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  • 嫌い、大嫌い、愛してる。

嫌い、大嫌い、愛してる。

kirai daikirai aishiteru

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表題作嫌い、大嫌い、愛してる。

凍月 颯
20代,既婚,左遷されてきた所長
奏 純平
28歳,難病の母を介護してる作業員

その他の収録作品

  • 第1章 ドクズの告白
  • 第2章 黒ずむ太陽 凍てつく雨
  • 第3章 小鳥が猛禽を狩る日
  • 第4章 恋獄
  • 第5章 愛してる、愛してる、愛してる。
  • 断章 白い冥路のライオン(描き下ろし)
  • 最終章 逃亡者
  • そして二人は(描き下ろし)

あらすじ

「君の処女を30万で買ってあげるよ」 その一言から狂おしい恋と残酷な復讐劇は幕を開けた――。寂れた地方都市でつましく暮らす作業員の奏。東京から赴任してきたエリート所長の凍月。対照的な二人の男が出会い、脅し脅されるうちに心と身体が深く絡み合ってゆく。2ヵ月後、奏が意識不明の重体で発見されるまで・・・・・・。ドクズ男と無垢男、本当の愛を知るのはどっち?

作品情報

作品名
嫌い、大嫌い、愛してる。
著者
ARUKU  
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
ISBN
9784344842854
4.4

(374)

(268)

萌々

(47)

(19)

中立

(22)

趣味じゃない

(18)

レビュー数
49
得点
1607
評価数
374
平均
4.4 / 5
神率
71.7%

レビュー投稿数49

クズと自覚しているクズのクズさがクズい…!…のに…‼毒を以て毒を制す、その猛毒が「愛」にしか見えない

えーーー…っ…(>ω<)
なんて作品なんですか?!
もぉ…感情センサーぶっ壊れちゃう位に揺さぶられました
すごい…すっっごい…良かった…

1クール分のドラマや長編映画の3部作を一気見したような読後感…!

正直何度も読み進めるのが辛い…って思う時がたくさんありました
世の中の「不憫」を全て背負ったかのような秦くん…見てられないって何度思った事か…
古くは「おしん」やはたまた昼ドラ、韓国ドラマみたいなとにかく不憫な主人公な秦くん
「シンデレラ」のような明らかな救いがありそうな逆転優勝が見えるような不憫さではなくて、どちらかというと「人魚姫」のような仄暗さが漂う不憫さがアクセル全開で襲って来ます

そんな秦くんに不幸の追い打ちをかける凍月
クズと自覚しているクズのクズさがクズい…!

クズ VS 不憫
勝負の見えているかのようなこの出会い…
この出会い、そんな簡単なものではなかった( ゚Д゚)

何度も読み進められないと思いながらも止められないのはどこかに希望を見出して読みたい!という縋るような思いが大きかった
だけど、そんな縋るような思いでは見れない景色が広がる世界にどんどん手を引っ張られて行きます
「捨て身の強さ」とでも言うのでしょうか
秦くんが凍月への対峙を決めていく辺りからの引力は凄かった
正に毒を以て毒を制す!

クズという毒に復讐という負の毒
マイナスとマイナスを掛け合わせるとプラスになるような、この2人だからこそ毒にも解毒薬にもなるような化学反応
毒と言う名の「恋」が掛け合わされ生成された2人の「愛のカタチ」に心が震えました

最後の犬の成長に私は希望を感じずには居られなかったですし、素直に私はハピエンだったと受け取りたい‼
こんな風に自分なりのエンドを楽しめるのもこの作品を読んでみる価値のひとつだなって強く思います⸜⸜٩( 'ω' )و //

最後にちょっと濡れ場に関して…
エロ度、標準になってますがだいぶエロかったな…って思いました
何と言うか、行為としてのエロさも情交含んだ意味を持ったエロさも…///様々な意味合いを持った濡れ場が繰り返されます

そして最も「濡れ場」だな、と思ったのは喪服での求め合い 
そのモノローグがめちゃくちゃ響きました
(本編描写引用します)
『だから その日の君は 可哀想で 最凶に 可愛くて』
人の死を目の前にした時に生存意識(生殖意識)が高まる男性は多いようで…何か喪服シチュってすごく「濡れ場」から遠いようで実は最も欲を掻き立てられるのかも知れませんね

いやぁ…すごい1冊でした
読んで良かった!!!!!!
これに尽きる!


地雷要素は多そうですが細かく書くと内容にも結構関わりそうなので主要?な地雷描写を…
女性軽視な描写あります、女生との絡みあります、メインキャラとは関係のない男女の絡み描写もあります、流血ありますナドナド…


修正|白抜き、たまに発光過ぎて無、anlは白短冊(シーモア)

3

爽やかな面したクソ野郎

メルヘンチックな絵柄に反してエグい話でした。あのキラキラお目目なのに本当に口が悪いw加えてクソ野郎の多いこと…田中さんと診療所の先生だけが救い。昭和50年代設定みたいだけども、戦争を知ってるって、先生いくつ?若く見えるけど50くらいなのかな?

濡れ場が多いですが奏が骨が浮き出ている痛々しいほどの痩身で不憫にしか感じられませんでした。あんなに痩せてて現場仕事なんてできるのか心配です。
凍月は本当クソ。改心したかのように見せ掛けてなんでそこで犯そうとするのかという場面が2回も…。始まりがアレだからセックスが相手を繋ぎ止める手段だと思っちゃったのかなぁ。
奏甘やかされたの初めてだったんですかね…泣けちゃう…

ラスト皆さんそれぞれ解釈が違うみたいですね。
私は『そして二人は』の言葉からハッピーエンドだと信じてます。デロデロに甘やかされて過ごしててほしい。

凍月の寝言の「ふにゃ」が可愛いかったw

2

絵柄が

泣けるとか刺さる系の作品としてすすめられていたので
評価も高かったしと試し読みなどなしで購入しました。

結果、絵柄のブレというか、顔の向きと視線と身体の向きがあってないのが
シリアスな作品なだけにどうしても気になって集中できませんでした。

メリバや鬱エンドは好きですが、このお話の場合はそこまでいくまでの過程で、
中途半端に時代設定が近代な分、それはさすがに無理くない?と思う点がおおくてモヤッとしてしまいました。

3

天国ではないと信じたい

話の内容もさることながら沢山の考察の中に、最後は夢で本当は二人は死んでいる。と誰かがレビューしていたのを見ました。私は二人がやはり助かって仲良く暮らしているというハッピーエンドを信じたいです。

3

No Title

何故だろう。わけわからんくらい泣いた。

3

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