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表題作世界一初恋 ~横澤隆史の場合 2~

桐嶋禅
看板漫画雑誌ジャプン編集長でヒットメーカー
横澤隆史
丸川の暴れ熊と呼ばれる強面の営業マン28

その他の収録作品

  • comicside
  • あとがき(中村春菊)
  • あとがき(藤崎都)

あらすじ

親友の高野政宗への報われない恋心に決着をつけ、丸川書店ジャプン編集部の敏腕編集長・桐嶋禅と付き合い始めた営業部所属の横澤隆史ですが…?

(出版社より)

作品情報

作品名
世界一初恋 ~横澤隆史の場合 2~
著者
藤崎都 
イラスト
中村春菊 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
世界一初恋~小野寺律の場合~
発売日
ISBN
9784041004531
3.7

(41)

(17)

萌々

(11)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
11
得点
145
評価数
41
平均
3.7 / 5
神率
41.5%

レビュー投稿数11

地味にギクシャク…

藤崎都さんがあとがきで「まさか二冊目が出ることになるとは」と書いているぐらいなので、当初このシリーズは1冊で終わる予定だったらしい。
だからかな、前作と比べてテンション低く感じた。
確かに一応もうカップルになっている以上、「小野寺律の場合」のような二人のせめぎ合いはないし、ドキドキ感は薄くなる。
それにこのカップルは仕事が忙しいし、子供はいるしで、それほどイチャイチャしそうもないし…

今回は、桐嶋さんの誕生日SSと、桐嶋さんが地味に嫉妬して二人がギクシャクする話、そしてcomicside 。
桐嶋さんの嫉妬のしかたは妙にネチネチしてて、私もこんな感じなんだよなぁとヘンなところに感心。
しちゃまずいと思ってるから、逆に嫌味な言い方をして墓穴を掘る。

そうは言っても、さすが桐嶋さん!、最後の方のやりとりは恰好よかったです。
二人が共に歩む未来を感じさせました。
そうなんだよね、横澤の心の中から高野が完全には消えないのと同様に、桐嶋さんの心の中も亡き妻のことは絶対に消えない。
だからこそ、この二人なら一緒に生きていける。
今後、もっともっと、いろんな邪魔やもめ事が起ころうとも…

0

桐嶋への親近感が湧く2巻

 前巻では、余裕と包容力を持ち合わせた出来る編集、でも家に帰れば子煩悩なパパ、として描かれていた桐嶋ですが、本作ではまた別の面を見せてくれます。「ヤキモチ焼きは大歓迎だ」と言っていた彼ですが、横澤さんが書店員の女の子に惚れられたのをきっかけに、拗ねてしまいます。また、中村先生の漫画では、日和と横澤さんがお揃いの指輪を買ったことにふくれっ面…。2巻で横澤さんが、自分は桐嶋のことを何も知らない、と言っていたように、前巻では明かされなかった桐嶋の過去や、横澤さんに惚れた切欠、意外と子どもっぽい側面も見られて、より桐嶋への親近感がわきました。「恋愛がこんなに大変なもんだって、この年になって思いだすことになるとはな」…このセリフにぐっときました。

 エロ度は少なめ、とあります。たしかに絡みのシーンは1回きりしかないです。しかし、受けが一方的に受けるのではなく、お互いに挑発し合いながらヤってるところが凄く良かったです。

1

桐嶋の誕生日

 桐嶋の誕生日に、横澤は、桐嶋のキーケースが壊れたのを知り、彼にキーケースをプレゼントするのですが、すでに桐嶋も同じものを買ってしまっていたのです。

 無理に同じものを受け取らせる桐嶋ですが、おそろいのものをつけることで、よりCPらしくなった感じでした。「照れるなって」という桐嶋に、「照れてねえ!」と本気になって反論する横澤さんは、実は受け体質だったのかな?

 いくつかエピソードがあるのですが、一番心に残ったのは、横澤が風邪を引いたシーンです。風邪を引いてだるい横澤を桐嶋が問い詰めると、可愛い答えを返すものだからと、そのままキスしてしまうあたりは本当に手加減がない。横澤にちょっとだけお大事にと思ってしまいました。(笑)

1

3巻も発売されたというのに、ようやくの2巻です。
律っちゃんの方は相変わらず、一歩進んで二歩下がる状態ですが
こっちは安定してますな(*´∀`*)ホノボノがイイ。
とはいえ、前回の横澤さんが、受とはいえなんだか「暴れグマ」というには
なんだか乙女だなぁ~・・・どーなのよ。と思ってしまったが
故に読みとどまってました。
が、今回相変わらずの可愛さで良かったです。
なんだかんだで高野さん忘れて、カップルしてるのが微笑ましい。
安心して読めるとはこのこと。
もう少しエロスを!といったら怒られそうなので
この辺で。
3巻も近いうちに読めたらいいなぁ

2

もっとデレの部分増やしてストライキ決行

2巻目。まさかの続編との声がありますがこれ、続編なかったらなんだか未消化的な・・・
やっぱりツンデレの指名はデレの部分で私達を悶えさせて頂くことでは!?
まだデレが足りない。きっと攻様・桐嶋編集長もそう思われているのではないかと思います。
暴れ熊といわれている受様・横澤ですが中身はおかんです。
もう、横澤さんが女性だったら、どこかの夫婦のお話を読んでいるのでは?と思ってしまいます。
可愛い娘がいて、料理上手な奥さんがいて、可愛いペットがいて、ちょいイジワルだけど懐の大きい優しい旦那さまがいて(しかもかっこいい)~あああ。
これで横澤さんが床上手でデレを遺憾なく発揮してくだされば理想の夫婦生活ですよ!
桐嶋さんが横澤さんを好きなった理由がちょっと弱い気がしましたが恋とはそんなものか。
3巻はほんと何回も言いますがデレお願いしますよ!満載で。
折角娘が1週間も外泊しているというのに喧嘩してる場合じゃないですよ。
もっと、イチャイチャデレデレしてください!懐を許した熊がここまで可愛いのかと悶えたいです。

3

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