コミック

  • 世界一初恋 ~小野寺律の場合 17~

世界一初恋 ~小野寺律の場合 17~

sekaiichi hatsukoi onodera ritsu no baai

  • 紙書籍【PR】

表題作世界一初恋 ~小野寺律の場合 17~

高野政宗,丸川書店少女漫画雑誌の敏腕編集長
小野寺律,小野寺出版社御曹司,丸川書店少女漫画編集者

同時収録作品スペシャルミックス 羽鳥芳雪の場合

羽鳥芳雪,エメラルド編集部所属で吉野の担当編集者
吉野千秋,超売れっ子少女漫画家「吉川千春」

同時収録作品スペシャルミックス 木佐翔太の場合

雪名皇,書店の名物アルバイトの美大生
木佐翔太,丸川書店少女漫画雑誌の年齢不詳な編集

同時収録作品スペシャルミックス 横澤隆史の場合

桐嶋禅、看板漫画雑誌ジャプン編集長でヒットメーカー
横澤隆史、丸川書店の暴れ熊と呼ばれる営業マン

その他の収録作品

  • 世界一初恋 ~小野寺律の場合~ No.33.5(描き下ろし)
  • カバー下漫画

あらすじ

ちゃんと告白するまではキスもエッチも厳禁だと律と約束をし、それをギリギリなラインで守ってくれている高野。
それなのに、言い出した律は焦らされ続けるその行為に欲求不満が限界に―――。

作品情報

作品名
世界一初恋 ~小野寺律の場合 17~
著者
中村春菊 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
シリーズ
世界一初恋
発売日
ISBN
9784041120866
4.3

(38)

(20)

萌々

(13)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
167
評価数
38
平均
4.3 / 5
神率
52.6%

レビュー投稿数10

早く、なんでも良いから言えばいいのに…

少女マンガ家編集長:高野政宗×少女マンガ家新人編集社員:小野寺律です。
前巻で、せっかく両思いと分かったのに「乙女チックでロマンチックなシチュエーション」な告白をしないといけない、めっちゃハードル上げられて終わりましたが、今回はぜーんぜん進みませんでした。申し訳ないですが、ちょっといい加減にしてほしいです。
尚の件が終わったから、次こそはさくさく進むのかな?と期待をしてしまったのがダメでしたね。今までは「恋におちるまで◯◯日」いい感じになったら「恋に(完全に)おちるまで◯◯日」だったのが、とうとうその文言すら無くなってたので、もう早く終われば良いのにと率直に思ってしまいました。本当にすみません。

【羽鳥芳雪の場合】
毎度のことですが、いつも通りの締切の修羅場、吉野が死にかけていて羽鳥の家に行き介護される。そして羽鳥はいらつきながらも結局イチャイチャするという話でした。
正直、羽鳥は毎回吉野に対してなんらかしらイライラしてるのになんで吉野のこと好きなんだろ?と思ってしまったので、もう一回小説を読もうと思いました。

【木佐翔太の場合】
雪名の家の隙間風やらなんやらでエアコンが効かず、木佐の家で雪名が仕事をすることに。
まぁ、このCPは安心して読めるのですが、ぶっちゃけHのあとに仕事する気力あるの?とマジレスをしてしまいました…。

【横澤隆史の場合】
桐嶋と横澤と日和の3人で出かけていて、桐嶋が仕事の電話のため場所移動した時に、横澤が職務質問され、日和が周りになんで答えたら良いか?という話。
というか、これもう日和にバレているのでは?と思ったり…。そうじゃないと「お父さんと私の大切な人」とは言わないと思うんですよね。とにかく、このCPは日和にカミングアウトする話は読みたいですね。

あと、純情ロマンチカのレビューでも書きましたが、切実に本編と本編の間にミックスを入れるのではなく最後にして欲しいなーと思いました。(すみません)

1

ダメージを食らった

え???横澤ってまだ20代なの…??
いや、うん、わかってる。分かってるんだけど…
連載始まったころ私より年上だったキャラクターがいつの間にか全員年下になってる…………それに気が付いた時のショックといったら計り知れないです。

そして小野寺って今これ何に悩んでるんだ?そんなに悩む?
全然進まずで、正直ついて行けない…早く告白してくっつけばいいのに。
なんだかもうよくわからなくなってきた。
連載が始まったころは、こんなに長編になるなんて思っていなかったし、
同じことの繰り返しで段々飽きてきた。

でも買っちゃうんだよね、ここまで読んだからさ…

あと、角川系の商業みんなそうなんですけどページ数が減りすぎ…
これはもう何度でもいう…
出る度どんどん薄くなってきて、「ページ数減ったってどうせ買うでしょ?」って言われてるような気がしてくる。

この作品はずっと好きな作品でだし好きでいたい。
だからこそ、無駄に引き延ばすのはもう終わりにして欲しい…

そうそうこんなカップルいたな。と思い出すのには良い回でした。

6

あとどれくらいかかるのか…

もう雑誌を追ってないので、17巻は新鮮な気持ちで読めると期待してました。
でも雑誌で読んだ最後がNo.32だったんです。恋に落ちるまで16日でした。トホホ…。

コミックスの薄さも毎度の事なので、最近は本棚に優しい厚さと納得するようになりました。
最後まで2人を見届けたいという義務感だけで最近は読んでいるような気がしています。

もちろん気持ちが通じ合ってからの2人のエッチも良いですが、編集者としての律っちゃんの成長を読むのがとても楽しいのです。律っちゃんの事を信頼してる高野さんの台詞にも胸熱でした。

もう恋に堕ちてはいると思うのですが「完全に」とついているので、残りの15日もカウントダウンされるとしたら、あとどれくらい掛かるのでしょうか?
1年に一冊なので気が遠くなって来ました…

他カップルのお話ももちろん大好きですが、ここまで来ると別巻にして欲しかったかなと思いました。

8

世界一初恋(17)

前巻(16)で確かに2人の関係性は進んだ、と感じたその後の本作17巻。
いよいよ進展ですかぁ〜⁉︎と期待が膨らむ!

冒頭、猛暑なのにエアコンが壊れた、というエピソードから始まります。
が、いつも通りの律のうだうだ。
イヤな予感よ…
…と思ったら場面転換、羽鳥の話になる。

「羽鳥芳雪の場合」
コッチもいつも通りの締切の修羅場と吉野の死にかけ。締切後のイチャイチャ。
今回のはお風呂Hです。

「木佐翔太の場合」
真夏のお話からドカ雪のお話へ。
「世界一初恋」が一年ペースで進んでることがわかるよね。
読む側はゴールデンウィークだよ。もう季節感入れなくていいかなって言ってもいい?

「横溝隆史の場合」
横溝サンね…この人不憫よね。
自己卑下がひどいと思う。でも部下たちはこういう横澤を知ったら「ザマァ!」で大喜びかも。

さて本編の「小野寺律の場合」に戻って。
なにぃ〜⁉︎何にも変わってないだとぉ〜っ……⁉︎

進んだと思われた場所でまたしても全く同じ関係性が続いてます。
いや〜ここまでくると正に伝統芸能的な。
ただし、恋愛関係抜きで言えば仕事での関係性は進展している。
新人漫画家を新たに小野寺に任せる高野。
この辺の、漫画作品の見極めに対する高野や小野寺の向き合い方、そこはお仕事BLとしての面白みはありつつ、私のような「世界一」信者ではない読者には非常に皮肉な物言いに読めてしまう。
ストーリーの進め方に一家言ある雑誌編集長。
なら「中村春菊」はどうなのか。
読者が納得・喜ぶ物語は描けていますか?
編集者と読者の視点や読んだ時の感情をよくわかった上で、まだ無限ループを繰り返しているのか、と。
ここ読んで完全に確信犯かよ、と感じました。
または現実として終わらせてもらえないのか?…と思ったね。
コアな信者じゃない私がこんな事言うと悪いのかな、と思っちゃうけど…言っちゃうよ。

9

羽鳥の場合、横澤の場合もあるよ!

小説がメインの羽鳥カプと横澤カプの話もある!ひよもいるよー!
そして私の大好きな雪木佐は相変わらずのラブラブでエッチ担当だし、表紙裏も雪木佐の話でめちゃくちゃ嬉しかった。
話の内容というより、いろんなカプのファンに喜ばれる1冊でした。
はあ、雪名は今回もカッコよかったです。

さてメインの小野寺くんですが。もうお互いの気持ちはわかってるから結婚まで秒読み段階ですよね。
今回も売り言葉に買い言葉、素直になれない律っちゃんらしい展開でした。
どうして君はそんなにチョロいんだ。そこも含めて高野さんは好きなんだろうけどね。
今回の高野さん、終始機嫌良さげじゃないですか?律っちゃんの気持ちが自分に向いてる自信からですかね?
次巻くらいで律っちゃん、告白して最終回をむかえるんじゃないかとドキドキしてます。
まだこの作品(というか雪木佐)がみたいので、まだ終わって欲しくない。この世界が好き。
雪名が社会人になって木佐さんと結婚するまで続いて欲しい!

2

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP