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恋をするならひれ伏して

koi wo surunara hirefushite

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表題作恋をするならひれ伏して

時藤一生
26歳,リーマン,営業一課,社長の御曹司
早瀬遼太
26→27歳,リーマン,営業一課

その他の収録作品

  • Bonus track

あらすじ

<気持ちいいとこは知ってんのに、俺の気持ちは知らないバカなやつーー…。>
地方出身で負けず嫌いの早瀬遼太は、同期の時藤一生と本社営業トップを争うライバルだが、一度も勝てた試しがない。
さらに御曹司でもある彼のハイスペックさに、早瀬のコンプレックスはジクジクと疼いていた。

ある日、会社の式典で泥酔した早瀬は時藤にホテルで介抱されながら自分がゲイだと明かす。
「俺にごほーししてみろよ」と酔に任せて誘うと、意外にも時藤はベッドの上では甘く尽くしてきて…?

ハイスペ御曹司×負けん気平社員 
ままならないけど「好き」は消せない、大人のじれじれシーソーラブ!

作品情報

作品名
恋をするならひれ伏して
著者
ハルモト紺 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784396786069

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33

4.6

(337)

(253)

萌々

(61)

(16)

中立

(2)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
50
得点
1559
評価数
337
平均
4.6 / 5
神率
75.1%

レビュー投稿数50

違うようでいて、似ているところ。

同期ライバルで対照的な二人が、体の関係から始まって、やがて心を通わせ……という王道リーマンもの。
早瀬の誕生日のエピソードが好きでした。
性格も境遇も正反対のようでいて、どこか似たような寂しさを抱えていて、それをささやかなコンビニケーキが満たしてくれる。早瀬が小さなろうそくをそっと持ち帰るのもよかったです。

ただ、時藤・早瀬ともに丁寧に心情を描かれているわりに、そんなに心に深く刺さる感じではなかったです。
何でだろう?と考えて……ひとつには、早瀬のキャラがブレて見えたからかも。
最初のパーティーからして得意先の社長が来るような場で泥酔するのがありえないし、時藤に対して序盤からいとも簡単に弱いところや可愛いところを見せすぎだし……普段の言動(オフィシャルでもプライベートでも)を見る限り、「甘え下手」「ひとりで抱え込む」「頑張りすぎる」というタイプに見えない。ちょっと意地っ張りなツンデレぐらいとしか。
そしてもうひとつ、これは個人的な好みの問題なんだけど、心情を文章で語りすぎるところが苦手。
心に抱えている傷、好きになっていく過程、すれ違ってからの葛藤まで、会話やモノローグで1から10まで説明されてしまって……余白とか行間から感じ取りたい性分の私には今ひとつ相性が合わなかったです。

重要な場面で粗さが目についてしまったのも残念。
大切なもの(しかも折れやすいもの)を後ろポケットに入れて持ち歩くという発想が全くなかったもので、見た瞬間、えっあの日からポケットに入れっぱなし?と思ってしまいました。すごくいい場面だったのに……

時藤のキャラは共感できました。時藤が誕生日に早瀬にかけた言葉を、最後のほうで早瀬が時藤に返すところが素敵です。

3

質問


わからないところがあって、有識者のかた教えて欲しいのですが、
早瀬がポケットからロウソクを落とすシーンで、
「ごめん さっきの嘘だから いくなよ」という時任のセリフ、
「さっきの嘘」→「さっきの」って何が嘘なのでしょうか?
時任が直前で、ガタッて崩れおちていますが、その崩れ落ちたのが嘘ということでしょうか?行ってほしくなくて、早瀬の気を引くためにわざと具合が悪いふりをしたということですか?

時任ってめちゃくちゃ早瀬が好きですよね。それが合間合間に垣間見えたのが良かったです。

2

大夢のおたく

コメント失礼します。(*_ _)
私も最近読みました!
本当は感情面ではお互いに好き合っているのに、時藤は早瀬から明らかに避けられていると感じていて、それをお互いの進む道があるのも頭では理解し正しい形だと思っている状態。けどその場面で、自分から引き止める訳にも行かず早瀬をどうにか引き止めたい一心で具合悪いふりをすれば早瀬が必ず足を止めてくれると思い咄嗟に嘘をついたんだと思います。そんな不安な気持ちの中で、早瀬が差し出そうとしたハンカチからこの間二人で誕生日祝いをした時のロウソクが落ちた事で、早瀬もその日の出来事を大切に思ってることがわかります。その時必死に照れ隠しをした早瀬の表情と態度を見て、早瀬も同じ気持ち(好意がある)であることを確信した時藤がさっき具合が悪いと言ったのは気を引こうとしただけで、それは嘘だからと素直に行かないでって止めたんじゃないかなと思います!長くなりましたが個人的にはそう解釈しました!わかりにくい文章だったらすみません(__)

女王様

ハルモト紺先生のキャリアハイ的な作品だという感想を見かけてわくわくしながら読みました。読み始めてふと、ちるちるを振り返ってみたら、ハルモト先生の作品にレビューしたことなかったけれど。いくつか読んだことはある気がする。

さて、なるほど絵も美しく、ストーリーも読みやすく、エッチな描写もしっかりで、サラリーマンBLの王道でありながら、BL漫画の初心者から玄人まで広く受けそうな、素晴らしい仕上がりの作品でした。

なんとなくある既視感と、早瀬の身体が女性っぽいなと感じるとこがちょっと引っかかったぐらい。早瀬のキス待ち顔などめちゃくちゃ可愛くて好きなので、トレードオフの関係なのだとしたら致し方なし!早瀬を見つめる時藤の顔もまぁメロくて雄で良い!

結局彼らの人生の問題は何も解決していないようで、彼らは問題の解決を望んでいたというより、絶対的な味方が欲しかったのだとすれば、万事居心地の良いところに収まったのでしょう。揃って仕事能力もあるとくれば、人生の不安はほぼ取り除かれたもの同然。しあわせな結末…とはいえ続編は作りやすそうなのでそれはそれで読者も出版社も作家さんも美味しい。

2

もう少し盛り上がるものが欲しい

初読み作家様。
話題になってたリーマンBLだったので少し期待し過ぎていたせいもあるかも。
面白かったけど、やはりいまいち心にグッとくるものがなくて盛り上がりに欠けたように感じたのと、細かいことだけど所々気になる点があって集中して読めなかったのが残念。
初っ端のパーティーシーンで酔ってるからっていきなりホテルの部屋に連れ込むのも??だったし、早瀬は1人しか経験ないわりにビッチの誘い方でキャラ設定ブレてるなと感じてしまいました。
早瀬がロウソクを大事に持っていたシーンはとっても良かったけど、ハンカチやズボン洗ってなかったのかな?とか余計なことが気になってしまったのも残念ポイント。
それと過去の回想シーンと現在のシーンの切り替わりが分かりづらかったです。

4

【俺にごほーし、してみろよ(遼太)】


エロス度★★★★★

おやおや。営業トップを争うライバルとカラダの関係になってしまうとはかわいいですね(I)。

一生と遼太が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。

リーマン同士・スーツ・カラダの関係・御曹司と平社員といった萌え要素が垂涎な作品で、一生をライバル視する遼太の強気なところや酔ったときの誘い受けに変貌したギャップが素晴らしいですね。

一生を意識していく遼太やベッドの上では遼太に甘く尽くす一生がたまらなく、素直に甘えられない・気持ちを伝えられない不器用さ・遼太の心を得た一生の流す涙がてぇてぇですね。

2

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