描き下ろしも満載!超ドッキドキラブレッスン第14巻☆

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表題作純情ロマンチカ(14)

宇佐見秋彦,超有名小説家
高橋美咲,出版社への就職を目指す大学生

同時収録作品純情エゴイスト

草間野分,研修医
上條弘樹,M大学文学部助教授

その他の収録作品

  • カバー下マンガ(美咲と宇佐見)
  • あとがき

あらすじ

さあ、愛に焦がれた胸の内を、君に見せつけてあげようかーーー?

超有名小説家(兼ボーイズラブ小説家)の宇佐見秋彦の恋人となって早数年(⁉︎)の大学生・高橋美咲。
就職活動が本格化し慌ただしくなる日々の中、丸川書店の新卒試験を受けることを決意した美咲は、なんとか筆記試験に合格。ところが喜びも束の間、宇佐見やバイト先の「ジャプン」の編集長との会話をきっかけに「なぜ出版社で仕事がしたいのか?」と悩み始める。だけど一生懸命に自分で答えを見つけていく美咲に対し、なぜか宇佐見の態度がそっけなくて…⁉︎
美咲「童貞」疑惑発覚⁉︎井坂が美咲の面接官に⁉︎宇佐見が孝浩の息子・真浩に嫉妬⁉︎盛り沢山でお届けするドッキドキ☆ラブレッスン14巻♡
描き下ろしも収録♪

作品情報

作品名
純情ロマンチカ(14)
著者
中村春菊 
媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
シリーズ
純情ロマンチカ
発売日
ISBN
9784048546287
3.6

(36)

(9)

萌々

(10)

(12)

中立

(5)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
14
得点
126
評価数
36
平均
3.6 / 5
神率
25%

レビュー投稿数14

純情ロマンチカ(14)

「純情ロマンチカ」
久々、と言っては悪いけど、新しい内容のある巻だと思いました。
今回は、美咲の就職活動。
結局丸川書店を受けることにして、書類選考などなどを突破していく美咲。その折々に美咲の地に足がついた成長が読み取れます。
元々ずるいことを考えず一生懸命な美咲ですから、読者的には応援一択ですが。
後半、美咲兄・孝浩の子供(赤ちゃん)を預かるエピソードがありますが、宇佐見の態度はヒドい。
美咲はワンオペでてんてこ舞い。入社試験受かるのか、他社を探す時間・当てはあるのか、赤ちゃんの世話…キャパオーバーなのに、宇佐見は自分を構えと言う…
結局美咲は丸川に受かり、大問題はひとまず解決。
すると今度は伊集院先生絡みでナニカが起きそう…!
この展開は、素直に先が楽しみ、と思いました。

しかしその後に配されているのがまた過去エピで、今回は美咲が大学2年の時の話。
締め切り修羅場で朦朧とする宇佐見が、優しくて抵抗しない美咲の夢を見る。現実の美咲はもっと怒りんぼだけど、宇佐見は美咲の優しさをちゃんと感じてる。
話はいいんだけど。

「純情エゴイスト」
上條に実家からお見合い写真が送られてきているのを見てしまい、動揺を隠せない野分。
今回は上條がちゃんと野分の不安を理解して、心配を消してあげています。
最近野分の弱い部分がちゃんと出てきていて、よりカップルのリアル感が感じられて良いと思う。

0

美咲の就職活動の行方・・・

この巻も「ロマンチカ」編がメインです。
そして「エゴイスト」編は1話のみのっています。ぐるぐるしてしまう野分を、野分視点で描いています。
「ロマンチカ」では、久しぶりに井坂さんご登場で嬉しかったです!!
美咲、就職活動もこれにて無事終了しました。美咲が着実に自分で道を切り開いていく姿は頼もしくもあり、ウサギさん的にはちょっぴり心配でもあるんだろうな・・・とも思ったり・・・
何はともあれ、無事就職が決まって私もなんだかほっとしました。
「世界一・・・」が大好きなので(それがきっかけで「純情ロマンチカ」を読み始めたので)、これから、美咲が丸川書店に就職することで、ちらっと彼らが出てきたりしないかなぁ・・・なんて期待したりしています。
ちなみに、「世界一・・・」の中で好きなキャラの桐嶋さんは既に登場していて、それだけでテンションが密かに上がっています。

他に、美咲が大学一年の時のお話も載っています。

また、描き下ろし漫画も載っていて、内容は、ウサギさんが上條との関係について美咲に聞かれて・・・というお話です。

0

わんさかいて当たり前、長寿作ほど脇役盛りだくさん!

一体、いつまで続くんだろう…な「純情ロマンチカ」14冊目です。
確かスタートは、美咲…大学受験生だったよなぁ。
それが今じゃ、就職活動最終ラウンド…大学4年生だよ。
コイツも成長したもんだ。
言っちゃナンだが、成長してないのは絵だけだよなぁ…。
相変わらずのザクザク、ザクザクした絵柄だし、
顔も髪型すら変わらないから…コイツらが歳取ってることすら実感できないよ。
それでも一応…みんな成長してるらしい、精神的には。
成長してないのは顔だけだけど、ここはもう眼ぇつぶることにしましょ。
今回はまるっと1冊、美咲の就職活動編でした。
やっぱりというか…当然すぎて想定の範囲内すぎて、
驚きもしない丸川書店・就職内定結末でありましたけれど。
もうね…バブル崩壊とか、就職氷河期とか、リーマンショックとか、
いろいろ経験して、なけなしの小遣い握りしめてBL買ってる読者共的には、
「それみたことか、所詮BLは夢と妄想の世界なんだよ!」と、
悪態つきたくなるのは、やまやまなんですけれどww
それでも今回、1番萌えたのは、面接シーンでの井坂さんだった。
男×男な関係をイヤというほど知ってて、
知っていながら、えげつない質問で超辛口面談する取締役様にゃ~
リアルでもないけど、変にリアル感を感じさせる何かがあった。
バイト先にちょこっと登場する編集長様も、
実は某「世界一初恋」の主役をはるおひとり。
道端ですれ違った大学の鬼助教授が、
実は…攻め様とは縁浅からぬ親友だと、
今更ながら知ってしまったオチも…ナイス☆
既にくっついてしまった主役カップルよりも、
通りすがりの脇役に萌えてしまうのは、もう…長編作の運命なのかもしれない。
いろいろ全部読んできた読者の中では「あぁ、これだよこれ」的に、
世界観がつながると、理屈抜きに、なんとなく嬉しい。
だからねぇ…イケてる脇役は多ければ多いほど良いのだ!
だって…そうでもしなきゃ、長寿作はもたないから。

0

以外と評価が低くてびっくり!

小説家:宇佐美秋彦×大学生:高橋美咲です。
今回の話は美咲の就職の話ですね。
ウサギさんと面接の練習をすることになって、一通りやったらウサギさんに
このままじゃダメだと言われてしまいます。
ぶっちゃけ就職活動をしたことがないのに何がダメか分かるとかウサギさんは大人だなぁ~と思いましたね。

何がダメかなのか分からないままバイトに行きます。
そして途中で何がダメなのか気付いて、ウサギさんに伝えます。
でも美咲はそれでグルグルしていてウサギさんは激励を送ります。

そして面接試験に挑んだら、私もすっかり忘れていましたが、面接官に井坂さんがいましたwそういえば専務でしたね(笑)

そこで井坂さんが意地悪な質問を美咲にして、美咲はちゃんと答えられないまま面接が終わってしまって凹んでしまいます。
そういうときに限って、美咲の兄夫婦がインフルエンザになってしまい、
息子(真浩)を預かってほしいと言われ預かることに・・・。
丸川書店がダメかもしれないので他のエントリーシートを登録しないとと思っていても真浩の相手をしないといけないので出来なくてウサギさんに正論を言われ、八つ当たりをしてしまいます。

すぐに仲直りして数日後、丸川書店からなんと合格通知が!!
ウサギさんも少し動揺して「お前はケアレスミスが多いからよく見ろ」とか
「あぶり出しじゃないか?」とか言い出します(笑)

でも本当に合格をしていたので、ウサギさんの今までにない笑顔で「よし」っていいます。本当によかったと思いますね!

ていうか丸川書店に入社してエメラルドに配属されたらいいなぁ~とか思っていますwしかし丸川書店ホモ多いですね(笑)

ロマンチカはマンネリしてるとか、ホザキましたが今回は結構、好きでした。

【純情エゴイスト】
研修医:草間野分×大学助教授:上條弘樹です。
今回はヒロさんのお見合いの話です。
でも全然ややこしくなくて・・・。親からお見合いをしないか?と写真が送られてきてそれを野分が偶然見てしまいます。
でもヒロさんはそのまま放ってしまうと野分がグルグルするのを分かっていて、早い目に解決させようと思ったときにウサギさんに会います。

そこで他人と同居をしていることを知り、本気で安堵していましたが、お見合いの件はさらーっと解決しました。
そしてやっと美咲がウサギさんとヒロさんが知り合いと知りましたね(笑)

0

倦怠期は来ないのか!?

すごいなこの人たち。
宇佐見先生がいまだに美咲がそばにいるだけで煽られるってなんなんでしょうね、
すごい!どうやったらそんな風になれるのおせーて!

美咲もね、もうすぐ社会人ですよ!?就職するんですよ?
何というか、そろそろそのテンションの高さも限界なような気がします。
落ち着いた美咲なんか美咲らしくないかもしれないけど、
でもずっとあのままのテンションというのも異常な気がする。

年相応さも含めて、らしく成長して行って欲しいなぁと思うのでした。

0

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