獣人×オメガバース ジュダ×ダート編! 待望の第5巻!! 累計95万部突破!

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作レムナント 5 -獣人オメガバース-

ジュダ
α,獣人,ダートの番
ダート
Ω,教会で暮らしていた元孤児,ジュダの番

その他の収録作品

  • もふもふの日(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

あらすじ

トネリアの策略から逃れ、平穏を取り戻したジュダとダート。――かに思えたが、ダートを守るため確固とした地位を築くべく、ジュダはジークフリード家の事業に忙殺されていた。触れ合えない日が続き不満が溜まっていくダート。そんな時、ジュダの仕事仲間・ウィルに誘われ、とある展示会のモデルとして働くことに――!? そこで、ウィルの意外な事実を知ってしまい…。

作品情報

作品名
レムナント 5 -獣人オメガバース-
著者
羽純ハナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
獣人オメガバースシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784866573816
4.1

(87)

(39)

萌々

(26)

(17)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
15
得点
352
評価数
87
平均
4.1 / 5
神率
44.8%

レビュー投稿数15

ウィルの章

さて、4巻でメインカプは一応のハッピーエンドを迎えましたが、5巻からはウィルのお話(といっても恋愛中心じゃないストーリー)が始まります。

甘々になった2人、特にジュダが独占欲丸出しになるのが可笑しいです。
そんなバックグラウンドを楽しみながら、ウィルの何やらいわくのありそうな動き、気になります。

獣人ものならではというところですが、毛皮の展示ショーのモデルをすることになったダートとウィル。
慣れないダートはくたくたですが、王子コスが見られて眼福~

元々悪い人ではないけど狡っぽい感じのあったウィルですが、元下僕という出自と、雇っている純情なフリオとの(あるかもしれない)恋愛の下地が整った5巻でした。
お話が展開し始める巻なので、できれば続巻を買ってから読み始めた方がよいかも?
続きが気になります。

0

始まった新章!5巻の焦点はウィル

4巻で心が昇天、歓喜に沸いたその勢いのまま、
「二人のあまあま生活が見られる…!」と思い手に取ったこちら、
ちょっと予想&期待していたのとは異なり、ウィルにフォーカスした1冊でした。

ウィルのお誘いにより”毛皮のおやじ”の仕事を手伝い、
ダートがモデルとして一働きすることになりー

と始まるお話です。


一途健気にウィルを想うフリオだけれど、そしてその気持ちに気付いている
ウィルだけど、

「Ωなんて絶対御免だ」と言い放つウィル。
そして、その手の火傷跡...


元下僕だったという過去も明かされ、ニコニコとした笑顔の下に隠された
素顔が気になります。

βのウィルと、Ωのフリオ。
その恋が困難であろうことは想像に難くなく、
「魂の番」としてジュダと結ばれているダートに「運命なんてきっかけに過ぎない」
「愛があれば…」的なことを言われても
反発心しか湧かない気持ち、めちゃくちゃ理解できます。。切ない。

6巻以降で、ウィルの過去・抱えるものが明かされていくのかな。


肝心の主役二人、ジュダ×ダートの絡みが思ったより少なかったのは
ちょっと残念でしたが、モデルとしてモテモテのダートに独占欲を爆発させちゃう
ジュダ、可愛かったー…!


描き下ろしのショート漫画で、もふもふを味わうダートも可愛過ぎ♡
ダートの伯父の従者によって山に置き去りにされた時の決意、
やっとやっと実現できましたね(๑˃̵ᴗ˂̵)

二人のあまあまラブラブ生活が、もっともっと見られたら嬉しいな!
という気持ちを抱きつつ、ドキドキしながら続く6巻も拝読したいと思います☺︎

★修正:tn白抜き(電子シーモア)

0

No Title

もうここまで来ると文句なしの★5つ!
こじらせまくってたけど想いを通わせラブラブになったしあとは平和な暮らしを垣間見るだけ…と思っていたけど、そうは問屋が卸さなかった!
新たな仕事を任され忙しすぎるジュダと暇を埋めるためにウィルの仕事を手伝ったダート。
そこで一悶着の兆しあり。
それでも合間合間のむつみあいにはふたりの揺るぎない愛を感じで幸せになります♡
ジュダが遠慮なく強気発言するんだけど、すぐにとろかされちゃうのがかなり良い♡

0

ウィルにフォーカスした新章

ジュダとダートの馴れ初め?物語から、ウィルの生い立ちや心の闇編に突入。

アルファが支配し、時にオメガも特権的な地位につくことができるレムナントの世界観において、ベータの苦しみがどんなものであるかが見えて来る。

前巻を読んだとき、このあとどう繋がるのかな?と思ったんですが、脇を固めるキャラたちにフォーカスし、メインCPに訪れる困難を描いていくスタイルです。面白くないわけじゃないけど、この巻だけだとちょっとトーンダウンしたイメージ。

毛皮展示会?のバイトで、いつもTHE オメガな格好をしているダートが貴族の息子みたいな格好をしているのが新鮮で良いです。ジュダとダートの関係性は確実に深まってます♡

1

ジュダの嫉妬

5巻も甘めスタートです。
今までの辛かったことを考えると
夢みたいだなぁと思いながら読んでいました。

ダートに抱きしめられてる時に
ジュダのしっぽがパタパタしてるのが可愛くて
顔はキリッとしてるんだけど、
やっぱり狼だからしっぽに感情が出るんだなぁと思って
すごくニヤニヤしちゃいました(*´ω`*)

嫉妬したりするのも可愛いし
両思いになってからジュダの可愛さがマシマシで
とても幸せな気持ちになりました。

が…ウィルが不穏な雰囲気を醸し出していて
いったいこれからどうなってしまうんだろう…?と
不安な気持ちになりました。
このまま平穏なままで過ごして欲しいのに〜!

0

もう少しください

今回からウィルのお話です。と言ってもダートたちのイチャイチャは時折入ってます。

ウィルが元々下僕だったこと、手にやけどの後が残っていること、自分がベータだからアルファやオメガとの結婚は全く考えていないと言っていることなど、次に繋がりそうな伏線はたくさん散りばめられているのですが魂の番が出てきたら、どうしようもないと言う言葉にぐっと詰まるものがありました。オメガバース作品ではアルファとオメガの運命的な出会いを取り上げられ勝ちですが確かにそのどちらかに恋してしまったベータは?と考えると運命という根本的な設定を覆すしかなくなってしまうのですよね。

今回は伏線を張ることとたまに出てくるダートたちのイチャこらくらいでストーリーに展開はそれほどありません。早く続きが読みたいです。

2

作中スピンオフ化へ爆走中⁈

ジュダートの方は一件落着、めでたし!甘あま後日談が続くんだと思うんだけど。
双子が生まれるのはまだ先みたい。
という事で、周りの人たちにスポットが当たり始める第5巻。
ジュダの親友で、仕事でもプライベートでも何かと助けてくれる、イケメンで頼もしいウィルのお話になって行く。その優雅な雰囲気とは裏腹に、彼の生い立ちは高貴なものでは無かった。元下僕の出身だという、意外にも苦労人。彼はβ。なので、彼を慕う、ダートの幼馴染で健気なフリオの想いを受け入れられないと言う。もしも、フリオに「運命の番」が現れたなら。βは簡単に捨てられるのだと。ウィルは本気でそう信じている。だから決して。ウィルはΩを相手にしないと、決めているのだ。もちろん、フリオに恋してもいない。最初からアウトオブ眼中にしているのだ。可哀想なフリオ。
フリオの気持ちを知ってしまったダートはやるせ無い。幼馴染で親友の優しいフリオには幸せになって欲しいのだ。ここで、お題。多分愛は運命に勝てる、がテーマになって行くのかな、って期待してる。
オメガバースは、運命の番こそが究極の幸せを描きがちだけど。だからこそ「じゃない方」の幸せだって。充分にあり得るのだから。頑張れ!フリオ‼︎

さて。ちょっぴり面食らったのは、ウィルに頼まれてダートがやる羽目になるド短期バイト。美しい衣装を纏って毛皮を売るモデルを勤めるという。この、サスティナブルやエコを叫ばれるこの時代感に⁈ 実に逆行するじゃないか。しかも、モフモフの獣人たちの生きるこの世界で。これはなんとも。2つの意味でのチグハグ感に笑ってしまう。
もちろん毛皮を買うのは獣人では無く、人間のお金持ちのマダムやその娘たちに限定されているのだが。えー⁈ どうなんだろう。この世界でも、動物愛護やエコの面で、毛皮は下火というか、あんまり良しとされないのに。獣人たちはこの商売をどう思っているのかなぁ。なんて。私はPETAでは全然無いんだけど、ちょっと考えてしまいました。
ウィルたちは別に宝石やファッションを売る、で良かったと思うんです。なして毛皮⁈

修正は真っ白白抜きですけども。ジュダに鷲掴みされたダートのプリンっとした、滑らかそうな褐色肌のお尻はエッチぃです。ジュダってば、お仕事忙しくて2人の時間がなかなか取れない、と愚痴りながらも。絶対エッチする時間は確保してる。さすがです。

4

好き

もうね、好き❤️

新刊出るたびに最初から読むの。
しかし、全巻通してトネリアって理解不能。
劣等感の塊なのかしら?
やたらと子孫繁栄にこだわるくせに自分はいないじゃん?どっかで頑張ってるのか?
で、ジュダとダートのイチャイチャを楽しみにしていた私の邪魔をしやがって。
トネリアのせいだ!

今回はトネリアのせいでジュダとダートよりウィルに焦点が当たってます。
ウィルファン必見ですね!そしてウィルファンになりますよ!

ところで、獣人の◯ェラって怖くないですか?で、寝落ちはもっと怖い。

2

新たな展開に期待

正直言って続いていた事に驚きながらも感謝でした。

ジュダとダートが上手く行ったのが前巻だったので、チビちゃん達が登場するまで2人の甘々を楽しみたかったので大歓迎です。

ジュダのダートに対する執着具合とかダートがジュダに甘える様子を見られて幸せだった♡

それにウィルとヴォルドーフの毛皮展示会でモデルをしたダートが美しくて妖しくて眼福でした。
女性達に囲まれた謎の青年の色気が半端なかったです。騒ぐ女性たちの気持ちが分かった!

新たなキャラクターやウィルの過去など、これからの展開がとても楽しみでした。

ジュダもとても好きなので、ジュダのもふもふの毛皮に甘えるダートの「もふもふの日」なんか最高でした。

1

人間たちのオメガバース展開へ

すっかり「ペンデュラム」を凌駕しちゃったのね、の「レムナント」。
4巻で終了じゃなかったの?と驚く。
いざ読んでみれば、まあ確かにジュダxダートを基点としながらも、ウィルの過去やあれこれ、フリオとはどうなる?新キャラの謎めいた中年男性…
彼らの方が中心となるのかな?
とすれば「レムナント」の5巻じゃなくて別のタイトルにして欲しかったような気がしてる。「レムナント」名義ならば、これからもきっちりジュダxダートと絡めてほしい。
実際新キャラの毛皮商人・ヴォルドーフ卿はジュダの出資相手のようなので、ジュダの仕事つまりはジークフリード家の内実的なものも読みたい。ジュダも貴族の下僕に何かを密告させようとしているような動きをしてるし、ジークフリードが真っ白けな名家なのか何だか疑わしい気分がしてきた。
さて、新章の中心たるウィル、フリオ、ヴォルドーフは全員人間。しかもそれぞれβ、Ω、αと第二の性が揃っている。
次なる展開はオメガバースが強調されるのかな…βのウィルはΩのフリオの気持ちを知りながらΩの相手は嫌だと言い、フリオはダートのようにはなれないと初めから諦め、αのヴォルドーフには獣人の愛人?がいるらしい…
そしてウィルは自分がβである事で何か全てに冷めているよう…
まだ何も始まっていません。評価的には次巻からですね。

2

わくわくの続編!

続いててのかぁ〜Σ(´⊙ω⊙`)
5巻が発売されると知ってホントにびっくり!しました!

前巻、とてもきれいなハピエンでその後はおチビさんたちのお話に移っていくものと思っていたので、その後のお話しって‥甘々夫婦の日常?
赤ちゃん産まれるまでまた詳しくやるの?って感じだったんですが‥
予想は良い意味で裏切られました!

まだ、こんなお話を展開させるとは!
ハナ先生の発想力?作成力?
語力がなくてすみません(_ _lll)。
すごいです!!
とにかく、シリーズの勢いを止めることなく更に面白くなって、この後のお話もどうなっていくのか予想がつかなくてとても楽しみです!

ジュダとダートのラブラブ展開は薄いですが、二人の安定した絆が垣間見れ満足です❀(*´◡`*)❀

運命の番、α×Ω
本能だからか、そこに愛はあるのか

βとの恋愛‥
オメガバの永遠のテーマかなぁ
二人がどんな答えを出していくのかそこも楽しみです。

3

新たな展開へと進む5巻

レムナントもついに5冊目。
前巻で丸くすっぽりとおさまったジュダとダート。
いったいどんなムズムズするような甘いものが読めるのだろうかとワクワクしていたのですが、新章に突入とのことで。
息つく暇もないといいますか、物語はまた新たな展開を見せます。

ジュダが事業関連の仕事でかなり忙しそうなので、2人が一緒に居るシーンはあまり多くないかもしれません。
その分、描き下ろしが甘く可愛らしいですよ!
なんだかもう、1巻から追っていると、本編中で自然と「幸せ」という言葉が出て来たダートの姿にぐっときちゃう。

しかしながら今作は、ジュダとダートがメインというよりは、βであるウィルとその周囲がメインといった感じ。
ウィルの紹介で、貴族向けの毛皮展覧会のモデルを共に務めることになったダート。
貴族か?王子か?と、きらびやかな毛皮付きの衣装を身に纏い、貴族のご婦人方に黄色い悲鳴をあげさせる2人。
思えば、ダートが女性と交流を持っている姿はあまり見たことがないかもしれません。
それから、これは個人的な萌えなのですが…
普段攻めに溺愛されていたりする受けが、実は女性からめちゃめちゃにモテている様にどうしようもなく萌えてしまう…
そりゃあそうですよね。だって、ダートってかっこいいんですもの!
全く女性慣れはしておらず、見よう見真似でウィルの応対を真似るダートが可愛い。
この、ちょっと初心な感じがまたモテる要因かな。

新展開となる今作から登場する新キャラクターは、毛皮商人のダンディなα・タロン。
これまた素敵なおじさまなんです。好き。
タロンの事業にジュダが出資しているようですし、ウィルとも何やらワケありな感じがバリバリです。含みがすごい。
そして、やはり今回のメインとなるのはウィル。
いつもにこやかな笑みを浮かべていた彼の意外な姿と過去を、ダートと共に少しずつ読者も追っていく形になります。
まだ断片的にしか語られていませんが、彼の過去はなかなかに重たいもののような気がします。
にこやかな人ほど、内に秘めたものが熱かったり激しかったりするじゃないですか。
複雑な感情を抱え込んでいそうなウィルという人の過去が今とても気になる。

作中に、ウィルを動かすものはなんだろう?というダートのモノローグがあります。
階級社会やバース性、運命、魂の番。
そういった、この世界にあふれるすべての理不尽さや不公平さに対する怒りの感情が、彼の心のどこかを刺激し、つき動かしているのかもしれません。
特にバース性へのコンプレックスが根深そうですし、手袋の中に隠された秘密や、過去の出来事が関係しているのかななんて。

それから、仕事仲間でもあり、ジュダとタロンとウィルという3人の出会いも読んでみたくなりました。
ウィルだけがβなのですよね…この辺りも気になる。
今後はそちらに関しても描かれていくのでしょうか?
フリオの想いもね、ウィルに対する恋のような憧れのようなあの愛らしい表情を見てしまうとすごく切ないな。
こちらも良い方向へ進むことを願ってしまいます。

と、ゆっくりと静かに進み始めたキャラクターの掘り下げ部分は面白かったのですが。
うーん…だんだんと背景が少なくなり、バストアップのシーンばかりが増えてきているような?
なので、画面のバランスがあまり良くないのが気になってしまい、少々読み辛く感じてしまったのが惜しいです。

紙本修正は大きめのトーン修正と白抜きでした。

9

始まったばかりの新章から目が離せない!

表紙も素敵だし、羽純先生の絵は肌の質感まで伝わってきそうなほど色気がありますね。
カラーも素敵なのですが、オススメしたいのは巻末のハネムーン風イラスト!
これ、とてもほっこりします^^

物語は新章に突入し、羽純先生の推しキャラでもあるウィルがフォーカスされています。
私の推しは、新キャラのイケおじ・タロン!!
裏表紙見て下さい。めっちゃ色気あるおじ様で素敵なんです♡
毛皮商人をやっているのですが、彼の展示会でウィルとダートがモデルをつとめる展開にーー…!

愛想振りまくイケメン二人が大人気で毛皮は飛ぶように売れ、おじ様ご満悦!
そして、ダートは嫉妬(笑)
お仕置き的なセックスは、濃厚でありながらも表情やアングルが美しいです♡

ウィルにおいては、下僕であったという壮絶な過去を抱えているよう。
下僕に、蔑む相手に、性に……ウィルは怒ってるんだと思う。
いつも上手く立ち回り、何でも器用にこなすウィル。
でも、心に不安や闇がある人ほど臆病で隠し事が上手いんだよね。
ウィルは笑顔の下で何と闘ってるのかな……?

ウィルの過去、友人達との関係、Ωに対する思いとαへのコンプレックス
そして、フリオのウィルに対する片想い

ーーと、気になるところだらけ。

まだまだ目が離せないシリーズです。
ウィルにも幸せになってもらいたい。
ハッピーエンドの物語の中の脇役で終わって欲しくない。

2

新章突入なんですが…(∩´///`;)

5巻からは新章突入とのこと。

ジュダートは4巻で一区切りつきましたし、プチミニョンで未来のお話も進行しているので、今後はジュダートをメインに据えずウィルやその周囲を掘り下げていくのかな~という印象を持つ5巻でした。(もちろんジュダートが主役なのは変わりないので活躍はするのですが)2人の間には波乱らしい大きな波乱はもうないのでイチャイチャしかすることないですもんねぇ。

というか時系列的にそろそろ懐妊なのかなーと思っていたんですが…。ペンデュラムCPも無事に番になったし…。もう少しあとなんですかね?(´-ω-`)?

というわけで5巻の感想。

トネリア卿の指示で仕事に忙殺されるジュダ。とにかく忙しくて帰る暇もなかなかなく、ダート不足に陥ってなんとか帰宅する姿にニヨニヨしました。しかもエッチ始めた途端に寝落ちwwwあのジュダが寝落ちwwwふてくされるダートの可愛さといったら…♡ですよーヾ(*´∀`*)ノ ヒョゥ!

そんなこんなで暇を持て余しているダートに、ウィルが仕事の話を持ちかけます。内容は毛皮商人の開催する展示会のモデル。雑用かと思って会場に行ったら王子様みたいな服を着せられて金持ちの人間(♀)に愛想をふりまくお仕事でダートはグッタリ。『オヤジを誘惑するのは簡単なんだけど…』の自虐に笑っちゃいました。確かにそうだ。

で。ウィルの様子がどんどんおかしくなるのですね。余裕がなくずっと苛ついている感じで。その流れで今でこそ成功を収めているウィルが昔は下僕だったことをダートは知ってしまいます。ウィルには何か企みがあって展示会のモデルを引き受けたものの、過去のことで精神不安定になっているように感じました。

そしてついに本編で登場…!毛皮商人・タロン(ヴォルドーフ卿)が加わりました。(作者さんのTwitter(pixiv・同人誌)では既に登場している人間のαです)この人も謎が多いんですがジュダの友人とのこと。ウィルといい、タロンといい、ジュダの交友関係は未知だわ…。

このシリーズは【獣人α×人間Ω】【魂の番】に重点をおいて展開されてきましたが、ここにきて【人間のα・β・Ω】が顔を揃える描写がすごく印象的でした。オメガバース作品なのに5巻になってようやく初めてみる展開…!!!βのウィルが自嘲めいた言葉を口にするのが切なくて良かったです。それぞれの立ち位置で見える景色が違う・捉え方が違う。オメガバース界で関係を築くのって難しいなとつくづく思うわ…。

ダートは相変わらず騒動に巻き込まれていきそうな感じでしたが、ジュダは完全にイチャ甘の嫉妬要員wジュダがでてくるとなんか和むわぁ~+゚。*(*´∀`*)*。゚+ (ドラマCDで声を担当されてる川原さんがジュダを「可愛いワンちゃん」と表現したのをふと思い出すw)5巻はウィルを見てるとシンドイのでジュダに癒やされましたヾ(*´∀`*)ノ ダートがジュダに嘘を重ねてしまって心を痛めているのは切なキュン。きっとジュダには話しても大丈夫だよー!(;ω;)

個人的にはガーランドを読んでジュダパパ&ママの現在やらトネリアとのアレコレやらが気になってて、どうせ掘り下げるならジークフリード家に集中してほしかったな~とね、ちょっとね、思いましたね…。ああそっち方向行くのね…と。でもジュダートがイチャイチャする限り楽しく追いかけようと思います。

2

今巻はウィルのターン

『レムナント -獣人オメガバース-』の早いもので5巻目。
前巻でやっと気持ちを通じ合わせたジュダ×ダート。ということで甘々になるのかな?なんて思いつつ手に取りましたが。

いやいや。
まだまだ波乱アリ。なのです。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。




きちんと恋人になったジュダとダートだけれど、蜜月とは無縁の日々を送っている。それはダートのことを気に入らないジュダの叔父の差し金により、ジュダが仕事に忙殺されているから。

今日も今日とて仕事で忙しいジュダは、ダートを抱こうとして寝落ち。ジュダの大変さも理解できるジュダだけれど何しろジュダに放っておかれて暇なのだ。そこで彼は暇な時間にフリオと過ごすことが増えている。

ダートの幼馴染で、オメガのフリオ。
ダートと同じく過酷な子ども時代を過ごした彼ですが、フリオには最近想い人がいる。

それはジュダの仕事仲間のウィル。

フリオの想いに気づいているダートは、フリオの恋のサポートをしてあげるべきか、それともそれは大きなお世話なのか悩み中。

そんなある日、ダートはウィルに仕事を頼まれる。それは毛皮展示会のモデルをすることで―。

というお話。

ジュダ×ダートはもうお互いにしっかり信頼と愛情が築かれていて甘々。
ということで、今巻はウィルに焦点が当たった巻でした。

ジュダの仕事仲間、ということで、今まで彼に全幅の信頼が寄せられていました。それは、ダートにとってもそうでしたし、多くの読者も同じではなかろうか。

が、ウィルという明るく天真爛漫な、人好きのする青年の、素の姿が少しずつ描かれていきます。この描き方が非常に秀逸です。「毛皮の展示会」という舞台で、無理なく、けれど過酷なものであったであろうウィルの過去が見えてくる。

一気にではなく、少しずつ。
このチラ見せが、なんとももどかしく、けれど惹きつけられてしまいました。

ウィルの、

俺は、オメガの相手なんて全体に嫌だね

というセリフ。
オメガを侮辱しているわけでも、侮辱しているわけでもない。彼の過去に、何があったのか―。このセリフに隠された彼の孤独と苦しみに悶絶してしまいました。

ジュダに向けるダートの執着心、ダートがジュダに甘えるシーン。
ついでにいうと、ジュダに抱いてもらえなくて悶々とするダートの色気と言ったらすさまじいです。あの、ツンツンツンくんの見せる可愛い顔にKOされました。

この二人は安定の甘々ぶりを見せつけますが、ウィルのターンはドが付くほどシリアスな展開。次巻で彼の過去が見えてくるのかな。毛皮商のイケオジ(腹黒っぽいオッサンではありますが)とウィルの関係も気になります。

で。

毛皮の展示会でウィルと共にジュダが正装させられますが(毛皮を売るための策ですね)、これがヤバいくらいカッコいい。褐色の肌に美しいビジュアル。

はー、眼福でした。

7

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP