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「どうしても触れたくない」のスピンオフ登場!
囀る9巻が出てヨネダ先生熱が冷めないので数年振りに再読しました。
やっぱりおもしろい〜。
見せ場の魅せ方がめちゃくちゃいい。
言葉で説明しすぎず、気持ちが伝わる目や表情にぐっときます。
おんぶ、お風呂の名シーンが好き。心に残ります。
盛り上がってこのまま甘く進むのか…と思いきや笑いが起こるのも好きです。
タイミングが抜群。2人の照れやかわいらしさが笑いの面でも描写されるのがたまりません。
ヨネダ先生の笑いのセンス大好きです。
どうしても〜のスピンオフ。
企画祭ということで健気受といえば…この作品の晴海くん。
晴海君は営業マン、一見要領よくてゲイだけどデメリットある恋はしないと自負してる。
それなのに、イベントで知り合った年下の生真面目な小野田君に惹かれてしまう…
ゲイがノンケに恋する切なさ。
晴海君はそれを体現してくれてます。
作者様の描き方がまたうまくてですね…
割り切りの相手とは簡単に寝るのに、小野田くんの恋人との手繋ぎを羨ましく思ったり。
ノンケへの恋を冷めた目で否定しながら、嶋くんを好きかもと聞いて希望を抱いたり。
豪快な先輩の顔で電話したり誘ったりしながら、誰も気づかない小野田君の変化にはすぐ気づいたり。
もうもう、本人ですら自覚ないほどに恋をしているのがわかるんですよね。
言動のみならず…これは先生画力の素晴らしさなのですが、目つきや表情、全身が小野田君に甘えたくて仕方ない…そんな健気さがたまりません。
ノンケ相手ですから、晴れて恋人になれても、H、交遊関係等、すれ違いは起きてしまうのですが。
強気な言動とは裏腹に、常に逃げ出してしまいそうな繊細な晴海君を、不器用ながらもぎゅっと手を離さないでくれる小野田君。
最高にお似合いだと思います。
この2人なら大丈夫。そんな2人でした。
人物、心理描写、画力、どれもこれもがツボでした。
読後幸せな気持になる、素敵な作品です。
おお、これは高評価andレビュー多数にも頷けます。
ノンケの彼に惹かれちゃった出口くん。
すぐにうまくいくとは思ってなかったけど、
小野田が嶋を好きになった時はズーーン、、、
となりました。
ページ展開のうまさよ…
金魚にエサをやりたくなった、には萌えました!
なんてこじつけー!!笑
からの告白シーンは何回も読んでしまった…
キス止まりの2ヶ月、出口の遊び場帰りのおんぶ、
初エッチでのひと騒動。
遊び人の出口がちょこちょこかわいい。
やたら出てくる嶋くんはー?って思ってたらこれスピンオフ!!
順番間違えましたw
が単体でも楽しめました!笑
めちゃくちゃ良かった!何度も読み返してしまいました。地味な恋愛特化作品で、じわじわ心に沁みてくるのがたまんない感じ。大人が全力で恋してる、二人ともが必死ですごく良い。
出口は明るく外交的で要領も良く、上手く生きてる感出しててとても好き。そんな出口がノンケに恋してボロボロになるなんて、ぐわっと心掴まれるし見応えしかないです。打算を自覚しながら動くとこも好き。怖さを知ってる大人の恋だなって。
小野田はとことんイイ奴でした。疑問・違和感を曖昧にしておかない、ちゃんと対話に持ち込む姿勢が素晴らしい。まあHの誤解は笑ったけど。ノンケが男とってなると、できるかできないかは大きな境界線で、だからこそというかこういう作品こそHシーン必須だなあと思いました。
くっついた後の二人も、ケンカの仕方見てると長く続きそうでほっこり。出口が嬉しそうだと何だか泣けちゃうな…。
読後に分かるタイトルの重みに脱帽です。一冊丸ごと「それでも、」抗えない恋のお話。ノンケが男に恋するまでの流れが、ここまでストンと綺麗に心に落ちてくるBLは初めてかもしれません。この先も定期的に読み返すと思います。