電子限定描き下ろし付き
前作で「あ~はい神作」と全面的降伏(≒幸福)状態で☆5つ付けたので、それを超えてくることはないだろうな、って思ってました。
だからこそ、ついつい積読して発売後1か月以上たってしまったのですが、やっぱり神作。
もぉ~参りました。
冒頭、いきなり膝枕ー!
私の好きな、下唇だけ「ちゅうっ」って吸うやつ!
土下座!ケイさん、こんな面白いとこもあるんだ?
とか思っとったら推しの祭壇あるしww
鹿スタンプー!w 情緒不安定なゴリラw
何度も腹筋を鍛えられながら読み進め、BのL部分はと言いますと…
ところどころケイさんがちゃんと嫉妬してるのイイー!
アレの練習してたというエピソードで胸がぎゅーーーんとなり(病院池
読み進めていくうちに、ケイさんはひょっとしてトモヤに「推し」って言われるのイヤだったんじゃないかな…と思ったんですよ。
でも、違いましたね。
今までの恋愛が…だったので、逆にあの執着が心地よかったんだなぁ。
前作履修済みの方、ぜひご一読ください。
<その他 良かった点>
・お米(こめ)様抱っこ!
・念願の初デート!
<こんな方にオススメ>
・ほぼ無表情の攻めがたまに見せる、微笑や嫉妬の表情を楽しみたい方
・独占欲強めの攻めがお好きな方
<注意点>
・ケイさんが多くの女性にチヤホヤされて、モブ女の無理やり接近アリ
(受け攻めともにタチの悪い女性ファンが多い。でもちょっと覆る)
・一瞬ではあるけど、ケイさんの元カレがいっぱい出てきます
2巻冒頭に1巻のあらすじがあるので、2巻から読んでも内容はわかりやすいです。
付き合い始めたケイさんとトモヤ。
コワモテなのにトモヤに嫉妬し、さらには「嫉妬されたい」と思ってしまうケイさんが可愛すぎました。
天然なトモヤに翻弄されるコワモテ攻め…最高の組み合わせです。
トモヤはケイさんを神のように崇めているので、これまで嫉妬の概念がなかった?ように見えますが、ライブ中にケイさんがファンのうちわを見て微笑んだ場面で、思わず嫉妬してしまうところが本当に可愛かったです。
合間合間に挟まれるトモヤの変な一面にも笑わされました。
特に「情緒不安定なゴリラ」が好きです。
甘さも笑いも詰まった1冊でした。
えち展開:4回
うおおぉ… さ、最高だった…!萌えた〜!
前作を読み終えた時点で、このCPの先をもっと見てみたい気持ちでいっぱいになってしまっていたものですから、続編発売が本当にうれしいです!
読みどころはあげ始めたらキリがないくらいなのですけれど…
今巻最大の見どころは、やはりにょきにょきと育ったお互いへの独占欲とケイという人物の掘り下げかなと思います。
当て馬登場やピリッとしたいざこざは起こらず、自然な流れで前作で曖昧だった点を掘り下げながら、恋人同士の仲はより親密になっていく。
「恋人同士になった2人の続編といえば」の定番にはあまり当てはまらないようなアプローチが非常に新鮮でした。
なんというか、攻めの中で無意識にじわじわと大きくなっていく、受けに対してのクソでか感情や執着ってたまらないものがありますよね!
心から自分を慕ってくれている、愛らしくてたまらない年下の恋人の素直さとまぶしさと頑張りを日々ドカっと浴びて、自分の過去と今の気持ちに静かに向き合うケイがすーーーっごく人間くさくて良かったです。
ケイは本当にトモヤのことが大好きでかわいくて仕方がないんだなあ。
トモヤから見たケイはずっと完璧でかっこいい人なのだろうけれど、今作ではケイの年上の余裕のなさや嫉妬がたっぷりと見られたのも読み手的にはグッときました。
それにしても、あの色気のある三白眼でもっと欲しがってほしいなんて言われたらそりゃあ…ですよね…!クーッ!
一見すると素っ気なさそうな口調なのに、彼の内面を知れば知るほど甘い口調に感じるケイマジックに魅力されっぱなしでした。
一方のトモヤも、人生最大の推しであり恋人のケイに対しての感情が変化していきます。
一貫してケイのことを愛してやまないトモヤですが、独占欲を知ってさらに魅力的な子になりましたね。
ころころと変化する表情が終始かわいらしくて、こんな素直でかわいい子から真っ直ぐに気持ちを向けられたらたまったもんじゃないですよね。
ほど良い笑いを交えてアイドルのキラキラした部分もしっかりと見せながら、ノンストレスで恋人たちの成長を見守ることができる素敵な続編だったなと思います。
ケイとトモヤはもちろん、トモヤが所属するアイドルグループ・INCITEのメンバーもとっても素敵なんですよねえ。
メンバーとのやりとりもかわいらしくて、なんだか私もケイを含めてINCITEチームの箱推しになってしまいそうです。
やっぱりナオくんは良質な沼の予感…
一巻に引き続きただただ神。
ちょっと意地悪な攻めと、健気素直受けの組み合わせが尊い。
Vライブみたいなやつとか、一巻のファンミサイン会とか、グループのボディーガードに推しがつくなど、ケーポドルみを感じるのでわかりやすい。
アナル舐め、正フェラ、騎乗位、受けの独占欲の目覚めを見られたのが大満足です。
1巻の展開も心地よいテンポ進んで最高の終わり方をしていたので、続きが見られる嬉しさとこれ以上どう展開するんだ?という気持ちもありましたが、もう本当に素晴らしい!続編ものでここまで面白い作品は、なかなかないと思います。ラブラブのその先の感情、自分の知らなかった自分の感情に気づく瞬間というのは、なんぼあってもいいですからね。かもめ先生、素敵な二人を生み出していただきありがとうございます!!
