ちょこっとリアルな出版業界ラブ☆第12巻登場!

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世界一初恋 ~小野寺律の場合 12~

sekaiichi hatsukoi

  • 紙書籍【PR】

表題作世界一初恋 ~小野寺律の場合 12~

高野 政宗 丸川書店エメラルド編集部・編集長
小野寺 律 丸川書店エメラルド編集部

同時収録作品世界一初恋~雪名 皇の場合~No.3

雪名 皇 美大4年
木佐 翔太・エメラルド編集部編集者

その他の収録作品

  • あとがき
  • カバー下漫画「木佐に初めて会った時」

あらすじ

好き、愛してる。会いたい、欲しい。
ーーー俺って本当、毎日アナタのことばかり考えてるダメな男です。

出版社・丸川書店エメラルド編集部に所属する編集者・小野寺律の上司は、「初恋の人」で「元恋人」でもある編集長・高野政宗。楽しい(?)社長賞祝いの旅行から戻り、絶賛地獄の雑誌校了中の律だったが、偶然にも留学していた高校時代の同級生・清宮尚と再会する。
尚は、高野に失恋した後の律を知る唯一の友人。再会を素直に喜ぶ律だったが、尚は律と高野の様子から、高校生だった律を振ってボロボロにした「嵯峨政宗」が高野だと気付いてしまい…⁉︎
「10年前に誤解してなかったら、俺達どうなっていたんだろう」閉じ込めた想いが、今溢れ出すーーー。
敏腕編集長x新米編集者が贈る、編集者が青ざめるほどちょこっとリアルな出版業界ラブ☆木佐兄が初登場の「雪名皇の場合」&描き下ろしも収録!

作品情報

作品名
世界一初恋 ~小野寺律の場合 12~
著者
中村春菊 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
シリーズ
世界一初恋
発売日
ISBN
9784041057841
4

(43)

(16)

萌々

(15)

(11)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
13
得点
174
評価数
43
平均
4 / 5
神率
37.2%

レビュー投稿数13

前巻で酷評してごめんなさい。

11巻にがっかりして、それをそのままレビューにも書き、12巻はどうなる事かとかなりの不安とちょっぴりの期待を込めて購入したのですが、がっかりがかなり払拭されました\(^o^)/

前巻で「ロクに活躍していない当て馬」と評した灰谷は、実は高野のことが好きだったという後出しは、そうだろうねーと思っていたことなので驚きも無ければ、高野が今更律以外の男に目を向けるはずもないので、さらりと読んでしまったのですが、新たに登場した律の留学時代の友人の尚が、新たな萌えを運んで来てくれました。尚も中村先生がいつも描かれる強引なタイプで、他の当て馬同様に挑発的なキャラなので、ペラペラと10年前の律のことを高野に話すのですが、それで律の留学時代の様子がよくわかるのがとてもいいのです!そして話を聞いた高野が激しく嫉妬して、律を抱くんです。これがいつもと同じ展開のようで違いました。律のこれからを手に入れようとする当て馬への嫉妬と違い、自分の知らない律を知っていることに対しての嫉妬です。未来は変えられても過去は変えられないものね。そのどうしようもないやるせなさが良いのです。その後のHも大いに盛り上がりました。

そして前巻で「初めてがあれば良いってもんじゃない」と酷評してしまった律の初フェラですが、ここにきて奇跡の萌えに転じましたヾ(≧∇≦)ノ"。灰谷のことをきっかけに始めたお風呂場でのHで、高野はたっぷりと律を舐めた後に「おまえも舐めて」と催促して、戸惑い顔で赤面する律に「前やったことあんじゃん」と…。いつも口答えばかりの律も、この時ばかりは無言のまま高野自身を口に含んで、一生懸命にお返しするんです(//∇//)
初フェラの時は高野の反応もサラーっと描かれてしまったので、ちょっと肩透かしだったのですが、今回は良いっ(*゚∀゚*)イイネ!!ここを見せるための初フェラのサラリ展開だったのだとしたら、先生すごいや。前巻で酷評してごめんなさい。11巻と12巻は続けて読むのが良いと思う。

この先、尚をどう動かすかが気になるところですが、お互いの知らなかった10年間に思いを馳せて、律が目の前の高野にしっかりと向き合ってくれるといいなと思います。
私は前巻の酷評の分を加味して萌2を付けたい。
恋に(完全に)堕ちるまであと53日…。このまま盛り上がって欲しいです~!!

同時収録は雪名&木佐。木佐の兄が登場です。

5

ひたすら待ちます!!

 1巻から追いかけてる大好きな作品の一つです。
 今巻は高律が2話+雪木佐が1話+高律描き下ろしとなっておりました。雑誌「エメラルド冬の号」で掲載されていたもう1話が今巻に収まらなかったのは、すごく残念でもありましたが。

 今回は良かった点と不満に思った点が一つずつ。
 まず良かった点は、律の留学時代の同級生・清宮尚君の登場です。
 留学してしまう程辛かった失恋の痛みを、慣れない異国で律ちゃんがどうやって乗り越えたのか、そして何故、大好きだった先輩のことを忘れて、性格も捻じ曲げてしまったのか、そこに立ち戻らないことには律ちゃんは高野さんとのことを前向きに考えられないのではないかと思っていたので、今回、そこを掘り起こしてくれそうな人物の登場に期待しています(そして尚君は最新話でその期待に120%応えてくれるのですが、それはまた次巻の話…)。

 不満に思った点は灰谷さんの扱いですね。
 灰谷さんが高野さん狙いなのは前巻くらいから匂わせてあり、それが今回、本人の口からはっきりと告げられるのですが…、にしても、作品中の台詞をお借りするなら、「当て馬にもちゃんと恋愛させて下さい!」ですよ。アース時代の高野さんは灰谷さんにとってライバルでもあり、秘かにその才能を妬ましく思う相手でもあり、そんな相手に惹かれてしまって屈曲した思考と行動パターンになるのは仕方ないにしても、その辺の灰谷さんなりの恋愛事情が今回の展開では全く見えてきませんでした。あれじゃ、ただのヤンデレですね。横澤さんや杏ちゃんにもちゃんと見せ場を用意して下さる先生のことですから、灰谷さんにも、きっと最後には救いの手を差し伸べて下さると信じております。

 あと、そろそろネタがつきてきたんじゃないかと勝手に心配していたエチシーンについては、今回、これまで以上の萌えを提供してくれました!
 1話目の律ちゃんの同級生の出現で嫉妬した高野さんが「律、律…」と名前を連呼するシーンもいいですし(律は俺のものって確かめてるような顔が特に!!)、2話目の灰谷さんに絡まれた後のお風呂場でのエチシーンでは、なんと高野さんのあの端正なお顔に律ちゃんのがっ!!!激しく動揺したのは律ちゃんだけで、ぺろりと舐め取る高野さんは安定の高野さんでした(笑)。律ちゃん至上二度目のおふぇらも今回のが断然良かったです。前巻での「俺のもやって」は、傷ついた高野さんがその衝動で律ちゃんの気持ちを試そうとしているような苦しさがあったのですが、今回のは、「気持ちよくさせたんだから俺にもご褒美ちょーだい」的な甘えてるような雰囲気で、律ちゃんも一瞬途惑いますが、嫌そうな様子はなく、高野さんを気持ちよくさせようと一生懸命ご奉仕してる感じが伝わってきました。途中でもういいと言われて「気持ちよくなかったですか?」ってちょっと気落ち気味に聞く律ちゃんが可愛すぎてっっもうっ!!あの時点で出さなかった高野さんの高野さんは流石だと改めて思いました。そしてそして、12巻目にして初めて、「中出させて」と宣言する高野さんww!あの瞬間、「今まで聞かずに散々出してたやんけ!!」と全読者が叫んだに違いない(笑)。とりあえず、私は、「もしかして私が気づかなかっただけで、ちゃんと外に出してたのか!?」と1巻から読み直しました(もちろんそんな描写はない)。

 牛歩の歩みですが、少しずつ自分の気持ちを許容し始めている律ちゃんと、待つことを覚え始めた高野さんで、カウントダウンは残り53日!次巻では、ラスト1ヶ月に突入してくれると信じております!!

 
 3話目は雪木佐で〜雪名皇の場合〜
 こちらも新キャラ、木佐兄登場で、勘違いした雪名と雪名の見た目の華やかさで誤解した兄の間で一波乱起きるのですが、こちらの二人はもうちょっとやそっとのことじゃぶれませんね。安心して見てられます。公衆面前で兄に雪名のことを説明する木佐さんは男前でした!!
 そしてどうやら雪名にもお兄さんがいるらしい。今度、雪名家一同で東京に旅行に来るらしいので、最新作の雪木佐の場合は今回と逆パターンになるのでしょうね。

 次号の「エメラルド 夏の号」は雪木佐の場合が掲載されるそうです。
 高律追っかけの私としては、半年間、ひたすら待ち続けるしかないようです(泣)。

5

少し進展したかな・・・?

 今回は結構いろいろなことが分かりかけてきた感じでしたね。同時にまたややこしくなりそうな予感が・・・・・、カウントダウンは近づいてますが。
 今になって律っちゃんの留学時代の友人が出てくるのは少し意外でした。しかもどうやら律っちゃんの事情をよく知っている感じで、高野さんにとっての横澤さんみたいな人のようですね。
まあ性格はかなり違うようですが、何となくこの人もかつて横澤さんが高野さんのことを想っていたように律っちゃんのことが好きなのかな・・・と感じました。高野さんのこともすぐに気づいてましたし。
 それにしても、灰谷さん・・・。
本当は高野さん狙いなんじゃないかと薄々思ってましたけど、拗らせ過ぎで何か危ない感じでしたね。
高野さんでなくともちょっと引きました。
 反面、肝心の二人は何だかんだ言いつつも近づいている感じがして良かったと思いました。流されて・・・と言う感じではなく、お互いにもっと近づこうとしてる感じだったので。
まだもう少しかかりそうですが、気長に待とうと思います。
 雪名と木佐さんの方は何だか安心して見ることができるので、お兄さんが出てきたことは意外でしたが、何だかんだ上手くやれそうなのかなと思います。

3

当て馬への愛っ

12巻では、灰谷さんと尚くんが2人をいろいろ掻き回していきますね〜
灰谷さんがまさかの高野さん推しとは!ん?でも恋の方ではない…よね?なんかますます厄介なキャラだなぁ。灰谷さんの思惑が分かって、今後どんな関わりをしていくのかが読めないキャラです。

で、尚くんは律っちゃんが好きということで高野さんの敵になるわけですが。今回、漫画の当て馬とは…みたいなテーマが漂っていて、杏ちゃんの言葉を読んで当て馬キャラへの見方が変わりました。
そうだ、当て馬だってちゃんと恋してるんだもんね。どうせ振られるんでしょ、という見方だけじゃない、なんか当て馬キャラへの愛情が芽生えました。
しかし杏ちゃん可愛いなっ

あと、今回律っちゃんが高野さんのを舐めるんですが!まさか律っちゃんがまたするとは思ってなかったので興奮したよ!高野さんがやるより全然えろいわ…
という訳で今巻も律っちゃんが可愛いかった。

0

マンネリ化が

もういい加減くっつけよ~、というのが政宗×律への感想です。
このままでいくと純ロマのごとく似たような展開で停滞しずっと引っ張られそうで、ちょっともういいんじゃないのという気持ちに。

当て馬が登場するのはいいんですが、一つ難所通り越したらエッチだけで終わるんじゃなくてしばらくご褒美として二人に焦点を当ててイチャイチャしてほしいものです。過去に何があったのか具体的にお話しにしてほしいし、むしろその伏線をもう回収してほしい。

ただ今回は政宗がお願いする形であれど、律から政宗に触れる場面があったのでエッチも同じパターンから少し脱したと思いました。いつもは政宗だけフェラして律マグロだったんで…。

2カップルのお話が収録されてますが、連載物だし表紙が政宗×律なんだから9割ぐらいは政宗と律の話にしてほしいと常々思います。
雪名木佐カップルが半分近くコミックの内容を締めるのならば、番外編や同時収録ではなく一冊のコミックとして雪名木佐版の世界一初恋を発売してほしい。
政宗×律が読みたいのに、コミックの半分しか読めないのであれば、コミック自体もう少し発売を遅くして収録内容を凝縮してほしいなぁ。

6

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