくれるし、ユウトの周りは本当に恵まれていますね。

 BBにはとうとう襲われてしまいましたが、ユウトも元捜査官ですから一般人よりは強い心を持っているでしょうし、ディックを始めとした仲間達がいるのでそこまで不安にはならずに済みました。ようやく独房から出てきたネトも、BBとは正反対の気持ちの良い性格のようで、そんな彼がユウトを友人として認めてくれたことが嬉しいですね。彼にもディックとはまた違った魅力を感じます。誠実に過ごしていれば、誠実な仲間に恵まれる。ディックの言う通り油断は禁物ですが、簡単に気を許すのと誠実でいるのとはイコールではないでしょう。後者ならきっと、得られるものがたくさんあるはず。刑務所という極悪な環境下でも、ユウトが自分を見失うことがないよう祈ります。

0

目が離せない展開です!

『DEADLOCK(1)』の続編です。
小説「DEADLOCK」のコミカライズとのことですが、原作は未読で読ませていただきました。
高階佑先生は絵が美麗で、コマ割りがスッキリしているので読みやすいです。

カルフォルニア州立シェルガー刑務所
囚人 ディック・バーンフォードと同室の囚人 ユウト・レニックスのお話。

前作では、刑務所内の用具倉庫で死んでいるリンジーを発見したユウトとディック。
犯人は、ABLのリーダーであるゲーレンでした。
今作は、その続きから始まります。
2巻では、重要な要素がいくつもあります。
ある事件により、懲罰房に収容されたユウトは、そこでエルネストと知り合います。
ロコ・エルマノのリーダー エルネストに気に入られたユウトは、コルブスの特徴を伝えて協力を仰ぐことにしました。
ちなみに、エルネストとターニャは兄弟です。
後半、ネイサンからディックの罪状を聞かされたユウトは動揺します。
その罪状は「警察官殺し」だったのです。

BL展開はまだないですが、ユウトとディックの距離が少し近づきます。
ユウトは無自覚でディックを意識していますが、ディックは完全にユウトが好きです(笑)
高熱で寝込んでいるユウトのため、口移しでお水を飲ませるディック。
もう、ディックったら (*ノェ`)っ))タシタシ
一方、ユウトは、自分が元麻薬警察官であることや過去の事件をディックに話しました。
そして、ディックの悲しみにも触れられたらいいのに…と思うのです。
元麻薬警察官の話をしたってことは、ディックを信頼しているんですね。
そして、ディックを慰めてあげたい…なんて、ユウトも恋しているんだよ!
早く気が付いてくれ(泣)

サスペンス要素もとても面白く、ますます目が離せません。
…が、今作一番の衝撃は、ユウトがBBにレイプされることです(泣)
無理やりレイプされたユウトは、頭やお尻から出血をした状態で気を失ってしまいました。
ユウトのレイプがショック過ぎて、しばらく何も手に付きませんでした…。
言葉では言い表せないほどの屈辱と恐怖と激痛を味わったユウトの身体はもちろん、メンタルも心配です。
ディックの怒りも収まらないでしょう。BBを殺してしまうかも知れません。

原作描き下ろし 番外編 小説『眠れない夜の中で』
ディックの罪状が警察官殺しと聞いて、食事をしながら考え込むユウト。
そんなユウトにエルネストが声を掛けます。

1巻同様に、英田サキ先生の素晴らしい原作で「DEADLOCK」の世界感に惹き込まれ、高階佑先生の綺麗な絵で物語に心酔します。
とても充実した2巻でしたが、ここでラストは耐えられない…。
すぐに3巻を読まなければ、私の心臓は持たないです(泣)

1

続きが気になる終わり方

初めて色っぽいシーンが出てきました。小説未読で挑む方もいるのかな?1巻でも思いましたが、小説の方が薄暗くて埃っぽくて汚れて殺伐とした感じを受ける。漫画はなんだかんだ顔立ちの良い男がずっと画面にいますからね、多少なりとも爽やかな雰囲気に。

小説は1巻まで既読ですが(レビュー投稿は前後してます)ユウトの「彼を慰めてやりたい」は今後長いスパンでの伏線…?小説の方でいずれそういうシーンが出てくるのかしら。

描き下ろしのSS、素朴な疑問なのですが、こういうエピソードは小説を書いているときに既にあったのか、それとも振り返って間を埋めるとしたら…って感じなのか。

0

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