世界のまんなか~イエスかノーか半分か 2~

sekai no mannaka

世界のまんなか~イエスかノーか半分か 2~
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神164
  • 萌×242
  • 萌13
  • 中立4
  • しゅみじゃない9

33

レビュー数
29
得点
1031
評価数
232件
平均
4.5 / 5
神率
70.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
ディアプラス文庫(小説・新書館)
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784403523779

あらすじ

※5/9→6/10に発売延期となりました。

自分をライバル視する木崎の出現で調子を崩す計。心配する潮にも素直になれず…?
猫かぶりアナウンサー・計と男前映像作家・潮の人気作続篇!

表題作世界のまんなか~イエスかノーか半分か 2~

都築潮。ストップモーションアニメーター、28歳
国江田計、旭テレビアナウンサー、28歳

その他の収録作品

  • The end of summer あとがきに代えて

評価・レビューする

レビュー投稿数29

一冊で二度おいしい!!

自分には潮しかいないにもかかわらず、潮には計だけでなく、他の世界での友人たちもいて...なんていう感じで嫉妬しちゃう計。素直になっちゃえばいいのにかたくななままの計が可愛く見えてきて仕方がなかったです。

ぽんぽんと進んでいく2人の会話もこれまたクスっとなってしまう。
飽きずに最後までするっと読めてしまうので少し惜しい気持ちもしなくもない。

そして帰ってきました『国江田さん』!!!!!
記憶喪失になって潮のことを忘れてしまった挙句、『計』の人格を失って...なんていう潮にとってはダブルパンチなわけですが、これがまたかわいいかわいい!!殊勝な『国江田さん』がめっちゃクチャ可愛くてこのまま本番突入しちゃえ!なんて気持ちも無きにしも非ず...()

個人的には『国江田さん』を壁ドンする潮の挿絵にきゅんときました。

2

お仕事BL面白いです(^▽^)

「イエスかノーか半分か」がとても面白かったので、今回はどんな展開になるのかなと期待しながら読みました。

試練の巻でしたね。
前半は、他局にライバル出現かということで計のお仕事上での試練。
後半は、計が短い期間でしたが記憶喪失になってしまったため、潮の試練。
ちょっぴり胸の痛む苦しい展開の多かったこの巻でしたが、笑えるシーンも多々あり、うまいなー、さすが一穂先生だなと思いながら読みました。

前作の時もそうでしたが、竜起くんのキャラがとても良いですよね。
なんといっても主人公二人の秘密をしっかり握っていて、自分だって職務上またはプライベート上で辛い事もいっぱいあるでしょうに、その明るいキャラは全くブレません。
お笑いキャラかなー。ずっとそのままでいて欲しい。主人公二人の次に大好きなキャラです。

にしても、マスコミでのお仕事ってホントに大変だなーと思いました。どのお仕事も大変なのには違いありませんが、やっぱりプライバシーがないのが。例えば、職場に親兄弟の知り合いがいなければ、自分が会社で失敗したことなど知られずに済むことも、マスコミの場合、「最近、○○さん出てない続きね、干されているのかな」といった具合に皆に知られてしまいます。でも人の上に立ってお仕事をされている方々って、皆、芯が強く、しっかりしていますもんね。見習わなくちゃ、私も。生きることを頑張ろう。

今回、計のライバルとして登場するモデルでタレントの木崎くんが、最後の方で漏らす「そうちゃんと同じ局で働きたかった」には、「えーっ、そっ、そうだったのかー」ってあんぐり。…ってことは、木崎くんはゲイなのかー。きっと今はまだ片思い中。同じ職場で働きたかったのでしょうね。いつか春が来ることをお祈りします(-人-)

最後になりますが、計が記憶喪失から回復するきっかけとなった壁ドンのセリフ。これにはやられました。懐の深い潮が、参っている姿を見るのが辛かったので、このセリフに救われました。ホント、末永くお幸せにと思いました。

さて、今度は3巻目、めちゃくちゃ評判が宜しいようで、今から楽しみです♪

1

壁ドンに萌えた2巻。

イエスかノーか半分か。シリーズ2作目。
今回もとても面白かったです。

お仕事してるときの計が素敵でした。
とくに温泉旅館での火事の中継は緊迫感があってハラハラしました。

「しゃべれ!国江田計に恥かかせんな!!」

アナウンサーに喝を入れた潮が格好良かった!(*^^*)

竜起も好きです。にくめない良いキャラだなぁと思います。
ただ、参戦するかと思いきや、意外に引き際が早かったのが残念でした。
個人的にはもう少しねばって欲しかったです。

どんどんシリーズ化してほしい作品です。

2

200万点の壁ドンありがとう!

イエスかノーか半分かの続編。
また計と潮の掛け合いが見れて幸せです。

今回は、ライバル?!の木崎了の存在に弱気になる計が見られます。
そんな、計を気に掛ける潮ですが、当然ながら負けず嫌いな計は素直になれるはずもなく、二人の関係がぎくしゃくします。

そんなこんながあり、ようやくラブラブの二人にもどったと思いきや、まさかの記憶喪失。
うわー、このタイミングでくるかーと一喜一憂してしまいました。
いい子の国江田計も計だけど、なんか半分物足りない。
悪態をつく計に会いたい!、でもそんな事思っちゃいけないんじゃないかと悩む潮がせつなく泣けてきました。

そして200万点の壁ドン最高でした(^^)

2

キャラの魅力が爆発!な2巻。

前作に続いて大好きな作品です!
とても楽しく読ませて頂きました。

今回は計が色々と不安定で心配しましたが、そこはやはり俺様でプライドの権化な国江田計(笑)さすがでした!
とにかく前半は主人公である計の頑張り屋さんでツンデレな魅力が、後半は潮の優しさが炸裂しています。
終始2人のやり取りに笑いつつ、2人のイチャイチャに和んでニヤニヤして楽しめました。程よいエロもありつつ、ストーリー内を占める「仕事」に対する真面目さも垣間見え、話のバランスが秀逸!と思いました。
とても大好きな作品です。

2

事件盛りだくさん

丸ごと一冊がひとつのストーリー。

今回は、計の恐ろしきまでの自信がゆらいだり
記憶をなくすような事故がおきたり。
なかなかたくさんの事が起きましたね。
が、潮の不動な計を思う気持ち、そして
地球の海のように(笑)広い心は変わりませんでしたw

いいですね、こういう関係。
誰でも心を解放できる場所が無いと
いつかバランス崩してしまいますよねぇ。
それが計の場合、潮なわけで。
潮が居なかった時はどうしてたの?と言いたくなるほどw(前巻)
そういう変化も楽しめました。

1

シリーズ3作目をぜひ

計の仕事に対する気持ちの部分で悩み、そして一応は整理がつきましたね。
非常に細かくてリアルな悩みだったので読んでいて共感というか、一緒にもだもだした部分でしたのですっきりしました。
そういったストーリー的な部分で読み応えがあって満足感があります。

潮との関係については特に代わり映えのない印象で、一悶着あっても良かったような。
記憶喪失は定番ネタですがシリーズ通してテーマとなっている「半分」が生かされていて面白かったです。
もう1巻くらい二人の関係に言及するような内容で続いたら嬉しいなあ。

1

『国江田さん』と『計』

ネタバレしたくないのですが、どうしても少しにじみ出てしまう・・・すみません・・・。
相変わらずセリフとかモノローグのひとつひとつに『クスッ』と笑える部分がたくさんあります。前作もそうでしたが、計の心の中のブラックトークがハンパない。「このくそ野郎のやってるSNSがことごとく炎上しますように」とか普通に思っちゃう計のキャラが突き抜けていて、唯一無二なキャラではないかなと思います。
今回まさかの事件が起こって、本当の計?が行方不明になりお仕事モードの「国江田さん」が潮の前でも居座る時間があるのですが、「国江田さん」を可愛いと思ってしまう気持ちと早く「計」を取り戻したい気持ちが交差して何とも言えない瞬間がありました。
エピソード的には少し走り過ぎていたりドラマティックすぎる感がありましたけれど、全国に顔をさらす国江田さんとブラックな計を行き来する彼の日常を考えれば、これくらいのスピード感と爆発力がないと起伏にならないのかな~と納得しました。
計も『「やれば何でもできてしまう国江田」という職業』は本当に自分の好きでやりたいことなのかという葛藤に苛まれますが、潮とのやりとりでちゃんと結論続きを出しましたし、読後感も良かったです。
今回の温泉エッチは一穂さんの作品の中でもかなりトップクラスに好きかも~(笑)

1

国江田記念館が建つまで読みたいです!

前半で登場する花火の刺繍や壁ドンが、後半で活きてくるのが素敵でした。
計に思い出してもらえるか、潮と一緒にドキドキでした。アクセント辞典が不発だったときには、もう駄目だと思いましたけど。本当、小汚い計が戻ってきて良かったです。
小汚い計といえば、あんな密閉容器みたいな表情筋が欲しいです。本当に計が羨ましい(笑)
前作では、潮と家族、それとバレてしまった竜起以外には完璧な密閉容器でしたが、今回はちょっと弛んだかな?設楽や錦戸さんや麻生さんには、いっぱいいっぱいだったことが伝わっていたような気がします。

温泉宿で、計が潮に弱音を吐いて涙する場面が好きです。
設楽に言われた言葉にも、もちろん計は傷ついたけれど、一番根っこは前作から計の中にあった「出来るからやっている仕事」っていう引け目みたいなものだと思います。
計はなりたくてアナウンサーになったわけでも、潮のようにやりたくて、それしか出来なくてやっているわけでもない。ただ、何となく「出来るから」アナウンサーになりました。
もちろん、計はやるからには完璧に出来るように努力しているし、努力出来るだけの情熱を仕事に持っています。続き
でも何となく、「出来るからやる」よりも、「好きだからやる」の方が偉いみたいな感覚のせいで、計が受かった為に、好きで努力もしたのにアナウンサー試験に落ちた木崎が現れたことで、調子を崩してしまいます。
計だって頑張ってる!努力してる計が木崎なんか気にしちゃ駄目だ!!私なんか仕事に情熱なんてないよw!それに比べたら計はちゃんと仕事好きだよ!!と読みながら応援していたのですが、潮はさらっと辞めていいよ、って言ってくれるんですよ・・・潮さん、さすがです(>v<)!!
テンパッてもそのまま抱きしめて受け止めてくれる潮だからこそ、計が好きになったんだなってことが、よく分かった今作でした。

あと、潮の夢の中の竜起が面白過ぎて笑いました。
前作と比べて格段に竜起が味のあるキャラクターになってます。好きだわぁ(笑)

2

可愛さがすごい

前作に続きとにかく計ちゃんが腹黒ツンデレでかわいい(笑)((o(`>ω<´)o))
エロシーンもちゃんとあるし計ちゃんが潮さんをなんだかんだいって求めてしまい素直になるのがほんとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉにぐっときます:(((∩˘ω˘∩))):
エロシーンでの一言一言が可愛くて愛おしくなるレベルでやばいです:(´∩ω∩`):
アナウンサーやってるときはきらきら王子様キャラなのにプイベートだと急にもさくてダサいですがなるのも面白かった(笑)

3

ひとひねり

一人称小説に慣れている方ならおそらく
この話のノリは楽について行ける方では
ないかと思われます。
ただし登場人物との相性が悪ければ
かなり難航するでしょう。
その点に関しては運と縁ですねと言って
片付けるしか評者にはできません。
合わない所にわざわざ固執しなくても
よろしいでしょうし。

前作よりは心持ち甘みが増した感じは
致しますね。
ただまあ、甘味料の甘味ではなく
素材からじっくり引き出した目立ち難い
甘味である為、馴染みは良いけど判り難い。
ですので万人向けとはまだ若干言い難い。
その辺を含んだ上でどうぞ。

1

スピンオフなし異例の第3弾に期待

計の突き抜けた毒の吐き方と、潮との漫才のようなテンポの良い会話は、読んでいて本当に吹き出しますwww
しかし、かぎりなく後半にちかくで起きる事件?事故?は韓流ドラマのような展開。
「どうやってコレまとめるの!?」と残りのページを気にしながら色んな意味でハラハラドキドキ・・・・・・ タイミング良すぎ展開に、ちょっと残念です・・・・・・
潮のバックボーンとか気になるな!おばあちゃんや家族の話など。
スピンオフなし異例の第3弾を期待します!

1

笑いあり涙あり

面白かったー!
前作に続いて沢山笑わせて頂きました。
そして今回は国江田さんが不安定で壊れてしまいそう、と読みながらハラハラしました。潮に対して尊敬と劣等を感じ自分が自分でなくなるような人生否定しかけるような苦々しい思いをずっとどこかで持ち続けていたからなのか、そこに木崎という人物も現れて泣いちゃったのかな。無理やりとらされた有休つかって潮を追っかけたホテルで潮の手を握りながら泣く国江田さんに号泣です。
そして話題の壁ドン。
国江田さんが潮を練習台に使うところ大笑いしました。最寄りの渋滞情報教えてやるよ...って吹き出します。
ここで世界のまんなかなんですね。
ただ、話題がでたにも関わらず収録した壁ドンのお話がいっこうに出てこない...
あれ?これ回収しないの?って思っていたら最後の最後でありました。反則といいたいくらいのタイミングでした(//∇//)
錦戸さんが国江田さんに雑炊たべろっていうところもよかったなあ、名前読んでくれなくてもきちん見てくれてる。
あと情事の最中に名言が。
高度な清廉性(笑)
情事のシーンも笑っちゃう(笑)
この二人のお話まだまだ読んで続きいたい、笑いたい!
続きでないかな~と密かに希望しています(ノ´∀`*)

4

1作目より好みでした☆

1作目は、「ちるちるでの評価がいいし読んでみるか〜。」って感じで手に取って。
もちろん面白かったのですが、そこまでどハマりしなかったのが正直なところでした。
好みの問題だと思うのですが、多分、受け様の二面性があって天邪鬼なキャラも、攻め様の安定し過ぎてちょっとそっけなく感じるキャラもハマらなかったのだと思います。

しかし、2作目。
受け様、計は相変わらず二重人格で天邪鬼だったけど。前作でうっすら感じた利己的な感じ(個人的な印象ですが)がなく。ただただ不器用で、人よりも頑張って、頑張って、頑張り過ぎてるが故の反動のブラック計。
攻め様もひょうひょうとし過ぎに見えていたのですが。今作では計の事を大事に思ってる感じがすっごく伝わってきて。
もう、キュンキュンの連続でした。

人の何倍も頑張って、周りの期待に応えて、決して素をさらけ出す事が出来ない計のたったひとつの絶対安全地帯。潮。
胸キュンでした。

2

ツンデレ計もきれいな国江田さんもかわいい

 今回の表紙は前回と逆バージョンなんですね。
受け様の計のキス待ちのお顔が、ほらよ、みたいな事言いつつ内心テレまくってんだろうなー、なんて感じで、対する攻め様の潮は、いつまで計が目を閉じてまってられるか、なんて考えてんだろうなーみたいな顔してあっかんべしてて。
もう表紙から2人がかわいいです。

 今回は計がお仕事煮詰まっちゃって、1人で抱え込んじゃっていっぱいいっぱいになっちゃってました。
「好き」な仕事をしてる訳じゃない、と思ってる計は「好き」な仕事をしてる潮だからこそ弱音を吐けなくて。
そんな計に黙って見守ってられなくなった潮の言葉にますます追い詰められて、当たってしまってますます落ち込んで。

 ホテルで久しぶりに落ち着いた気持ちで向き合えた2人。
潮の「俺は安全地帯っていうか…」のセリフには、つくづく潮って大人だなぁ、28歳でこんだけの包容力って、と思ってしまいましたよ。
潮に弱音を吐いてスッキリしたのか、その後の計の「冗談じゃねー」に続くセリフには拍手もんです。
さすが計!! 
 
記憶喪失のところただけ、攻め視点で書かれていて、潮の計への気持続きちがはっかり伝わってきて、それもよかったです。
でもストレートに素直に慕ってくる国江田さんにぐらぐらしちゃって無抵抗の的状態になってるのもかわいかった。
 それにしても、計の壁ドン。
あれはヤバイって。うわー、やられちゃうよなぁ。

 続編もか二人が優しくかわいく時を紡いでいて、読後感のいい一冊で、何度もリピートして読んでます。

4

さすがは国江田さん

今回も安定の罵詈雑言。そして笑えました!タイムリーなネタ満載だったので、読むか迷っている方は後回しにせず先に読んだ方がより楽しめるかな、と思います。
「壁ドン」のくだりが素敵でした。潮で練習する場面はもちろん、物語の鍵になる計のセリフもかわいかったです。潮への気持ちが伝わってきて最高でした…。
物語の後半、計が記憶喪失になったとき正直「あ、ベタな展開だなぁ…」と思ってちょっと落胆したのですが、さすがは一穂先生。二重人格ならではの片方だけ居残りという展開でした…!私は「きれいな国江田さん」と潮もいいなとか思ってしまいました(笑)もう少しだけ見たかったという気もしますが、最後に計と潮が無事結ばれて安心しました。やっぱり潮には計しかいません。
計は今回仕事で悩まされたり嫉妬に焦げたりと、忙しいですね。計の新しい一面が見れたのでよかったと思います。かわいいの一言に尽きます。二人のかわいさに文句はありません。なので神評価です。

3

毒舌健在‼︎

一穂ミチさんの作品は、私の場合ですが、主役に共感出来るかどうかで、評価と言うか感想が変わってくるので、話によっては好き嫌いがハッキリ分かれるのですが、計(受)は大好きです(笑)

初っ端から、最後までの一貫した笑顔の下の心の毒舌‼︎
最高です。
絶対、社会人なら、いや人なら、顔で笑って心で毒付くってありますよね(笑)
計の場合は極端かもしれないけど、読んでて滅茶苦茶笑ってしまいました。普段、完璧を目指している分のバランスを取っているんでしょうが、その毒舌突っ込み自体が面白すぎ(笑)笑わせてもらいました。

ただ、きれいな国江田さんの部分には、あまりにも記憶が抜けるのも戻るのもあっけなさ過ぎて少々違和感が…

最後まで一気にさらっと読め過ぎた感があるのも気になりました。それが悪いって事では無いのですが(笑)

1

かわいい♡


とってもかわいい2人を見れて満足です♡
一巻を経てお互いを知った2人のそれ故の葛藤というか…(笑)見ててかわいいなあと思っていました(*´∀`*) 
絡む描写が増えてとても素敵でした!萌え×2に1票!

1

ゆうたって

相変わらず、計の心の中の罵詈雑言のバリエーションは素晴らしいものでした。
読んでいて、笑いをこらえるのに苦労する程。
他局のライバル番組に、自分のあずかり知らないところで自分をライバル視していた男が登場して、計はすっかりお悩みスパイラルに陥ってしまいますが、そこは計なので、つらさをどこにも出せないまま、ひたすらがんばってしまい、、、

既に出来上がっているカップルの続編なので、割合とエチシーンが濃厚で分量も多めです。
計もセックスの最中は素直でかわいい。
だからでしょうか、計のお仕事中の描写で盛り上がった気分が、エチシーンで萎える。記憶障害をぶっ込んでくるのも展開上の計算としてはわかるけど、なんだか安易で萌気分マイナス。壁ドンのせりふも凄く良いこと言っているけど、、、
この本自体はおもしろくってサクサク読めちゃうけど、読後感が意外ともやもや。

6

雀影

セルフツッコミ
今更だけど、この作品、表紙イラストの計がかわいらしすぎるかな。
セックス中に素直になっちゃっている計は、このイラストのかわいらしい計のイメージでいいんだけど、外面王子スマイルで心の中では罵詈雑言罵倒しまくりの計は私の脳内イメージ的にはこれじゃかわいすぎだと主張するのよ。
で、その乖離が萌を萎ませる。
エチが甘くて濃厚になればなるほど萌が萎んでいく不条理。

仕事に悩む姿が切ない…。

「イエスかノーか半分か」の続編。

前回が計と潮の「なれそめ」と「嫉妬」がメインテーマなら、今回のテーマは「仕事」。

好きなこと・やりたいことを仕事にしている人と、仕事だからやっているという人。
潮は前者で計は後者。
そんな風に枠決めをしてしまって、苦しみ始める計。

発端は裏番組のMCに抜擢される木崎了。
計と同じ年に旭テレビのアナウンサー試験を受けて、落ちてしまったという経歴の持ち主。
アナウンス力もあり、MCとしても申し分ない活躍。
似た雰囲気で同じジャンルの人間である木崎を、猛烈に意識してしまいます。
「好きなことを頑張ってきた人間の咬ませ犬でしかない」
そう思い込み、絶対的な「やりたいこと」がないことへの劣等感で、計は調子を崩していきます。

視聴率は落ち、木崎の番組にも抜かれて、「やりたいこと」を仕事にしている潮に相談もできず、取材で木崎が潮の家にいることに、唯一の居場所を取られたような絶望感を感じ、正論で諭す潮を突っぱねて、どんどん負のループに落ちていくのです。

そんな状態で、慣れない現場の仕事に回され、精神的にも体力的にも疲弊してい続きく。
それでも何も言わずに受け入れて、一切手を抜かずに仕事をこなしていく計の姿は痛々しくて…。

そんな計に、助け舟を出す人の多いこと!
後輩の育成や他人に無関心な麻生がランチに誘ったり。
木崎に気を取られていることに気づき「声が聞こえない」ときっちりと指摘する設楽P。
木崎との会話に絶妙なタイミングで割り込んだり、潮へナイスアシストな連絡をする竜起。
現場での計の仕事ぶりを認めて、体を気遣う錦戸カメラマン。(職人気質すぎて、現場の疲弊の原因ですが(笑))

休みをもらって、「ごめんな」と先に謝ってくれた器の大きな潮に弱音を吐くことで、ゆっくりと浮上していくのですが、「イエスかノーか」で潮が言っていた「ものを創る悔しさは、また別のものを創ることでしか晴らせない」という言葉が、この巻でも生かされていました。

「ものを創ること」が「仕事」に変換されて、それを実感し、救われていきます。

今作でも、計の毒舌は健在で、その炸裂っぷりは前作を上回るほど!
計じゃなくて、一穂さんの心の声じゃない?と思うくらい、ツボにはまるツッコミ。
しゃべるゴリラやコナン君ネタ、個人的には「どこの部族?」がドンピシャでした!
計が落ちて精神的にしんどい状態が続くのに、
読んでいてそれほどどんよりとこないところは、さすがの一言。
計の毒舌も、きちんと努力をし、追い詰められても弱音を吐かず頑張る姿があるので、全く気になりません。
つらくても悲劇のヒロイン的な感じは全くなく、どこまでもストイックな計は魅力たっぷりでした。

最後に出てくる「きれいな国江田さん」は、ちょっとしたサービスでしょうか。
きちんとした伏線であった壁ドンの、セリフのバリエーションは意味不明さが計っぽかった!
本番の壁ドンは2冊分の2人を表していて、ジーンときましたよ。
3回ほど出てくる、エッチシーンも愛があってよかったです。

最後は、番組も計もきちんと意趣返し的なまとまり方をして、スッキリ。
思っていたよりも全くイヤな奴ではなかった木崎に対して、
「俺に張り合おうなんて、3万年早いんだよ」
とぴしゃり!

仕留めましたよ、「エア・ケイ」で(笑)


14

おしゃべりをとめないで

 「きれいな国江田さんと、小汚い計。あなたはどちらを選びますか?」
 前作で、小汚い計もひっくるめておまえの全部が好きだと言って、めでたく人気アナウンサー国江田計と結ばれた都築。その彼に今回、究極の選択が突きつけられます。彼はどちらを選ぶのか、というか、そもそもどちらかを選ぶことができるものなのか? こう書いてるだけで、都築の焦りと葛藤が伝わってくるようです。

 前作から1年、順調に交際をつづけてきたらしいふたりですが、計はまたもや、仕事で新たな火種を抱えています。強力なライバル番組の登場で計たちの「ザ・ニュース」の視聴率はじり貧に。テコ入れのためスタジオから外され現場取材に出されて、心身をすり減らす計。しかもライバル番組に抜擢されたタレント木崎は、かつて計のために旭テレビのアナウンサー試験に落ちた男だった。彼の存在は向かうところ敵なしに見える計のひそかな劣等感をあおってやまない。自分は好きでここに来たわけじゃない。それでもここにいるからには、つねに努力は惜しまなかったつもりだ。だけど結局最後には、「好き」で「これしかできない」人間にはかなわないんじゃないか。そしていくら最大の続き理解者とはいえ「好き」を仕事にしている都築に、そんな弱音は吐けなくて・・・

 どんなに追い詰められてボロボロになっても、好きでやってるわけじゃないといいながらも、ひとたび仕事に出ればいっさいの手抜きを自分に許さない計が少し痛々しい。「できるやつってのは、できないって言えねえやつのことだ」ベテランカメラマン錦戸の指摘はさすがに鋭い。だからこそ無条件で安らげる都築という安全地帯が必要なのだ。「テレビの仕事なんかやめて、ずっとそばにいてくれれば俺も嬉しい」弱った心に、このうえなく甘い都築の誘惑。それに対する計の返事は・・・
 「冗っ談じゃねー!!」社屋の隣りに国江田記念館が建つまでやめないと啖呵を切る。いま辞めたら負け犬じゃないかと。土壇場でのこのあざやかな反発力。これだからどんなに腹黒だろうが小汚かろうが嫌いになれないんだよ、この人のこと。

 勢いに任せて旅先で遭遇した火事現場からの緊急生中継までも見事に仕切り終え、「やっぱこいつめちゃくちゃこの仕事好きなんじゃん」と都築に思わせた直後、山道で転倒して頭を強打した計。なぜか都築の記憶と「小汚い計」の部分だけがすっぽり欠落してしまう。そして都築は、冒頭の究極の選択に苦悩する羽目になる・・・

 残った半分の「きれいな国江田さん」は、記憶のないままもう一度都築に恋をして、ピュアなまなざしで迫ってくる。「もっと近くに来てください。いまだけでいいんです」出会ったころの猫かぶってた計ともまた違ういじらしさ。なのにその顔とカラダはよく見知ったいとしい恋人そのままで。
都築の自制心は風前のともしび・・・

 すんでのところで邪魔が入り、未遂で終わると同時に計の記憶も戻るのですが、記憶喪失してた間の記憶はちゃんとあるらしく、開口一番都築をなじります。「てめー、俺を振ろうとしたな?」「ていうか浮気だ!」双方向で糾弾されまくる都築が気の毒。それでも計を「おかえり」と抱き締める彼は心底うれしそうで。
 ギリギリだろうが踏みとどまってほんとに良かったよ。もし一線越えてたら、計のことだから果てしなく落ち込むに違いない。「やっぱりお前も殊勝な方が好きなのか」って、もういない幻の半身に永遠に嫉妬し続けるだろうから。計には自覚がある。「きれいな国江田さん」だけならひく手あまたでも、「小汚い計」もひっくるめた丸ごとの自分を受け入れてくれるのは都築しかいない。木崎が取材で都築の生活空間に立ち入ったってだけであんなに動揺したのも、失うのが怖くてたまらないから。「やっと見つけた俺の居場所なんだよ」
 だから都築、繰り返し言ってやってよ。「お前だけだ、お前がいい」って、それこそ計がウザガるくらいに何度でも。
 
 でも実は当人が思い込んでるだけで、ブラックな計も意外とマニアックな向きには需要があるのかも。前作では当て馬というか、単なるお騒がせ役だった皆川が、いやに計に懐きまくってたぞ。随所でもろもろいいアシストもしてたし。「仕留めましょうよ、エア・ケイで」には笑かしてもらいました。

 カップルが出来上がった後の続編で、難しい部分もあったかと思われますが、ふたりの掛け合いのテンポとか、ブラックな計の心の叫びとか(ゴリラの実況にはワロタ)一穂さんの筆は前作にも増してノリノリでぶっ飛ばしてました。ただ、あんまりにもその部分が面白すぎて、作家さん渾身のエッチシーンの描写を追うより「もっとずっとしゃべっててほしい」と思えてしまったのがわたしにとっての唯一の難点でしょうか。とはいえ、非BLものも含めて、今年一番の爆笑度には謹んで「神」を捧げたいと思います。

10

レッツパーリー

続きが出ると言うことで、前作を読み返してから臨みました。いや~楽しかったです、やはり安心して読めるし、ところどころのウケ様の心の声がとても好きです。内容としては木崎君があて馬になるかと思ってましたが・・・・
私個人としては、宮川君のスピンオフ希望です。

3

「厳しさ」と「萌え」と「可愛さ」が詰まった一冊。

前作の評価は「中立」。
一穂ミチさんは、私にとっては当たり外れのある作家さん。
さーて、どうしよう……と思いましたが、
前作の表紙と対になっているイラストが可愛くて、
ついボチッとしてしまいました。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

仕事の際は「完全無欠」の仮面をかぶり、
素に戻ると、いい加減な性格の計(受け)。
それをそっと見守る映像クリエイターの潮(攻め)。
そんなふたりは、紆余曲折の末、恋人同士に…。
というのが前作。

今作では、それから1年経ってます。
早い!
いやいや、なんやかんやありながらもずーーっと
ふたり一緒でホント嬉しいです!!


相変わらず仕事の時は、完全な「良い子ちゃん」の計ですが、
心のなかの罵倒が凄い。
とくに「愚民」の言葉を使った罵倒!!
待ってました!!!
この完膚なきまでの徹底的な周囲への罵倒!!><
そしてその差がありすぎる「良い子ちゃん」の仮面を被る計!
ああ、この心のなかの罵倒が聞きたかったんですよ…。
あ、別に私はMというわけではないです。
単純に、計の周囲への罵倒が面白くて、
爆笑続きしちゃうんです。
ああ、心地いい。


計の仕事面はというと、これがトラブル続き。
受け持ちの番組「ザ・ニュース」が裏番組に
視聴率を抜かされたり、
裏番組の受け持ちタレントが計のために
アナウンサーになりそこねていたことが発覚したり、
何故か現場の中継ばかりを任されたり……。

一見サラッと見えるんですが、テレビ番組の裏側や
ニュース番組のことなどは、よく調べてあります。
これは一穂さんの情熱のなせる技なんでしょうね。
一見、軽いタッチの小説に
上手く馴染んでいるのではないでしょうか。


トラブルといえば、最後のクライマックス!
計の記憶喪失です。
「悪い子ちゃん」の素の計が何処かへ行ってしまい、
「良い子ちゃん」の計だけが残る。
そして、恋人である潮の記憶だけ、すっぽり抜け落ちてしまう…。

「なんだ、その都合のいい設定は!」と
突っ込みたくなるのですが、これがもう可愛くて!!><
計が、爆発的に可愛いのです。
でも、記憶を元に戻したい、自分を思い出して欲しいと
願う潮。
記憶が無いのに、どうしても潮に頼ろうとしてしまい、
挙句の果てには、真摯な態度で潮に迫ろうとする計。

最後は公共の電波を使った計の潮へのメッセージで
全てを思い出した計…ということで、記憶喪失事件は、
幕を閉じます。
いやあ、愛のこもった壁ドンメッセージでしたね。
読んでいるこっちが、こっ恥ずかしくなりました。////


途中、何回かエッチシーンが出てきますが、
ふたりの巧妙なやりとりが面白くて。
凄くエロいのに、面白い、可笑しい。
という状況でした。

でも、最後のエッチシーンの潮の言葉は、ズシッと
心に響きましたね。
「好きだ、お前だけだ。…もうどこにもいくな」
「何もしてくれなくていいから
 俺のこと好きだって言ってくれ」
もぉぉぉぉぉ、この言葉に萌えずして、何に萌えろというのか!
萌えですよ、萌え!
読んでいるこっちが縮こまってしまいたくなるほどの萌えでした。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

前回の「中立」評価が嘘のような一冊となりました。

「もう一度『この愚民』というのを聞きたかった」
その願いも叶って、とっても満足です。
計もこれからも仕事面では、この調子で歩いて行って欲しいです。
……きっと、後ろで潮がそっと支えてくれるでしょうから。
何も心配いらないよ、と計に言ってあげたいです。


これでこの二人にも会えなくなると思うと、
ホントに寂しいのですが…。
くすん。
これからもきっと二人は、紆余曲折がありながらも
一生、一緒にいることでしょう!!


今回のふたりの甘々は、
「10点満点の2万点」ですね!!


たくさんの萌えをありがとうございました~。

4

あやちゅけ

snowblackさま

コメントありがとうございますっ!
そうですよね! 今回は甘々でしたよー。
萌えさせてもらいました♪ 
snowblackさまの素晴しいレビューも、拝見しておりますーo(^-^)o

snowblack

あやちゃけ様、
「10点満点の2万点」に激しく同意!です。

ランク上の王道

イエスかノーか半分か、のスピンオフではなく続きということで待ちに待っていました!
前作(イエスかノーか半分か一巻)と、同人誌『なんにもいらない』が完成度高かったので続きどうかな~と少し不安もあったのですが、やっぱりおもしろい。
当たり前と言えば当たり前なんですが、同人誌は読んでいなくても大丈夫です。

さて本編ですが、付き合いだして一年の二人にあれこれハプニングが降りかかります。前作では竜起という恋のライバルが、今作では木崎という仕事面でのライバルが登場。
ぐるぐる悩んで喧嘩して…という心理描写のもとになる、
『好き』ではなくなんとなくアナウンサーになった計、『好き』を仕事にしている潮や麻生さん、そして木崎…という対比の持ってきかたが本当に上手いなと思います。

それから、他の方のレビューにあるように温泉Hやら記憶喪失やらテンコ盛りです(笑)
このシリーズはめちゃめちゃ王道、というかエンタメ、というかBLBLしている…!一穂さんの作品って、いい意味でBLぽくない物が多いと思うのですが、今回はがっつりBL!狙って書いてるのかな~と思う所にまんまとはまって、きゅんきゅんし続きてしまいます。

恋敵・すれ違い・ハプニング・仲直り・抱擁攻め・癖あり受け…と揃ってもたんなる王道にならない面白さがこの本の魅力です。お仕事現場とか、上司とか、潮の作品とか、本当に魅力が詰まっています!!

他の一穂さん作品で、難解だなとか重いわと思った方にもおすすめです。
Hシーンもたくさんありますし!
ということで神評価させていただきました。

8

もう誰も邪魔できない

あの計と潮の続編がこんなに早く読めるとは・・・

昨年出ている「イエスかノーか半分か」を未読の方は
ぜひ読んでからこの2を読んでほしいです。
二重人格のような計と器のデカい潮の今の関係がどうして出来上がったのか
それはやっぱり、当たり前だけど最初を読むとよくわかるから。
今の二人の間に流れる空気がとても心地よく感じます。
お互いをどれだけ必要として愛おしくて、なくてはならない存在で。
1年足らずでここに行きついた二人。
良い雰囲気でいるばかりでは、お話にならないので
やっぱり問題は起きるし、事件も起きる。

今回当て馬的キャストとして登場した木崎ですが
思ったより本人からのアクションは少なく、あれ?という感じでした。
長野の温泉に行ったとき、あそこできっと潮と木崎の間に何か起きるのでは
と思いましたが何もなく、ちょっと拍子抜けしたところで大事件発生。
なんと計の記憶喪失!!
計が消えて国江田さんだけになってしまい、困惑しながらも
懸命に記憶を呼び戻そうとする潮に感動です。
仕事上での真面目な国江田さんと、言いたいことをポンポン言う毒舌な計。
どち続きらの国江田計も知っていて、どちらの国江田計も愛している潮。
そんな潮にだからこそ、最終的に計は自分の一番弱いところをさらけ出してしまうんですね。
そこが、すごく恋人らしくて心許したもの同士と言う感じがして良かったです。

そして、二人のSEXはすごく愛があるんですね~
あ~ホントにこの2人愛し合ってるんだなぁ・・・て思っちゃう。
潮がすごくすごく計のこと愛していて大切に思っていて
計も潮のことが大好きで潮なしでは生きていけないと思っていて
そんな二人だから、お互いを大事にするSEXを感じることができました。
だけど、記憶が戻ってからのHはかなり激しく濃く
潮さんてそんな方でしたっけ?と思うほどでした。
計が何度も絶頂を迎えても終わらない、それどころか今まで以上に突き上げる潮。
潮の「奥まで挿んねぇ」という台詞に、
興奮と先走る気持ちが手に取るようにわかり
ゾクッとするほどその光景が想像できるシーンでした。
ひとつひとつの表現がそこだけ読んだら、ただのエロシーンなんだろうけど
このお話だから、計と潮だから愛の営みになるんだろうなぁと思えました。
もう、誰も邪魔できない二人ですね。

計の記憶が戻った時に流れていたVTRで計自身が言っていた台詞。
「お前といると、時々甘えすぎて駄目になる。でも、お前がいなきゃ駄目にもなれないんだ。」
このシーンでもうほろりと来て泣けました。
完全に潮に感情移入してしまいましたね。
計があの壁ドンのために考えた台詞、すっごく素敵で潮だけでなく
読んでいる私たちも、キュンとさせられました。

そうですね。
他の方も書かれているように私も次は木崎のスピンオフ読みたいです。
そして、計と潮のその後もちょっと覗いてみたいですね。



6

計が可愛いです☆

作家買いです。まさかこの二人の続きの話が読めると思っていなかったので喜び勇んで購入しました。

くっついたあとの二人なので、初めの方はもうかなりの甘々な二人です。計の壁ドンの練習の件とか爆笑しました。軽口をたたき合いながらもお互いへの信頼と愛情がにじみ出てホンワカ~と話が進んでいくのですが。

計の出演する「ザ・ニュース」の裏番組に出演しているタレントの木崎が、計とちょっと因縁のあるタレントさんで。視聴率でも負けはじめ、潮と木崎が仕事で絡むことがあったり、だんだんアナウンサーとして不調をきたすようになり…。

というお話でした。

今までは社内で揺るぎない立ち位置にいた計ですが、それらの不調によりちょっとしんどい仕事もさせれられるようになります。けれどくさることなく淡々と自分の仕事をこなしていく計が素敵でした。そしてそうした仕事を経て、周りの人の優しさやチームワークについて彼自身学び、感謝の気持ちを持てるようになっていく様はとてもカッコよかったです。

けれど計がそうして仕事をこなし、踏ん張ることができたのも「帰る場所」が彼にあったからで。大きな懐で計を見守り包み込続きむ潮の男気に惚れ惚れしました。計が潮にだけ見せる弱さがまた良い!タイトルの「世界のまんなか」も、帯の「ここが世界のまんなか、ぼくの絶対安全地帯。」にも納得。もういつまでも二人でいちゃいちゃしちゃってくださいwと思ったとか何とか。

最後の計の事故からの不測の事態は「おおお?」と思いましたが。竜起の「きれいな国江田さん」発言には思わず笑ってしまいましたが、結局計には潮しかいないんだなあとしみじみ。まあなんにせよブラックな(ヨゴレ担当らしいw)計が帰ってきてよかったですけれど。やっぱりあの心の中だけで毒舌を吐いてくれる計じゃないと計じゃないなあ、と再確認。あの毒舌も可愛く思えるから不思議なものです。

それと脇を固めるキャラもみんないい味出してますねえ。竜起はもちろん、錦戸さんのさり気ない優しさにキュンキュンしました。ああ、オッサンなのが惜しい…!若くて独身だったらスピンオフが出たかもしれないのに…!でも木崎と麻生さんはアリか?とか思いつつ。

竹美家さんの挿絵が今回も非常に可愛らしかった。一穂さんとはゴールデンコンビだと思うのです。表紙も1と対照的で良かったです。

とにもかくにも神評価です。

10

ツヅキが読めて幸せです!

こんなに本の発売日が待ち遠しかったのは本当にいつぶりか。荷物が届く今日1日この本の事ばかり考えながら仕事してました。
読み初めて先を早く読みたいけど、読んだら減ってしまうからと一文字一文字大切に読ませてもらいました。
計の弱さと、強さと、潮が好きだって想いと、可愛さがいっぱい詰まって溢れて来て何度も何度も読み返しました。
もうちょっと国江田さんに翻弄される都築さんも見てたかったけど、半分だけの国江田さんだと物足りないからあのタイミングがベストだったのかも。
頭の中で阿部さんの声が重なってしょうがないのでドラマCDも是非出して欲しいです。
もちろん続編も!

5

もっと読み続けていたい、そんな続編!

昨年11月に出た『イエスかノーか半分か』の続編。
こんなにまたすぐに、しかも同人誌やスピンオフでではなく
彼らに会えるとは!
嬉しくてワクワクしながら手にとった。

前作は、びっくりするほど新鮮な作品だったが
今回は国江田計くんの超裏表ぶりは周知(潮&読者)のことだし
そういう意味では前作ほどのインパクトはないけれど
コメディとして思わず吹き出しつつ、
仕事観や生き方といった真面目な部分は深く心に沁み、
そして、もちろん萌えもHもある、
そんな読み終わるのがもったいないような一冊だった。


彼らが出会って1年が経ち、二人のおつきあいも順調に進行中。
(同人誌によると、年末年始は潮が計の実家に滞在した模様です。)
彼ら流にではあるが、それなりに甘い日々だ。

そんな中、計の『ザ・ニュース』の裏に新しい報道番組が登場、
そこに抜擢された木崎は、実は計と曰くのある若手タレントで……。
木崎が潮の密着取材をしたことや、番組同士の視聴率競争もあり
意識するあまり計は調子が狂ってしまう。

その上慣れない仕事に追われる羽目になり、一杯一杯になった計続きは、
いつも以上に素直になれず溢れて爆発してしまい……。

その後彼らの仲直りの下り(温泉H付き♨︎)があって、
あれ?この先の分量は……?と思っていたら、もう一つ大事件発生。
遭遇した火事の現場中継というワクワクする仕事話の後に待っていたのは、
なんと、計の記憶喪失!

この記憶喪失の顛末自体は、
「こんな(ストーリー的に)都合のいい記憶喪失ねぇよっ!」
とツッコミたくもなるのだが
そこで登場した半分オンリーのホワイト計のなんと健気で可愛いこと!
そして、その顛末を通じて潮が、半分の計じゃなく
シュッときれいな表の彼も、悪態ついている裏の彼も、
両方あっての丸ごと計が大切なんだと思う下りは、やはりいいなぁ。

壁ドン!の決め台詞も、やっぱりキュンとしウルっとするし、
二人の時々くだらない色っぽくないやりとりをしながらのHも好き。


相変わらず仕事話はベラボウに面白く、脇役の存在感も健在。
一穂さんの作品を読むと、社会の中で小さな自分の役割を果たしながら
笑って泣いて、食べて眠っている、そんな全ての人々が愛おしくなる。

しかしなんと言っても、ちょっとどうかと思うような裏表計の
抱きしめたくなるような、ピュアで一生懸命な本質の可愛さ!
そして、互いが互いの生きていく芯(まんなか)になっている二人に
心からのエールを送りたくなる。
甘い……というのとは違うけれど、じわっと心が温かくなって
幸せな気分で読了。
ああ、もっと彼らを見ていたいよ!


ところで。
え?もしや、さらなるスピンオフは木崎くんですか?
え?え?お相手はまさか?!……と、最後にニヤッとしておしまい。

  ⇨仕事の早い一穂先生、早速ご自分のブログにSSが。
    『ディレクター・A子さん(仮名)の体験談』
     ※プライバシー保護のため音声を加工してあります。
   ええ、この件にちょっと関係ありますよ(笑)
   是非読了後に読んでみてください。



**
評価は、最初「萌×2」にしようかなぁ?と思っていたところ
「この面白さがわからないのか、愚民!」と声が聞こえたような気が……w
というわけではないのですが、もう一度読み返したらジワジワ評価がup
うん、やっぱり「神」です。

18

フライングゲッツ!!!笑

ネタバレなんですけど、攻めとの記憶と自分の二重人格の記憶だけ無くしてしまったピュアホワイトな受けがやばかわいい。笑
そんでそのときに記憶戻すシーンが…なんとも…悶える…その一言です。
一穂ミチさんの作品ってやっぱりホカホカするな~と思いました。
全作品制覇も近いかな。笑

5

この作品が収納されている本棚

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