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全編通して「キリスト教」が深く関わっていて2人の名前だけでなくあらゆるところにキリスト教の教え(アガペー)を感じた。
作中でも話されているが聖書の中で最も大切な数で、完成/完全を意味している「7」が名前に入っている敬虔なクリスチャンである七海が、「神様から届いたプレゼント」にキリスト教徒の敵とされている「6」に因んだ名を与え慈しむ姿に美しいと感じた。
同性愛は罪だけど同性愛は赦されない罪ではない。けれど七海は両親から縁を切られた。
自◎は聖書的には◎人と一緒で「罪」である事、輪廻転生はヒンドゥー教の思想で、キリスト教には、「前世」や「来世」といった考え方が存在しない。つまり「輪廻転生」という考えはない。
敬虔なクリスチャンである七海が知らない訳ないのに「一緒に生まれ変わろう」と提案し2人で飛び降りた事を考えると心が苦しくなる。
ラストシーンはかなり余白があり、感じ方は読者次第だなと思った。
シーモア特典を見る前から「一名死亡」はこっちだろうとは思っていたが、七海は輪廻転生をしない前提で考えると違う容れ物同士が再び巡り会ったのかな?
「祈りは自分を騙す為の儀式」という七海はどんな気持ちで信仰をしていたのか私には分からないけれど、信仰は規制ではなく解放である事を考えると七海は解放されたのだろうか…?と思わずにはいられなかった。
これは読み手によってラストの解釈が変わる天才的な作品です!!
解釈に脳内フル回転なホラーがテーマでノワール作品。
単話読み切りの時から引き込まれて、続きを熱望していたので、発売された時はめちゃくちゃ嬉しかったぐらい、本当に深い内容。
メリバ寄りのハピエンだと思う!!!
そしてお互い愛が深すぎて泣いちゃう。
違うカプで続編も発売されたので、この未知なる生物の解明はなされるのか!?期待しかない!!
凡乃ヌイス先生の今後の作品には期待しかないぐらい大好きです!
絵柄と七海の顔面が好みすぎて元から気になっていたのですが、ホラーやグロが地雷なので渋ってました。いざ買って読んでみたらほんとやばすぎて横転ですよ。こんなに綺麗なBL見たことないもん。物語としても最高すぎました。色んな伏線があって思い当たる限り調べてみたんですが、ほんと全部繋がっててやばかったです。クラゲとか、キリスト教での数字とか、ほんと色々と···
例えば、6と7を足すと13、13はキリスト教での忌み数とされてるとか、水族館デートでの背景のクラゲの数とか、ほんと一つ一つの描写えぐすぎました。グロもホラーもメリバも地雷なんですが、なんか見れました。もっと知られて人気になってほしい···
三月の兎たちが好きでなんか人気そうだったから買ったんだけど、今回の絵柄好きなやつじゃなかったな…
昼と夜で逆転する関係性があんまり得意ではないし受けと攻めの解釈が逆で最初から既に地雷感ありながらも頑張って読んだけど展開がいいとしても絵柄が本当に好みじゃなくて内容が入ってこない…
あとなんかやることなすこと幼稚すぎる。問題なのは幼稚なことじゃなくて幼稚は幼稚でも全く活かしきれてない。全てが全て中途半端な感じ。
ヤンデレもヤンデレで中途半端なんだよなあ…
やるならやるで振り切った方がいいとは思った。めちゃくちゃ盛り上がりに欠ける。
あと6のバカみたいなへラリ顔のせいでシリアス要素ぶっ壊しまくってて台無し…
個人的にシリアス系とか大好きですがこれはなしです。
今年になってから色々な作品を買いましたが1番と言っていいほど素晴らしい作品でした。是非皆さんに読んで欲しいしおすすめしたい1作です!!!素敵な作品に出会えて良かった
