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完結から2年経ち、こんな風な続きが読めるとは思っていませんでした。
10巻で10年後で、という数字の一致も素敵です。
みんなの、それぞれの10年後、それぞれ予想通りあり、意外なエピソードもあり、味わってじっくり読みました。
柊と玄純が海外でも、日本の芸能界でも活躍している様子、そしてその2人に挟まれる形でサポートをして一緒に海外のライブにも同行している立夏、という状態が、とても好ましくて素敵に思えました。
今や日本を代表し、世界でも有名なバンド、というわけではなく、それぞれがそれぞれの特性を生かしつつ、音楽では一体となっている様子、それから、新たにギターをメンバーとして迎え入れずに立夏にサポートをし続けてもらっている様子は、根っこの元の部分を大事に守っているように見えてじんとしました。
そんな立夏は真冬に「人生を支配されたまま」であり、2人の帰る家は同じだという暮らし。
梶は大阪在住で東京と大阪を行き来しながら、ドラムとヴァイオリンを続けていて、春樹は東京にいて、でも、梶がやってくるときには春樹が迎えに行くことになっている暮らし。
ギヴンの4人の2組の恋人同士が、それぞれの生活、仕事をしながら、大切に時間を重ね合っている様子が素敵です。
柊と玄純の部屋と立夏と真冬の部屋が同じマンションの上と下の階、という距離感もすっごくいいなと思いました。
頼りあったり、依存しあったりしているわけではなく、それぞれが気持ちよくすごせる空気がある距離感なのだということが伝わってきます。
どのエピソードもみんなよかったのですが、個人的には、「露出の多い三人が仲良しを公言する影響」という4コマで、ファンたちに3人が近所の住んでいることが伝わっていて、すぐ「てえてえ~」と言われてしまう、というものですがまさに、自分もてえてえ~とつぶやきながら読んでいたので、笑ってしまいました。その通りなんです。
高校時代の友達連中、本編で、ちょこっと出てきて、ちょこっと存在感があった彼らがちょこちょこ顔を出しているのも楽しいです。「あの人は今」というタイトルも秀逸。
巻末の少しページ数多めの短編は、まるで映画の最終章のようで、思い出と今と未来を同時に感じさせられて、とても胸が温かくじんわりしました。
9巻でも思いましたが、ああ、本当に終わったんだ、終わってしまったんだ、と思うのと同時に10年後の彼らの様子をこうして知れたことにとても感謝しました。
素晴らしい最終巻でした。
みんな幸せに10年過ごして、それぞれのカップルは変わらずラブラブで、みんなのバンド活動も大人気で順調と言うお話をダイジェストで描かれている感じでした。
見た目が変わってないのが気になりましたが、変わらず絵と雰囲気が良かったです。
いやぁ~~~~~良かった!
本当に嬉しい!
9巻で完結だとばかり思って読んだ2年前(わぁ~・・・もうそんなに経ったのか~という事も驚きましたねぇ)
正直色々と自分の中で衝撃が小さくは無かったです
だけど、2年前に戻って自分に言いたい!!言ってあげたい(>_<)
これで終わりじゃないんだよ!もう少し待て!私・・・!!と。。。
これで作品としての物語は完結しますが、ギヴンという世界が続き続ける「未来」を感じました
矛盾した言い回しになりますが、完結を見届けて先がやっと見える!という気持ちになれる素晴らしい1冊でした
これぞ完結巻!という御本を読めてとても感激しています
(※今後、またひょっこり”番外編”でも違うカタチでも再会があれば凄く嬉しい気持ちできっとまたお迎えさせて頂きます♡)
先生、改めてお疲れ様でした!!
本当に作家様が色んな思いを背負い作品を届けて下さっているんだな、と改めて考えを深めさせてもらえたあとがきも読めて、今一度心からの感謝をお伝えしたくなりました
本当に本当にありがとうございました!!!
ギヴンやshyや雨月さんやタケちゃんのような音楽に関わっていたメンバーだけじゃなくて、音楽とは関係ない友達の10年後も見れたのが良かったです。(あわよくば笠井ちゃんの10年後も見たかった)
10年後もきっとみんな音楽を続けているだろうとは思ってはいたものの、当たり前のようにいろんなシーンにお互いが側にいることが私はすごく嬉しいと思いました。
いや、本当に10th mix映像化してほしい。
ただ歌うからパフォーマンスするに変化したまふゆを見たすぎる!!!
シーモア特典→りつまふです。(りつまふ 俺がお前の時間を取り戻してやる…)