恋に堕ちるまであと26日。ちょこっとリアルな出版業界ラブ☆第14巻!

コミック

  • 世界一初恋 ~小野寺律の場合 14~

世界一初恋 ~小野寺律の場合 14~

sekaiichi hatsukoi onodera ritsu no baai

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表題作世界一初恋 ~小野寺律の場合 14~

高野政宗,丸川書店少女漫画雑誌の敏腕編集長
小野寺律,小野寺出版社御曹司丸川書店少女漫画編集者

同時収録作品雪名皇の場合

雪名皇,イケメン美大生で書店の名物アルバイト
木佐翔太,丸川書店少女漫画雑誌の年齢不詳な編集

その他の収録作品

  • あとがき
  • カバー下マンガ(羽鳥芳雪)

あらすじ

「俺さ、やっぱお前のこと好きだわ」高校時代、失恋した後のことを唯一知る友人・清宮尚に改めて告白をされたエメラルド編集部の編集者・小野寺律。自分を恋愛対象として見て欲しいと言う尚に戸惑う律だったが、元恋人で上司の高野政宗のことをまだ好きなのかと問われたことで、自分の中にある認めざるを得ない高野への気持ちを思い知る。しかし、自分との関係はデメリットしかないと尚に言われたと聞いた高野は、律の反応に憤り「いっその事、体だけの関係の方がお前も割り切れんだろ」と言い出して…⁉︎
「恋に(完全に)堕ちるまで、あと26日」
ーーー敏腕編集長x新米編集者が贈る、編集者が青ざめるほどちょこっとリアルな出版業界ラブ☆「雪名皇の場合」&描き下ろしも収録!

こんな些細な日常も、
いつかきっと、僕らの大切な思い出になっていくからーーー。

作品情報

作品名
世界一初恋 ~小野寺律の場合 14~
著者
中村春菊 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
シリーズ
世界一初恋
発売日
ISBN
9784041081419
4.2

(48)

(22)

萌々

(18)

(8)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
12
得点
206
評価数
48
平均
4.2 / 5
神率
45.8%

レビュー投稿数12

私は好きです

色々な意見があるとは思いますが、わたし的には絵柄が変わってもストーリーは面白いしいいのかなぁと思います。

やっと恋に落ちるまでのカウントダウンが1ヶ月を切り、次の巻が待ち遠しいです(*^^*)早く高野さんとりっちゃんが付き合ってそのあとの2人を見たいです(〃艸〃)

まさか...カウントダウンが終わると同時に連載終了とかありませんよね...?私は1番そこが気になってます
とても大好きな作品なので連載は終わって欲しくないです

雪木佐も雪名が院試に合格し、ひと段落着いた感じですね!雪木佐も個人的に大好きなカプなので今後も楽しみです(*^^*)

今回の巻は個人的にはうるっときました
高野さんの思い、りっちゃんの思いが伝わってきた、とてもいい巻だと思いました(*^^*)

5

尚が気持ち悪い

もう少しですね。あと26日で終わってました。
高野さんの焦ってる姿良いです。
そして律は何を迷ってるって感じでした。

高野さん贔屓なので、尚のあの態度はかなりイラつきました。

次巻ではキッパリ振られて凹みまくる姿を見てみたいほど自分の中では嫌いです。
そこはかとなく気持ちも悪いキャラ久しぶりです。

あと何巻で完全に恋に堕ちるのでしょうか?

雪名が大学院に進学することになって、木佐との仲も色々と変化して行く気がしました。

2

た、高野さんが……(;///;)

あ、あ、あ~~(;///;)
高野しゃん…ッ(;///;)
切な萌え供給でキュンキュンが痛い(;///;)

ずっと同じところグルグル回ってる律っちゃんの変化も
少しず~~~つだけど見られるようになって、
(完全に)恋に堕ちるまでが近づてきましたよ…!

もひとつの収録は「雪名皇の場合」
高律は雪木佐を見習うといいよ…と思うね。うん。
こちらも安定感があってとても良かったです♪


◆小野寺律の場合

カウントダウンはあと26日まできましたヾ(*´∀`*)ノ

前巻で高野さんに宣戦布告した清宮はグイグイとアピール開始。
律っちゃんが断るの下手なのを知っていて清宮はとても強引に押し、
案の定、律っちゃんは押しに負けて清宮の思う壺にハマるという…;

これは見ていて歯がゆいというか、渇を入れたい!
マジでシッカリしようよ!( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン

律っちゃん好きだけど、こういうトコはなんだかなーと思う。
自分のことばっかりで高野さんが傷つくとか思わないのかな…。
(14巻まできて今更ですが;)

でもですね。律っちゃんの行動はさておき、
個人的に傷つき萌え属性持ちなので高野さんにめちゃくちゃ萌えたんです…ッ!
(高野さんごめんよ…;)

以前、横澤さんが合鍵を持ってた一件。
律っちゃんが気にしてることを知り、しおらしい表情で謝るのにキュンキュン。

改めて律っちゃんが清宮に告白されたのを知って、
苛立ちを抑えられず律っちゃんに詰め寄るとこも、あ~~~堪らん(;///;)

「あと何回抱いたらお前は俺のもんになるの?」

このセリフは一撃でやられましたね…!
このあとペットボトルの水を煽って口移しで飲ませるのがエロいのですよ////
高野さんのセックスアピールが強くてキャーーー!(∩´///`∩)ってなる。

で!律っちゃんが…律っちゃんが…///
自分で下着脱いだよ。スゴイよ。
このときの恥ずかしそうな殺し文句がヤバイよ。
あ、あ、あ~~~~~~!(∩´///`∩)壊

そして後半部分。
やっぱり清宮絡みで律っちゃんの落ち度がキッカケで揉めます。
もちろんキレるんですけど、いつもと少し様子が違うのです。

今にも泣きそうな淋しそうな目で眉根をギュッと寄せてて…(;ω;)
この表情は高野さんの痛みがダイレクトにきて胸に刺さりました。

思うように重ならない気持ち。
高野さんが無表情で律っちゃんを手酷く抱きながら
「何で俺たちはこうなるんだろーな」とポツリ零すのが(泣)(泣)(泣)

先に見える希望としては、
原因が自分にあると律っちゃんが素直に自覚してることですかね?
この自覚が長い長い遠回りから前に進むキッカケになるといいな。

また普段の喧嘩ならエッチして終了→翌朝は職場で茶化して~終わり~が恒例パターンだけど、
今回はエッチの途中から高野さんの表情が見えないままなのです。
翌朝は不在。今どんな気持ちでどんな顔をしているのかわからない。
個人的にはなんだか落ち着かないままで次巻が待ち遠しいです。

そして律っちゃんにはいい加減シッカリして欲しい…。


◆雪名皇の場合

卒業制作真っ最中。
絵に迷いが生じ始めた雪名は木佐さん断ちをすると決めます。
それが雪名の為ならばと木佐さんはアッサリ了承。
会いたくても会えない気持ちで自分を追い詰めてーーーと展開します。


気付いたら大人なカップルになってますね。
最初の頃は木佐さんもかなりテンパってマイナス思考の人だったけれど、
会えなくても心で支え合うような素敵なカップルにジンワリします(;///;)

あと下世話な話でスミマセン。
雪名の072を見られると思わなくてビックリご褒美でした///

9

いつかこうなるとは思ってましたが・・・

14巻は高律が2話、雪木佐が1話収録されてましたが、今回は木佐さんたちの方からレビューを書こうと思います。

雪木佐の方は雪名視点で、教授の言葉をきっかけに卒業制作と大学院試験に向けて自分を追い込むために「木佐さん断ち」を決行するお話でした。

私は芸術に関してはさっぱりなので、あくまで想像になりますが、極限まで追いこむことで自分の中のイメージを煮詰めて形にしていくってことなのかなーと思いました。
芸術にはそういう過程も必要なのでしょうけど、絶対に寂しいはずなのに、その決意を黙って受け入れて応援する木佐さんはやっぱり大人だし、雪名のことが本当に好きなんだなと感じました。

それに、以前ならここですれ違いが起きて拗れかけてもおかしくなかったのに、今はお互いに信じて支え合えるような関係になりつつあることも、何だか嬉しく思いました。
ちなみに大学の教授たちによると、雪名のハマった時の絵は意味もなくエロいらしいです(笑)

本当にこっちの方は安心して見ていられるのに・・・ということで、高律の方に移ります。

いつかこうなる予感はあったのですが、とうとう高野さんが爆発したというかキレてしまい・・・というところで今巻は終わってしまっています。
こうなってしまったのは、改めて律っちゃんに告白して積極的に動き出した清宮くんの存在が、高野さんの大きな不安要素であること、そして自分のことを好きなのは間違いないはずなのに、いつまでも律っちゃんがハッキリしてくれないからというのがやはり大きいのだと思います。

何より、過去の失敗があったからこそ今度は二人で一緒に未来を見つめていきたい、と伝え続けている高野さんに対し、過去に囚われるあまりに頭で考え過ぎてしまっている上、自分たちの社会的立場や先の見えない未来への不安を抱え続けているが故に躊躇してしまう律っちゃん、といったお互いの想いのズレが長いことネックになり続けている状況に問題があると思いました。
なので、いつか高野さんの方がその状況に耐えきれなくなるであろうことは想像がついていたのですが、見ていてかなり辛かったですし、高野さんが本当にとても気の毒でした。

でも、形は違えど10年前もそうだったのかなと思ってしまうところもあるんですよね・・・。
確かに律っちゃんの勘違いが元で、想い合っていたにも関わらず、二人は別れてしまっています。
でも私は、10年前の破局の要因はむしろ高野さんの方にあったんじゃないかな、と結構前から思っていました(他の方は違う意見かもしれませんし、もし不快に思われてしまったら申し訳ありません)。

なぜなら、10年前も「肉体関係にはあるのに、気持ちに応えてもらえない」という不安定な状態だったように見えたからです。
過去編からも伺えるように、昔は律っちゃんだけが一方的に「好き」の気持ちを伝えていて、心ではちゃんと思っていても、高野さんの方は面と向かってハッキリ「好き」という言葉を律っちゃんに伝えてはいませんでしたし、明らかに言葉足らずでもありました。

そしてそんな状況が続いたならば、いつか不安を感じるのではと思いますし、その状況に不安を感じているサインこそが「自分のことが好きですか」という問いかけだったならば、笑われたことを曲解して、気持ちに応えてもらえなかったと思い込んでしまうこともあるんじゃないかなと思ったんです。

そして実体験からもそう思うのですが、一旦心が傷ついてしまうと、再び傷つくことに臆病になるがゆえに(イギリス時代の回想の律っちゃんがまさにそんな感じだったように)、心に壁をつくってしまい、他人に心を簡単には許せなくなってしまうようになるんですよね。

そう考えると、ただでさえ生真面目で頑固な一面がある律っちゃんの場合、勘違いとはいえ一度大いに傷ついているがゆえに、自分の気持ちを認めて受け入れるのに「一年」という時間がかかってしまうのも無理はないのかな、と個人的にはそう思っていたんです。
しかし、高野さんが過去のことも、律っちゃんのそういう所も理解した上で、二人の距離を縮めようと懸命に行動していたのを長年見ているだけに、今回ばかりはどうしてもいい加減にハッキリしろよ、と思ってしまいました。

まあ残り30日切ったことですし、律っちゃんにはそろそろしっかりと覚悟を決めてもらって、一刻も早く高野さんと二人で笑い合えるような関係になってくれるのを期待して次巻を待ちたいと思います。


4

やっぱり高律。。。

私がBLの世界に踏み込んだきっかけとなった作品。初めて読んだときのあの衝撃と切ないトキメキはどこへ。。となった今でもやっぱり大好きな作品の一つで、いつも新刊を楽しみにしています。

ところが最近はもう、恋に落ちなくてもいい、エロもなくてもいいから、高野さんと律の笑顔が見たーい!!という欲望が抑えきれません。特に律はここ数巻はほぼ困った顔とプンプン顔ばかり。高野さんはわからないなりに、一生懸命手探りで健気に頑張ってるのだけれど。。恋ってもっと甘くていいじゃん!ハッピーな2人が見たいのですよー!

長期連載のため顔が変わってきてるし、ストーリーもマンネリになってきてますが、今回は律がようやく少〜しデレてました!激甘のニコニコ笑顔の2人を見たいので、15巻に期待しています。

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