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バイター(噛む人)というちょっと特殊設定の吸血鬼モノでした。
幼なじみのアンナ。いつも自分のことを気にかけて護ってくれる。
主人公のみつるは記者。謎の殺人事件を追っているうち、アンナに辿り着く。
アンナが犯人なのか、彼も吸血鬼なのか?
サスペンス調の出だしですが、そのあとは吸血鬼ゆえの宿命の中で恋心にもがく2人のお話でした。
みつるのはつらつとしてかつ凛としたかわいさ、王子様として抑制の利いたアンナ。
恋愛ストーリーとして読み応えがありました。
ミナヅキアキラ先生の『スモーキーネクター』、今更ながらこうしてこの素晴らしい作品をじっくりと味わっています。
いやもう最高でした。
第1ページ目からその世界観に引き込まれてしまいます。
幼子の牙、“かじる” というワード、からの噛み跡から流れる血液、そして蚊……と、吸血を思わせる連想ゲームは既に始まっています。
もうどうしようもなく仄暗くてワクワクせざるを得ません。
物語はそのまま仄暗モードで進むかと思いきや、みつるくんとアンナくんの一見ゆるめながらもフラグ立ちまくっている会話が始まります。
ちょっと警戒心足りなそうというか迂闊そうというか、そんな絶妙な隙があるように見える可愛いみつるくんと、逆にまったく隙が無さそうな、でもどこか飄々とした雰囲気がある不動産会社勤めのイケメンアンナくん。
そしてさっそくそのフラグ、もとい不安感は的中し、アンナくんが自身の出自を現すシーンでワクワク感は最初の山場を迎えます。
p33でいきなりクライマックス来るじゃん……!!と初読時は本気で頭抱えました。
あの全方位に隙が無さそうなアンナくんがブチギレる瞬間にも心踊りましたし、その後の誘惑に抗えないアンナくんの描写も非常に素晴らしかったです。
いつもアンナくんがみつるくんの前で喫煙していた理由、それは匂いでのマーキングであり、他者への牽制であり、かつ煙草の匂いでみつるくんの匂いを誤魔化し自分の欲望に蓋をする、そんな幾つもの思いが重なっていたのだなと。
“匂い” も “吸血” も、それぞれ個々で既にとてもセクシーなテーマだと感じます。
それら二つが絶妙に設定として生きている世界観、面白すぎるプロットと細やかな心理描写、筋肉の躍動するさまが見えるような美しい絵。
もうこれは傑作とならないはずがありません。
この作品に出会えて本当に良かったです。
ドメスティックビーストを先に読んでいたので読み始めで安定のハピエンを確信したけれど桜次郎に感じたイメージがすっかり変わりました。
桜次郎の破天荒さというか、バイターである事を隠して普通の人間達と変わらずに振る舞う気がなく、他の『家』からもちょっと浮いた存在で問題行動も多いのかと思いきや彼もバイターであるが故の被害者だったんだな‥。
『家』がバイターをどう扱い育てるかでアンナと桜次郎は真逆。
最終的にはみんなハピエンで落ち着いたので良かった。
個人的にバイターはbite(噛む)から、ネクターはいい匂い→甘い匂いでさしずめ不○家のネクターか?と勝手に想像してしまいました。
先生の初期の4作は既読で、絵と漫画がお上手だな(プロの方にすみません)と思っていました。好きな作品も結構ありました。
なので本作も楽しみで積んでいてやっと読めました(遅い)
絵がすごく洗練されていてかっこいいですね。
設定、ストーリー、アクションシーンが良くてアニメで見てみたいと思いました。脳内でキャラが動きくように描かれているのすごいです。
BL的にも読み応えありました。
子どもの頃からの片思い、でもそれは叶わないと思いながらも他のバイターからみつるを守りたい。
アンナの長年の思いは重い。それがすごく伝わる描き方がすごくいい。好きです。
アンナのようなクールイケメンの重い愛は更に倍で萌えるのがいいんです。そこが最高。アンナ大好き。
ネクターだから契約だからというのではなく心からの
「おれはお前の血しかほしくない」
「おまえしかいらない」
「おまえだけで生きていきたい」
はBLの理想のセリフで萌えです。
そして
「本能なんかでお前の命を縛りつけたくない…‼︎」
が重要ですよね。BLなんだものこうでなくっちゃ。
みつるもアンナの重さに対等にわたり合えるキャラでよかった。
みつるの無鉄砲まっすぐキャラが少年マンガの主人公ぽくて。特に初期の大きく見開いた目が苦手だったんですが。
その無鉄砲さが記者という職業に適していてストーリーの牽引役、バイターであるアンナを受け入れられる性質である。
そんなみつるが受けで乙女化せずちゃんと男っぽいところはいいと思います。
続編も楽しみに読みます。
こちら発売当時一読したきりでした。
新刊の『ドメスティックビースト』を読みましたが、やっぱり設定を忘れててよくわからない部分があり、再読しました。
受けのみつるはライターで、吸血鬼「バイター」絡みの変死事件を追っている。攻めのアンナは幼馴染で、実はバイターだったことが判明。二人の関係はどうなるのか、また事件の真相は…というお話。変死事件について謎解きの側面があり、ストーリー展開が面白いです。
アンナの顔が好きです。気だるい表情に色気があります。また体格がしっかりしているのも萌えます。みつるは男前なワンコくん。
序盤、アンナがみつるを助ける場面が、すごくカッコいいです!みつるへの隠れた強い執着を感じられて痺れました!
そのあと、アンナが我慢できずにみつるから少しだけ血をもらうシーンがエロい!キスまでしちゃうしw
と思っていたら吸血のためにホテルで最後までって!展開が急すぎます!ww
特にアンナの表情が非常にエロくて良きでした♡
アンナがみつるにゾッコンなのはすぐにわかるけど、みつるも無自覚にアンナを好きなんですよね。それですぐにアンナを受け入れるんですけど、そこはもうちょっと葛藤とか抵抗感とかがあった方が、個人的にはもっと萌えた気がします。
後半に敵の桜次郎登場(ドメスティックビーストの主人公)。とっても可愛い顔なのに、やることがエグい、そのギャップが萌えるキャラです♪
アンナと桜次郎の戦闘シーンは、なかなかの迫力でカッコいいです。いつもはクールなアンナが、みつるの為にキレッキレにブチ切れちゃうの、いいですね〜。
終盤のアンナの告白の場面、長年の想いを伝えるシーンはすごくキュンとしました。「お前と溶け合いたい…」いいセリフだ〜〜。ラストの濡れ場は大変激しくエッチでした♡
とにかくアンナのみつるへの、長年の強ーーーいド執着が大変良きです。執着攻め好きにはたまりません♡
ただ自分はどうしてもみつるにはあまり魅力を感じられなくて…。男前でいいやつなんですけどね。みつるにも萌えられたら、絶対神なんですけど…残念です〜〜。
でもお話はやっぱりすごく面白かったです。
続編のRenewも読んでみたいけど、どうしよう…。
紙本購入 トーン修正(結構緩めな修正)
しなちくちくさま
ありがとうございます!
お気を遣わせてしまいました???
大丈夫かな?
メッセージ、承知しました
いつでも大丈夫なんでお時間ある時に気兼ねなくご連絡下さいませ♡
※コチラへの返信は不要です!
チル76さま
こんばんは!
わわっ、コメントありがとうございます!
嬉しいです〜。
おお、続編、行った方がいいんですね♪
お返事、いろいろ書きたいので、改めてメッセージで送らせてください♪
ちょっとお時間かかっちゃうかもですが^^;
ホントありがとうございます〜(≧∀≦)
しなちくちくさま
こんばんは!
お久しぶりです (ღˇ◡ˇ*)♡
レビューを読んで居ても立っても居られず…w
コメ残します!
Renew、イキマショウ!!
是非!
行っておきましょう٩(๑´3`๑)۶
みつるが刺さるか?はお好みがあるやも…ではありますが間違いなくアンナ沼の底の無さは保証します(笑)
しなちくちくさまに読んで欲しいなぁ~
私は談話室トピでこのお話しを紹介されてスッカリハマってしまいました♪
勿論強制ではないです!
でもBLがお好きなしなちくちくさまの感想、聞きたいなって単純に想ってしまって……
あ。「どうしよう…。」って言ってる……!って思ったらおススメしたい欲がムクムクしちゃいました!
良かったら前向きにご検討下さったら嬉しいです!
いつも素敵なレビューをありがとうございます♡
こっそり読んでいますフフ