電子限定描き下ろし付き
完結しちゃいましたね…かなしい
もともと女性のヒモだった陽介が家から追い出され、原因である筋間さんのヒモになってやろうっていう陽介のアホな思いつきから物語は始まり、主従関係でありながら、陽介の打たれ強くて反骨精神旺盛なワンコっぷりに、筋間さんの執着心は加速していき、お互いに愛し合うようになるまでの過程が描かれたストーリー。
だんだん互いの思いや態度、関係性変わっていくところが見応え満点
3巻あたりから、筋間さんが愛情を面に出してるところもあったりして…筋間さん最高かよ
陽介が筋間さんのこと名前で呼ぼうと散々モジモジしたあげく、寝起きで突然のハグからの「タクミさん」って…うううかわいい死ぬ
「馬鹿で可愛いよ」ってな!筋間さんな!言っちゃいますよね!馬鹿で可愛いワンコ陽介もクーデレな筋間さんのそのセリフも優勝よ
控えめに言って最高でした!
今まで読んだことはなかったんですけど、名前だけは聞いたことがあって、本屋で見かけたのをきっかけに読み始め、一気読みしてしまいました。控えめに言って最高です。
もともと住んでいた女性の家から追い出され、その原因となった人物のもとへ戻ることになった場面から始まり、二人がお互いに愛し合うようになるまでの過程が描かれたストーリーがとても良かったです。じっくりと関係が変わっていく様子が魅力的でした。
特に、最初は陽介に対して冷たかった筋間が、最終巻では彼への好意を素直に表すようになっていたのが印象的でした。
そして、最後の「馬鹿で可愛いよ」という一言!
か、か、かぁぁぁぁぁぁぁ!最高すぎました……!ありがとうございます!!!!
筋間さんのただいまとフ○ラと独占欲!!!
好きなのに予防線を張ってしまう陽介になんでだよ〜言っちゃえばいいのにー!と思いつつ、好きだからこそ口にして関係が変わるのが怖いのかなと思っていたら、陽介ってほんとうに寂しがりで怖がりなんだなぁって。
別れるときのことを真っ先に考えてしまうって、何かあった人じゃないとそうはならないと思います。
親には育児放棄されて寂しくて怖くて、多分彼女はできてもちゃんとした付き合いじゃなくてすぐ別れて…そんな今までの経験からそういう考えになってしまってるんだろうなって。
口からうっかり「好き」ってこぼしてしまった時はよし!と思ったのに、また誤魔化しちゃって。
本当の陽介みたいなものが、4巻で垣間見えました。
たかってばかりだったけど、筋間さんに何か買ってあげたいと思ったことも、簡単に言えていたはずの「好き」が言えなくなったことも陽介にとって筋間さんが初めてのことで。
よかれと思ってしてることがズレてるから筋間さんの逆鱗に触ってしまうのだけど、彼にとっては今までとは意味が違うことをしたんですもんね。
今まで普通の仕事をしたことがないってことはないのかもしれないけど、自分には向いてない無理やりたくないって楽な仕事で回避してきた陽介が自分もできるじゃん!ってなれたのが、これから筋間さんと過ごしているうちに自信もつけて自己肯定感も増えていって弱さも克服して新たな陽介になっていくんだろうなって思わさせてもらいました。
働きたくはない根っからのヒモ体質は変わらないのかもしれないけど、そんな馬鹿で駄目なところも含めて筋間さんは好きになってしまったのだし、根気強く付き合ってくれるよね。
攻めの独占欲とお仕置き好き満たされました。
馬鹿な子ほど可愛い!!!
あと、誠と琉司がまだ繋がっていたことにびっくりしたけど、陽介も言ってたけど誠はそういう子に弱いんですね…分かりやすいなー!
誠と琉司って、限定版小冊子でもいい感じだったけど、付き合う可能性はあるのかな?
なんかお似合いなんだけどどうなんだろう????
えろ面の話をすると、修正(の本数?)が増えた気がするんだけど私の気のせいかな?
違ったら申し訳ない…。
今回も大好きなひなこ先生の揺れるちん…が見れたし、満足だし眼福です。
最後に。
すごい私事な感想というか感情というかが4巻を読んでいて込み上げてきたので、どうでもいいことをここから下でちょっと喋ります。
ほんとどうでもいいことなんで、読まなくて大丈夫です。
狭い家のほうがいいって言えるくらい誰かのことを好きになれるって羨ましいな、って思ったんです。
こういうことをいうカップルには他作品でも出合ってきたんですが、今まで読んで感じていた感情とは自分の心境が変わったのを感じて。
誰かといる生活が落ち着くなんて、世のカップルや夫婦親子にとっては当たり前な経験なのだろうけど、自分は一人で好きなことしてる時間が好きで一人遊びに時間を費やして過ごしてきてしまって、人生折り返しの今後悔しだしたんです。
今まではそんな後悔してなくて、そういう事を言うカップルを見ても(読んでも)幸せそうでいいな〜!って微笑ましく思っていただけだったんですが。
こういうことが言える陽介もそれを好ましく思って受け入れた筋間さんも、私には眩しかったです。
狭い家より広い家のほうがいいし、狭い家で複数で生活するなんてうるさくて無理とか思っちゃうもんな…駄目だな……こういうところが不適合なんだよなぁって。
こういう言葉(台詞)が自然と出るような人間になりたかった…。
急にリアル持ち出した話をして申し訳ない!
ほんと、付き合うってそういうことだよなぁって改めて思いました。
完結してしまった~~~!!大好きな作品なので、終わってしまうのが寂しい。
筋間さんのわかりにく絶妙な愛が良すぎる。
4巻はわかりにくさが和らいで、陽介にうっすらと向けるデレに萌えました。
ただこれは全ての場面を目にしている読者だからわかるもの。
陽介はま~不安になったでしょう。筋間さんにぞっこんな様子が可愛くて...
本気で好きになったからこそ、捨てられたら耐えられない。だから本心は口に出せずに、防御してしまう。臆病になってしまうのも理解できます。
筋間さんも意地悪だなあ。
でもなんだかんだいって、筋間さんも大分陽介にはまってます。
陽介に落ちているのはわかっていても、やはり筋間さんの方が一枚上手。
絶妙なすれ違いにやきもきとさせられました。
そんな過程だったからこそ、ようやく本心から繋がり合えた後の甘いこと!!
嬉しそうな陽介は可愛いし、執着してる筋間さんもご機嫌で可愛い。
欲を言えば、もっといちゃいちゃしているところが見たい。
最高のハッピーエンドでした。
金持ち女性に養われヒモ生活を楽しんでいる陽介。ある本番禁止の風俗店で女の子に手を出したのが経営者の筋間にバレて、キツいお仕置きを受ける事に。男は初めてだったのに筋間にドロドロにされて、ヒモも解消され家を追い出された陽介は「次はアンタが俺を飼え!」と筋間に詰め寄って…。
懲りない陽介は悪さをしては筋間にお仕置きをされるのだけど、そうしているうちに鬼畜な筋間の優しい面が見えたりしてどんどん嵌まっていく陽介。
彼は素直で考えなしだけど憎めない、天然の人たらしだなぁ(笑)本気で手放せなくなっていく筋間さんとの関係に目が離せない!
すぐ人を信じてしまう陽介は危険な目にあってしまうけど、そこが彼の良いところなのかもしれない。馬鹿と鋏は使いよう…って事ですよね?
相手への想いを意識する程に上手く伝えられなかったりするけど、とにかく可愛い陽介が心底愛しい筋間さんと、ずっとお仕置きされながら幸せにイチャイチャして欲しい〜。馬鹿な子ほど可愛い…もあったか!(笑)
誠や琉司のその後も気になるし、スピンオフある事に期待!FFさんのオススメだったけど、のめり込んで4巻一気読みした。めちゃめちゃ良かった~。