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表題作DEADLOCK

ディック・バーンフォード
29歳,白人の囚人
ユウト・レニックス
28歳,日系人の元麻薬捜査官

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

同僚殺しの冤罪で、刑務所に収監された麻薬捜査官のユウト。
監獄から出る手段はただひとつ、潜伏中のテロリストの正体を暴くこと―!!密命を帯びたユウトだが、端整な容貌と長身の持ち主でギャングも一目置く同房のディックは、クールな態度を崩さない。
しかも「おまえは自分の容姿を自覚しろ」と突然キスされて…!?囚人たちの欲望が渦巻くデッドエンドLOVE。

作品情報

作品名
DEADLOCK
著者
英田サキ 
イラスト
高階佑 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
DEADLOCK
発売日
ISBN
9784199004087
4.5

(559)

(433)

萌々

(61)

(31)

中立

(15)

趣味じゃない

(19)

レビュー数
80
得点
2517
評価数
559
平均
4.5 / 5
神率
77.5%

レビュー投稿数80

No Title

監獄ものなのですが、意外と悲愴感がないお話でした。主人公のユウト周りにいい人が集まってきて励ましてくれたりするので、読んでいるこちらとしても沈鬱な気持ちにならずに済みました。

ディックの、冷めてる感じの性格でありつつめちゃめちゃ世話焼きというキャラがとっても魅力的。時々ユウトに対してツンデレムーブをするところも微笑ましく、ヘヴィーな世界観だけどBLらしい描写だなぁーと思ったりも。

ところがディックのツンデレムーブにはラブ以外の意図も含まれているという意外性に瞠目しました。

ラスト辺り急展開でサスペンス度が爆上がってハラハラドキドキ。スリルがあって面白かったです。

続編ありきで始まったストーリーらしくスルスルと次巻に続きます。

1

王道

王道の監獄もの。
相棒殺害の冤罪で懲役十五年を言い渡された元DEAの主人公。FBIとの取引で、獄中に潜むテロリストの調査を始めるが……。

王道で予定調和なストーリー展開ですが、その分躓くこと無くサラサラと読めました。
恋愛は意外としてた。

しかし、モヤる部分はモヤります。
大きな事件は解決せず(続刊に持ち越し)、主人公の冤罪についてはサラッと解決してしまう。
相棒が殺された事件なのだから、もう少しちゃんとした事件の顛末や、主人公の機微が読み取れるような何かが欲しかったです。
そもそも相棒の仇を打つとかそういう話では無いのでアッサリ済ませたのかもしれませんが、勿体ない。

そして主人公の性格が真っ直ぐすぎる。魅力的なキャラクターではあるのですが、元DEAだと思うとスレて無さすぎるかなと思いました。

1

王道だけど間違いない

読み終えたばかりで感情爆発文章ですが、手に取るなら一度に3巻買うことをおすすめします。
受けのユウトはここで攻めとまだくっつけないので、2、3を買って準備をしておくと良いと思います。映画を見てるみたいでドキドキしながら読んでいました…!!

2

強くて美人な受けが好きだから

番外編を読みたくなって数年ぶりに読み返しました。3巻まで既読です。
ストーリーが繋がっていますので読むなら3巻まで一気読みがおすすめです。
海外ドラマが好きなこともありスキ×スキが詰まった作品だなと再確認できました。

美人、というかカッコよくて強い受けが大好きなのでユウトが好みの受けすぎて。
攻めのディックも初めは受けに対して冷たいのですが後に意外と世話やきな一面を見してくれるのが良いです。

好きなシーン
ユウトが怪我や傷付いたりしてディックがお世話するシーンがありまして。攻めが受けのお世話をするシチュが好きなので歓喜しました。ユウトがモブにレ○プされるシーンはキツかったのですがこの攻めの献身的な様子のおかげで途中で止めることなく読み進められました。

1

あのドラマとかあの映画とか色々浮かぶ

「プ○ズン・ブレイク」にハマった直後に読みました。
他にも英米系のドラマや映画が好きでかなり観てるせいなのか、
いろんなとこに既視感がありすぎて、参考にしたのかなあと考えちゃうので、
あんま楽しめませんでした。
BLだしぬるいのは当たり前…
分かってても比較対象が頭に浮かぶと中途半端に感じます。

ストーリーも予想を裏切ってくれません。意外性なし。
王道ってことかもだけど、先の分かり切った物語に既視感がプラスされると退屈すぎます。
終盤の展開は雑。ページが足りなくなったのかなあ。
もっとしっかり次巻につなげて欲しかったです。

変な意味で印象に残ってるのは、
アメリカの社会問題に関して書かれてますが、
微妙に浮いてる気がしました。
私見が混じってるとか、作者の怒りが強く反映されてるとか、
そこだけこれ誰の言葉?ってなる感じがあるんです。

たぶん期待したのが良くなかったです。読んだタイミングも。
作者が英語圏の作品いっぱい見てるのはよく分かる小説なので、
そこには親近感を覚えました。

3

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