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表題作月神の愛でる花 ~絢織の章~

レグレシティス,サークィン皇国の皇帝
佐保,異世界から来たレグレシティスの最愛の皇妃

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

異世界・サークィン皇国で皇帝・レグレシティスと結ばれた純朴な高校生・佐保。皇妃として、人々の役に立ちたいと思った佐保は…。

作品情報

作品名
月神の愛でる花 ~絢織の章~
著者
朝霞月子 
イラスト
千川夏味 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
月神の愛でる花
発売日
ISBN
9784344832756
4.2

(25)

(11)

萌々

(9)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
104
評価数
25
平均
4.2 / 5
神率
44%

レビュー投稿数3

受け様を見守る会!

今回、2ページではありますが千川夏味先生の漫画付きですよ!
小さな獣2匹のお話ですが凄い可愛らしいです(*´ω`*)萌えちゃう

前作品からのカップル以外の方たちのお姿もイラストになってて
ファンにはたまらない1冊に今回もなっておりました

お話としては受け様が王妃としてや自分個人としても頑張っている回でした
今まで読んでいるこちらとしては「がんばれ!」と見守る者として
ワクワクして読めました

受け様のこれまでの人との関係が素晴らしいものだったので
助けてくれる方々が沢山出てこられます
受け様を非難する声も聞こえますが、それでもがんばっている受け様

後半のお話では、これまでどうだったんだろうと思っていた
こちらの世界に来てから攻め様に会うまでの話や
受け様に出会ってからの攻め様目線でのお話です

これだけシリーズがあると回りの方々の様子もきになりだしますよね・・・
あとがきにあった団長さまメイン・・・読みたいw
まわりが全員ホモ設定とまではいいませんが・・・読みたいw

2

佐保の初めてのお仕事

本当に月神に愛された佐保ですね。最後まで読むと感無量です。

またまた知りたかったんだよねえ、読んでみたかったなあと思っていたことが書かれてました。

王宮から古着が集められ仲介を通して教会へ寄付されていることを知った佐保は…。

佐保は初めて自分からやりたい!と集められた古着を繕って、もっと喜ばれる役に立つようにしたいと、企画書?を書き部屋をもらい人を集め初めて公務?動きます。

しかしそこで出来上がったのは佐保を打ちのめし…。
初めて人の悪意に直接向き合うことになります。それでもめげずに乗り越え助けられ、最後まで見届けることができて。

中編では知りたかった佐保がこの国に来てからネーブル一家のところにやってくるところでした。

佐保の不安や悲しみ、必死で居場所を作ろうと働いて。村の皆やネーブル一家にあたたかく迎えられて皇帝の元までたどり着いて本当に良かった。

最後の短編は婚礼の10日前のお話です。皇帝が佐保には何も教えず王宮に閉じ込め、ネーブル裁縫店に佐保の婚礼衣装を注文に行くところ。

何冊も出てるのに飽きるどころか、もっと知りたいと思えるシリーズに出会えて幸せです。

1

過去があり今がある

月神シリーズ五作目。
今作は3つのお話が入ってます。

『紡ぐ心』
城内で使われなくなった物がリサイクルで施設へ渡っている事を知った佐保が、それらに手直しして渡そうと考え…。
良かれと思っての行動が、必ずしも全ての人に好意的にとられる訳じゃないんですよね。
悲しい思いをしたが周りの人の助けもあり且つ前向きに頑張る佐保を、へんに口出しせずに優しく包み込む陛下が素敵すぎです…。

『青へ続く道』
ナバル村での佐保の話。
王都に来る事になった、メッチェ達との出会いが描かれてます。
佐保は人間関係に恵まれてますが、佐保のひたむきな頑張り屋さんなところ所以だな…と改めて思いました。

『祈り希う』
結婚前、陛下がネーブル裁縫店に佐保の婚儀の衣装を頼みに行く話。
陛下自ら!
しかしそれより先に言わなくちゃいけない事(佐保へのプロポーズw)あるだろうに( ̄▽ ̄;)
メッチェ達に「私の佐保」と言ったところにキュンときました(笑)

正直なところ、ナバル村での様子は読むのにダレてしまいました。
過去あってこその現在の幸せなのは分かるんですが、私はやはり陛下の佐保甘やかしっぷりが見たくって。
当たり前ですが、ナバル村時代に陛下は出てこないので寂しかったです(^^;;

3

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