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表題作恋するインテリジェンス 6

柳介次,34歳,外務省分析官,CⅡSET教官
先森篠雅,34歳,外務省分析官,CⅡSET教官

その他の収録作品

  • 俺だけが知ってる先森のこと
  • カバー下漫画

あらすじ

N国外務省では色仕掛け任務のため、男性分析官は男役と女役に分けられ「バディ」となり組織的にH訓練を行っている。また、10期ごとに直属の上司・部下の関係となり、グループ単位で任務にあたる形態をとっている。外務省国際情報統括官組織 第二国際情報室所属・118期の柳介次と先森篠雅は128期の色任務指導教官をしているが、同期の各バディがそれぞれ仲を深めていくのに対し、二人は極端にクールな距離を持ち続けていた。そこには先森が抱えた重い意識が関係していてーー!?

作品情報

作品名
恋するインテリジェンス 6
著者
丹下道 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
シリーズ
恋するインテリジェンス
発売日
電子発売日
ISBN
9784344843424
4.7

(427)

(342)

萌々

(65)

(11)

中立

(3)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
37
得点
2006
評価数
427
平均
4.7 / 5
神率
80.1%

レビュー投稿数37

せつない

恋インでは柳推しなのでこの巻が一番好きです。
一途で男前で。
かわいい。
篠雅に嫌われる要因がないのに避けられ続け...

先生は感情を天気で表現されるので引き込まれます。
別巻の武笠&深津の雪のシーンも良いですが柳&篠雅の雨の描写には勝てないかも。
すれ違っている時は雨が降っていて、思いが通じたら雨があがっているという。
繊細な感じが素晴らしい。

指輪...毎日持ち歩いてたの??

初々しい118期生が尊い。
108期と118期の関係性がわかるので6巻から読み始めても良いかも。

柳ライオンも萌。

1

小春ラブ

114期⇒118期、104期⇒108期の間違いです。訂正します。

神じゃない時がないシリーズ


メインは表紙の柳×先森。
受けの先森がとにかくツンデレ、というかもはやツンツン。
攻めを完全拒否だし口は悪いけれど最後の最後にデレがきます。
ただそのツンツンには訳が…。

6巻である今作は、いつもより多くのカプが交錯します。
甘さは一番少ないかもしれません。
けれど甘々イチャイチャとは違う魅力があります。

また、少し前の話が出たりするので若かりし彼らの姿を見られて眼福です。
それまでは謎だった秋草室長の件ではシリアスめになったり…。

若さ大暴走の128期生の子たちより大人な118期。
それよりもっと大人な108期もチラチラ登場するのでかなり気になります。

柳×先森は身長差が萌えました。
あとはイヤイヤしながらエッチするのは最高です。
修正少なめの紙媒体がオススメです。

それから毎回ありがたいのは関係図があること。
これを行ったり来たりしながら登場人物の整理をします。

巻を増すごとにキャラが増え、気になるカプが増え…幸せです。
永遠に続いてほしいシリーズです!!!

3

紙の本をおすすめしたい!

読み返していて感情が昂ったのでレビュー

このシリーズ中特に好きなカップルの一つです。

6巻の以前から好きなシリーズではありましたが、正直特徴的な設定や雰囲気、濡れ場の表現が面白くて読んでいた部分が大きかったです。
しかし、柳先森編では他に比べてメイン2人の内面の表現が重視されていて、それまで以上に感情を動かされました。

また、超強引な攻めとそれを受け入れる受けといった構図が多い本シリーズで、お互いに気を使った穏やかな関係性も珍しく、キュンキュンさせられました。

私は終盤にある見開きの2人が大好きで、ページをめくってあのシーンになると毎回、先森の気持ちの大きさ、柳の驚きと安堵を感じて涙してしまいます。
見開きなので、電子版だと一枚で見づらいです。
そういうわけでタイトルです。

現在続刊では他カプが次々登場していますが、まだまだ描かれていない人物像が多いですよね。
この分だと2週目がそもそもあるのか、あったとしてもいつなのか全く想像もつきませんが、2人のその後を楽しみに待っています。

2

予想外

こんなに緊迫した仕事の場面を見ることになるなんて覚悟してなかったので驚いた

先森は有能で、情に厚くて、美しくて黒瀬にも尊敬されてるいるし柳も室長も待っていてくれてたことが分かったし、同期のみんなもよく理解してくれていて本当に幸せになるべき人なんだろうと窺える
決定的な言葉を言わせないように後輩たちを連れ出す桃月や誰もいなくなったタイミングで病院名を告げる鶏楽、柳の誤解をあえて解かず先森の方の心を擦るように揺さぶる千散
室長は先森が自分で心の枷を解いたから、やっと言ってやれた
室長も、幸せになったら良いと思うんだけどね

柳、誕生日最高だったな
これまでの経緯から、部屋に来て欲しいって誘いを断って先森の部屋に行く流れがそれだけでも面白いほんのちょっとのアクセントに見えるのに、そう言えばのぬいぐるみを発見させるための仕掛けだったなんて、お話の運びの巧みさに唸らされた
柳、誕生日、本当に最高だな

途中に愛染に何か試験が待っているようなこと同期らが話してたのが気になるけれど、何なんでしょう
木菜も鶏楽の出張を望んでるし、鶏楽が出国したときに蔵本白戸のお話と愛染のお話が発展する予感?

1

「毎日プロポーズの用意してた」

おもーい過去編

他国での任務の中で…

事件の後、ワグロがアキグサに必死に語りかける「頼むから自分を大切にしてくれ」という言葉と、「俺は国を優先する」というアキグサの答え

そして、傷ついて、離れ離れになる上司を目の当たりにする若かりし日のサキモリ。(結果的に)人からいろんなものを奪っておいて、自分は幸せに浸り続けるなんてできない。これは罰だ。自分で自分に科す罰。取り返しのつかないことへのせめてもの償い

「俺はお前に何かを背負わせた覚えはない」

室長!素敵!そんなの泣くしか、、!
ヤナサキ復縁♡の後にも、再び室長からの温かい言葉があります。もう一度泣きます(予告

◾️ヤナギ×サキモリ
ここはずっとラブラブだとばっかり思っていた!まさかレスだったなんて!まさかそんな過去があったなんて。ライオンの人形を抱いて寝るサキモリ可愛い。普段とのギャップがすごい
ヤナギは、一見チャラそうに見えるけど、めちゃくちゃ優しくて包容力があってイイ男ですね。相手のつらさをきちんと感じて、先手をとってくれる。甘やかしてくれる

「毎日プロポーズの用意してた」

こんな!コロシ文句!絶対しあわせにしてくれる
悪態つきながらあえぐシノちゃんも可愛くて愛しい。恋インキャラクターは仕事柄、抱えて耐えて、、が多いから、より一層溢れるんだろうなあ

◾️ワグロ×アキグサ
チラッと

1

最強の美人受け。

恋するインテリジェンス大好きなんですが、圧倒的にこのカップルがエモい。心の広い、最強のスパダリ柳と最強の美人受けの先森!きゅんきゅんします。ただ、流されるままに致す受けより、芯があるけどそれでも絆されちゃう受けが好きです♡ヤキモチを焼く先森もかわいいし、何だかんだで柳の動向が気になって仕方ない先森もいじらしいです。すれ違いが多く、焦ったいところもありますが、ラブラブな2人を見れて満足です。このカップルを引き裂くやつは許しません!笑笑

1

ここにもまた10年愛

さて6巻です。
いよいよ柳×先森の登場ですよ。

この作品では1の位が「8」の世代(現在トレーナーをしている針生×眞御たちは118期官、トレーニーの武笠×深津たちは128期官)が描かれていますが、今回、118期官のトレーナーだった108期官も大いに絡んできます。

そこでちょっと先取りでまとめを、予想込みで。
《108期官バディ》
◯我玄(わぐろ・現在は内閣情報調査室所属) × 秋草室長 

《トレーナー/トレーニー》 ●はTC ◎はBC
●坂遊(108)/針生(118)/武笠(128)
●蛭芭(ひるば)/鶏楽/蔵本
◎秋草/眞御(指揮力)、先森(現場力)/黒瀬
◎小羽/桃月/藤野           ←ここまで確定、以下予想
●鳴子/春日/市村           (鳴子と春日の髪型が被るから)
●来栖(クリス)/聖前(しょうぜん)/郷土 (プリンス枠的に)
●我玄/柳/供威            (ワイルド溺愛系?)
◎唐式/木菜/白戸           (唐式と木菜のクールさが似てる気がする)
◎佳清(かすみ)/千散(ちぢり)/成川   
◎卒舘(そだて)/愛染/深津
佳清/愛染パターンと卒舘/千散パターンもありそう。妄想楽しい。

本筋に戻りまして。
唐式が指揮を取る柳×先森の任務の様子を経て、鶏楽の代理として蔵本が財務省へ赴くことになった差形編(5巻)の外務省サイドの様子からスタートします。
柳×先森に集中して見ていくと、現在の2人の関係→D国絡みの問題発生→10年前のD国絡みの任務の回想→現在という流れで、2人の変化が見て取れます。
4巻の描き下ろしで、先森のそっけない態度の原因が室長にあるような雰囲気は匂ってましたが、ここでその詳細が明らかに。

10年前の任務の顛末を知れば、先森が自責の念から「自分にはしあわせになる権利はない」と考えるのがよーーーく分かります。
償いと戒めのために、恋人だった柳を突き放そうとして冷たくあしらってたんだなあと思うと切なさが込み上げてきますよ。
その事情を知っていてなお、諦めないで想い続けた柳も天晴れです。
ライオンのぬいぐるみのエピソードがすっごく良いので、未読の方はぜひとも読んでみてください。

個人的には秋草室長も、懇談会での再会を機にかつてのバディだった我玄としあわせになってほしい…。
先森が幻に見た、秋草にべったりの我玄の姿が泣かせるんですよ。

基本的にここまで外務省の面々は、10年拗らせ愛が2組(針生×眞御、柳×先森)、誤解からの拗らせ愛が1組(武笠×深津)。
その他のバディもチラチラ見えてくる関係性に、詳しく読みたくなるCPばかり。
たとえば愛染の姿が半日見えないだけで使い物にならなくなる鶏楽と、何だかんだと甘やかす愛染の関係も気になる。
愛染を引き留めるために、鶏楽が熱々のコーヒーを自分にぶちまけるシーン、大好きです。
女性は使い捨てな春日が、木菜にはどこまでもメロメロになった経緯も知りたい。
ルックス的に一番好みの聖前と気の強そうな桃月は、まだ絡みがないから早く絡んでほしいし、どっちかと言うとTCがBCにメロメロなバディが多い中、思いの強さがTC<BCだという牛通堂と千散の関係も気になる。

ひとことで言うと、全員気になるし、楽しすぎます。
7巻は「ダメ男」キャラが立ちまくっている「あのひと」の出番!

1

柳いい男だわ♡

相関図が進化してる!最高!!
108期めっちゃかっこいいわ♡
秋草室長ってボトムだったんだ〜
ずっと変な人だと思っていたけど、実は素敵な人なんですね。
ラストで先森に言った言葉でホロっときちゃった。

今回は、柳と先森メインのお話。
私は、柳の見た目がめちゃめちゃ好みで注目していたのですが、それよりも中身の方が男前だった♡
この人一途だよ。
恋インいち一途でいい男だと思う。

先森が柳につれなかったのは、バディを失った秋草に対して負い目があったからなんですね。
そして、大切な人を失うかもしれない怖さを間近で見てしまったから。
そんな先森をずっと傍で見守ってきたのも、秋草であり柳であり……って感じですね。

「先森がいつかまた俺の部屋に来てくれるのずっと待ってる」
この柳のセリフにグッときたし、ときめきましたよ♡
これは素直にならざるをえないでしょ、先森さん!

他のトップスよりも変態度低めなHも好きでした。
Sっ気発揮する柳に萌えまくりです♡
柳に見立てたライオンのぬいぐるみを大切にしている先森は最高に可愛くて、柳はさらにメロメロになっちゃうんだろうなあ。

1

飽きちゃった…

設定もキャラクターも味があって好きです。
しかし、キャラクターなどを盛り込みすぎて、肝心なところには触れないというのが続き飽きました。

最初から気になっていた柳回もなんだかなぁという感じです。

4

シリアスなところが良かった

「恋イン」6巻。
この巻は面白かった。率直に。
というのはやはり私にとってはエロシーン問題だと思う。
途中ずっとシリアスでエロが無い。だから良かった。私には。
元々柳x先森は何やらワケありな空気があったから、6巻でこのCPがくることに期待感もあったわけだけど、想像してたよりも重い経過でしたね…
先森を描く事で同時に秋草の過去も明かされる…その展開も良かった。
この「恋イン」はラブコメのテイストが強い。冒頭の「いつもの」面々はいつも通りアホっぽい会話を繰り広げたりしている。
が、柳の必死さと先森の素っ気無さは他CPとは一線を画している。
先森は秋草の怪我と、バディ/恋を失った事に責任を感じてああなったのだろうけど、やはり秋草にしてみたら余計なお世話であり逆にやめてくれという感じでしょうね…
そう、別れは突然来る…先森が意地をはるのをやめてくれて良かった。
さて、ラストは柳x先森のエロシーンがきましたが、う〜〜〜ん…
やっぱり喘ぎばっかり。高速ピストン再び。
クールで硬質な美しさを持つ先森が八の字眉毛になっちゃって…ガッカリだよ!
エロがなければ萌x2だけどやっぱり「萌」で。

2

1冊丸ごと柳×先森

初めて武笠がスタートに登場しません。ついに!

人気が出て続刊が出ているからこそ、序盤から登場している人物が輝きますね〜。メイン回を楽しみに読む、メイン回を読んだ後に読み返して伏線を楽しむ、良い作品です。

◼︎外務省 柳×先森
柳推しなので。柳推しなので!待望の柳×先森巻です。
1番引っかかってるのが、秋草はもっと早く先森を救うことができたはずなのに、何故ここまで引っ張ったのだろうということ。言わないなら永遠に言わなければいいのに。あと先森のハンカチの柄が絶妙にダサい。
先森が本意を翻すのも、長い期間があったのもそうなんだとは思うけど、心の底から納得がいく流れではなかった。
先森はまぁ置いといて、圧倒的に柳が好きです。これぞスパダリ。お金があっていい身体があって仕事もできて、先森が何をしようとも愛するし受け入れるし許す。この懐の広さと深さ、カッコいいわ〜。また、それを伝えるのに言葉を尽くすのをためらわないところも大好き。
ストーリーは萌2ですが柳のかっこよさに神を

供威と黒瀬も気になりますね。

1

うーむ。参った。

ここまでくるともう神をつけざるを得ないというか。。

途中だれたなーという巻もありましたが、この6巻は圧巻(だじゃれじゃない)でしたね。

いつものくそ真面目ギャグがそこはかとなくおかしく、非常に楽しめるのですが、一方この巻は大変丁寧に作られていて、柳と先森の関係が1巻できっちりと語られます。そこがよかった。

相変わらず攻めの方は、受けを猫かわいがりするパターンなのですが、先森の師匠との過去が最も読み応えあるところですが、自分を戒めながらもとっても健気な先森がちらっと垣間見えたりして、バランスがよいですね。あまつさえ、ラストに持ってきたライオンのぬいぐるみにはやられました。
というか、その前の遅れてきた先森と柳のシーンでは泣かされてしまったんですが。。

それにしても登場人物の名前が変わってて、よく思いつくなと思います。そろそろ人が増えてきて、誰が誰だか分からなくなってきつつありますが。

今後にも大期待です。

1

縫いぐるみを抱く先森さんが可愛いです。

先森さんのツンデレ具合が萌える

今回はかなりシリアス。
微妙な距離感だな、と思っていた柳×先森にこんな過去がね…
過去のミッションにおいて先森の判断で結果上司のバディを解消させる事になってしまい柳との関係もぎくしゃくしてしまった。
でもあれは苦渋の選択だよね。室長が死んじゃってたら今の後悔どころではないし。
お互い好き同士に違いないのに先森は己を戒める為に柳への想いを封印してるし柳はそれを全部わかった上で側で支えようとしてる訳で。
切ない…


なかなか予約の取れない事で有名な店をやっと予約して誘っても瞬殺で断られ、折角約束した誕生日のディナーもすっぽかされ(どちらも仕事でふざけた理由ではないにしても)並みの男なら心折れてる…でも柳、閉店後に来た先森に「来てくれてありがとう、誕生日に会えて嬉しい」って。おーーーい、いい男すぎるだろー。
チャラい見た目に反する柳の精神的なスパダリっぷりに完全にやられた。先森への愛が深すぎる。尊い。
友人の助言や上司の後押しでやっとようやく先森が素直に柳の胸に飛び込めてよかった。
エッチの最中ですら意地をはろうとする先森さんに笑ってしまった。こんなとこも全部丸っとかわいいんだろうね柳にとっては。
シリーズの中で一番泣けたかも。

3

柳がいい男すぎる…!

ずっと気になっていたカップルが遂に来ました!
とにかく柳が良い男すぎる。仕事も出来て、優しくて、どんなに冷たくされても先森のことを待ち続けて、先森に振り向いてもらう為ならどんなことでもする愛情深さ…それに対して先森は極端に冷たい態度(T-T) 柳可哀想だなあ…と思っていたのですが、先森には重たい過去があって拗れに拗れてしまっている状態でした。

秋草室長は結構破天荒で横暴なイメージでしたが、実はあんなに部下思いだったんですね。バディの我玄さんとまた一緒になれる日が来るといいな。ますます気になるカップルが増えました。

柳があまりに良い男なので、先森が柳に対してあんな冷たい態度を取っている事がどうにもモヤモヤしていました。ですが、柳に似たぬいぐるみを抱いて寝ていたり、危険な仕事を任される柳の身を誰よりも心配していて陰では泣いていたりとあまりに健気で可愛い。思いが通じあった時に抱きつきにいって離れないシーンは感動的です。本当はずっと柳のことが好きだったとわかった時は、勝手に柳の気持ちになってキュンとしました!
他の巻に比べたらエロシーンは控えめ(恋イン比)だけど、今までがドライだったからこそのギャップで良かったです!もちろん書き下ろしのエッチは恋イン仕様で楽しく読むことができました!

メインの2人の他、千散が2人の復縁(?)に一役かっていたり、藍染に異常な執着心を持つ鶏楽やピュア深津、相変わらずの針生眞御カップルなど濃いキャラクターばかりでとても良かったです!

5

ストイック過ぎ

やって参りました。柳、先森編。
見た目パンクな柳の尽くしっぷりと何事も受け止める包容力。
たくさんのキャラの際立つ個性に色めきたち、キャッキャキャッキャと楽しんできたのですが、1巻から変わらず続くふたりの微妙な所がようやくクローズアップされることとなりました。
思っていた以上にシリアス気味だったせいか、硬派すぎてなかなかエロスも遊びも少なく。
個人的に大好きだったコマぎりぎりの雑談とか、ふざけた会話もあまり見られずがっつり柳と先森。
嬉しいような物足りないような複雑な心境。
どこまでもよそよそしいふたりがもどかしく。
からかい上手な秋草室長に、もっとふたりを弄んで欲しいとついつい思ってしまいます。
それでも先森が過去のトラウマを克服するまでの年月を考えると、知ってか知らずか、同期一同の柳と先森の間に立たない距離感とか。
クセが強くて恋にはバカになってばかりだけど、それなりに思いやりのある人たちだなあとほっこり。

新たな広がりを見せる108期組のアダルトさに期待しつつも、もうちょっと枠外でアソンデ欲しかったです。

2

恋も、愛情も友情も。師弟愛も。その美しさに心揺さぶられる‼︎柳×先森編‼︎

最新の『ultimate』と一緒にやっと手に入れました。
美しい段刈りのファーコート(セーブルかなぁ。)を纏う、先森さんの美しさ。
表紙を見て、ため息。ウットリ。
そして見開きの、秋草室長を囲む外務省の、「最後の晩餐」を模したイラストに、またウットリ。
待望の、柳 × 先森 編なのだ。いやが応にも高まってしまう。
ウキウキとページを繰っていた私は、驚かされてしまう。そして、3巻以来、また。
号泣させられてしまうのだ。…まさか、まさか、また。
「恋イン」に泣かされてしまうとは。

黒いアイパッチを付けた、秋草室長は、その無茶振りっぷりから、
どう見ても「攻め」なんだけどなぁ、と思っていたんだけど。
指揮力は 眞御たんに、現場力は 先森さんへと叩き込んだ、非常に優秀な師匠だったのだ。
彼もまた、バディを組んでいた我玄を夢中にさせていたB.C だった。
物語は、まだ、今より若かった先森さんが、秋草室長と出た現場での事件の記憶を
振り返りながら進んでいく。
上司の命令は絶対。厳しく言い含められていた先森さんは、作戦の遂行の為に、
秋草室長を見捨てる事が出来ず。その事を我玄に伝えてしまう。
計画を変更して、秋草室長を救出に向かう、我玄たちだったが。
その為に、我玄は大怪我を負い、秋草室長は片目を失い、両手を怪我する。
同じメンバーの唐式さんも顔に消えない傷を負う。
…その事は後々にまで、先森さんの心に重くのしかかっていて。
ずっと、自分を責め立てているのだ。(ああ、思い出しただけで泣ける。というか、再読の際は、事件に差し掛かるだけで、もぅ、ノンストップで号泣です。)
事件の後、「自分を大切にしてくれ。」と頼む、我玄に「俺は国(国益)を優先する。」と言い張る秋草室長。互いを想う優しさと愛するが故だと思うのだけど、我玄は外務省を出て、内調へ異動する。
それを目の当たりにしていた先森さんは、愛する柳に関係を続けていけないと告げる。
愛しているから。
そして、柳も。先森さんを愛しているから。
ずっと大切に。待つことを決めたのだ。(涙)

千散さんの「人生は短いし、別れは突然来る。昨日がその時だった可能性だってある。」という言葉が刺さります。同期の友情。千散さん自身、愛する人がいればこその言葉。想い。
危険な仕事に赴く彼らにとっても。この同期の絆が強いものだと感じられる、とてもいいシーンです。

そして、先森さんの気持ちを誰よりも分かっていて。
その気持ちを汲んでいる秋草室長。「俺はおまえに何かを背負わせた覚えはない。」と言いながらも。
これから先、ずっと先森さんの心を軽くすることは無いかもしれないけれど。
「お前を連れて行った俺の判断は間違って無かった。」と言う秋草室長が優しくて。
カッコ良過ぎて、また涙。

そして。危険な任務で、怪我をしたり、ブラックリスト入りの政治家の件に巻き込まれそうになった柳を遠巻きに心配ばかりしていた、先森さんも遂には素直に柳の胸に飛び込み…。
隔てていた、長かったその時間を埋める様に、愛し合う二人。
その後のご褒美感は凄い‼︎ 柳にいつか貰った、柳にソックリなライオンのぬいぐるみを抱いて寝ている先森さん。その先森さんに萌えずにいられない、柳。(と、私たち。)
描き下ろしはもちろん、柳も針生ばりの変態っぷりを発揮しています‼︎
イキっぱなしの先森さんを前に、『…このかわいさ…、俺は どうすれば。』と、呟く柳。
いやー、どうもできない‼︎ 出来ないよねっ‼︎っていう。
止まらない涙を拭いながら、ああ良かった、と。甘い甘い二人を見つめるのでした。

巻を追うごとに存在感を増している、鶏楽さんが、藍染さんに構われたいばっかりに、熱いコーヒーをかぶってみたり。ヤバそうな片鱗を見せており。
クズい発言をする春日が、可憐な木菜さんの前ではカッコつけてたり。
深津に、エッチがしつこいと書かれたらしい武笠が、聖前さんと春日さんに詰められてたり。
どう見てもシチュエーション・コントだか、大喜利にしか見えないエッチで楽しい I倉実習とか。
お楽しみもいっぱい!次もとっても楽しみです。

いっぱい笑わせてくれて。心を揺さぶり、たまに泣かせて。トンデモなくエッチで。
沢山の人物像を描き分けていて。やっぱり丹下道先生は天才だと思う。

11

大好き

最高

3

神×2 かっこよくてかわいくてエロくて萌えた

この1冊ほぼまるごと 柳 × 先森

見かけと違い一途で健気な柳です。
任務の後で先森と一緒にホテルに泊まる妄想やらシミュレーションをする柳がかわいい。

デレない99.9%ツンな先森が貴重なデレ
ライオンのぬいぐるみにぎゅっがたまらないです!

他にも
我が子のように愛している高級腕時計と引き換えに手に入れたステーキ専門店の招待状、
訓練で武笠をたどたどしく誘惑する深津、
秋草室長にいじめられる眞御ちゃん、
言葉責めがねちっこい(らしい)武笠
などこれもあれも面白くくて萌える場面だらけです。

ちょっとシニカルで意地悪なところがある秋草の過去がわかって、今に至る状況がはっきりしました。
手袋や眼帯の秘密とか、我玄との経緯とか。
過去編の逃走シーンは迫力があり劇的でした。

眞御ちゃんが針生のためにめっちゃ頑張っちゃうところがいい
特に「私も困るのでやめていただきたい」のセリフにグッときました。

108期の先輩方も超ステキですよ。
かっこいい、ひと癖もふた癖もありそうでこれからもっと絡んでほしいです。

2

ライオンを抱いて寝るのは反則

 2巻以降脇役としてメインCP達に絡んでいた柳×先森をようやく読むことができて感無量です。色任務実習教官を務めるほど場数も踏んでいて、針生×戸堂にはない大人の雰囲気のある2人ですが、その関係性はかなりドライ。主に先森が柳をまったく受け入れないところに原因があるわけですが、ただ単にクールだからではなく、そこにはちゃんと理由がありました。先森は昔、直属のトレーナーだった秋草の窮地を自分の独断で救おうとした結果、彼のバディに怪我を負わせ、バディ解消にまで至らせてしまったことがあり、今でもその責任を感じ続けていたのです。そんな目に遭わせてしまった秋草を差し置いて、自分達だけ甘い関係になるわけにはいかないというのが彼の考え。

 ギャグエロというイメージの強い当シリーズですが、諜報活動は常に危険と隣合わせなんだということを改めて突き付けられ、スパイ映画並みの迫力あるシーンに痺れました。先森の感じている責任は、当時彼がまだ経験の浅かったことを考えれば負わなくて良いものだし、もう時効です。秋草だって先森がそんな風に責任を感じることを望んではいない。秋草や千散の言葉にも背中を押され、先森は待ち合わせに大幅に遅れた自分を待っていてくれた柳に気持ちが溢れ出します。先森が自ら柳の胸に飛び込んだのには、感動しました。見開き2ページを存分に使って描かれたここは名シーンでしたね。ずっと紳士に徹していた柳が、積極的に迫るところも見れて最高でした。

 溜めに溜めてようやく辿り着いた濡れ場では、口は悪いままで、必死に声を抑えようとしたり快楽に耐えようとしたりする先森のギャップにやられました。それをガンガン攻めていく柳も、やっと本来の男としての欲求を解放している感じがして、本当に結ばれて良かったなぁと思います。普段先森に主導権を渡している分、セックスではどんどんSっ気を出していって欲しいですね。最後、あの時の判断は正しかったと先森に言葉をかけた秋草に惚れました。秋草と彼のバディとの話もいつか読めるよう期待しています。

14

神の上があったなら

素晴らしかった!書店に走ってよかったです!
先森さん大好きな身としては、待ちに待った第6巻!
本当は電子化されるのを待つ予定だったんです…でも無理だったぁ〜。耐えきれず…

まず手に取った瞬間「ぶ…分厚い!幸せ!」と感動。
前巻発売からそれほど経っていない刊行にも関わらず、これは嬉しいサプライズ。

今回は柳×先森のターン。
ってこれ、柳のターンだよねぇ⁉︎
完ッッ全に柳に持っていかれました…心が。

勝手なイメージですが、柳×先森の2人は人前ではクールながらも成熟した関係のカップルだと思っていたので、最初は2人の妙な距離感や先森→柳への冷たい態度にいささか驚かされました。
(既刊でも冷たくしているシーンは結構ありましたが、本当にここまで遠い関係だとは思っていなかった…)
そこから、思いがけない先森や秋草室長の重い過去のシーンへ…

一冊すべて2人のエピソードが語られ、とても読み応えがありました。
ツンデレどころか1000ツン1デレくらいの先森と、それを丸ごと愛するハートの強さと愛の深さを持つ柳。
一気に柳ファンになったこの6巻でした。

このシリーズについてとにかく言えるのは、BLとしての萌えを抜きにしても、"読み物" として抜群に面白いということ。
冒頭の任務シーンではスリリングにセクシーに今回の主役2人を登場させ、次の実習場面ではエリートたちによる真面目なんだかお馬鹿なんだかわからないやり取りに笑わされ…
一冊まるごと、どこを読んでもじっくりと楽しめる作品だと思います。

今回エロはこれまでの巻に比べると少しはおとなしめかな?
先森の口の悪さと柳のあまあまっぷりの対比は際立ちますが、他のバディのセックスが変態的なので、今までより描写はわりとあっさりしていると思います。
↑あくまで「同シリーズ比」ですが。

恋インの変態的な言葉責めとか、擬音で埋め尽くされた画面とか、他作品にはない独特のエロさが大好きな私には少々物足りない?と思ったら【俺だけが知ってる先森のこと】内で擬音まみれエッチを見ることが出来ました。
丹下先生、ありがとうございます。

今回、108期まで続々と登場し始め、この先どうなるのか楽しみで仕方ありません。
個人的には、今回過去が掘り下げられ、一気に人物像が見えてきた秋草室長と我玄の2人を追いたくなりました。
(今のままでは切なすぎます。この2人)
128期の20代グループから108期のおじさまグループまで、魅惑のキャストたちから目が離せません!

24

最高!!!!!!!涙

最高!!!!最高です!!!!
本当に、今巻も誠にありがとうございました!!!
全巻本当に、素晴らしいですが、巻を追うごとに磨きがかかっている。
1ページ、1コマ、丁寧に読んでいます。
こんな漫画他にはないです。
独特の世界観に、ストーリーにエロスたまらないです。
エロがエロいのは本当に大切!笑
次巻も楽しみにしてます。
ライオンのぬいぐるみのエピソードはきゅんポイントですね。先森の可愛さに、ぐぅっとなります。
ピュアな深津もちょいちょい出てきて、そちらもきゅん!とさせられます。
既刊持っている方は、今巻買うか迷われることもないと思いますが(絶対買うはず)購入をおすすめします。こんなにすばらしく、ページ数もありこの価格!!!迷う必要はないです。おすすめです。

13

泣かされました。

柳の懐の深い一途な優しさと先森の信念を通し愛情深いいじらしさに、胸がキュゥゥンと締め付けられ、泣きました。
いや、泣かされました。

恋インの中でもダントツ大人な恋。

やっぱり先森さんヤキモチ焼いてたんですね。
ライオンのぬいを抱いて寝ていたんですね。
柳の前だけあんなに口が悪いと思いませんでした。

たまりません。

巻末の今後の予定欄に過去の全サペーパーなどをまとめたペーパーワークス週が1月24日に発売されると記載されていて、ものすごくうれしいです。

また官僚シリーズ4種ペーパー応募者全員プレゼントがリンクス1月号と連動企画されてて絶対応募します。

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ライオンのぬいぐるみ欲しいです

六巻は、今までになくハードボイルドというか、重い任務の話もあり、わたしが思っていたよりも、この世界の官僚の仕事って凄いのね…と汗かきました。わたしの拙い想像を超えた点では、柳のふだんのキャラから考えていた、エッチのときのキャラ。先森がもっと主導権もってるのかと思っていたのですが、しっかり柳がリードしていて、柳の男としての魅力というか、懐の深さに感服しました。
コミックスで、柳目線の先森をみられて、ホントに幸せです。そして、ライオンのぬいぐるみ、欲しいです!!

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恋インで泣くとは笑

涙もろい方ではあるのですが、まさか恋インで泣くとは笑。
尊敬する上司、秋草の取り戻せない傷と我玄との別れの原因になってしまったという自責の念から、柳との関係を遮断した先森…
というプロットがそもそも切ないのですが、そのストーリーの表現の方法が手練れでいらっしゃる。先森の表情ひとつひとつはもちろん、柳、秋草それぞれの表情や距離感、先森の秋草への尊敬や思慕を感じさせるシーンなど、いちいちニクイ。
前のレビュアーさんのご指摘にもありましたが「俺にだって限界がある」という柳のセリフ、これが2人の関係を大きく変化させるトリガーになるのですね。柳は「我慢できずに襲っちゃうかも」という意味で言っているのだけど、先森は「お前を追いかけるのをやめるぞ」と受け取ってしまう。好きだから、お互いを大切に思っているからこそ生まれる意味の取り違いが、また切ない。ちょっとした映画1本見たような充実感がありました。
そういえば、ストーリーが多くて重い半面、エロは恋イン史上では珍しく?比較的ノーマルに近いものなのでは…。とはいえ恋インシリーズですのでたっぷりエロくはありますが笑。
もちろん、萌えも大変なことに。先森がぎゅっ、と抱きしめて眠るライオンちゃんぬいぐるみがかわいらしくて、グッズ出たら絶対買う!って思いました。
あと脇のはりゅまおCP、武深CPがいちいちかわいらしいやらおかしいやらで、それも楽しかった

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回数を増やす事に神になってます!

前回もレビューさせていただきましたが…
なんていうか、私の言葉だけでは言い尽くせないですね
5回は最高とか思ってたのに、今回も読んでたらさらに涙涙で(T ^ T)
柳は見た目に反してチャラ男っぽいのに先森に一途な感じに心打たれました(((o(*゚▽゚*)o)))♡
柳ファンです〜かっこいい
体型も、私の大好きなマッチョだし

ハグされたい〜〜〜(*≧∀≦*)
だけどだけど、柳は先森物ですぅ(笑)

秋草さん達との間柄も分かって来て、これからもどんどんお話が楽しみですね!

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無精髭の麗人

 不覚でした。ホントはこの6巻、塩対応の女王・先森と、我慢の漢・柳カプに苦節十年(?)、ようやくめぐってきたリスタートの物語を存分に楽しむはずだったのに。確かに柳はどこまでもイイ男で、報われようが報われなかろうが先森ひとすじで。(「俺にだって限界がある」という柳のセリフを先森は誤解して、「柳がよその誰かのものになっちゃう」とひそかに胸を痛めてたけど、彼の限界って、先森を好きな気持ちがあふれて自制心をふっとばしちゃうって意味しかありえないでしょ)先森は先森で、冷たい無表情と容赦ない毒舌の下に、昔柳にもらったガオガオを大事に抱きしめてる乙女な素顔を隠し持ってて。きっと柳に言えないあれやこれや、見せられない泣き顔まで、代わりに全部この子に受け止めてもらってたのね。柳が先森カワイイを連呼する気持ちもわかるけど。苦節十年の純愛に免じて「うざっ」とか思わないでやるけど。

 それでも私にとってこの巻の主役はこのふたりじゃなかったの。限界まで着崩したスーツに無精髭。黒革の眼帯と手袋。高級官僚どころか、どう見ても正業に就いてる人には見えない圧倒的な胡散臭さ。いつも無理難題を突き付けて部下の困った顔を見ては悦に入ってるような変態ドS上司。そう、あの第二室室長秋草千愛氏(44)その人ですよ。これまで完全に単なる「上司枠」でノーマークだったのに、まさかの現役バリバリ、しかもまさかのボトムキャスト。ついでに真正の女王様受け。まさかまさか、彼の色香にクラクラさせられる日がこようとは…

 といっても、今回、彼の濡れ場があるわけじゃないんです。10年ほど時をさかのぼり、彼がトレーナーとして入省間もない先森を連れて出た現場は、一つ間違えば国益と自分の命を引き換えにしなければならないような、諜報活動の最前線でした。極限状況の中で彼が見せた肝の据わりっぷり。向けられた銃に飛びつくときでさえうっすらと綺麗な笑みを浮かべて。結果的に彼も、彼のバディである我玄も、この現場で重い傷を負い、大切なものを失って、関係を解消せざるを得なくなるのですが、つらい別れも誰のせいにするでもなく、黙って自分の胸ひとつで受け止める。そして室長となった現在。部下に対してはイケズするばっかじゃなく、一人ひとりに目配りがよく利いてて、肝心なとこをちゃんとつかんでる。先森がずっとあの現場での判断ミスを負い目に感じてて、そのせいで柳とも距離を置いてるのを知ってて、その呪縛を解く一言を与えてやれる。何これ⁈ もう理想の上司じゃん‼

 そういう目で見始めると、現在の彼の無頼系ファッションすら小汚く見えなくなるから不思議です。久々に再会した我玄が「お前はずっと変わらずきれいだ」とか言うのに思わず激しく同意しちゃいましたもん。次はこのふたりの続きのお話も読みたいなあ。もちろん、濡れ場ありで。いつも少しだけ丹下作品で残念なのは、エッチシーンになると攻めが少々変態じみたり、受けは受けでいつものきりっとした感じがまるで失われて過度にぐずぐずになったりするとこなんだけど、きっと室長ならどんな快楽の絶頂にあっても強くてきれいな女王様のままでいてくれると思うので。

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"柳って本当にいい男だよね…”

柳のスパダリが過ぎるんですが…。
先森のささやかすぎるデレも漏らさずキャッチする柳に、もっとご褒美を上げたい気分になってしまいました。過去にとらわれ関係を拒む先森に対して、忍耐強く見守り、献身的に愛情をささげる柳はまさに理想の恋人(はぁと)。

今回は恋するだけじゃなくて、仕事するインテリジェンスたちの気概も見られる内容の濃いターンでした。新人時代の先森が当時トレーナーだった秋草らと一緒に、機密文書入手の任務でD国を訪れるのですが、危険な事態に陥り、全員がまさに九死に一生を得るかたちで帰国。。計画は成功とはいえない結果に終わるのでした。(でも助かっだだけでもよかった、とうっかり思ってしまうほど緊張感のある場面でした。)尊敬する先輩たちが大怪我をしてしまったこと、秋草がバディを解消したことについて、先森が一人で責任を感じてしまい、それが、柳との関係をよりクールなものにしてしまったようです。(とはいえ、そもそも先森は柳に対してクールだったみたいですが。)
そんな状況で、クールな先森が、自宅で”あるもの”を大切にしているということが、かなり切ない気持ちにさせます。柳だけが知ってる”可愛い先森”ってまさにコレなんだなと。なにもかも一人で抱えこんでしまう人だと知っているから、どんなにつれなくされても強がりにしか見えないんだろうと。
そして今回、秋草室長(怖い人だと思ってただけに…)の部下を思う気持ちにホロリとしてしまいました…。すごい人だ。。いい職場だ…。さらに、普段は人の事情に我関せずな態なのに、鶏楽も千散もさりげなく仲間をフォローしてて、、かっこよすぎてグッときてしまいました。いい同期だ…。

過去の因縁が解消して、先森の止まった時間が動きだす後半は、お約束のイチャイチャなのですが、シリーズの他パートと比べると結構ノーマル(笑)だった印象です。言葉と行動が真逆な先森と、その取扱いに熟知している柳との絶妙にかみ合ってないコミュニケーションがたまりませんでした♪
描き下ろし“俺だけが知ってる先森のこと”では、糖度高すぎ、柳の先森フィルターを体感できて楽しかったです。

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秋草室長!!!

柳先森はもちろん最高だったんですが、自分が一番撃ち抜かれたのは秋草室長でした。
自分を大切にしない兄貴分(親?母?)は受けと自分の中で決まってるので
もう丹下先生ありがとうございます。

我玄が内調に行ったのって室長を守るためですよね?
無理な任務まで受けてしまう秋草のために政治家のブラックリストを作って危険な任務は内調の許可がないと受けられない制度を「最近」作って…
これ作ったの絶対我玄さんですよね!!!

もう最終回でいいから室長のエピソードお願いします…
柳先森も最高すぎたんですが(特に書き下ろしが最高でしたかわいい&雄み)室長に全部持ってかれました。

何回読み返しても面白いBLってそうそうないから(あっても途中で失速しちゃったり続きが出なかったり)ずっと続いて欲しい気もするけど、先生のいけるとこまで好きなこと書ききって欲しいです。次も楽しみです!!

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良かった、良かった!

長きにわたり謎だった、柳と先森の関係性が解き明かされました~!
もうとにかく柳が見た目のワイルド系とは違って、
包容力があって、人を思いやる気持ちがある、
本当にいい男でした。
過去に縛られて、ずっと苦しんでいた先森の心にも、
柳の言葉がまっすぐ届いて、、、泣けました。
また2人を見守る118期達もあたたかい!!
このあたりを語りだしたら止まらなくなりそうですので、
とりあえず2人の末永い幸せを祈ります。

また今巻も新たな発見がたくさんありました!
あんな見た目も中身も濃ゆ~い秋草室長の名前が、
とっても可愛いことが判明。
お名前の通り、愛情深い方だったんですね。
表現の仕方に難あり、な、だけなんですよ~。
我玄さんもカッコイイし、44歳の大人な「熟男」ラブも気になります。108期メンバーも登場し始めたので、頑張って追わなくっちゃ。
(名前と顔とTCBC、バディを覚えるのに一苦労。楽しいけど。笑)
是非とも秋草室長のデレを見てみたいです~

それにしてもど~しても気になったのが、ジェシカ!
ジェシカは登場時の半分くらいは男にしか見えないんです!
私も柳eyeになってしまったのか、、、
先森さんの方が可愛いし、よっぽど綺麗。(いい意味で。)
ジェシカが全く当て馬にも感じませんでしたが、
結果2人のいいスパイスになってくれたので、
良しとします。(笑)

また次巻を楽しみにしています。

12

二人の関係をもっとじっくり読みたかった

先森・柳ペアの番ですね。
これまで実習の教官だった二人。つれない態度だった先森でしたが。

正直登場人物が多く相関関係が複雑で覚えられず任務も難しく、読めるかしら?と不安に思いました。

先森の懺悔の想いが柳を拒んでいたんですね。本当はとっても愛しているようなのに。
そしてケガを負った柳への貴重なデレ。

いつまでも無事なわけじゃない。
危険な任務をこなす柳を思わず追いかける先森。

柳の誕生日に閉店してもずっと待ってた柳。逃げ出す先森を捕まえる柳。来てくれてありがとうと言う柳。キュンとします。
先森もやっと好きと言えて。
柳もずっと待っていてくれたんですね。毎日いつでもプロポーズできるように指輪も持ち歩いて。
あの縫いぐるみは柳のくれた物だったんですね!抱き締めて眠って、なんて可愛いの!

秋草の言葉で呪縛も解けて。上官の言うことは絶対で裏切りは許されないのに言うとおりにしなかった先森が自分を責め続けて来ましたが、先森の判断は正しかったと。

先森・柳の距離ができる前をもう少し書いてくれてたらなあと思いました。どうやってどんなふうにラブラブだったか、そこから柳に対する氷の女王への変化の過程が見たかったです。

二人の話に入るまでのお話も必要だったのでしょうがどうも集中しきれず。

二人が最後にラブラブな様子が読めたのは良かったです。口が悪く手が出る先森。でも本当は優しくて。先森の可愛い所は柳だけが知っている!

6巻ではこれまでメインだった面々も登場したりその後が読めたり美味しかったです。
ですが他の任務やおそらく今後関わってくるだろう同僚の話をもう少し割いてでも先森・柳ペアの話をもっとじっくり読みたかったです。

まとまらないレビューですみません。

8

柳の愛に泣きました

私はこれまで、深津編が一番切ないと思ってたんですよね。
深津があのボロ屋で一晩中、武笠を待ち続けるシーンなんかを思い浮かべるだけで、未だにジワッと涙が出て来てしまう。
ついでに武笠にギリギリしてしまう。

が、今回ですね、それ以上に切ない思いをしました。
誤解からすれ違ってる二人と言うのも切ないんだけど、互いに想いを持ち続けながらも共に居られない二人と言うのは更に切ない。

これまで常に強気で、迷いなんて見せずに来た先森。
そんな彼の背負っていたものー。

また、先森の近くで、常に明るく見守り続けた柳。

なんかもう、この二人の真実が分かった時、とにかく泣けて泣けて・・・。

柳の愛がとにかく深いんですよね。
よく、見返りも求めず与え続けるのが愛だと言ったりしますが、柳はまさにそんな男だったんですよ。
チャラついた外見からは想像もつかない、懐の深い男だったんですよ。

過去にがんじ絡めの先森が痛々しくて仕方ないのですが、ひたすら待ち続ける柳も切な過ぎるんですよね。
「ずっと待ってる」と語る柳を見てると、もうボロボロ泣けちゃって(ToT)

そして、これまた切ない秋草室長の過去ー。
私はこれまで、横暴でやりたい放題の彼の事を、ギャグ要員だと思ってましたよ。
あの眼帯や手袋だって、キャラ付け以上の意味なんてないと思ってましたよ・・・。
そんなだったので、予想もしてなかった彼の過去に、もう必要以上に衝撃を受けてしまって。
丹下先生の作品ですが、キャラの一人一人にドラマがあるんですよね。
1巻から読んできて分かってたはずなのに、今回もまんまとやられてしまいました。


ただ、凄く切ない分、二人が結ばれるシーンには感無量でした。
やっと報われた柳に「良かったねえ!」と。
やっと柳の元に帰れた先森に「良かったねええ・・・っ!!(ノД`)」と。
もうこのシーンだけでボロボロなのに、この後の秋草室長とのエピソードで涙腺崩壊ですよ。
秋草室長~っ! もう一生ついて行きます。

ところでこちら、読み終えてからもう一度読み直すと、細部にまで張り巡らされた伏線なんかに驚かされる事となります。
いつもチャラチャラと軽く見えた柳の、不意に見せる陰りのある表情ー。
秋草室長の揺るぎ無いセリフ。
最初に読んだ時はサラッと流していたこの部分で、2回目ではホロリと来てしまう・・・。
いやもう、丹下先生天才ですよ。

私はレビューを書くのが大好きでして、まぁ下手の横好きてヤツなんですけど。
今作でもこの想いを訴えたくて仕方なかったんですけど、レビューを書こうとするたびに泣けちゃうんですよね。
ガチで。
うん、本当、素敵な作品でした。

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素晴らしき世界観。そして、イイ男揃い踏み。

登場人物が沢山いるにも関わらず一人一人の人物造形が深くて誰もが非常に魅力的。
そんな登場人物のなかで個人的にずっとメインで読みたかったカップルが柳×先森。
今巻が発売されるのを心から楽しみにしていました。


あぁ、感無量。
なんて素敵な結末!
こんなに包容力と忍耐力のある男前は滅多にいない!とべた褒めせずにはいられないほど柳はイイ男。
先森も優しさと意地っ張りが絡まって解けないけど、仕事は有能で、尚且つとっても一途で可愛らしくも美しい。

先森の気持ちを慮って常に逃げ道をつくってあげる優しさ。
決して追い詰めず、いつでも待ってるよ、のスタンスが読んでいて切なくて泣けてきます。
愛してやまない先森をまるごと信じて待つ姿や、先森には見せない真摯な表情に読者(私)の心は強く揺さぶられ、早く柳の気持ちに応えて欲しいと半ば祈るような気持ちで読み進めていました。
なので、先森が柳の胸に飛び込んだシーンは拍手喝采の気分。そして、感涙。
やっとやっと真正面から向かい合えて本当に良かった!
その後の甘い時間は言うに及ばず、素晴らしく幸せなシーンでした。
先森がベッドの中でも口が悪くて意地っ張りなのも良い!
どんなにツンツンしても意地を張っても好きな気持ちが溢れてしまう表情や体が素直で可愛いなぁ、と(笑)
どうぞ末長くお幸せに。


秋草室長もなんとも男前。そして、若かりし頃の毅然とした美しさ。
いつの日か現在の秋草室長と我玄の物語を読みたいと切望。

この先の展開も非常に楽しみです!

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切望、108期後日談

 今回は柳×先森のメイン回でしたが、その上の108期の初出の面々かっこいい!!
若い頃のお話もいいけど、権力と更なる財力を手にした44歳の彼らの続編を切望します。118期も128期もきっとこうなるんだろうって、ニヤニヤしながら読みたいです。

本人からみた10期下を「子供」更に10期下を「孫」と言ってるのも面白かった。

 若かりし頃の秋草室長の「自分を犠牲にしても国益を取る」っていう考え方はあっぱれな官僚魂ですが、国益より彼を優先してくれた我玄さんと、今からでいいから幸せになって欲しい。不器用な彼ら全員のハッピーエンドを期待しています。

 CD派としては次の3枚目のキャストに、古川くんと佐藤さんが選ばれていたのに絶叫しそうになりました。

9

秋草室長かっこよし

はりゅさん始め、皆さんぶっ飛んでるなと思うけど、柳さんも大概ぶっ飛んでて大好きになった巻。「雑誌掲載6話分+描きおろし25p+カバー下+あとがき」でした。色々キャラが刺さってくる&柳さん可愛いんだけど、個人的一番は実は秋草室長でした。

まずは爆笑カバー下。118期桃月から毛の問題を聞いた128期BC藤野。同期の市村に聞いてみたけど埒が明かず、次に聞きに行ったのが武笠。訊き方が悪いんだと思うんです(爆)武笠に関する苦情は一応はりゅに全部行くというお話でした。武笠、はりゅラインは変わらず面白い。

本編では、柳と先森の関係を主軸として秋草室長とそのバディの過去話が明かされます。そして最後の描きおろしはタイトル「俺だけが知ってる先森のこと」とあるように柳視点+モノローグの入る激アマ話(25P中20Pはベッドシーン)。ひたすら柳の健気なバカっぷりwと先森の痛々しい想いが描かれていて、二人とも大好き。

そして一番好きな秋草室長。過去の室長、めちゃ色っぽいし、今のお姿からは想像できなかったバディへの愛情。そしてお仕事がお仕事なので、危ない事があるのは承知、でも守るべきものをきちんと守っていこうとするその心意気に出来過ぎやろと脱帽。こういうカッコいい男前さん大好きです。これからもやりたい放題な感のある118期、128期含め、皆さんをしっかり束ねていく姿を見せていただきたいなと思いました。秋草室長を守ろうとする人はもう出てこないのかなあ・・・

6

読むたびに次巻が気になる!

 書店で購入。何度となく読み返す作品はやっぱり紙媒体に限ります。
 時系列で言うと、ちょうど5巻と重なるようになってるんですね。あの時実はこういうことでした~みたいな伏線回収が描かれてて楽しめました。

 今更ながらですが、恋インはそれぞれの話や人間関係が非常に緻密に絡み合い、関係し合っていることに関心させられた6巻でした。
 これまでチラチラっと描かれていたキャラクター達も細部まで練り込まれた設定があり、漫画上描かれていなくても、彼らはどこかで何かしら生きている(という表現があっているかわかりませんが)ことを感じました。
 まるっと一冊柳と先森の話でしたが、多彩な顔触れが登場して、秋草室長の108期官時代まで描かれてきたのにはグッときました。大人の魅力でしたね。彼ら世代に何があったのか、これまた強烈なインパクトを残していたので、いつか続きが拝読できるのかしら、とワクワクします。

 何があったのか気になる共威と黒瀬、どうしてこういう関係性になったのか気になる鶏楽と愛染、ミステリアスな春日と木菜の話も読みたくて仕方ありません。
 針生と戸堂、武笠と深津は安定の可愛らしさとほっこり担当になってて笑わせてくれますし、最高です。
 これだけ大勢の登場人物がそれぞれに魅力的ですから、本当に壮大な作品になりそうですよね。

 あと、今回の表紙がものすごくカッコよくて最高でした!
 これだけのボリュームの本を定期的に出版して下さるんですから、本当に先生に感謝です。お体を大切にして欲しいと切に願います。

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重い十字架を背負っていた男を、ずっと愛して待っていた男!

柳×先森編、完結です!
愛してるアピールがうざい柳を冷たく突き放す先森さんはイチオシキャラなので、柳×先森編がきたときは小躍りして喜びました!

でも、、、先森さんは重い十字架を背負っていたことがわかり、柳×先森編、予想外にシリアスでした。
雑誌でずーっと追いかけていたのに、一冊まとめて読むとまた感情が溢れてきます。


ミッション終了後、上司からホテルに泊まっていいOKをもらった柳は、先森さんと同じベッドで過ごすために、くどくうっとぉしく長台詞で誘いますw
(熟読すればするほど、こいつバカだなって笑っちゃう長台詞です!)
でも先森さんは相変わらず冷たい。

IⅡSET講習では、先森さんが ”男をメロメロにする技” を伝授するといってピョンピョン跳ねて浮かれている柳w
ほんと、こいつ先森バカだよ!って笑っちゃいます。

でも、この柳の先森さん大好きアピール、バカであればあるほど後で泣かされるんです!


柳がミッションで怪我をしても、先森さんは表面上は冷たい。
周りが心配してお見舞いに行こうと誘っても、先森さんは病院に行こうとはしない。
誰よりも柳を心配してるのは先森さんなのに!
本心では一番に駆けつけて、柳の無事な姿を見たいはずなのに!
一人影に隠れて、動揺してる先森さんが背負ってるものって???


まだ先森がトレーニング中だったころ、トレーナーの秋草補佐(※現・室長)に連れられて、緊張状態の某国に潜入するミッションに加わります。
そこでトラブルから秋草補佐が捕えられ、先森は秋草補佐の命令通り、他のメンバーと一緒に脱出しなければいけなかったのに、秋草補佐が捉えられていることを話して助け出すことを選んだ。

そして秋草補佐をかばってバディの我玄は負傷し、国益大事の秋草と大事な人を案ずる我玄は決別してしまって…
秋草補佐は片目を負傷し、痛めつけられた状態で、一人で逃げ出せるはずもなく、この時の先森の判断は絶対に間違ってないのに、先森はすべて自分のせいだと十字架を背負い、恋人的存在だった柳とはもう一緒にいることはできないと決断したんです…

我玄が負傷した時、「血を止めろ!死ぬな!」と台詞は高慢なのに、取り乱している秋草補佐が痛々しくて、二人の絆がわかるから、先森が重荷を感じてしまうのもわかるんですけど…
もう、いろんなことが辛い。


私は、ふざけた柳を冷たく突き放す先森さんが大好きだったんですよ。
でも、先森さんはその裏で柳を受入れちゃいけないって葛藤と戦っていたとは…
そして、柳のふざけた愛してるアピールは、そんな十字架を背負っている先森さんへ ”いまでも愛しているよ。待っているよ” ってメッセージだったんだとわかって、号泣しました…

柳はふざけたバカだと思いこんでたけど、愛する人のために道化を演じていためっちゃくちゃ良い男だったんじゃないか!


IⅡSET講習のとき、柳がつぶやいた一言「俺にも限界があるんだよね」、この時の先森さんは「俺にだって限界はある」と腹パンチを決めてましたw
でも、先森さんは柳を遠ざけつつも、それでも柳が愛してるアピールをしてくれる度に、まだ自分の居場所が柳のなかにあることを確認して安堵していたから、柳の「限界」って言葉は先森さんにどんなに突き刺さったことか…


柳を失うかもしれないと窮地に立ってやっと素直になる先森さんのかわいさったら!
せーいっぱいの気持ちを柳にぶつけるシーンは見開きでとても印象的です。
先森さんが自分で自分に科した十字架はとてつもなく重いものです。でもそれよりも柳への愛のほうがずっと重くて深かったんです!

柳が「しの(篠雅)」と名前を読んだ瞬間、二人が恋人的関係だった過去まで一気に時間が戻ったように感じられました!

先森さんは冷たくて意地っ張りだけど、本当は脆くて繊細な人…
そんな先森さんをずーっと愛して待ってきた柳、いつだって先森さんを受入れる覚悟を決めていたエピソードがかっこいい!
もうただただ二人には幸せになってもらいたい!


官能シーンは、浮かれて言葉責めをしてる柳を、やっぱり先森さんが叱りつける。
そして先森さんはイニシアチブを取ろうとするんだけど、完全に柳のペースに持ち込まれる。
なんだか、この二人らしいシーンだなっておかしさもあるんだけど、かつての二人はきっとこんな感じだったんだろうなって、なんか泣けてきます。

そして二人はやっと私が想像していた夫婦同然、ふざけた夫とクールでしっかり者の妻になってくれました!
二人の末永いお幸せを、いち先森フリークとして願ってやみません!

リンクスの表紙絵&口絵のウェディングを連想するイラストが心に残ります。
※リンクス2019年1月号と連動でペーパー全プレがあります。
 とらのあなで同時購入するとクリアファイルの特典が付きます。
 とらはA4サイズかな?ロゴ無しの丹下先生のイラストは必見ですよ!


あと雑誌で読んでいた時は、外務省の他メンバーもわらわら登場してきて、キャラ相関図を何度も見かけしながら読んで、柳×先森に集中して欲しい!と思いましたが、レアカップル小冊子を読んだり、過去の事件などがわかってくると、ここにいっぱい伏線張られてる!って緊張感が漂います。
次の新シリーズはどのカップルが来るのかな?
これからの官僚シリーズも楽しみです♪


2019/1/24にはペーパーワーク集が発売されるそうです。
そして設定資料集も追って発売されるとか!
恋インシリーズのキャラの多さは、久しぶりに見ると、あなたは誰?ってなるので、参考書が欲しくて欲しくて…
レアカップル小冊子や雑誌にバラけて掲載されているキャラ紹介や相関図が一冊にまとまるのをほんと待ってます!

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外務省チーム、大ッッ好きだーーー!!+゚。*(*´∀`*)*。゚+

描き下ろしまで丸っと1冊 柳×先森編+゚。*(*´∀`*)*。゚+
そして外務省チーム118期・128期に加えて秋草室長世代の108期登場…!
外務省ファンには堪らない6巻です♪

外務省チームの現在と過去。
何が先森を頑なにさせて、何が歯車を狂わせる始まりだったのか。
色んなことが明らかになっていきます。

ちなみに土門VS円パパシリーズがとうとう消えました(;ω;)
うーん残念。円パパ元気かな…。
カバー下は5巻カバー下の続きでした♪

恒例の雑誌連動企画:応募者全員サービスは今回も実施されます。
毎度ボリューム大のペーパーですのでお見逃しなく♪
(応募締め切り:2019.2.8 /必着)


◆柳×先森編

任務終了後のホテルの一室。
柳はいつものように明るく振る舞い先森を口説きますが、いつものように一刀両断する先森。
2人の間に流れる空気に見えない分厚い壁を感じて切ない静けさが漂います。

そんなある日、柳が任務中に負傷したと緊急連絡が入ってーーー。

部下や同期の前ではいつも通り平静を保つ先森でしたが、1人になると震えが止まらず。
命に別状がなく大きな怪我ではないとわかってても柳が負傷した事実がトラウマを思い起こさせます。

先森は新人時代に直属の上司である秋草とともに任務に出向いて、不慮の大きなトラブルになってしまったことがありました。秋草からは何度も何度も「俺の言葉に従って行動しろ。裏切りは絶対許さない」と言われていて 先森はそれに逆らう意思は全くなかったけれど、その一件で初めて命令に反してしまいーーと展開します。


前半は128期がワチャワチャとオバカ発揮してて微笑ましいです。
実習だというのに私情にかられ(主に武笠がw)グダグダな空気の中、
ビシッと空気を一変させるレクチャーを見せる柳と先森がすンごくカッコイイ!!!!
10年キャリアがあると全く違いますね♪
128期がお子ちゃまに見えてくるよ…。(108期からは「孫」と言われてたw)

事件が起こる前はごく普通に仲の良いバディだった先森と柳。
それが拗れてしまい、118期の面々は遠くから見守ってるような優しさを感じます(∩´///`∩)
特に柳が負傷して先森が大ダメージを喰らってるシーン。
先森の心情に気付いてるんです。でも無理に元気つけたりとか、柳の元へ向かわせようとしない。
藍染以外には何にも興味を示さないような鶏楽がボソッと病院名を告げるのは胸にグッときた!!

もうね、めちゃくちゃ良いよ、118期。
大ッッッ好き。
ちょっとしたシーンですら胸鷲掴みされる。
128期よりアダルトで、108期ほど達観はしていない。
まさに30過ぎて一番脂ののってるイイ男勢揃いでほんと堪んない////

で、鶏楽や桃月や千散や眞御が良いアシストしているというのに…針生篤ぃぃぃぃ!
眞御ちゃんに大セクハラかまして武笠ドン引きですw
おバカなはりゅ好きだけど、これはヒドかったw
柳のイイ男っぷりがどんどん上昇する中で、はりゅうの最低っぷりも上昇です(爆)

今回少しずつ登場し始めた108期にも注目。
怜悧な美貌の唐式さんはBC!秋草室長もBC!ヾ(*´∀`*)ノ
はりゅの上司・坂遊さんはどんなキャラなんだろうか?ワクワク
勝手な想像だけど鶏楽×藍染編では108期が絡んでくると信じてる←

さて、メインの柳×先森。

柳がめっっっっちゃくちゃイイ男です。
ひたすら優しくて懐が広くて辛抱強いのが伝わります。
事件からだと約10年近くの月日が経ってるのでしょうか。

もしかしたら先森からの恋愛感情はもうないだろうと片隅にはあるけれど、
それでもまたいつか先森が腕の中に戻ってきてくれると信じて待っているのが…(;///;)
けれど無理強いはしない。
先森の心の整理がつくまでひたすら「ずっと待ってるから」と。。。

柳の一途で献身的な愛情が優しくて優しくて…。
十字架を背負ってる先森はそれが余計に辛かったのかもと感じました。
柳と先森の関係は思ってた以上にセンシティブで限界ギリギリのラインにいるのが切ない。
きっとそれを見てることしか出来ない118期たちも焦れったかったと思います。

先森は一見冷たくあしらっているようで、内心は柳の心配をめちゃくちゃしてるのが良いです!
口は悪くても後輩の面倒見が良くてさりげない気遣いがあって優しい男でした。

で、先森が素直になれた瞬間はもぅもぅッッッ!!!!
萌えで昇天ですよ!!!!
ン年ぶりの久々のキスがいきなりガッツリ舌絡めててヒェェェェ(∩´///`∩)
2人でシャワー浴びてるシーンは神々しささえ感じてしまったよ…。
そもそもこのラブシーンは読者的にも年単位で待ち望んだヤツですからね!
見てる方もソワソワドキドキハァハァが止まらない////

柳&先森、おめでとーーーーーー!!!!

◆俺だけが知ってる先森のこと(描き下ろし)

本編だけでもかなりのボリュームなのに、描き下ろしが25Pもある(´⊙ω⊙`)
え、丹下さん大丈夫かな…?ちゃんと休めてる…?
最終回掲載の翌月にコミックス発売ってかなりハードだよね…??

内容は、ほぼほぼエッチしてました♡
恋人関係に戻ったあとの先森の少しぎこちない感じが可愛い(∩´///`∩)萌

口が悪く悪態つく先森だけど、それでしおらしくなる柳ではない。
危険な任務後にみせる先森の優しさにどんどんつけ込んでいってますw
で、先森をイかせまくってイキっぱにさせてあらまぁまぁ////
イキまくって飛んでるのに「黙れ」「ふざけんな」「ころす」言い続けてるのが可愛い///
ラブラブご馳走様~な後日談でした♪

◆カバー下漫画

BCの毛問題アゲインw
他のBCが毛をどうしてるか本人に聴けず、TCに聞きに行く迷走藤野。
アンダーヘアの生き残りを探る戦いに笑いましたヾ(*´∀`*)ノ

武笠大丈夫かな?心配になるレベルでアホになっておるw
そして武笠への苦情はすべてはりゅの元へw がんばれはりゅ…!

37

いるいる

追記:
誤解される書き方しちゃったかもm(_ _)m
128期も108期も大好きですよー!!
年代によってキャリアの違いがハッキリしてて、
それぞれの魅力があって大好きです(∩´///`∩)

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