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表題作純情ロマンチカ(2)

宇佐見秋彦,超有名小説家
高橋美咲,大学生

同時収録作品純情エゴイスト

草間野分,医大生
上條弘樹,M大文学部助教授

その他の収録作品

  • カバー下マンガ(孝浩と宇佐見の会話)
  • あとがき

あらすじ

なんとか大学生となった美咲は、兄の友人で超有名小説家(兼ボーイズラブ小説家)の宇佐見のマンションにワケあって同居中。「好きだ」と囁かれ、なし崩し&強引に宇佐見と初エッチをしてしまい、自分の気持ちに戸惑う美咲だけど、宇佐見が信頼を寄せる編集者・相川が現れて!?
傲慢で純情な色男x素直でやんちゃな大学生のドッキドキ☆ラブレッスン第2巻♡
甘く切ない恋物語「純情エゴイスト」も収録!

好きで、好きで、大好きで。
ーーー多分、もう二度とこんな恋はしない。

作品情報

作品名
純情ロマンチカ(2)
著者
中村春菊 
媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
シリーズ
純情ロマンチカ
発売日
ISBN
9784048537025
4.1

(52)

(24)

萌々

(10)

(18)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
18
得点
214
評価数
52
平均
4.1 / 5
神率
46.2%

レビュー投稿数18

ほぼエゴイストの回

私はどっちかというとロマンチカ派なので、この巻はほぼエゴイストでちょっと不満~エゴイスト嫌いなわけじゃないけど。

ヒロさんがほんと素直じゃないよね。私が読んできたなかで1番ひねくれてるんじゃないかって思った。
実際あんな人いたら大変じゃない?っていうくらい情緒が…って思ってしまうのは私だけですか。
よく野分嫌にならないなぁー
漫画だから本当はヒロさんが可愛いの分かるけど、今後の展開もっと素直になって欲しい〜期待。

ロマンチカの方は、美咲が嫉妬したり独占欲を感じたりの、美咲が可愛い回でした。普段は嫌がってるくせに、触られちゃうとちょっと素直になっちゃうの王道だけどやっぱり良いよね…( ◜◡◝ )

0

純情ロマンチカ(2)

まず、はじめの先輩と美咲の会話を読んで初めて、「純情エゴイスト」の上條が1巻で宇佐見と会話してたオールバックにメガネのヒトだったことがわかりました…!私の読解力の無さよ…
それを踏まえてまた1巻の「純情エゴイスト」を読み直しましたよ…

「純情ロマンチカ」
2巻の展開は、当て馬登場です。
…と言っても深刻なのではなくて、小説家・宇佐見の担当編集者で、美しい女性です。
もちろん宇佐見は何の感情も無い。しかし恋愛初心者の美咲には、合鍵を渡していることと、見た目で二人の釣り合いが取れていることですっかり意気消沈&ヤキモチのようなグチャグチャした感情に。
落ち込む美咲に言葉で好きだよ、と伝え、再び抱く宇佐見です。

「純情エゴイスト」
2巻では、この「純情エゴイスト」の方がボリュームが大きくてメインになっています。
こちらのCPはちょっと深刻。
野分が上條に何も言わず留学し、1年間便りもよこさず。
当然上條は傷ついて、怒って、でも帰国した野分に会ってその熱を感じれば引きずられ。
なのにまた野分は行ってしまう。
こちらのCPは、年下寡黙ワンコ攻めx年上プライド高いツンデレ受け、という感じで、とにかく言葉が足りない。
「ロマンチカ」のCPと違って、より現実的で、2人で続けていく努力をしないと壊れるCPだと思うのね。だからなかなか読み応えがある。
今回の危機は何とか乗り越えたようでなによりです。図書室でのHはやめよう。

0

純情エゴイストがメインな巻

世界一初恋にドはまりし、でも、「純情・・・」(既刊数が多くて今から読むには色々覚悟が・・・)には手を出すまい・・・と思っていたのですが、特典DVD(の井坂さん)につられて20巻目を購入し、ちらっと読んでしまったら、やはり気になり、結局ついに読み始めてしまったシリーズです・・・
今のところ、「世界一・・・」のような萌え方はしないのですが、お話自体は面白いし、気になるし・・・(でも、「世界一・・・」よりも、とても切ないエピソードが多い印象・・・)で、着々と巻を進めています。
世界一・・・同様に、いくつかのバージョンが混ざってコミックスに収録されているんですよね。
今回は、純情エゴイストがメインな巻でした。
1巻でハッピーエンドっぽかったヒロ×野分カップルに思いっきり破局危機が・・・というか、いつの間にか海外留学に行っていたとかで、私もびっくり。波乱な展開で読んでいてドキドキしましたが、上手く行ってよかったです。音信不通の理由も分かってすっきりしました。
にしても、野分はやっぱり不思議なキャラだな・・・と思いました。でも、キャラ的には好きです。

1

萌える王道を描く力量

 新刊(21巻)発売を機に久しぶりに読み返したら、やっぱりあの1巻がどうしようもないほどに萌えて止まらなくなったので、このまま読み返してレビューしていこうと思います。
 
・『純情ロマンチカ』act.3~3.5
 ウサギさんとの接触にこれまで以上にドキドキと意識してしまう美咲。担当編集の相川とウサギさんの関係が気になって…。
 1巻で初Hしてしまった美咲が自分の気持ちを自覚するお話です。1巻に引き続き萌えまくりです!!無意識に嫉妬して好きだと気が付くなんてストーリーは、王道過ぎる王道じゃないですか。だけど描き方が上手すぎるんです。美咲のぐるぐるする気持ちが切なく時にコミカルで、これでもかときゅんきゅんするところに、ウサギさんの真っ直ぐな告白で美咲のぐるぐるが止まって、素直な心の中が垣間見えてくるエッチシーン。初期の頃のエッチシーンは最近のエッチシーンの100倍萌えるな。体格差があるとしても「ウサギさんの手がデカすぎるだろ」みたいなバランスの悪さとか絵柄が好みじゃないとかはあるんだけど、そんなことなんかもうどうでも良くなってしまう。ドキドキ、ドキドキと切なくて、なんだか泣きたくなっちゃうぐらいに心が揺さぶられてしまうんです。

・『純情エゴイスト』act.3~5
 出会いから6年後の二人のお話。野分は口数が少なく上條は人の話を聞かないのですれ違ってしまう二人。悪い方に考えては落ち込む上條がとても可哀想なんですが、野分のことばかり考えてあれこれする度に見えてくる、普段は強がりな上條の素顔が可愛くて切なくてたまらない気持になりました。「好き」「好きだ」「好きなんだよ」「好きで悪いか、チクショー」のシーンは何度読んでも萌えるなぁ~(*´д`*)
 この巻で上條の上司として後の『純情テロリスト』の主人公、宮城教授が初登場しました!テロリストでは年下の忍にオタオタする宮城ですが、初登場では上條相手に「牡」くささを見せてます。これがあーなっちゃうのかーって思って読むと楽しいです( ´艸`)クフ

 ロマンチカもエゴイストも間違いなく王道なんだけど、ドタバタコミカルとシリアスの緩急の付け方といい、台詞のチョイスと切ないモノローグの破壊力、中村先生の力量は本当にすごかったなと思います。

3

エゴイスト❤︎

この巻ではエゴイスト組が大半を占めてますね。
ロマンチカ組ではハラハラドキドキというものがないので、エゴイスト組でハラハラドキドキしてました。笑
いや〜本当にヒロさんは可愛いですね。まさにツンデレ代表!というかんじです。ヒロさんのツンにキュンキュンしてます。
そして、一番素敵なのは野分ですね!年下なのにあの包容力。素晴らしいです!!
どうして野分はあんなに落ち着いているのでしょう?あの年齢であの落ち着きは現実ではあまりいないような気がします。でも、ヒロさんのことになると必死に追いかけるところはいつ見ても素敵だなぁって思います。
野分はそのギャップがいいです。ヒロさん一途なのが可愛いです。

今回はエゴイスト組を愛でるお話でした。面白かったです!

0

純情すぎるサブストーリー

今回はエゴイストがメインの巻。

個人的には純情エゴイストって『冬のソ●タ』な雰囲気だなあと・・・
切なくて、相思相愛なのに苦しくて・・・。
何度も恋愛しているはずの人間の、一喜一憂したり傷ついたり・・・
これぞ恋愛って姿を見せてくれている純情エゴイスト。
なんかもう読んでたら辛くって苦しくって私はちょっと苦手だったりします(笑)
でもファンが多いのも頷ける。名作シリーズですね。

純情ロマンチカはなんとも美咲が不憫で可愛いw
純愛ロマンチカの主人公のモデルは、可愛くおねだりして喘ぐ自分!(笑)
まあなんかもう痛いくらいウサギさんが可愛いやつだということは伝わりましたww

1

純情エゴイストが4分の3ページを占めている第2巻

純情エゴイストの割合が多い第2巻でした。

とりあえず、どっちも「嫉妬」が展開のキーワードでした。
ていうか美咲はまだ自分がホモじゃないと思いたいのか!笑
どう考えてもそっちの人になりましたから、と思わずツッコミたくなりました。

そして純情エゴイストのほうですが、
宮城教授が良い当て馬になっています。
いっそ上条は宮城教授と付き合ってみれば良かったんだよ!←無茶振り
という展開は少女漫画展開にはあってはいけないのですねーあはは
当て馬には特に興味ない私ですが、宮城教授の当て馬ぶりは好きだったかもです。

1

雨降って地固まる

1巻の終わりに初エッチをした宇佐美と美咲。
その事で美咲はものすごく宇佐美を意識しながらも、
この期に及んでまだ自分はホモじゃないと言ってます(笑)
でも、編集の相川と親しげな宇佐美に嫉妬する事でやっと自分の気持を自覚します。

相川、美人ですごく魅力的。
女性が魅力的に描かれているBLは、私は大好きです!
そして、エッチ中の美咲は本当にカワイイ!
少し素直になった美咲は、やっと宇佐美に「好き・・・かも」と、
ちょっと微妙ながらも告白します(笑)


この2巻はどちらかと言うと「エゴイスト」の方がメインですね。
1巻で付き合い始めた二人の、いきなり6年後の話です。

お話は野分が留学から帰国した所から始まりますが、
どうやら野分は上條に何も知らせずいきなり1年間も留学し、
しかもその間音信不通だったらしい。
そりゃ上條でなくても怒るでしょう(笑)
その後の二人のエッチは、上條の切ない気持が溢れていて・・・
本当は野分の事が好きで好きでたまらない上條、
何を考えているのか分からない野分を待つ事に疲れ、とうとう分かれる決心をします。

一方、何故上條が分かれると言い出したのか分からない野分。
必死になって上條に追い縋ります。
あまりの野分の剣幕に、もう一度だけと待ち合わせ場所に上條は行きますが、
野分はトラブルで間に合わず、深く上條は傷つきます・・・

二人とも、本当はお互いを深く想い合っているのに、
歯車が上手くかみ合わずに誤解で傷ついているのが、切なくて痛かったです。
特に上條が、繊細で可哀そうなほど一途で・・・
最後はお互いが気持をぶつけあう事で誤解も解けますが、
この図書館のシーンは本当に感動です!
「俺はもう二度とこんな恋はしない」に、胸をわし掴みにされました・・・!!

それにしても、なんとも不器用な二人。
特に野分、言葉が少な過ぎ。上條じゃなくても誤解するでしょう(笑)
今後の展開も、目が離せません。

2

ヒロさんが可愛すぎる。

純情ロマンチカ2のみどころは、純情ロマンチカシリーズの
"純情エゴイスト"ヒロさん、こと、上条弘樹。
宇佐美先生と幼馴染で美咲の大学の教授。
この人間関係の繋がりも、純情ロマンチカのいいところですね。

そして、もう一人が、野分こと草間野分。ヒロさんより年下。
特徴は、ストレートな愛情表現をするのと、ぶっ飛んでる

個人的には、シリーズで一番切なくて、
キュンキュンしまくりなカップルさん。

美咲と宇佐美さんのお話も、もちろん入ってるし
これまた楽しめました。

2

素敵な裏表紙

エゴイストマンサイでやっほーいvな1冊です。うきうきして新刊を買いに行ったら表紙がアレだったので、裏返してレジに出したらとんでもない羞恥プレイが待っていたという伝説の1冊でもあります。
エゴイスト、ものすごい詰まったストーリーに感動の嵐でした。オチというか、全ての元凶を知ったときはコケましたが(笑)男前の野分とか、回を追うごとに切ない表情になってゆく扉絵の弘樹とか、たまりません。手紙の件なんて胸がじんわりとあたたかになりました。あ、後片付けをしてくれた教授も好きです。

2

そういやレビューしてないなぁと思ったので。その2

[純情ロマンチカ]
宇佐美秋彦(有名小説家)×高橋美咲(大学生)
美咲が相川さんに嫉妬するという話。そして、その美咲ちゃんがウサギさんの事が好きかも・・・という意識をし始めた巻です。ホントかわいいですねぇ。 どーでもいいですが、個人的に私は相川さん好きです(笑)
彼女もお仲間でしたし、純愛シリーズの数々のプレイは全部相川さんの指定というのにも笑いました(笑)
[純情エゴイスト]
草間野分(医学生)×上條弘樹(大学助教授)
私はロマンチカよりもエゴイスト組みのほうがすきだったりしますね。
でも6年もぶっ飛んでたのにはびっくりしました。正直、6年間の話とか読みたかったりもします。そんだけ一緒にいた年数があるなら、色々紆余曲折があったに違いない(と勝手に妄想していますが・・・)
ヒロさんのツンデレッぷりが半端なく可愛いです。

1

満面の笑みの美咲が見たい…

ロマンチカ第2巻。…この頃の怒った美咲の顔があんまり可愛くない…(T_T)っていうか美咲って表紙とかでも満面の笑みのやつってなくないですか?いつも怒ってるか困ってるか照れてるか…。いやどんな美咲でも可愛いんですけどね☆

第2巻は相川さんが登場。相川さん美人で仕事ができて好きだ~☆秋彦にあそこまで強気でいけるのがすごい。美咲とも仲良さそうでよかった。
秋彦も仕事するときはするんですね。資料たくさん出してソファーで読んでます。美咲が帰ってきたら自分の隣に座れと、ソファーをポンポンと叩いて無言で呼ぶのが萌え(´∀`)


そしてエゴイスト組。…え。あれから6年も経ってるのか…。ちょっとびっくり。っていうか1年間音信不通って…。
帰ってきた野分のがっつき具合がよかったな~。ヒロさんに飢えてたってかんじで。なんだかんだ待ってた上條も偉かったよ…(T_T)別れないでくれて本当によかった。

宮城教授も初登場ですね。意外にこの人好きだな~。大学で講義をしてる上條もカッコイイ!眼鏡が素敵☆そして大学の図書室でのHもよかった。余裕のない野分っていうのもなかなか凄い…。
図書室の本を投げつけて本音をぶつける上條がボロ泣きしててこっちももらい泣き。


俺はもう二度とこんな恋はしない


って……うわあああー!!(TДT)なんでこんなフレーズ思いつくんだろう。ずっと秋彦のことを想っていた上條が言うとなんか重みがあるよな…。いまは野分という存在がいるんだと実感できます。

エゴイスト組大好きだよ~(´Д`)

1

ほんとにかわゆい(^^)*

純情ロマンチカ第2巻です♪
裏表紙はかなり萌えます(^^) ヒロさんと野分がびしょびょになっています!!!

私が今回良かったなぁ*と思ったところは
美咲が秋彦さんにむりやり触られちゃったあとの
「俺 本気でホモになったのかも マジで心臓破けるかと思った――――」
・・・ほんとにほんとに萌え萌えです(*´ω`*)
特に表情とか「ドキンッ」「ドキンッ」←効果音とか★
あとはみさきちんが『完全乙女モード全開☆』だったときもたまりませんね♪

エゴイストの方はヒロさんが雨の中、野分のことを思っている姿が好きです。
「自分で拒絶しておきながら 自分が一番期待していた 恥ずかしくて バカバカしくて 情けなくて」「それでも まだ好きで―――」
・・・ほんとに泣けてきます。。。
そのあとのエッチなんてもうものすごく恥ずかしいです(∩ω∩)♪

最後のきわめつけは野分が今までヒロさん宛に出してきた手紙がヒロさんに
見られたとき、ヒロさんの顔が真っ赤なのと、野分とヒロさんが同居し始めて野分が家に帰ってきたときの二人のやりとりが好きです.+ もうむちゃくちゃかぁいくて.....♪♪♪

3

もこ

はじめして。こんばんわwもこです。
コメありがとうございます。
ロマンチカいいですよね~w最近は美咲たんの恋もかなり動きっぱなしでかわいくて仕方ない。
はっ!アニメ2期。録画ほうちしてたorz
久しぶりに見たくなりました。ウズウズ

萌える~

なんでこんなに(BL的には)ごく普通のお話なのに。なんでこんなに萌えるんだろ?なんでニヤケるんだろ?なんでキュンキュン切なくなるんだろ?
つくづく不思議です。
これが中村春菊マジックというやつでしょうか。

人気シリーズの二作目。
純情ロマンチカの二人と、純情エゴイストの二人、二カップルのお話が入ってます。長さでいうと、エゴイストカップルがメインかな。
お話も、エゴイストカップルのほうが面白かったです。六年たってもまだラブラブのイチャイチャって羨ましすぎる。
けど、一年ほったらかしってあり得ないよー。私なら絶対に忘れて次いっちゃってるよ、と思いました。
若いのに一途なやつらだぜ。羨ましいぜ。

2

恋はときどき裁かれる

純情シリーズの第2巻です。
前回のお話で、なんとか恋人らしくなったエゴイスト組、
6年後です。
野分君は研修医、ヒロさんは大学助教授に…とまあ、
設定だけは大人の恋人同士みたいです。
…が、現実はそれほど甘くも大人でもなく、それでも…
紆余曲折の末に、死ぬ思いで同居にこぎつけるまでが描かれてます。
コレを読んで、どきっとしたカップルは多いはず!
そう! 恋人同士になって、SEXに流されて…
大団円ってほどは恋愛は甘くないんです。
プライドとか、行き違いとか、言葉の足りなさとか、
放置して進むと、とんでもないツケが廻ってくるんですよねぇ。
エゴイスト組の修羅場は、裁きのように、それはそれは大変!
(図書室でのSEXは凄かった…。)
それでもラストは、追いかけていたつもりが追いかけられていた…
…とこれまた、鮮やかな名裁きが待ってましたが。
ロマンチカ組より大人味な(やや生々しい)エゴイスト組、
いい勉強させていただけましたっ。

2

生徒会シリーズが何気に気になる

前回でめでたく両想いになったのかと思いきや、なかなか素直になれない美咲の足掻きで、話が少々ややこしくなってしまう第2巻。
ラブコメならではの展開で、秋彦と親しげな女性が登場し焦りまくる美咲の巻、なのだが・・・よくよく考えればBLってライバルが男だけではなくて女性という可能性も十分にあり、なかなかサバイバルな世界なんだなあと改めて思い知らされる。
今回は「好き・・・かも」という美咲のちょっぴり苦しい告白で、ふたりの仲は丸く収まるのだが、いつになったらウサギさんのことを大好きだってことを認めるんだろう・・・こいつは(笑)

そして一方、エゴイスト組。
ページ数的にいくとこちらの方がメイン扱いになるのか。
どうにも素直になれない上條の勘違いというか行き違いというか・・・とにかく上條の暴走で色んな事がややこしくなる。
美咲も勝手に解釈したり想像したりで暴走しがちなのだが、所詮はウサギさんの手の中。
しかし上條は野分が追いかけても追いかけても、常に先にいるよな出来るオトコなもんだから、なかなか扱いが難しい奴である。
けどもそんなガチガチのプライドを崩され、その上かなり格好悪いことになってでも好きでたまらない野分への気持ちというのは、なかなかに愛おしい。
それが野分がいつも言う「ヒロさんはかわいい」なんだろう。

また男女ならテーマになりにくい『対等になりたい』という気持ちは、男同士ならではだ。
少女漫画的なラブストーリーかと思いきや、こういう部分はBLでしか表現できないおいしいところ。
そうは言いつつ、雨の中で待ちぼうけとか、野分からの届かなかったラブレターの束を抱きしめて、これだけで150歳位まで生きられると顔を赤くする上條は超絶オトメだから始末が悪い。
基本的にデレが野分にバレていないと思っているであろう上條なので、バレたら逃亡確実・・・ぜひ野分には知らない振りをしていてほしいところだ(´∀`*)

やっとのことで同居に漕ぎつけたテロリスト組と、やっとのことで両想い(的な感じ?)になったロマンチカ組。
もちろんこれでめでたしとなる訳はなくて、波乱含みの日々は続くんだろうけども、ラストはもちろんハッピーエンド。
これでなきゃあ「純情ロマンチカ」じゃない。
読めば読むほど人気の理由が解る気がする。

2

巧みな王道

僕は2巻まで読みましたが、今のところ、純情ロマンチカと純情エゴイストの二つの話が平行して続いています。
この二つの話の微妙なリンクが「鬼の上條」というフレーズでピンと来ました。
が、そんな話のリンクもそれぐらいで、今回はそれぞれの話が互いに絡み合うことはほとんどありません。

絡み合うといえば、男同士の絡みは普通にありました。
絡みで言えることは、それぞれ恋人同士で必ず絡んでいます。
恋人以外で絡むことがないというのは、恋人同士の愛を確かめ合うということのようで、この純情ロマンチカの2巻は、お互い(というか主に受けの人)が相手に対して不信や疑いなどを持ち、それが大きくなりやがて爆発し、相手から離れようとしたり断ち切ったり暴力的になったりしながら、結局は元の鞘におさまるという話の展開だと思います。

話の展開はいかにもよくある感じで王道なんですが、その表現方法が「うまいなぁ」と思わせますね。
この純情ロマンチカ2巻の中での僕のお気に入りは、弘樹が雨の中で野分を待つシーン。
よくあるパターンだと思うんですが、なぜか心打たれます。
何なのでしょうね。

4

どっちかといえば

エゴイスト側が主な一冊でしたね。

大学生になった美咲。
相変わらずのテンションで楽しませていただきました。
1巻の段階でやっちゃったので、思い通じて?と思ったら勘違い。
気持ちは二の次だったようです( ´∀`)ゲラゲラ
ただまぁ、明らかに自分が主人公のエロ本を読まされる気持ちって言うのはどうかとおもいますね。
反応良すぎて、なおさら描いてヤリタイっていう気持ちになりそうだ(ぇ

今回は、美人の担当さんを織り交ぜての、美咲のヤキモチップリがかわいかった。
え?おれ・・もしかして・・・・先生のこと・・好きなの?
という気持ちの動き方も良かったですが。



そしてメインはエゴイストです。
上條サンの俺様ツンデレ受がとにかく可愛くてしかたない。
突然目の前から消えて。
現れてはまた消えて。
それでも待ち続けてしまう純情ぶりにちょっと泣けた(´つω・`)シュン...
最後の手紙はツボw
手紙っちゅぅか、手紙を見ちゃった上條さんの反応がww

4

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