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  • カメレオンはてのひらに恋をする。 1

カメレオンはてのひらに恋をする。 1

chameleon ha te no hira ni koi wo suru

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表題作カメレオンはてのひらに恋をする。 1

前島蛍都(ケイト)
大学1回生,先天性重度感音難聴者,19歳
蒼井藤永
大学3回生,俳優,21歳

その他の収録作品

  • [SIDEケイト]もう友達に戻れない(描き下ろし)
  • カバー下(キャラクター紹介)

あらすじ

「こんなに”目”で聴こえたの初めて。」難聴の大学生×売れない俳優--これは”伝えたい者同士”が手話で心を通わせていく、優しくて温かい恋の物語。
「何年も聴きたかった言葉を、出会ったばかりのお前から聴くなんて」俳優の藤永(大学3年)は演技が大好きだが、オーディションに落ち続けて自信を失っていた。そんなときに先天性難聴のケイト(大学1年)に出会い、手話でお礼を言われる。藤永は手話に初めて触れるものの、これまで「伝えたい」という気持ちを人一倍持って演技し続けてきたため、手の動きを一目見ただけで読み取ることができた。そして、手話を身振り手振りでやってみることになるが、ケイトは藤永の感情表現を見て、その才能に驚かされる---伝えたいもどかしさを持つ二人が出会い、心を通わせるハートフルラブストーリー第1巻!

作品情報

作品名
カメレオンはてのひらに恋をする。 1
著者
厘てく 
媒体
漫画(コミック)
出版社
スクウェア・エニックス
レーベル
ガンガンコミックスBLiss
シリーズ
カメレオンはてのひらに恋をする。
発売日
電子発売日
ISBN
9784757587519
4.6

(764)

(601)

萌々

(107)

(33)

中立

(14)

趣味じゃない

(9)

レビュー数
84
得点
3546
評価数
764
平均
4.6 / 5
神率
78.7%

レビュー投稿数84

エロなしだからと敬遠していた自分に喝

エロがないと物足りないからな……って読んでなかったんです。
ごめんなさい。

昨今エロがないって売れない要素の一つですよね。
それでも勝負してしかも圧勝、圧倒的なストーリー力。

ケイト、藤永ともにキャラクター力が強く、魅せられます。
お互いを思いあう姿を見せられ、こちら側も非常に満足させられます。
丁寧な心理描写を高い画力で丁寧に描いてくれる先生に感謝と尊敬です。

現在既刊4巻、読む側も丁寧に、楽しませてもらいます。

0

No Title

2人の心が美しい。ピュア。BLを凌駕したBL。
2人の周りの人たちも温かく、良い人ばかり。
作者さんの手話や指文字に対するリスペクトが見て取れます。人物の描写、手指の描写、暗闇や夜、静寂の描写など全てにおいて丁寧。ストーリーも含めこんな美しい物語は初めてかも、、、
とても純粋な気持ちで2人を応援したくなります。
自分も頑張らないとなと思わせてくれる素敵な作品です。続編も全て読みました。新刊が待ち遠しいです。

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No Title

カメレオンはてのひらに恋をする…なんて暖かく優しい作品なんだ!!BLとか関係なくたくさんの方々に読んでもらいたい!心からそう思えるほど良い作品です!!!

まず、作者様の厘てく先生が凄すぎる…!作中色んな手話がたくさん登場しますが、どれも本当に動いているように見えて凄く分かりやすかったし、これがこういう手話なんだな〜と勉強にもなりました。
読んでいたらだんだん手話をやりたくなってきてしまって、最近はずっと手話の勉強をしています笑

それから、ケイトと藤永がとにかくかわよい私的には藤永がケイトの手を自分の頬に当てて「間違ってないよ、ケイト」って言うシーンが特に好きで、藤永が上目遣いで顔を赤らめている顔が本っっっ当に可愛くて心臓撃ち抜かれました☆ d(^ཀ^)

あと、ケイトが藤永に伝える才能があるって言った時藤永が嬉しくて泣いちゃったんだけど、それにケイトがすぐ気づいて自分が被っていた帽子を藤永に被せて周りの人に泣いてるのが分からないようにしているところがイケメン過ぎる!!ケイトは内面までイケメンなんですね〜…素晴らしい✨


後半、藤永とケイトがすれ違いを起こしてしまったところは苦しくて心臓が潰れてしまいそうだったんですが、そのあと藤永が階段の手すりの所に手をついて逆立ちからのジャンプ(?)をして伝えたい!って言うシーンはケイトと一緒に涙流しました…。
誤解が解けて良かったよ…最後2人とも笑顔でこっちまで幸せになれました。

手話を通じて伝え合う2人、この尊い2人の日常をこれからもずっと見ていたいです。厘てく先生、こんな素晴らしい作品をありがとうございます

語彙力が無さすぎるのと、興奮で途中何を言っているのか分からないと思います。すみません…
つまり私が言いたいことはこの作品は最高だという事です!!

まだ読んでない人は試し読みだけでもいいから是非読んでみてください!!


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いろんなことを考えさせられる

話題になってるな~と横目に見つつ読まずにいてやっと読了。
確かにこれは尊い!ただ、シンプルに萌えるのか?といわれたら
尊い=考えさせられる>萌え
という感じでした。物語の視点がよすぎるので絶対続刊読みますけどね。

正直なところ、最初なかなかお話に没入できなかったのは、ナマステと”けいと”っていう名前(漢字の字面がめちゃくちゃ美しい名前ですよね=蛍都)とビジュアルに引きずられて、聾の外国人留学生なのかと思ってしまって「え?!あれ?」っていうのとか、電車でミスコミュニケーションがあって「え?あれ!?」っていうのとか、何度か戻って読み直すっていう、作品のテンションに追いつかないまま読むとこういう感じになるんでしょうね…。メッセージの熱量の高さやダイナミックな表現が随所に見られて、読む勢いが必要な作品ではないかなと思いました。

ぜんっぜん萌えない角度の感想として、、耳が遠くなった老親に対しての態度を考えさせられました…(ちゃんと伝える努力しよう…)

1

No Title

登場人物の人柄や世界観にとても引き込まれました。
藤永とケイトはそれぞれ悩みを抱えながらも、ケイトのさりげない言葉に藤永が救われるシーンが温かく感じました。手話を通じて次第にお互いが唯一無二の存在になり、2人で過ごす時間がただただ愛おしくて、すごく大好きな作品です!

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心が美しくなれる気がしてしまう

絵の表現力が凄い。受けが演技の仕事をしてるからかもしれないけど、情景とか空気感とかそういうが絵から伝わってくる。キラキラした瞳も印象的。言葉ひとつひとつも丁寧で読んでいて心が浄化されてく。
でもちゃんと人間くさい感情も攻めにも受けにもあってそれと向き合ってく2人が可愛い♡
手話と表現力と演技と、色んな角度から見てこんな風なんだと知らなかった気付かなかったことを知っていくのも読んでいて楽しい!ピュアなお付き合いだからエロ重視の方には向かないかもw

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やっと読んだ、もっと早く読めばよかった

ずっと表紙が気になっていて買ったんだけど積んでました。ちょうど、私の所属してるBLオプチャで話題になっていたので、やっとこ読んでみました。
いつもの如く内容全く知らずに読み始め。

絵がとても上手で心情描写も巧み。
生まれつきの難聴で聴こえないケイトと俳優を目指しているけども界隈では認めてもらえず燻っている藤永。この2人が出会ってお互いに求めていたモノを互いが与えあえるんだよ〜!

聴こえないから人とコミュニケーションを取りにくくてもどかしい想いをしてきたケイト。
口の動きを見て読唇術で会話を判断しててわかりにくい時、「もう一回言って」とお願いすると相手は「もういいよ」だったり、「たいした事じゃないから」と会話を終了してしまう。
なのに、藤永は演技の勉強を幼少期からしていたせいか、ボディランゲージで伝わる。手話知らないのに感覚でわかる才能を持ってるの。
試しに絵本、桃太郎を身体で表現して伝えてみてとケイトにリクエストされ実践すると目をキラキラさせて表現力がスゴイ!と大絶賛。
演劇の世界では映像の分野、舞台の分野どちらでも自分は評価されないと落ち込んでいたのに、欲しい言葉をケイトはくれた!

ケイトはケイトで聴こえない自分の事を知ろうと興味を持って接して会話してくれる藤永に好意を持つようになって、2人共がだんだん意識したすんだけど、2人が惹かれ合うのが自然でドキドキしました。

身体、手の描写が多くてとても美しいです。いっぱいデッサンされたんだろうなと思わされる。
ケイトと藤永のお顔もカッコよくて、美しいもので溢れてる。

ひとつ気になるのは、どうしようもないけど、藤永ってのが、ファーストネームな事。
フルネームが蒼井藤永て!
苗字苗字みたいで気になりました。親御さんなんでこんな名前にしたのよ?(てか、作者さんか)

シーモアで購入

1

温かい

3巻発売したのを見て、まとめ買いしました!
また今度でいいかな、と買うのを後回しに後悔した反面、1巻完結型じゃないので、一気に読めて良かったとも思います
私個人としては拍手喝采、感動の嵐という感じではなく、なんだか心が温かくなりました
それも泣きたくなるような感じではなく、自然と笑顔になるような感じ(語彙力)
晴れ渡った晩春の休日、みたいな(?)
ひたすらに伝えたい、伝わる喜びを知っている2人を見る、とにかく温かい、可愛いとしか言えないストーリーです

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エモいを理解した

厘てく先生のいままではこの作品を描く為だったのではないかと思えます。
まず、作画が良い。厘てく先生の過去作でも、登場人物の目が凄く綺麗だなって思っていました。
この作品はそれが最大限に活きています。目は口ほどに物を言うって言うけれど、それが具現化されていて「目で聴こえる」ってこういう感じなんだって、ストーリーが、登場人物が、魂を持って動いています。
伝えるっていう、主軸に基づき厘てく先生が読者に伝えたいことが胸が痛くなるほど伝わってきます。先生が伝えたいこと、受け止めます!
それが先生に出来る最大限のお礼だから!!
語彙力なくて、すみません。言語化出来ないくらい最高の2文字でしかどう表現したらいいのか分からないくらい、いい、とにかくいい!

1

素敵〜!!!!

なんとなく購入してみたら、とってもとっても素敵な話でした!!

劇団出身の演技大好き俳優の卵とキラキラ〜なろう者のお話。

口話表現もするので、すーごいなぁ…とケイトの努力も伺えます。

ケイトの名前の手話のシーンは必見ですね。
あまりにキラキラしいので、カタカナのケイトのままで全く違和感なかったですが、漢字だとそういう!!っていう。手話わからなくてもわかる手話。

メインのキャラクターがとても魅力的です。

藤永も下の名前という驚き。
序盤のケイトの懐きっぷりと藤永のマイペースっぷりのリズムが心地良いです。元気で飛び跳ねてるみたいに見えるので、表現力えぐいです。

誤解、から始まった2人の恋愛がこれからどうなるのか、恋と自覚する前に誤解から付き合う感じなので順番が違うだけなのでこのままいってください!と全力で思いました。

表現がでかすぎる俳優の卵の設定がとても生きていて、動いてないのに動いてるみたいです。

まとめ買いしたので、続き読みたいと思います。

2

つたえることの難しさ、心地よさ

すご……!!

すごいとしか言いようがない、何ですか…このお話は……!
BLですが、BLの枠にとどまらないというか…。
重度難聴者のケイトと、俳優としてくすぶっている藤永。
ふたりが関わっていく丁寧な描写がすごい。
「伝える」ことがテーマ。それは手話であったり、気持ちであったり、情景、背景、物語…。ゆっくりと温かく、すれ違いながらも近づいていく。
心地よくも苦しい、しかし確実に素敵でやさしい物語です。

藤永の演者としての表現力の描写がすてきです。タイトル、どういう意味だろうと思ったらカメレオン俳優ということなんですね。

話はもちろん、絵も好き…!
本当にどちらもかっこいい。そして優しい。思いやりのあるキャラで、読んでるこちらも不思議な気分になりました。
2巻も早く読みたいです!

1

最高

人生で見た中で1番好きなBLになりました。
早く続巻が見たいです好きすぎる

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No Title

伝えるというテーマを、鮮やかに軽やかに、2人の明るさとドラマチックな描写力で紡がれた作品。
軸を持って生きている2人が出会って、それぞれの考えが混じりあったり寄り添ったり。
ろう者の視点、手話ならではのコミュニケーションの形などがとてもスマートに恋愛のきゅんなシーンに重なって、一層キャラクターが魅力的に感じます。
もだもだかわいい恋愛漫画としてはもちろん、一人一人の人間として、ケイトとフジナガがとっても愛しい。
色んな人に読んで欲しい。

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藤永の夢の実現も応援したい

 「てのひらに恋をする」の意味を知って、なるほどそういうことか!と納得。素敵なタイトルだなぁ。聾者であるケイトが伝わり合うまで諦めない聴者の藤永に出会って良かったというだけではなく、役者志望で演技表現に悩んでいた藤永も、ケイトに出会ったことで本当にやりたいことの焦点が定まり、表現することへの自信がついたり新しい世界が広がったりして、お互いにまったく対等に相手にいい影響を与え合っている関係性がこの2人の最大の魅力だと感じました。手話や身体表現もいきいきと描かれていて動きが見えるようです。少しもどかしい好意の伝え方も、2人とも照れながらも一生懸命で本当に可愛かった。想いが通じ合ってからのこれからも楽しみです。

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恋をしました

すごい高評価に読むのをためらってましたが、やっと読みました〜!
こういうお話を描く方でしたっけ?

絵も二人の葛藤もキャラも素晴らしいです。
なんというか、自分に新しい風が吹き抜けて行ったような。なにか新しい素晴らしいことに出会ったような感覚です。

もどかしさ、それでも生きてくたくましさ、前を向いて自分にできることを探して見つける力強さ。すごく応援したくなる二人ですね!

みずみずしいでは言い表せない、躍動感や甘酸っぱさ。
このお話に恋をしてしまったかもしれない。

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砂糖

評判が大変良いのは知っていながら、ここまできたら2巻が出るまで待とうと思っていたら、存外早く2巻が出てありがたいです。

珍しいカットの表紙だと思いつつ本編を読んでいると、なるほどここですかと嬉しくなる。こういう遊びは大好きです。作家さんと編集さんどちらの案なのかな。

正直言って厘てく先生の既刊は今一歩はまらなかったけど、世間的な評判を見ても遂にきたんですね…という気持ち。嬉しい。

砂糖のコマのケイトくんが可愛くて大好き。ちっちゃくなるコマとリアルなコマのバランスが良いです。絵が上手い。手話描くの大変そうだもんなぁ。作画の面でもそうでない面でも。

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優しい世界

耳が聞こえず手話と読唇術で会話をする蛍都と劇団で俳優をしている藤永のお話です。

過去回想で聴覚障害に無理解な人が出てくる以外は聴覚障害に理解がある人しか出てこない優しい世界なので安心して読めました。
人に伝えることを諦めない蛍都と藤永が惹かれ合っていくところが素敵で、恋人になった二人のこれからが気になります。

しかし、周りに人がいる中で藤永が桃太郎や大雨を全身で表現したり歩道橋の手すりでバク転?したりするシーンは共感性羞恥が凄かったです。
良いシーンではありましたが、あの場にいた人達からは何をしているんだろう?と不思議に思われる行動だと思うので居た堪れなさを感じました。

キスまでなので修正はありません。

3

さまざまな要素がくすぶる1巻

ろう者と聴者との恋物語は他作家さんの作品でいくつかありますが、こちらは聴者が役者さんであり、身体表現の能力が極めて高い、という特徴があります。
ただし、その類い希な才能が現時点ではまったく他に認められて居らず、オーディションを受けても落ちまくり罵倒され、所属している劇団の公演でも同じような端役ばかりが割り当てられて自信を失っているという状況です。
そんな中、ろう者のケイトは彼の才能に感銘を受けます。手話=言葉ではなく、視覚で情景や感情が伝わること。それがどれほど魅力的かということ。
世の中の誰も認めてくれない中で、ケイトだけが彼に光を当てるようにそう告げる。
第1話、第2話、というお話の序盤で既に、これは唯一無二だなと思いました。
ケイトが藤永に惹かれるのは必然ですし、自分にとって最大の魅力を目の当たりにすれば、もう離したくないでしょうし。
藤永の方も手話を覚えて、万全ではないけれどコミュニケーションが取りやすくなり、ケイトとの距離が縮まっていきます。
本書でリアルだなと思うのが、「あみない? あ、カミナリか」というモノローグや、ひらがなが斜めになったりひっくり返ったりしていることで音が通常と異なっているだろうことなどから、手話を使っても使わなくても、スムーズにコミュニケーションを取れていないことが分かること。
勿論今後、この差は小さくなっていくでしょうし、二人の努力も重要なポイントとなると思います。
その一方で、一筋縄ではいかない困難さも孕んでいることが想像できます。藤永の表現力も、誰かの目にとまれば、今とは全然違う世界に羽ばたけるはず。
まだ1巻で、恋愛面もこれからです。それでも二人をとりまく状況や不安、眠っているだけで何かが起こりそうなこと等がものすごく丁寧に描かれているので、今後の展開に大きく期待が持てます。続きが楽しみです。

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「前島蛍都です」に感動

2巻が出たので久しぶりに再読。
聴覚障がいのある主人公を取り扱ったBL作品は有名どころだと「ひだまりが聴こえる」や「世界でいちばん遠い恋」等ありますが、いずれも作者様が障がいというテーマに真摯に向き合って描かれているのが感じられる良作で、こちらの「カメ恋」もまさにその仲間入りに相応しい作品だと思いました。
仲間入りといっても、相手役が「伝えたい」思いの強い舞台俳優という他2作とはまた違った切り口で、厘てく先生のオリジナリティも感じられて良いですね。
取り扱っている題材のせいもあるのか、所々モノローグが説明っぽいなーと感じる部分が少し気になりました。
一番好きなシーンはケイトが自分の名前をサインネームで伝えるところ。あそこは感極まりました!
可愛いのでどうしてもケイト寄りになってしまい「ケイト頑張れ〜」と応援してしまいます。

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手のひらから溢れるは、魔法の言葉と素直な想い

ハンディキャップを題材にするストーリーは、健常者との恋のお話が多く、2人の置かれた環境や立場、思考といった違いを前面に出しながら、でもそんな違いや生きてきたバックボーンを理解し共有して、想いが通い合っていく。……っていう流れの作品が多いと思ってるんですけど、この作品は、健常者である藤永側の抱える問題にも同じように焦点を当てていて、難聴であるケイトに歩み寄るだけのストーリーに終始していないところが、それまでのハンディキャップモチーフの作品と違う部分ですごく興味を引かれました。

聴覚障害のあるケイトにどうしても注目が集まりますが、ケイトとの読心術や手話でのコミュニケーションを通して、それまで壁にぶつかっていた藤永の演技の方向性が見つかっていく…という意味で、藤永の生き様の方にも同じだけ目が離せません。
ケイトと"話す"には、耳だけが必要ではなく、何をどう伝えるかという身体全体から溢れる気持ちが一番大事。それは藤永の好きな演じる力・表現する力・伝える力が最も発揮される部分で、手話の知識が全くなくとも、藤永がそれを難なくやってのけたところは非常に見事でした。

藤永の演技はオーディションで酷評されまくってましたが、演出家たちですら彼の才能を見出せないとは非常に残念……。誰かに評価されてナンボの世界だと思いますが、評価されずとも彼の演技への想いは変わりがなく、自分自身で活路を見出していくたくましさは、本当に演技が好きなんだなと強く伝わってきました。
もちろんそこに辿り着いたのはケイトとの関わりが大きく働いていたの間違いなくて、あの"ナマステ"がここまでの運命の出会いになろうとは、あの冒頭シーンからは想像できませんでしたよね^ ^


彼らの、手のひらで通じ合っていくコミュニケーションがすごく美しくて、静止画の絵なんだけど躍動感があって、指先の一本一本に意思が宿っているように見える画力が素晴らしかったです。ハンディキャップのことをメインに話が偏りそうなのに、ちゃんと2人のBLの部分にも進展と見せ場をしっかり作ってるところにも好感度が持てました。

ケイトと藤永との出会いから想いが重なっていく過程が非常に自然体で、絵やストーリーの繊細さが眩しいお話でした。まだ1巻なのにこの読み応えはすごいです!
巻末に2巻の予告が少し掲載されていましたが、すぐにでも読みたくて仕方ありません。2人の恋愛の動きを筆頭に、彼らを取り巻く環境変化にも注目しながら見届けていきたいと思います^ ^

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伝えたい心が溢れてくる

凄く素敵なお話に出会ってしまいました。
演技力はあるのになかなか才能を開花出来ない俳優フジナガと、産まれた時から聴力のないケイト。
演技力があり過ぎる為に他の俳優とのバランス取れないなどと言われ、なかなか役者として伸び悩んでいるフジナガの存在がとても良かった。
聴力に障害を持った人を扱った作品はたくさんありますが、手話を覚えたりや筆談でコミュニケーションを取ることで人間関係が進んで行くようなパターンが多かったと思います。
しかし、フジナガは手話も覚えますがケイトはフジナガの“伝えようとする演技力”に気づいて、それを褒めてくれます。それは、ずっとフジナガが役者として歩んできた人生の中で1番欲しかった言葉だったというのが、とても心に響きました。役者として、伝えたいのに伝わらない苦しさ、そしてそれはケイト自身も手話でコミュニケーションをとる人生の中で、何度も苦しんできた気持ちと同じ苦しみでした。二人が同じ苦しみを理解し合えたのが、ずっとうるうるしながら読んでいました。
ケイトのセリフの文字がところどころに左右に傾いた文字になっているのも、聞こえない人が頑張って発音している雰囲気が出ていて、それが、本当に一生懸命声を出して伝えようとしている気持ちが出ていて、素敵な表現方法だと思いました。
手話が全く分からない人なんですが、それでも手話で直球に気持ちを伝え合う場面は感動の涙でした。特にフジナガがケイトの手話の名前(特別な固有名詞の表現)をここぞという場面で使用したのは心の中で拍手喝采でした。このお話は手話はコミュニケーションの手段の1つではあるけれど、それ以外にも、心を伝え合うためには、色々な方向から表現しようという心を出していかないと、理解し合えないって事をとてもかんじました。
一巻はまだゆっくりなラブ展開でしたが、それでも、役者の道を見出したフジナガと、心を真っ直ぐに伝えてくるケイト。続きが早くよみたいです。

0

目で聴き知る物語

初作家様です

聾×聴の大学生同士の物語といえば実写化にもなった某有名作品が思い浮ぶのですが、あちらと違いこちらの作品はBLとしての機能もきちんと果たされていて、あぁこのふたつの要素はひとつの作品で成り立つものだったんだなと感心しました。二人が交流していく中で惹かれ合う過程もとても自然に感じられて、これはきっと作者の丁寧な描き方があってこそなんだろうなと思いました。二人の関係が進みそうな二巻とても楽しみです。
(もちろん某有名作品も素晴らしいと思っております語弊があったら申し訳ない)

読めば読むほど引き込まれていく、
そんな魅力溢れる作品でした。

2024/04/07 読了

余談。ケイトが「おれどうみても日本人」と言っていましたが私にはどうしても外国人にしか見えなくて困惑しました(笑) 金髪イケメン外国人じゃなかったのかー!

2

伝えたい気持ちが紙面(画面)から溢れている

厘先生作品初読みです。
感動しました。
藤永が伝えたい気持ちが強い人で。
ケイトが伝わらない辛さを知っている人で。
その2人のわかり合いたい気持ちが強く惹かれ合っていくのがとてもよかった。
紙面(電子なので画面)から先生の伝えたいという気持ち、パワーがめちゃくちゃ伝わってきました。

私は普段は目や顔のアップが続くのは苦手で引きの絵が多い方が好きなのですが、本作では目の表現がすばらしいです。目は口ほどに物を言う…を表現されていると感じました。
2人とも目がきれいで絵になるのがいい。画力の使い方がすばらしい。ど素人が生意気にすみません。
もちろん手の動きも美しくよかったです。

藤永は映像のお芝居としては大仰で、演出家のダメ出しを聞いても自分のやり方を曲げないんですよね。
自分の演技が活かせる場所(舞台)で生きようと望む。
ケイトに対して伝えたい気持ちだけでなく、ケイト
が伝えたいことも理解しようと努力を惜しまない。
ケイトが思うように一般的には伝わりにくいと根負けしてあきらめてしまうことが多い。
でも藤永はそうじゃない。
藤永は伝える才能があり、わかろうとする気持ちも強い。
ケイトにとってそれがうれしいのがとてもよくわかる。わかり合える喜び。
藤永も自分の伝えたい気持ちや演技を才能だと褒められて涙を流すほどうれしい。
欲していたものを与え合える人同士の出会い。

そりゃ行き違いもある。
聴者同士でもわかり合うことの難しさは普遍的なテーマですし。
ろう者と聴者ゆえの難しさもある。
だからこその伝えたい、わかりたい、わかり合える気持ちが伝わって、行き違いもすぐに解消できて感動的でした。

恋愛感情が芽生えて、探るような会話から、キスをして。
キスの意味を確認する中で言葉の行き違いがあったかなとお互い思うところも上手いな〜と思いました。
気持ちを告げ合うところ、ハグするところ、相手にキュンとするところ…どのシーンもすばらしい。萌えでした。
ケイトが本名を明かすシーンも感動〜。ケイトの笑顔がめちゃくちゃいい。

ケイトのセリフでうまく言えない音の活字が斜めになるのもいい。手間がかかるでしょうに。そこも伝えたい気持ちが表れていると感じます。
対してケイトの心の声はとてもしっかりしていて、ギャップもあっていいですね。
ケイトの過去の辛い体験が深刻になりすぎない描き方なのも好きです。

読後すぐの感動のままに書いたのでいつも以上に支離滅裂です。
胸いっぱいです。
2巻楽しみすぎます。ありがとうございます!!

3

評判通り素晴らしかったです

以前ずっとレビューランキングに上がっていて、これは読まねばと購入後、しばらく積んでいました。アワードノミネートをきっかけにようやく読みました。

積んでいたのは、多分光系作品だろうなと思ってしりごみしていました。光系ちょっと苦手なので。
でも読んで良かったです。評判通り素晴らしい作品ですね。

耳が聞こえないケイトと、大学生で俳優の藤永の出会いと恋を描いた作品。

偶然出会った二人が、手話を通して交流を深めていき、やがて恋に落ちる…なんだかドラマみたい!全体を通して、キラキラして爽やかな作品だな〜と感じました。

普段手話に触れることはないので、こういった作品で手話のことを知ることができるのはありがたいなと思いましたし、この作品がすごく人気作であるのも、なんとなく嬉しいことだなと思います。

人物は特にケイトが好きです。長身イケメンで年下くん。健気なワンコでかわいいっ。

好きなシーンは、停電した電車の中のキスが、とてもロマンチックに描かれていて素敵だな〜と思いました。

あとケイトの家の前で、「あなたのことがだいすきな前島蛍都です」って伝えるシーンも、ケイトのドキドキが伝わってきて、キューンとしました。

ちょっとだけ気持ちの行き違いがあったけど、すぐに解決。ラストはこれまたドラマチックな感じでしたね!(ごめんなさい、こういうちょっとオーバーな描写は少し苦手です)
 
想像していた通り、これぞ光のBL!という感じで、ずっと二人がキラッキラしています。そしてゆっくり進んでいく正統派な恋という感じで眩しいです。
正直言うと、ここまでキラキラした作品は苦手な部類に入ります(夜明け系が好みなので)。
とはいえ素敵な作品だし、ここまで高評価なのも納得です!

1巻は両想いになったところで終わりました。ふれあいは軽いキス止まりです。予告によると2巻は二人の関係がもう少し進みそうかな?

4

色んな事を教えられる作品

人と人の繋がりって何だ?壁って何だ?障がいって何だ?色んな事を考えさせられる作品です。音を伴った言葉がある方が便利だけど、その言葉があるがゆえに起きる行き違いもあり、音のある言葉がないことは伝えるのに苦労するけど、だからこそわかろうとお互いに努力する。壁があったとして、そこをどう進んでいくのかは、人それぞれで正解も間違いもない。自分が今関わっている人たちに、自分はどう向き合えてるかな?誠実であるかな?読みながら、そして読後にもここまで考えさせられるお話し、漫画ではなかなか無いのでは。何回読んでも感動します。

2

衝撃!!

一巻でこんな心もってかれる作品他に知りません。
えろもまだなくて、ちょっとBがLしたかなー、、ぐらいしかないです。
が、それが余計にめちゃくちゃ沁みる!
名作すぎる!
画力は言わずもがな。
絵も美しいし、何よりストーリー重視の方は絶対読んだ方が良いです!!

1

きゅんとします。

レビュー高評価ですが、エロがなしという個人的にあまり選ばない感じなので、なかなか購入に至りませんでした。

読み始めると、作画の綺麗さとストーリーにすぐに引き込まれました。
インパクトの強い、表情が際立つ絵なので、好みは分かれるかもしれませんが、苦手な方も最後まで読んでみて欲しいです。

難聴と聴者で、伝わりにくいこともあるけど、勘違いやすれ違ったりしながらも一生懸命お互いに伝え合おう、分かろうとする描写がたくさんで素敵なお話だなぁと心が洗われました。

エロがなくても楽しめて、あっという間に読み終えました。あったかくて切なくてきゅんです。
2人の恋の行方が気になって、2巻が早く読みたいです。次巻はお互いどんな伝え合いをするのか、とても楽しみです。

語彙力がなくうまく伝えられませんが、まだ読んでない方、強くおすすめします。

4

躍動感溢れる作品。

Xの試し読みで気になりすぐに購入しました。絵が綺麗で読みやすくストーリーも良かったので一瞬で読み終わってしまいました。耳の聞こえないケイトが喋っているセリフの一部で文字が傾いていてイントネーションが変わっているのがすぐにわかったり特に手話の描写は躍動感が凄くて本当に動いているように見える絵が凄いなと感動しました。目で話す、目で聞くというのが納得できるほど2人の目力がとても印象的でした。電車のシーンでは耳の聞こえないケイト、耳の聞こえる藤永だからこそのやり取りに胸がぎゅっとなりました。2人の思いが通じあったところで終わってしまったので続きがとても楽しみです!これからも応援してます!

2

てく先生の代表作になりますね。

1巻のみでまだ連載続いてますが、間違いなく作者さんの代表作になる傑作だと思います。

伝えられないもどかしさを抱える大学生俳優さんが、難聴の後輩大学生と出会い、手話や表情や身体の全てを使って心を伝える喜びに溢れてる素敵なお話。

難聴のケイトが、自分の気持ちに素直で恋にも積極的に生きていて、とても魅力ある子なんです。
難聴に対する描き方が、かわいそうなのではなくとてもフラットなところもすごく好き。手話という新しい表現方法を手に入れて、世界が広がって豊かになっていく藤永の姿を、私たち読者は微笑ましく見守り応援していられます。続きも楽しみ!

2

心救われる

耳の聞こえないイケメンわんこ大学生と、思うように評価されない俳優大学生のおはなし。
お互いの優しさや、思いや、夢や、気持ちの全てがとてもピュアできれいで、心洗われるような作品です♡
手話の表現もきっと難しいと思うのですが、とても綺麗な描写で描かれていて惹き込まれます。
続きがとてもとても気になるので、次巻を楽しみに待ってます!

2

伝わる・通じることの喜び

SNSで試し読みして気になり、電子版で買って、あまりにも好きすぎて紙の本でも買いました。今年読んだ中でも特に大好きな作品で、周りの人にも勧めまくっています。

重度難聴のケイトと劇団所属の俳優フジナガが、手話や読唇で少しずつお互いのことを知っていく、「もっと相手のことを知りたい」と心を傾けていく描写にときめきます。個人的に、フジナガの話し方がなんとも優しくて大好きなポイントです。2人がこの先どういう関係を築いていくのかとても楽しみです!

2

ストーリー・作画全てが、とにかく美しい。

表紙から気になっていて、電子で読んだ後たまらず紙でも購入しました。
ろうと聴、異なる環境・感覚で生きてきた2人が出会うところから始まり、お互いを知りリスペクトしていく中で自然と深まっていく関係性がとても素敵な作品です。
作画がとにかく美しく滑らかで映像を見ているような感覚にも。手の特に作画が美しすぎます。
個人的にはメディアミックス、特に実写化は好きではないのですが自然と「これは映像化されるだろうな、ドラマよりきちんと作られた2時間映画の方が良いな」と思いました。
舞台や演技を観るのが好きなので、藤永くんが(舞台)俳優としてこれからどういう風に進化していくのか、蛍都くんと恋人としてどういう風に仲を深めていくのかも楽しみにしています(2巻まで我慢できず単話追い始めました)。
もう2人が好きすぎて、一緒にいてくれるだけでいいです!もちろん、色々してくれてもいいです!

2

動きの表現がすごい

手話が多く用いられる内容だからではありますが動きの表現に引き込まれました。
2人が距離を詰めて行く過程も好きですし、心の動きも丁寧で月9を見ている感覚でした。読んで良かったと思える作品でした。

1

とにかく引き込まれる作品

レビューの高さから気になっていて買ってあったものをやっと読みました。
なるほど、レビューの高さは納得だなぁ。
ものすごく丁寧に描かれた作品だと思いました。
絵もめちゃくちゃキレイです。

BLのくくりになるのは分かるのですが、この1巻に関してはBLというより人間ドラマを見せてもらったような気持ちになりました。
BL部分、2人のラブな部分は本当にまだ始まったばかり、序章な感じです。
こんな風に出会って、惹かれていって…これからどうなっていくんだろう?と続きがひたすらに気になるー!

次巻の予告が掲載されているのですが、お家訪問、家族とのこともあったりするのかな?
舞台のお話にも進展がある模様。
まだ始まったばかりの2人を引き続き見守りたいと思います。
 
エッチなことをするわけじゃないのにものすごくドキドキできる作品ってすごいと思います。

2

絵がめちゃくちゃ綺麗!

表紙に惹かれて購入。
絵がとにかく綺麗!そしてキャラクターがみんな魅力的!続きが気になります。
続きが出たら絶対買います。

3

表情の描き方

お話を読むのにすごく表情が強調して描かれているような気がして、少しそれが初めは邪魔なような気がしたんだけれど、ろうの方って確かに表情を使ってコミュニケーション取っているなって思い至ってからはそういう物だと思って読めた
そういう物だって思って手話に挑める藤永なのか、そうしたくなる蛍都なのか、出会いってそういう物なのか
実際にろうの方と関わるとき、今は断然スマホで文字に起こして読めるから、一対一で会話を聞くことに関しては諦めなくても大丈夫だとは思うんだけど、聞いてもらう方は相手次第になってしまうのかな
蛍都の子供の頃の声で話すのを笑われたり、通じなかったり、聞き取ることを諦められたりした場面が可哀想で胸がギュッとなってしまった

ろうである為に家族との関わり方、弟なんかに友達付き合いを詮索されたりするのは鬱陶しかろうと思った
でも、弟だって譲ったりしてきて今があるってところもあるだろうし、いろいろなんだな

純粋に恋模様を楽しめるかといったら、学びが多いためにそうはいかないんだけれど、最後まで読みたいお話ではある

聞こえていたら起こらない誤解を敢えてそのままにして、藤永が大事な場面をやり直したようなズルみたいなことをするのだけれど、聞こえないときだけ起こるラッキーがあっても良いのかもって思った
聞こえなくて大変なばっかりじゃなくて、聞こえていたらもっと遠回りになったけれど、聞こえなかったから一足飛びになった
そんなんがあったって良いじゃん

3

熱い思いが沢山詰まってます

聴力の無い大学1年の蛍都と俳優兼大学3年の藤永が出会い友達から恋人になったかなぁ?というこれから面白くなりそうなシーンで1巻は終わってしまいました〜。

「言葉」を「思い」を人に伝える難しさを沢山経験している2人。マジメで一生懸命な良い子ちゃん達で応援したくなります。

蛍都が口の形で相手の言葉を読み取るのを知った藤永が、「ここ見てて」と人差し指を口に当てている表情がヤバいくらいに色っぽいです。
試し読みですごく印象に残り、購入の決め手になりました。

言葉がきちんと伝わっていないケースや不明瞭な発音、手話を表す手の動きなど、字や絵で工夫して表現されている先生の発想の柔軟さには脱帽します。

ただ1ページあたりの情報量が多すぎて読んでいて少し息苦しく感じてしまう箇所もあり、読み始めはお話の世界に入るのが難しく感じました。

藤永のウルウルした魅力的な瞳とアニメーションのようにリアルに動いているような絵がとても印象的です。いつも笑顔で人懐こい蛍都。次巻での彼らの関係、人生がどうなるのか楽しみにしています。

3

表現が素晴らしいです。

はじめてこういった手話表現の作品を読みました。
漫画と手話って相性わるくない?と思っていましたが、作者さんのセンスなのか、すごく表現がマッチしていたと思います。

聾者が出てくる作品はちらほらあれど、日本語対応手話と日本手話が違うことや
聾者のコミュニティがしっかり出てくる作品は今まであまり見たことがなく…
無理に設定を生かそうと登場させた感もなくごく自然に聾者のコミュニティを知っていく健聴者が描かれていたかなと思います。
とにかく唯一無二と感じてます。

2

カメレオン

これは
続きが気になる
早く続きをお願いします~。
題の
カメレオンの意味
読んだら納得!



2

「伝える」ということについて考えさせられる1冊。

先天性難聴の受けより年下の大学生×才能がありすぎるせいで浮いてしまい、売れない俳優の攻めより年上の大学生。

異なる世界で生きてきた2人が偶然出逢い、手話によって心通わせていくハートフルなBL。
厘てく先生の躍動感溢れるイラストと、ストーリーがとにかく胸にグッときて、知らぬ間に物語へ強く惹き込まれました。
終盤、誤解によって少し切ない展開が待っているのだけれど、その誤解を解くシーンのスケールがハンパない。でも、先生が伝えたい!!と思っていることは間違いなくキャッチできたはず…!!

人に何かを伝えるって、たとえ耳が聞こえていたとしても難しかったりしますよね、などと思いながら、この先の2人の展開や、俳優のオーディションに落ち続ける藤永の行方や、ケイトの今後の人間関係などに思いを馳せました。

来春発売の2巻が本当に楽しみです!

表紙も最高に良き!!

4

キュンキュンドキドキじんわり

舞台俳優とろう者(手話)が題材と知ってすぐに読みました!どちらも興味深い題材だったので
早く先が読みたい〜
ふたりの距離がお互いに理解し合っていく過程がドキドキじんわりしてキュンとする
ストーリーが表現が描写が美しくてグッときて涙が出てしまう
厘てく先生のイラストは繊細で綺麗
フジナガの表現力の壮大さケイトの手話の美しさ
ふたりの気持ちが少しずつ通い合っていく流れが本当に素敵です
このままハッピーエンドを希望です♡

3

大好き!

もう、最高の一言!!
絵が上手で引き込まれる!
話が良くてドキドキワクワクする!

読めばわかる!つづきが読みたいと思う作品です!!
今後の2人が知りたいっておもいました。

2人の会話?をみてるとなんか可愛いって思いました。付き合う前からお互い知らぬ間に救いあって(元気づけあって)いてあぁーいいなってなりました。

まだ1巻ですが2巻、3巻と続々出てはやく欲しいし、読みたいです!
今後も電子でも購入し拝見させていただきます!
これからも応援します!

3

BLとヒューマンドラマの融合・:*+.

こちら、電子で読んだ後「紙でも絶対欲しい!」と思って購入しようとしたところ、どこも売り切れ。。(涙)

やっとやっと、とらのあなさんの再入荷分が届き、紙でも読むことができました。
特典イラストカードを見て、それだけでももうほあぁ‥と満足感が。

私自身は手話はまったく出来ないのですが、難聴になり手話を使うようになった身内がいる&一時期ノートテイカーをしていたことがあるため世界観を身近に感じ、引き込まれました。

(以下ネタバレ含みます。)


手話を知らないフジナガが、冒頭の電車内のシーンで「ありがとう」を「ナマステ」と勘違いするところ、面白かった!
それと、大学構内で再会した時の蛍都(ケイト)目線のフジナガの顔が良い……!
唇に人差し指を当ててるフジナガがセクシーだし、身長高い人からはこんなふうに見えてるんだなあ、ってことがよく分かって、なんだか非常〜〜に萌えました。

ろう者と健常者との恋愛ストーリーですが、蛍都もフジナガもろう者だとか男同士だとかそういうものを飛び越えて、本当に「人」して互いに惹かれ合ったんだなあ、素敵だなあ、と素直に思え、じーんとしました。

そして描き下ろしのフジナガが可愛すぎて、蛍都と一緒に私もどっきどきしましたね。。!投げる物がないからってそれは反則だよフジナガ…!可愛すぎて何かの発作が起きてしまいそう笑

フジナガの魅力満載で、攻め気分でフジナガを見つめて大満足の一冊でした・:*+.

4

まるでドラマのようなストーリー

難聴の大学生と売れない俳優の2人、同性であることと大学生であること以外共通点がなさそうな2人ですが、「何かを伝えたい」という部分は同じ。

お恥ずかしながらこのお話を読むまで手話はあくまでコミュニケーションを取るための単調な道具だと勘違いしていました。ぜんぜん違いました(--;)気持ちを届けたい、伝えたい、知りたいという想いが詰まっている奥深いものでした...。2人が出会ったことで自分の抱える悩みに少しずつ向き合えるようになっていきます。

そんなふたりがまさかの勘違い?!で互いを恋愛対象として意識し出すのですが...ここもほんとにドラマみたいで、ドキドキキュンキュンしました!!

4

人生で1番ハマったマンガ

人に薦めずにいられない作品。
手話がテーマのようで、手話だけじゃない。ジメジメした話ではなくて前向きな主人公たちに勇気をもらえる。
手話は言語のひとつとして扱われていて、人間対人間の恋愛ドラマが描かれている。

とにかく画力がすごい。
藤永がCLをする姿も舞台を見ているかのような臨場感で何度も読み返している。
青春ドラマだなぁと読んでいたら、ちゃんと恋愛にも動きが出てきてこれからが楽しみで仕方ない。
手はもちろん瞳も美しく、感情が溢れている。気がついたら涙腺緩んで、ポタポタ涙が出る。デトックス効果ある私の最愛のマンガです。

3

2人の表情に惹かれます

アプリで読んでいて、単行本発売をめちゃめちゃ楽しみにしておりました。やっぱり紙で読むとじっくり見れていいですね〜。帯もちょっと変わっていて。初めて見ましたこの大きさの帯。表紙素敵ですね〜。利き手塞がってるって藤永が言った時の2人…はーー萌える。そしてケイトのお顔がお強い…とっても綺麗です。カバー下のプロフィールも載せてくださって嬉しいです。
難聴の大学生ケイトと売れない俳優藤永のお話。
2人の表情と動きがくるくる変わって惹きつけられます。続きがとっても気になります〜!

3

表現がとても丁寧です!!!!

今までBL作品を読んでこなかった者です。こちらの作品の試し読みがSNSで流れてきて、読んでみたら続きが気になり気づいたら電子で購入。そして気づいたら紙でも購入するぐらいハマってしまいました(初めてのBL本です)!!ストーリー重視で初心者でも読みやすい!そして絵の描き込み量!!本当凄いです!!2人がこれからどうなっていくのかとても楽しみです!

4

たくさんの人に読んでもらいたい!

伝える事の難しさや伝わらない悔しさを知ってるからこそ伝える努力を惜しまない2人。お互いの存在のおかげで1歩前に進めた2人。これからどんな壁が待ち受けていてもきっと2人なら一緒に乗り越えられると思う。誰かの存在で強くなれたり自信を持てたりする関係性ってとても素敵!ぜひたくさんの人に素敵な2人の恋の始まりを読んでもらいたいです!

3

何度も読んでしまいます!

ストーリーと絵の美しさに引き込まれて、何度も読み返しています。
漫画なのでもちろん静止画なのですが、手話をする2人の手がまるで目の前で動き、こちらに語りかけてくるようです。
2023年も残りわずかですが、今年読んだ作品の中で一番心に残っています。

4

関係性が情景で見えるCP

ちるちるで難聴や聴覚と検索して出てきた作品の中で、もっとも手話表現のウェイトが高く、手の作画がたっぷりある漫画。
意志疎通だけなら筆談やアプリなど手段は様々あるなかで、向き合って身体で話すふたり。手フェチは買いです。

手話は一朝一夕で身に付きませんが、物怖じせずまっすぐなフジナガには伝えるセンスがあります。
彼の表現を目の当たりにして驚くケイトの絶賛と、それを受けたフジナガを見てください…。
彼だからできる伝え方は、厘てく先生の描写があってこそ。1話の桃太郎からラストの心理描写まで全ページ必見です。犬まで伝わってる!
2話の大雨などフジナガの独自表現も大好きです。役者として演じるシーンが増えたらもっと見られるでしょうか。

1巻はキスまで。シーンの暗さとわずかな光が、ふたりにとても合っています。性描写を敬遠しているので読みやすいですが、それも今のうちかも。
ヒューマンドラマをと提案されての作品だそうで、ふたりの恋が丁寧に描かれていくことを期待しています。
上下巻で出なかったので、間延びしないなら3巻以降も出てほしい、たくさん読みたい作品。毎話サブタイトルも楽しみです。

レビュータイトルはXのスペースで聞いたイメージカラーと、名前の漢字からの印象(2023年10月現在録音あり。字幕対応)。まあでもケイトは大型ワンコですね。黙って見守りたいのに期待は膨らむばかりです。

2

伝えると伝わる

言葉が喋れても、言葉が分かっても伝わるとは限らない。伝わらない事のもどかしさ、悔しさ。健聴者同士でもコミュニケーションは難しいのに藤永とケイトは言いたい事を伝えられ、そしてそれを理解する。心で結ばれていくのかな。凄く良いお話でした。まだまだ恋愛に関してはこれからの2人で2巻にも期待です。

3

共感性羞恥で合っていますか。

いきなり自分語りで申し訳ありませんが、私、娘がいるんです。
その娘に言われたんですよ。
「それって共感性羞恥ってのじゃない?」って。

聞いたことはあっても、意味としてよくわからない言葉だったので、調べてみました。
結果、その言葉が当てはまるのか、自分ではわからなくて。
ただ、近いのかもしれません。
藤永が演じている描写を読むと、ソワソワ、モゾモゾしちゃうんです、私。

絵がとてもキレイで、ドキッとするような表情とか、とても上手い作家さんだと思います。
特にケイトの手話。
伝え方が本当に上手ですね。

ただ、時々挿入される藤永の演技のたびに、軽く悶えてしまうのが、本当に…もう…なんていうか…。
いたたまれないというか…。
「きゃー」ってなっちゃうんです。

皆さま絶賛のレビューの中、興醒めな感想で申し訳ないですが。
私もー。
わかるー。
の方、他にいないかな。
ちなみに娘(読了)には「わからん」と言われてます。

そのソワソワ以外は、ストーリーもこのあとの展開がとても楽しみです。
難聴者を特別扱いせず、2人の恋愛部分に重きが置かれていて、良い意味でサラッと読めます。

8

お互いの『伝わらない苦しさ』を分かり合えるのが良かった

演技が相手に伝わらない(必要とされない)苦しさと、健常者に言いたいことが伝わらない(会話を諦められる)苦しさ。全く同じでは無いにしてもお互いが『伝えたいのに伝わらないことの苦しさ』を知ってるからこそ相手のコミュニケーションに誠実なのがとても良かった。ふたりが出会えた事がお互いにとって生きる糧になって、根っこのコンプレックスを乗り越えようとする姿に晴れ晴れした気持ちになれた!二巻も決まってて嬉しい〜!

5

すごく丁寧

丁寧に丁寧にいろんな事を考え抜いて描いた感じがして評価が高いのは納得。
紙面が立定的で生き生きとしていていました。二人とも表情も身体的にも感情豊か。上質な作品だと思います。萌えを感じるというより漫画としての表現力の高さに圧倒されて引き込まれました。

これは本当に個人の趣味の問題だけどBLで描かなくてもよかったのかなと少し思いました。お互い惹かれ合うのはすごくわかるんだけど、それが=恋だとなるまでがちょっと早いと感じてしまったというか、すんなりすぎる感じはしたかな?個人的にはブロマンス仕立ての方向で描いてくれたらもっとグッときた気がしました。

とはいえ、特にケイトの狂おしいほどの気持ちの高まりにはキュン、ケイトがとにかくかっこよかった。

5

ずっとアップテンポで…

試し読みから先に進むかどうかのところなんですけど、
タイトルにした通り、アップテンポというのか
ずっと気持ちがうわずってる感じで
ちょっと読んでいて息継ぎができなくなるような印象でした。

最近の個人的な傾向が、日常感のある話が多かったせいか、こうしたい、ああしたいといった
驚きや感動が結構短いスパンで起こったりするのが高カロリーになったのかもしれないです。

読むタイミングが今ではないのかもしれないし
これからも二の足を踏んでしまうかもしれないんですけど、とりあえず中立とさせていただきます。

9

お互いの存在は唯一

お互いの足りないところを埋め合う関係って感じで、とてもびびっときました!
受けも攻めも優しくて、ちゃんと考えてるなーとかんじ、ストーリー性にも大満足です!続きが待ち遠しいです!

6

伝える大切さ

カメレオンって俳優だからかな?と思っていたら、それ以上!!

伝えたいって全身で表して、何でも表現しようとする、自分が伝えるだけでなく、相手のことも理解しようとする藤永がとっても素敵でした!!

伝わるまで諦めない、理解するまで諦めない大切なことだなぁとじんわり。

手話で視覚的な部分だけでなく、目で伝えあってる、だからこっちを見てくれないと伝えられない、伝わらないというところもグっときました。

それをセリフだけでなく絵で魅せてくる!!

きちんと向き合って対話する姿が印象的でした。

13

表現力の勝利

BLにしてはどちらかというとライトなイメージで、
これまでどうにも触手が伸びなかったガンガン BLissBLさん。

けれど、厘てく先生のお名前をお見かけした瞬間、
まんまと飛びついてしまいましたよ。

んでもって、これがめっっっちゃくちゃ良かった…!!

売れない俳優の藤永が難聴の蛍都と出会い、
心を通わせていく爽やかなラブストーリー。

障害がテーマにあるとどうにもハートフルに傾きがちだったり、
不憫すぎて耐えられなかったり、となんとなくお決まりルートに
なりがちですが、本作はね、キラッキラしてました。
もうね、なにこの爽やかな読了感。

なにより表現力が圧倒的で。
これも厘てく先生の美しくて力強い筆致のなせるわざですよね。
音が聴こえないハンデなど忘れてしまうくらいに蛍都の表情も動きも
生き生きとしていて、画面から声以上の何かが聴こえてきそうなんです。
性格も素直で、人懐こくて、そのワンコみについつい愛でたい欲に
駆られちゃいます♡

そして、そんな蛍都とまっすぐ向き合う藤永もまた
蛍都の“聴こえない声”をまっすぐに見つめて読み取る感受性の塊。

作中で「こんなに”目”で聴こえたの初めて。」という台詞がありますが、
二人の意思疎通を見ていると本当に目で“会話”しているんですよね。
そうして心を通わせて、共に前に進んでゆく二人の関係性もとても素敵だった…。

そんな二人のこの先も楽しみにお待ちしたいと思います。

6

丁寧さを感じる作品です

初めての作家さんです
レビュー内容がとてもいいな、って思えるものが多くて刺激されて試し読みから購入を決めました

先ず、初めての先生なのでここを伝えたい
絵にものすごく感銘を受けました
身体で表現する動き、表情で伝える想いが受け手に響きます
絵で感情を揺さぶられるような感覚です

そして、お話しが強く、そして温かい
このお話しに巡り合えて良かった、と思える丁寧なストーリーです
作品タグの中にある「身体的~」の付いたお話しは自分自身初めて読むのですが、構えていたよりずっと丁寧なお話しでBLとしてもストレートに楽しめました

色々知らない事も学べるのもしっかり取材をされたり、調べられたりしているんだろうなぁと、プロの仕事を感じる丁寧さにも好感がとても持てます
こういうきっかけがあるのもいいな、と思います

作品読了後に先生のインタビューを読みましたが2巻以降にも言及されているので、シリーズとしてじっくり進んでいくようです
ずっと追いかけていきたいと思います

8

とにかく見て!感じて!

まず表紙が美しい!!今回の作品は表紙買いでした。
ページを捲って手話を使う主人公ケイトを見て、手のひらとは表現であり言葉であり、ふたりを繋ぐ大切なアイテムなんだと分かりました。
カメレオンは俳優の藤永の表現力と見ることによって覚えて完コピする能力のことなんですね。

とにかくこの作品は読むというより見てください!厘てく先生の美しい絵柄と画力の上手さによって、できた作品です。「行動は言葉よりも雄弁だ」とはちょっと違うのですが、視力から伝わってくるものがとてつもなく強力なものになっています。手話、身体の動きや向き、顏の表情、そして瞳が語りかけてきます。
その逆で言葉が聞こえない・手話が未熟ということで、勘違いしたりすれ違ったりもあります。でもそれによってキスをすることで、ふたりの恋愛模様がぐぐっと動き出します。

ケイトと一緒に過ごすうちに藤永は自分がしたいことや自分の得意なことなどを知って、俳優として大学生として成長していきます。また、ケイトも今まで経験してこなかったことや見たことない世界を体験します。

1巻なので、まだまだよくわからないこともあります。将来のこと、家族のこと、ふたりの関係も恋の行方もはっきりしていません。たぶんケイトが攻めのようですが、キスしかしないので逆かもしれないしリバかもしれません。互いに「かわいい」って言い合っているのでリバならいいなと勝手に期待しています!2巻でそれらのことが丁寧に描かれているといいなと希望します。

因みに、わたしもケイトは外国人かハーフだと、そして藤永は苗字だと思っていました。違うんですって!

6

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